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二章 勇者誕生
2-04 DPK
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いっけね、今日はネカフェなんだった。三時間なんてあっちゅーまだ。何かチャットしかしてない気もするけど、一応レベルも上がったし、もういいか? それとも延長するか?
そんなしょうもないことで悩んでるいと、机の端で光ってるスマホに気が付いた。着信だった。誰からだ? 自慢じゃないが、俺の連絡帳の登録件数は片手の指で足りる。おかんに三門、それに倉田さん……は、この間無理やり登録させられた(笑)。あと、ああ、白銀の番号はマジで消されてたな。それを消した張本人が……スマホを手に取ってディスプレイを確認する。そこには《小金沢》と表示されていた。
ここ数日間が思い起こされる。ゲーム機を貸してくれたり、一緒にプレイしたり、小金沢には本当に感謝してる。けど……なんでネカフェのこと黙ってたんだ? 正直少し腹も立って、昨日はギクシャクした感じを残してアイツん家を出てきてしまった。
それもあって今日、電話が掛ってくるかもしれないとは思っていた。つーか、よく掛けてきたよな。少なくとも俺はまだ不信感が拭えてないし、こんなんで電話を折り返す気になんてなれない。
手にしたスマホを机に置き直した。
とにかく今は、やっと《ラストワン》についての取っ掛かりが出てきたんだ。それに《DPK》についても調べなきゃだし。
「ちょっち休憩」
ドリンクバーに行き飲み物を選ぶ。この店の中はやけに寒いのでホットコーヒーにした。自動で注がれる若干の待ち時間、室内を何気に見渡してみる。ネカフェってとこは個室に基本こもりきりなので、外に出てる人はほとんどいない。たまにマンガを取りに来たり、トイレやドリンクバーに出るくらいだろう。
それにしては、さっきからゲーム棚のコーナーに突っ立ってるガキ、あれは何してるんだ? 個室に戻るついでに様子を見てみると、どうやらファ―ワールドの前に立っているようだった。棚にあった30箱すべてが空になっている。おいおい、まさかこれ待ってんのか? すげえ根性だな。ただ突っ立ってても誰が返しにくるでもないだろう。
何を思ったか、俺はその子にファーワールドを渡すことにした。どうせ後はネットサーフィンだけだしな。
「あ、ありがとう!!!」
少年はエライ感謝して何度も頭を下げていた。会話ひとつない空間なので、二人だけやけに目立ってしまった。まあ、受付のお姉さんとドリバにいた客に注目されただけだが、ちょっと恥ずい。今日はカニを助けたりガキに感謝されたり、おかしな日だ。
気を取り直してネットで《DPK》をググってみる。たぶんこれは略称のはずだ。っと、検索結果が表示された。相当数あるが、とりあえず元のプレイヤー名は《ドロップポップナイト》ってことがすぐ分かった。へえ、マジか、ゲームの一プレイヤーがwikiに載ってるよ。これってwikiが凄いのか、このプレイヤーが凄いのか?
――――――――――
【Drop Pop Knight:ドロップポップナイト】
《Drop Pop Knight》は、オンラインゲーム《Far World》のプレイヤーネームである。ゲーム中や各記事でも《DPK》と表記されることが一般的になっている。
戦闘職は剣士で、剣と盾を装備したナイトスタイル(騎士)にこだわりがみえる。鎧を含め、全身銀色の装備で統一されている。
ギルド《白騎士》の現ギルドマスターであり、このゲームにギルドシステムが追加されたのはDPKの戦術が大きく影響したことは有名な話である。また、それは大型イベント《ラストワン》へのギルドルールの採用にも起因している。
加えて同イベントで“最後の二人”に残った実績などから、一部のキングプレイヤーを除き非常に有名なプレイヤーとなっている。
リアルユーザー情報は一切非公開。
1.来歴
DPKの登場は思いのほか最近で、このゲームに現れたのは二年前と言われている。つい昨年のラストワンで一躍脚光を浴びることになった。それまでのDPKはチームプレイでの評価のみ高かったが、ラストワンで最後の二人となったことで個人スキルの高さも評価された。
チームプレイについては、もともとソロプレイ主体だったこのゲームに“編隊”と“役割”を持ったプレイヤーの集合となる擬似チーム戦術を取り入れたことが始まりである。PK(プレイヤーキル)の多かったこのゲームに、初めて秩序をもたらした者としても評されている。
チーム戦術は他プレイヤーにも瞬く間に広がり、それは“ポップ現象”とまで呼ばれ、急きょ運営側がギルドシステムを数か月かけて導入したほどである。
その後、ギルド白騎士の初期メンバーとなる。当時はサブマスターで、現在はギルドマスターとなっている。
また、ラストワンでの実績を経て最前線プレイヤーに加わり、現在は第六フィールド《火の山》を攻略中。
2.所属ギルド
《白騎士》は、このゲームで最初に作られたギルドで、結成当初は“戦士”、“剣士”、“騎馬”のみで構成されたまさに騎士団であった。
立ち上げ時のギルドマスターは《キラー》(騎馬)で、このプレイヤーもラストワンでは“最後の三人”に残るほどの実力者である。大会後しばらくして白騎士を脱退。ギルドマスターをDPKに移した。サブマスターには《クランベリーシーフ》(盗賊)が加わり、この頃からギルド内に様々な職種が見られるようになった。
3.イベント実績
DPKは小さなイベントでの参加実績はなく、昨年のラストワンから突如として現れた。
同イベントでは“最後の二人”という実績を残している。“ラストワン(最後の一人)”は《カスケード》(戦士)で、“最後の三人”はキラー(騎馬)であった。ギルド白騎士からは上位二名を輩出するという好成績を残している。
下馬評からの優勝候補だった二人に対し、DPKは全くのダークホースだった。これほどの短期間で結果を出せたのは、他に類をみないチーム戦術と秀でた戦闘スキルだったと評されている。
――――――――――
……って、待て待て! 《キラー》って確か、小金沢の兄貴のキャラ名じゃなかったか!? いや、でもあれは全身真っ黒だったな。単に同名のプレイヤーってこともあるか。そうさ、リンクを辿ればすぐに分るはずだ……って、リンクがあるってことは、コイツもwikiに載ってるのか!
――――――――――
【キラー】
キラーは、オンラインゲーム《Far World》のプレイヤーネームである。
戦闘職は騎士(騎馬スタイル)で、パワーと機動性を兼ね備え、単騎で複数体を駆逐することを得意としている。全身を黒い鎧で堅め、さらに馬は大型の黒馬に跨っている。
ギルド《三黒》のギルドマスターである。三黒とは己と馬と黒槍(ユニークアイテム“羅漢”)を指している。メンバー数はごく少数。
数々のイベント実績を持つが、直近では昨年の《ラストワン》で“最後の三人”に残っている。また、《Far World》の創成期からのプレイヤーで、初のギルド《白騎士》のギルドマスターとなったが、同イベント後に脱退、新たにギルド《三黒》を設立した。
リアルユーザー情報は男性ということだけ分っている。
――――――――――
途中まで読んで確信した。ここに書かれてる《キラー》って奴は、小金沢の兄貴に間違いない。しかも、“最後の三人”ってことは、つまり三位ってことだよな。なら今年は確実に優勝を狙ってくるはずだ。それこそ死に物狂いで……
いや、優勝とか、関係ねぇだろ俺なんか。けど、なにか引っ掛かるな。昨日、小金沢に対して感じた不信感……まさか、この件と絡んじゃいないよな。アイツだって全然こんなイベント知らなかったんだ。
なのに……なんだこの違和感。そういや小金沢と兄貴って、聞いてたほど仲は悪くなかったように思えた。
考えを追い立てるように今度はカニハルの言葉が頭に浮かんだ。「人前でそのイベントのこと喋らん方がいいで」……って、小金沢の前じゃ散々喋っちまってたろ!
つまりは、そういうことなのか?
腹の中で何か変なものが逆流してきているのが分かった。確証も何もないのに誰かを疑っている自分への嫌悪。だけどそれは、一度イメージしてしまうと決して拭うことはできない負の感情だ。そんな時、ネットのリンクでさらに嫌なものを見つけてしまった。
“ラストワンが引き起こした事件について >>”
そんなしょうもないことで悩んでるいと、机の端で光ってるスマホに気が付いた。着信だった。誰からだ? 自慢じゃないが、俺の連絡帳の登録件数は片手の指で足りる。おかんに三門、それに倉田さん……は、この間無理やり登録させられた(笑)。あと、ああ、白銀の番号はマジで消されてたな。それを消した張本人が……スマホを手に取ってディスプレイを確認する。そこには《小金沢》と表示されていた。
ここ数日間が思い起こされる。ゲーム機を貸してくれたり、一緒にプレイしたり、小金沢には本当に感謝してる。けど……なんでネカフェのこと黙ってたんだ? 正直少し腹も立って、昨日はギクシャクした感じを残してアイツん家を出てきてしまった。
それもあって今日、電話が掛ってくるかもしれないとは思っていた。つーか、よく掛けてきたよな。少なくとも俺はまだ不信感が拭えてないし、こんなんで電話を折り返す気になんてなれない。
手にしたスマホを机に置き直した。
とにかく今は、やっと《ラストワン》についての取っ掛かりが出てきたんだ。それに《DPK》についても調べなきゃだし。
「ちょっち休憩」
ドリンクバーに行き飲み物を選ぶ。この店の中はやけに寒いのでホットコーヒーにした。自動で注がれる若干の待ち時間、室内を何気に見渡してみる。ネカフェってとこは個室に基本こもりきりなので、外に出てる人はほとんどいない。たまにマンガを取りに来たり、トイレやドリンクバーに出るくらいだろう。
それにしては、さっきからゲーム棚のコーナーに突っ立ってるガキ、あれは何してるんだ? 個室に戻るついでに様子を見てみると、どうやらファ―ワールドの前に立っているようだった。棚にあった30箱すべてが空になっている。おいおい、まさかこれ待ってんのか? すげえ根性だな。ただ突っ立ってても誰が返しにくるでもないだろう。
何を思ったか、俺はその子にファーワールドを渡すことにした。どうせ後はネットサーフィンだけだしな。
「あ、ありがとう!!!」
少年はエライ感謝して何度も頭を下げていた。会話ひとつない空間なので、二人だけやけに目立ってしまった。まあ、受付のお姉さんとドリバにいた客に注目されただけだが、ちょっと恥ずい。今日はカニを助けたりガキに感謝されたり、おかしな日だ。
気を取り直してネットで《DPK》をググってみる。たぶんこれは略称のはずだ。っと、検索結果が表示された。相当数あるが、とりあえず元のプレイヤー名は《ドロップポップナイト》ってことがすぐ分かった。へえ、マジか、ゲームの一プレイヤーがwikiに載ってるよ。これってwikiが凄いのか、このプレイヤーが凄いのか?
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【Drop Pop Knight:ドロップポップナイト】
《Drop Pop Knight》は、オンラインゲーム《Far World》のプレイヤーネームである。ゲーム中や各記事でも《DPK》と表記されることが一般的になっている。
戦闘職は剣士で、剣と盾を装備したナイトスタイル(騎士)にこだわりがみえる。鎧を含め、全身銀色の装備で統一されている。
ギルド《白騎士》の現ギルドマスターであり、このゲームにギルドシステムが追加されたのはDPKの戦術が大きく影響したことは有名な話である。また、それは大型イベント《ラストワン》へのギルドルールの採用にも起因している。
加えて同イベントで“最後の二人”に残った実績などから、一部のキングプレイヤーを除き非常に有名なプレイヤーとなっている。
リアルユーザー情報は一切非公開。
1.来歴
DPKの登場は思いのほか最近で、このゲームに現れたのは二年前と言われている。つい昨年のラストワンで一躍脚光を浴びることになった。それまでのDPKはチームプレイでの評価のみ高かったが、ラストワンで最後の二人となったことで個人スキルの高さも評価された。
チームプレイについては、もともとソロプレイ主体だったこのゲームに“編隊”と“役割”を持ったプレイヤーの集合となる擬似チーム戦術を取り入れたことが始まりである。PK(プレイヤーキル)の多かったこのゲームに、初めて秩序をもたらした者としても評されている。
チーム戦術は他プレイヤーにも瞬く間に広がり、それは“ポップ現象”とまで呼ばれ、急きょ運営側がギルドシステムを数か月かけて導入したほどである。
その後、ギルド白騎士の初期メンバーとなる。当時はサブマスターで、現在はギルドマスターとなっている。
また、ラストワンでの実績を経て最前線プレイヤーに加わり、現在は第六フィールド《火の山》を攻略中。
2.所属ギルド
《白騎士》は、このゲームで最初に作られたギルドで、結成当初は“戦士”、“剣士”、“騎馬”のみで構成されたまさに騎士団であった。
立ち上げ時のギルドマスターは《キラー》(騎馬)で、このプレイヤーもラストワンでは“最後の三人”に残るほどの実力者である。大会後しばらくして白騎士を脱退。ギルドマスターをDPKに移した。サブマスターには《クランベリーシーフ》(盗賊)が加わり、この頃からギルド内に様々な職種が見られるようになった。
3.イベント実績
DPKは小さなイベントでの参加実績はなく、昨年のラストワンから突如として現れた。
同イベントでは“最後の二人”という実績を残している。“ラストワン(最後の一人)”は《カスケード》(戦士)で、“最後の三人”はキラー(騎馬)であった。ギルド白騎士からは上位二名を輩出するという好成績を残している。
下馬評からの優勝候補だった二人に対し、DPKは全くのダークホースだった。これほどの短期間で結果を出せたのは、他に類をみないチーム戦術と秀でた戦闘スキルだったと評されている。
――――――――――
……って、待て待て! 《キラー》って確か、小金沢の兄貴のキャラ名じゃなかったか!? いや、でもあれは全身真っ黒だったな。単に同名のプレイヤーってこともあるか。そうさ、リンクを辿ればすぐに分るはずだ……って、リンクがあるってことは、コイツもwikiに載ってるのか!
――――――――――
【キラー】
キラーは、オンラインゲーム《Far World》のプレイヤーネームである。
戦闘職は騎士(騎馬スタイル)で、パワーと機動性を兼ね備え、単騎で複数体を駆逐することを得意としている。全身を黒い鎧で堅め、さらに馬は大型の黒馬に跨っている。
ギルド《三黒》のギルドマスターである。三黒とは己と馬と黒槍(ユニークアイテム“羅漢”)を指している。メンバー数はごく少数。
数々のイベント実績を持つが、直近では昨年の《ラストワン》で“最後の三人”に残っている。また、《Far World》の創成期からのプレイヤーで、初のギルド《白騎士》のギルドマスターとなったが、同イベント後に脱退、新たにギルド《三黒》を設立した。
リアルユーザー情報は男性ということだけ分っている。
――――――――――
途中まで読んで確信した。ここに書かれてる《キラー》って奴は、小金沢の兄貴に間違いない。しかも、“最後の三人”ってことは、つまり三位ってことだよな。なら今年は確実に優勝を狙ってくるはずだ。それこそ死に物狂いで……
いや、優勝とか、関係ねぇだろ俺なんか。けど、なにか引っ掛かるな。昨日、小金沢に対して感じた不信感……まさか、この件と絡んじゃいないよな。アイツだって全然こんなイベント知らなかったんだ。
なのに……なんだこの違和感。そういや小金沢と兄貴って、聞いてたほど仲は悪くなかったように思えた。
考えを追い立てるように今度はカニハルの言葉が頭に浮かんだ。「人前でそのイベントのこと喋らん方がいいで」……って、小金沢の前じゃ散々喋っちまってたろ!
つまりは、そういうことなのか?
腹の中で何か変なものが逆流してきているのが分かった。確証も何もないのに誰かを疑っている自分への嫌悪。だけどそれは、一度イメージしてしまうと決して拭うことはできない負の感情だ。そんな時、ネットのリンクでさらに嫌なものを見つけてしまった。
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