モナ・リザ新たなる出発[2024.02.12完結]

鏡子 (きょうこ)

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第23章 革命

因果応報

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目には目をの本当の意味

2015/05/08 11:12

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今日は、自分の愚かさを恥じたことがありました。

目には目を、刃には刃をは、
やったらやり返せって意味だと思っていましたが、そうじゃないんですね。

表記すら、間違っていました。

正しくは、
目には目を
歯には歯を

です。

これの本当の意味を分かり易く解説して下さっているブログを見つけ、とても感動したので転写させて頂きます。


※以下、転写文



 誰でも知っているこの言葉。ハンムラビ法典や旧約新約両聖書に出てきます。
 現代の私たちは、これを「やられたらやり返せ」というような意味で使っていますが、原典はそのような意味ではありません。
 だいたい日本語訳があまりよろしくない。原文に忠実に訳すと「目には目で、歯には歯で」となるはずです。
 ですから、「目をつぶされた報復には目をつぶせ、歯を折られた報復には歯を折れ」なんていう過激なニュアンスではなく、「目をつぶしてしまった罪には自らの目で償う」「歯を折ってしまった罪には自らの歯で償う」という感じでしょうか。
 つまり同害報復の法というより、過度な報復を防ぐための法なのです。「倍返しとかダメだよ」と。
 ハンムラビ法典は約4000年前のバビロニアの法典です。4000年前に、すでにこのような、争いの拡大を防ぐ知恵があったことは、ある意味驚きに値しますね。
 それを「やられたらやり返せ」と理解しているなんて、まあ人類は随分とお馬鹿になったものです(苦笑)。
 そして、さらにこの言葉(知恵)を発展させたのがブッダやイエスですね。
 ブッダはこう語ったと言います。法句経から引用します。

「私をののしった、私を笑った、私を打ったと思う者には、怨みは鎮まることがない。怨みは怨みによって果たされず、忍を行じてのみ、よく怨みを解くことを得る。これ不変の真理なり」

 つまり「我慢せよ」ということです。怨み合戦は拡大再生産ですからね。どちらかがどこかで我慢しなければ、永遠に収まりません。
 このブッダの言葉を引用して「我慢」して見せたのがスリランカです。サンフランシスコ講和会議の席上、スリランカの大蔵大臣ジャヤワルダナはこの言葉を演説に使い、日本に対する賠償請求権を放棄しました。
 一方イエスもまた、彼らしい言葉で恨みの再生産を断ち切る術を提案しました。新約聖書から引用します。

「あなたがたも聞いているとおり、『目には目で、歯には歯で』と命じられている。しかし、私は言っておこう。悪人に報復してはならない。誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬も差し出しなさい」

 いかにもイエスらしいですね。私はイエスは仏教の影響を受けていると考えています(こちら参照)。イエスの教えはブッダの教えの上を行こうとしている感じを強く受けます。そういう意味でやや極論に走る傾向が強い。
 これなんかも、ただ「我慢せよ」「忘れなさい」ではなく、「もっとやらせなさい」という感じすらする。お釈迦様からすると「なぜ相手にさらに悪をなさしめるのか」ということになりそうですね。
 しかし、こうしたレトリックというかある種の物語性が、人々の共感を生んだことも事実であり、その点、イエスは非常に演出に長けた宗教家であったとも言えそうです。釈迦の教えはある意味科学的すぎて、なかなか理解されませんでしたからね。
 いずれにせよ、今の日本の状況、あるいは日本を取り巻く状況を考えると、「目には目を、歯には歯を」という言葉の真意と、そこから発展した先人の知恵を、今一度味わってみる必要がありそうです。




2020.03.31  追記

目には目を

歯には歯を

「目をつぶされた報復には目をつぶせ、歯を折られた報復には歯を折れ」なんていう過激なニュアンスではなく、「目をつぶしてしまった罪には自らの目で償う」「歯を折ってしまった罪には自らの歯で償う」

正しい意味を再認識しました。


「目には目を

歯には歯を」を知り、

因果の法則の奥深きを知る。

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