天使の声

古いブログを、久しぶり読んでみた。

人と神と境界線を持たない人物画 2013/05/10 10:04

ベールを被った宮廷夫人と呼ばれていた絵には、人物画としての扱いを受けてはいたが、幾つか、神に繋がる宗教的なモチーフが描かれていた。


人と神との境界線を、バシッと引いていた当時の世の中には、決して受け入れられることが出来ない、赦されることなき価値観の絵画だったのである。時のローマ教皇をはじめとした、当時のキリスト教の権力者に、反感を抱かれた絵であったことは
想像にあまりある。


未来永劫、その絵が、宗教として扱われることのないよう、権力を握る宗教家達や、世に権力を振りかざす貴族達は、智恵を振り絞って


ベールを被った宮廷夫人に、一個人名を付けたタイトルを与えようじゃないか！
そういう試みがされた。


当時のメディチ家のお抱え芸術家だったヴァザーリに、未来に遺る書物を書くようにと、権力者達から指示があった。



レオナルドには、依頼は受けたが、そのままだったり、途中で描くのを辞めた絵画が、幾つかあった。そのなかの一人が
ジョコンダ夫人である。



権力者の企みにより
そうやって
人と神の境界線を持たない、名もなき
、一女性像は



モナリザ(ラ・ジョコンダ)と、タイトルを変えられたのである。








チャネリング、はずれていたら
ごめなさい。



私のブログは
証拠や証明が難しい内容ばかりになると思われるので



もしかしたら、そうなのかな？みたいな感覚で読んで頂けたら嬉しいです。