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ラロックの聖母
『ラロックの聖母』弟子が、そんな小細工みたいな絵を描いたというのか?
しおりを挟むリッタの聖母
『ラロックの聖母』は、オリジナル感がなさ過ぎる。
構図が同じだけでない。
赤ちゃんそのものが、
まる写しされ(模写されて)いるような印象を受ける。
いくらなんでも、
まる写しするのはバレバレだから、聖母は表現は、
『岩窟の聖母』を模した。
赤ちゃんの表現の仕方においては、それぞれの絵において、個性や拘りがあり、態勢や表情も異なる。
ラロックの聖母は、
リッタの聖母の赤ちゃんと、まるっきり同じスタイル。
もう一人の赤ちゃんは、
聖アンナと聖母子を模している。
レオナルドは、同じような絵を数枚描くことで知られているが、
1つの作品に、別の作品の要素を組み合わせているような絵は、記憶にない。
本当に、レオナルド工房の作品なのか?
弟子が、師匠の絵をパズルみたいに組み合わせ、絵を描いたというのか?
そんな小細工みたいな絵を
弟子が描くだろうか?
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