クズとグラブジャムン

水無月

文字の大きさ
上 下
13 / 29

▶一緒に入る  ▷入らない

しおりを挟む



「一人で入れるってえぇーーーッ」
「いいじゃねえか。汗流して飯にしようぜ」

 たしかに水浴びしたように汗だくだ。シャワーを浴びてスッキリするのはやぶさかではない。
 ……ここが我が家なら、の話。

「着替え持っていてないんだって。バスタオルも」
「俺の服着りゃいいだろ? 早く脱げ。このダサい服」

 汗で貼りつく服を没収される。

「三日連続で人の服を悪く言うな! いいやつなんだぞそれ。なんと、暗いところで光るんだ」
「子ども用のパジャマであったな、そんなの……。三日連続で地獄みたいな服を着てくるんじゃねえ」

 あっという間に全裸にされ、首元に貼っていたガーゼも取られる。

「キスマークをいちいち隠すな」
「隠すに決まっているだろ! 弟に見られたとき、死のうかと思ったぞ」

 消えてきたらまた付けてやるって、と笑いながら言われ、殴ろうかと真剣に考えた。

「なんで男二人でシャワーなんだよ。狭いし……」

 ぶつくさぼやいていると伸一郎も脱ぎ出す。
 さらけ出された裸体に目が釘付けになる。
 視線に気づいた伸一郎が顔だけで振り向く。目が合うとニヤリと口角が上がる。

「何見てんだよ。スケベ」
「……あ。ごめん。かっこよくて、つい」

 素直な感想に伸一郎が一瞬真顔になる。

「いい度胸だ」

 背中を押され、広くない浴室に並んで入る。

「椅子に座れ。洗ってやるよ」
「洗える。自分で! 洗える!」

 浴室なので声がよく反響する。自分でもうるさいと思う。
 うるさいくらい抗議するも聞いていない、聞く気もない男はシャワーの温度を確認している。

「ちょっと熱いか? こんなもんか。ほら。座れって。なに突っ立ってんだ」
「やだってば!」
「風呂場で暴れると危険だぞ」
「……」

 全裸で救急車を呼ばれたくない。
 藤行はこれまたきれいになったお風呂の椅子に尻を落とす。背後に回った男をきっと睨む。

「へ、変なことするなよ?」
「へえ? 変なことって?」
「……分かってて言ってるだろ」

 しゅわーとあたたかい水が足元からかけられる。背中、頭と流れていき、状況は不本意だがすごく気持ちいい。

「ああ~」
「へっ。だらしねえ顔」

 シャンプーを手のひらに出し、泡立て、藤行のギリ結べそうな髪を洗う。

「伸ばしてんのか?」
「ん?」
「髪」

 泡まみれの自分の毛先を摘む。

「伸ばしてるって言うか……。鬱陶しくなるまで伸ばしてる。散髪行くの苦手でさ……」
「そういうもんか。どうせなら腰まで伸ばせよ」
「なんで?」
「藤行のロングヘアを見たいからに決まってるだろ」
「……」

 さっきから恥ずかしい事ばっかり言う。
 むっと口を曲げるが、嫌ではない自分がいる。

「似合うかな?」
「知らん」
「自分で言っといて、あんたなぁ……」

 呆れていると伸一郎が立ち上がる。

「泡流すから、耳と目、塞いどけ」
「ん」

 言われた通り瞼を下ろし、耳を手で塞ぐ。
 シャワーの音しか聞こえない。

「――――」

 伸一郎は確かに言葉を発したが、水音にかき消された。
 きゅっと蛇口をひねる。
 お湯が止まると目を開け、手を離す。

「はあ。さっぱりしたあ~」

 掃除のあとはすぐに風呂に入るに限る。
 さっぱりしたことで機嫌が良くなった藤行は明るく提案する。

「交代しよう。次は俺が洗ってやるよ」
「その前にお前の身体も洗ってやるよ。念入りに、な」

 こんなゾッとする笑みは初めて見たかもしれない。夏の、風呂場なのに、寒い。
 口を開けて青くなっている藤行に構わず、ボディーソープを手に出す。
 固まっている場合ではないと腰を浮かせる。

「あの。ちょ、タイム! タンマタンマ!」
「ああ? お前観念したんじゃねえの?」
「した覚えないけど? 身体は自分で洗う! くすぐったいの本当に無理、俺」
「敏感だもんな。くねくねしてるお前エロくてすげーいいぜ? 自信持てよ」

 そんな励まし方されたの初めてだ。

「伸一郎さん。マジで……。ほら、俺が頭洗ってあげるから」
「今度な」

 手首を掴まれ、ぐいっと引き寄せられる。滑らない風呂場でなかったらめちゃくちゃ暴れている自信がある。

「……あの、あの」
「あんまり暴れるなよ? 転んで頭でも打ってみろ。この部屋事故物件になっちまう」

 何を言えばこの場から逃げられるか頭を回していると腰を掴まれる。

「ひいっ」

 服がない分、よりくすぐったい。

「そこ触らないで」
「どこから洗ってほしい?」

 聞いちゃいねえ。
 これは逃げられないと悟り、腕を持ち上げる。
 震えた声が出た。

「う、腕から、とか……?」
「ほーん」

 身体の向きを変えられ、バックハグされる。背中に直に触れる伸一郎の逞しい胸筋に、心臓が爆走する。血液が新幹線のように駆けまわりかなり熱い。
 前に突き出した右腕を、ぬめりを帯びた手がするーっと滑っていく。

「あああ! 無理くすぐった……なんでスポンジ使わないの⁉」
「色気のない声を出すな。お前の声は好きだけど。スポンジなんぞ使ったらお前の肌に触れないだろうが」
「……っうう」

 肘、手首と擦られ、恋人つなぎのように指の間も洗われる。手を重ねてより分かる。男としての矜持をへし折られそうな伸一郎の手の大きさ。正直、この時点で頭から湯気が出そうだった。くるっと手のひらを上にされ、手のひらの中心を爪先でくすぐられると跳ねた。

「ああっ! そこ! ……そこは駄目」

 手を振り払うも、弱点を教えただけとなる。

「へええ? 手のひらで感じるのか」
「ひええぇ! ちょっと」

 がっちり手首を握りしめられ、五指でゆるく引っ掻かれる。

「ああっ、ちょ。駄目、んんっ。いや」
「はっ。全裸でビクビクしちゃって。いい眺めだぜ?」

 楽しそうな笑い声に腹が立ってくる。

「でもこれだと声は聴けても表情を堪能できねぇな。どうすりゃいいと思う?」
「風呂出て飯にすればいいと思う!」

 ブチギレ一歩手前で言い返すも、話聞かない男はボトルの頭を数回カシャカシャと押す。

「ま、いいか。風呂場でいい感じに反響するし。今は声だけで我慢してやるよ」
「え? 何? え? ――ひゃああああっ」

 近所迷惑顧みず大声を出した。
 ぬるぬるの手が、胸と腹に擦りつけられたからだ。片方の手は胸の突起の上を滑り、もう片方の手が臍を撫でて股間へと落ちていく。

「ああっ! 無理無理。くすぐったいやだァ!」

 反響した自分の声が鼓膜にキーンと突き刺さる。伸一郎もうるさそうに顔をしかめるが手は離さない。

「うっっるせえなぁ……。耳が馬鹿になんだろ。黙って喘いでいろ」
「どういうこと⁉」

 ほどよい声量で、と言うことなのだろうが言うとおりにするのは癪だ。このまま叫んでいたらやめてくれるかも、と思ったがその前に喉が潰れる。
 親指と人差し指で乳首をこねられ、右手は足の付け根部分を撫でる。

「ひいっ、い! いやっ。やだやだ。ンッ、あ、ああ」
「どっちで感じてる? 胸か足か」
「あ、あんんっ、知らな……はあ、んやあ、胸、引っ掻、かないで、んう」
「おお、イイ感じイイ感じ。エロい声出てきたじゃん。その調子で頼む」

 む、むかつく……。
 耳元で爆音を出してやりたいが……
 胸を遊び終えた手が、脇の下に潜り込む。

(そこは!)

 肋骨を撫でるように指を動かされ、身体は大きく跳ねる。

「いやだって! そこ……ん、あ、あぁああっ。だめ、そこはっ。あん、アァ」

 逃れようと身を捩るも、伸一郎の目を楽しませるだけだった。
 太ももを撫でていた手がするりと移動し、藤行のソレをやわやわと握る。

「ヒッ――。ばかっ。そんなとこ触っ、あ」
「洗ってやってんだろ? 感謝しろ」

 玉をゆるゆるとくすぐられ、ソレを握った手が上下に動く。あまりの快感に脳がびりびりと震える。

「あ、はあ……う、う、あ、はあ、あぁ」
「摩擦が無いと普通に触るより気持ちいいだろ? 次はローションでやろうな?」

 勝手に予約されるも言い返すことが出来ない。口から出るのはここ数日でよく耳にするようになった自分の嬌声。それを更に絞り出さんと、赤くなった首筋も撫でられる。
 びくびくっと背中が震えた。

「……はあ、はあ……うあっ、はあ……んあ」
「どんな顔してる?」
(見るな!)

 思いも虚しく顎を掴まれ、上から顔を覗き込まれる。

「とろけてんじゃん」
「うるっ、さい……。禿げろ」

 腰の辺りに固いものが触れる。
 彼のモノだと、理解したくなかった。

「あの、なんか。あっ、当たってる……」
「お前の声でこうなってんだろ。よし。一発イっとくか」

 何を思ったのかシャワーを取ると勢いよくお湯を出す。泡を流すのだろう。やっと解放されるとぼうっとした頭で眺めていると、シャワーヘッドを股間に押し当てられた。

「んひえっ」

 噴き出すお湯が性器を叩いていく。ぞわぞわした刺激が走り、足を閉じようとする。
 しかし後ろから足先で脚を左右に開かれ、更に彼の膝が割り込んでくる。
 足を閉じられなくなり、ソレを守るものはなくなった。
 温かいお湯が存分にかけられ、びくんびくんと藤行は跳ねる。

「あんっ、ああ、やらあ、ん、ンッ」
「いいね。もっと踊れよ」

 膝を突き上げられ、乳首を強めに引っ張られる。

「ひぎっ! ……いや、いたい……ああ」
「そんなエロい顔で言われても説得力ねーよ。藤行ちゃん」
「ああんっ」

 かりっと肩を噛まれる。振りほどこうと身を捩るも、もう立っているのがやっとだ。

「はあ……はあ……」

 がくんと項垂れる。のぼせそうだ。
 シャワーは時たま角度を変えて、零れた蜜を流していく。洗い流されてもお湯が触れる刺激で蜜は次から次に先端から溢れ出る。

 じゅわあああああ……

「んっ、ひぐっ、ひいっ」

 お湯と快感が藤行を責め立て、ソレが反りあがっていく。

「おーおー。立ってきた立ってきた」
「ああ……やだっ、イキそ……」

 身体がぶるっと震えたところで、急にお湯が止められた。

 ぴちょんと、湯気で覆われた浴室に水音が響く。

「……へ?」
「まだイくなよ?」

 シャワーを元の位置に戻すと、両手で胸を揉まれる。

「わああ! 馬鹿あ」
「ははっ。イく前も感度高くなるよな」

 もみもみと胸を揉まれ、吐精できなかったもどかしさと甘い刺激に頭が変になりそうだった。

「ンッ、あっ、やだ。胸はヤダ」
「そう言うなって。胸でもイけるようになっておけばお得じゃん? 俺が」

 オモチャを自分好みにカスタマイズしようとする、子どものように無邪気な声。
 剥がそうと伸一郎の手首に手を添えるが、動かない。ただでさえ力では敵わないのにこんな力の入らない状態で勝てるはずもない。

「あん、あんっ。も、もまない、で……う、あん」
「おいおい。涎垂れてんぞ? 垂らすのは蜜くらいにしておけよ」

 左右の乳首を同時に摘まれ、がくんと足から力が抜けた。

「あ……」
「おっと。限界か。ま、楽しかったぜ」

 片腕で抱きとめられ、そっと椅子に座らされる。
 ホッとしたのも束の間。顎を撫でられ、耳元で囁かれる。

「どうする? イかせてやろうか? それとも、自分でヤるか?」

 この男はどこまで……
 悪態をつく元気のない藤行は、力なくふるふると濡れた髪を左右に振るしかない。

「いや……。どっちも、いや」
「ああん? 選ぶまで風呂から出れねえぞ? いいのかよ」

 すいっと背中を指でなぞられ、びくんとのけ反る。

「あ……っ! はあ、やだ……背中は……ぁあ」
「ほーら。どうすんだ?」

 尾てい骨まで下がった指が上昇してくる。面白いように肩が跳ねる。

「あ! あ。いやっ。やめて! んっ、あうっ」

 言うまで背中で遊ぶようだ。到底我慢できそうにない。
 ぎゅっと下唇を噛むと、藤行はのろのろと尻を動かし、この場の支配者と向き合う形で座る。
 どっしりあぐらをかいている伸一郎と数秒見つめ合ったのち、両足を開き自ら股間を晒した。

「あ、あ……」
「ん? どうした?」

 にやにやと笑っている。あくまで藤行自身に言わせたいようだ。

「い、……」

 一度強く目を閉じ、そっと開く。

「イか、せて……」
「そうか。俺はこのまま眺めていても良かったが、藤行が頼むのなら仕方ねえな」

 お湯を出し、シャワーヘッドを近づける。

「んっ! ああ、あ、はああ」
「手が邪魔だ。後ろで組んどけ」

 何の抵抗もなく、言われた通りに腕を後ろに回す。

「はあ、あ、んん。きもち、いい……」
「ううん。いい眺めだ。尻穴の拡張もしなきゃいけねえし。まだまだ遊べそうだな」

 シャワーを近づけたり離されたりされ、変化する刺激に耐えられない。寸止めされていたこともあり、簡単にイってしまう。

「はあ――ああ、ああぁぁ」

 腰が大きく痙攣し、びゅくびゅくと白い液を放つ。
 すぐさま洗い流され、においが籠ることもない。
 疲れ切った藤行は肩で呼吸する。

「つか、れた……」
「え? 第二ラウンドするだろ?」

 下腹部から怒りが湧く。項垂れたままため息をついた。

「一人で……してろ。ボケ」
「元気そうだな。俺もすぐ洗うから待ってろよ」

 つむじにキスされ、頭を洗い出す伸一郎をぼんやり眺める。

 ――なんでこんなことに、なったんだっけ?

 これまでの穏やかな日常と違いすぎる。
 人生で関わらないだろうと思っていた人種と、がっつり関わっている自分。それどころか藤行から会いに行っている。
 掃除を最後までしないと落ち着かない。本気で落ち着かない、というのももちろんあるが――

「ん?」

 不意に伸一郎が振り向き、どきっと胸が鳴る。咄嗟に顔を背けたが心底楽しげな笑い声が降ってきた。

「どうした? 惚れたか?」
「っ……。あんた。惚れられたくないんだろ? 惚れたって言ったら、お、俺の事忘れるの?」

 意味が分からないと言いたげに首を傾げられる。自分でも何言っているんだろうとは思う。

「何? マジで惚れたのか? ドMだったのか? お前」
「もしも! の、話だよ。自意識過剰男」

 むっとして言い返すが、伸一郎は笑ったままだ。

「束縛されるのがうざいって話だ。お前は美人だし。飽きるまでは遊んでやるよ」
「その自信、どこで身につけたの?」

 やはり筋肉がつくと自信もつくのだろうか。自分の二の腕を摘んでいると、伸一郎がさっさと通り過ぎる。

「あ」

 置いていかれたと思い振り向くと、バスタオルを持って戻ってきた。ばっと広げ藤行を包み、軽々抱き上げる。

「え? なんで?」
「歩けないだろ? 運んでやるよ」

 ぱたぱたと水滴を落としながらフローリングの部屋に移動し、藤行をラグの上に座らせた。ソファーは「変なにおいがする」と怒った藤行が捨てたので、部屋が広い。

「ラグ濡れちゃうよ?」
「干せば乾くだろ。明日も晴れるって言ってたし」

 フェイスタオルで全裸のまま、藤行の髪を拭いてくれる。

「っ、いいよ。先に拭きなよ。風邪引くよ。伸一郎さん」
「風邪引いたことねぇ」
「……」

 この男のことは心配するだけ無駄かもしれない。

 退屈だろうと、テレビをつけてくれた。
 昔、夢中で見ていたドラマの再放送がやっていた。時代劇、である。

「おお。懐かしい」
「アニメ以外も見るんだな」
「今はそんなに興味ないけど、チャンバラとか好きだったんだよ」

 しばし黙ってテレビを見つめる。伸一郎はあくびしながらも一応眺めている。

「着物で戦うから素足とかフンドシが見れてお得だよな」
「時代劇をそんな目で見るな」
「俺は水戸黄門とか好きだったな。初代の仙人みたいなやつ」
「……あんたいくつだよ」

 あきれ顔で振り返ると目が合いそうになり、すぐにテレビに向き直る。

「セフレの一人が時代劇マニアでな。第一話を一緒に見たんだよ。で、身体も拭いてやろうか?」
「自分で拭く!」

 タオルを引っ手繰る。
 自分も身体を拭きに脱衣所へ行く伸一郎の背中を見て、ぽつりとこぼす。

「やっぱ、セフレいるんだ……」
「ああ。いるぜ」
「! 聞こえてた? セフレって、セックスできる友人ってこと、だった、よね? セフレを確保しておかないといけないほど、そんなに性欲持て余してるの?」

 伸一郎が雑に髪を拭くもんだから、水滴が飛び散る。

「セックスは好きだが。セフレの大多数は「セフレでもいいから」って言ってきた奴ばかりだぜ?」
「そんなに伸一郎さんに魅力あるかなぁ?」
「……」

 素直に思ったことを言いすぎたらしく、フェイスタオルで身体をめちゃくちゃに拭かれた。

「あ、やだ。ごめんなさいごめんなさい! いやあ。くすぐったいくすぐったいぃいい」
「てめー。調子こきやがって」

 子どものようなはしゃぎ声がアパートに響いた。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

ある王様の話

BL / 連載中 24h.ポイント:63pt お気に入り:11

そのうさぎ、支配者につき

BL / 完結 24h.ポイント:134pt お気に入り:1,542

ぼっちの学校改革計画

青春 / 連載中 24h.ポイント:85pt お気に入り:3

学校の人気者は陰キャくんが大好き 

BL / 連載中 24h.ポイント:782pt お気に入り:27

主人公にはなりません

BL / 完結 24h.ポイント:305pt お気に入り:644

悪役令嬢は、友の多幸を望むのか

恋愛 / 完結 24h.ポイント:738pt お気に入り:37

令嬢スロート

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,668pt お気に入り:61

ソシャゲやりすぎて頭イカレたん?

339
BL / 連載中 24h.ポイント:99pt お気に入り:68

アマテラスの力を継ぐ者【第一記】

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:411pt お気に入り:6

処理中です...