訳あり能力者 妖能の彩華 (彩華は謎の組織からの依頼により、ドラゴン等と対決をする。)

ヨシオ ヤマモト

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3G WV社支局破壊

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 G-1  WV社の画策 YAを傘下にと画策
 G-2  ジョーのプログラム
 G-3  WV社支局破壊 YAが雑務屋WV社の支局を破壊
 G-4  鉱山崩落 
 G-5  宍道湖温泉 喧嘩


 G-1 WV社の画策

国連傘下の有る組織内で、そこの局長とWV社の部長が話している。
「YAグループを、私共の下に付けられませんかね?」
「あそこは、高校生が数人のグループだったな?」
「その様です。裏組織が有るとの噂ですが、その事実は有りません。」
組織内の話が変わった。暫くして、彩華達の事務所に、手紙が届いた。
YAグループが、WV社の傘下に付く様に、との命令書だった。
「山雅さん、WV社の傘下に付く様にと、命令が来たんだけど。」
「命令される覚えは無い、それを聞く義務も無い。仕事は中止だ。」
彩華は祥生に相談の上、固定電話も携帯電話も、停めてしまった。
「局長、YAグループと連絡が取れません。」
「局長命令は出したか?」
「  一応出しましたが、あの命令は、法的には無理が有りますよ。」
「何故そうなる。うちの下請けだろうが?」
「下請けは、うちの組織では有りません。契約はして居りますが?」
その局長は青くなった。WVの言い分に、全く疑問を持っていなかった。

彩華も祥生も、今度の命令に、胡散臭いものを感じている。
仕事が欲しいのなら目を瞑るのだろうが、このグループには無理だ。
祥生は、改めてセキュリティを強化した。
信頼性が上がった為、緩めていたのだが、元に戻した。
「彩華、ちょうどいいわ、何処かへ旅行しようか?」
「そうだね、最近どこも行って居ないからね、皆んな喜ぶわ。」
彩華は皆んなにメールを送った。
「 エジプト辺りに行って見ようか?  チチカカ湖は真冬だし。」
「又、飛行機事故は起こらないだろうね?」
「同じ事が起こるとは思えない。彩華、皆んなに連絡を頼む。」
彩華は再び、皆んなにメールを送った。
「久し振りの旅行だわ。あまり行けない所だから、楽しみだね?」
数日後、皆んなは、エジプト行きの飛行機の中に居た。
「前は、スフィンクスしか見られなかった。今度はピラミッドだね?」
これは、彩菜の希望だ。
「暑いかも知れないけど、一度は見て置きたい所だね?」
彩華も感想を言う。
五日程その辺りで過して、皆んなは日本へ帰って来た。


 G-2  ジョーのプログラム

ある日、ジョーから電話が掛かった。
「システムは出来た。詳細をメールで送る。」
「分かった、同じシステムを導入する。一日待って。」
次の日、祥生側のシステムが出来た。
「やあジョー、システムが出来たんだけど、起動をさせて見ようか?」
二人はお互いのシステムを起動する。相手の顔が写った。
「顔がよく見えるな?  メールや電話とは、臨場感が違う。」
「ジョーは、何処まで理解出来た?  基礎の出来具合で進め方が違う。」
「大分解ったけど、まだ不足だ。」
ジョーは、中々素直だった。本来の性質は分からないが、上達は早かった。今迄、半年程の講習だが、普通のハイスクール生より、かなりの実力が付いている。
彩華も彩菜も、時間がある時は、祥生の側で講義を聞いている。

その夜、父親がジョーに尋ねた。最近珍しく、息子が何かをやっている。
「ジョー、最近テレビ電話で何をしている?」
「プログラムの勉強を少しね?」
「そんなもの、誰に習っているんだ?」
「祥生だよ。」
「祥生って誰だ?」
「パーティで会っただろう?  山香ヨシオ氏だよ。」
「あのプログラム解説の著者か?」
「そうだよ。あれは只者では無い。この前、基礎から叩き込まれた。」
「講師としてはどうだ?」
「あんなに、分かりやすい講義は無いよ。」
「そうすると、あの本の人気も本物だな?」
「本物だよ。あの時喧嘩した奴等にも、あの本で俺が講義をしている。」
ジョーの仲間達は、少々拗ねているが、完全には落ちていない。
それだから、ジョーもプログラムを教えたりしている。
「祥生、プログラムの講義を頼まれるのだが、構わないだろうか?」
「君がやる分には、構わないと思うよ。」
その時、側で話を聞いていた彩華が、祥生に頼んだ。
「山雅さん、私達にも、ちゃんと教えてくれるかな?」
「彩菜も一緒に教えるか?  分からない所は、彩華が教えてやって。」
「わかった、それでいい。彩菜に伝えて置くわ。」
彩華は、家に帰って彩菜に伝えた。その時、彩菜が尋ねた。
「亜香里も、連れて行って良いのかな?」
「亜香里ちゃんも、プログラムに興味が有るの?」
「興味も有るらしいけど、最近は、プログラムの授業も有るからね?」
「そうだった。私達の時代と違うんだった。山雅さんは大丈夫だよ。」
彩華は、その旨、祥生に連絡をして置いた。
祥生は、週に二回ほど、皆んなが揃う日に講義をする。


 G-3  WV社支局破壊

「山雅さん、SSSから、携帯電話に緊急連絡が有った。」
祥生は、彩華から電話を代わった。
「山雅ですが、何か有りましたか?  今は休業中ですが?」
「今回は済みませんでした。当方のミスで御迷惑を掛けました。」
「ちょうど良い機会でしたので、休業にして、旅行に行っていました。」
「お恥ずかしい話ですが、元に戻しました。宜しくお願い致します。」

SSSから、組織を戻した事を聞いたWV社が動いた。そこは、雑務が本職なのだが、その上層部が色気を出した。危機処理も、やる気になった。
少し前から、彩華や祥生のグループを、窺っていたのは、この組織の密動部隊だ。
しかし、祥生が既に調べて居た事は、彼らは知らない。祥生は、窺っている奴を辿って、その元を探った。
「前から窺っていた奴等を確定した。WV社だ。」
「WV社って、雑務処理の会社でしょう?」
「そうだ、SSSの中で、雑務を担当している。SSSの何でも屋だ。」
彩華に、祥生が解説している。
その組織は、YAグループを欲しがった為、今回の計画を誘導した。
しかし、肝心のグループが動かなくなった。そこの専務は密動部隊にある指示を出した。YAグループに失敗をさせ、収入を枯渇させる作戦に出た。いわゆる兵糧攻めだ。その専務は、YAグループに裏組織は無い。と断定を下した。彩華達には、裏組織こそ無かったが、仕事の失敗は難しかった。
「前から、WV社が邪魔をして来る。我々の失敗を誘導している。」
「何の為なのよ?  WVには関係無いでしょう?」
彩華が、祥生に疑問を述べる。
「兵糧攻めを狙っている。我々を吸収する為だ。」
三度ばかり、実際に邪魔をしようとしたのだが、その度に失敗した。
祥生は、その組織の密動部隊を、逆監視していたのだ。祥生は、密動部隊のアジトも、その本社も特定している。
「今日から二日間、仕事は休むよ。土日だから、ちょうと良い。」
「何をするのよ?」
「この前から、ちょっかいを掛けて居る奴を、脅しに行く。」
彩華に祥生が説明している。
今迄に窺われたり、邪魔された現場は、3ヶ所や5ヶ所ではない。相手は雑務会社と見て、最近までは、あまり問題にしていなかった。
二日後、その密動部隊のアジトに、忍者姿の少年と少女が現れた。
「騒がないでね?  直ぐ終るから。」
「何を勝手な事を言いやがる?  踏み潰すぞ。」
そいつは、近くの少女に掴み掛かった。しかし、するりと躱された。
次は、別の少女に殴り掛かる。少女は、その腕を取り、背負で放る。
「畜生!」
他の男も殴り掛かったが、やっぱり放り投げられた。
「こんな物か?」
IT 機器をイジっで居た少年が、そう言って腰を上げた。
セキュリティを、どう突破されたのか解らなかったが、YAグループの資料も、他の仕事の資料も、全て抜かれてしまった。今回は、密動舞台が所属する支社のみが潰された。
「こんな物で良いか。メモリー機器も全て壊したから、当分は動けないだろう。」
十数人の職員も居たのだが、少女達に制圧され、為す術もなかった。
その破壊に至る状況と全データーは、SSSの上層部に預けられた。


 G-4  鉱山崩落

「山雅さん大変だよ。鉱山が、昨日の地震で崩壊した。」
「場所は何処だ?」
「山陰の山口辺りらしい。昨日の地震も、あっちの方だったし。」
「皆行けるか?  鉱山の崩壊なら危ない。今晩にも出たい。」
「了解。車の用意は頼むわね。」
彩華は、行ける者を集めている。今は午後の三時、急げば今晩の作業に間に合う。彩華姉妹は大丈夫として、後は亜香里だ。
亜香里は、彩華姉妹と行動を共にする、と言う条件で親の承諾を得た。
彩華は、組織に車の手配を頼んだ。五時には、こっちに着ける。
「山雅さん、皆んな家に揃ったよ。」
彩華の連絡を受けて、祥生が組織の車で、その場所に着くと、彩華達は、既に待っていた。
「行くよ。今から出ると九時には着く。」
それから、最短コースで中国道に出る。後三時間、車は高速道を走る。

山口の現場に着いたのは、ちょうど夜の九時になった。
「彩菜と亜香里、様子をそれとなく聞いて見て。」
「分かった。近くの人の振りをして聞いて見る。亜香里、行くよ。」
彩菜や亜香里が聞いた様子では、自然の洞窟だが、銀が出ると言う噂が有って、調査員が入っていた。崩れた現場より奥の方なので、命は大丈夫と思うが、良くは分からない。地上から見ると、十メートル程の凹みが出来ている。しかし、内部の様子は分からなかった。
「このまま崩れていると、底は20メートル以上の巾が有る。」
「丁度20米ぐらいだよ。」
妖視で現場を見て居た、彩華が言う。
夜も遅くなり、夜食をしたり休憩したりで、人が途切れる時がある。
その時を狙って、四人は穴に潜り込んだ。現場は、入り口から大分奥だ。
「彩華まず入ってみてくれ。」
「分かった。入るよ。」
彩華の妖力は、40メートルの穴を空けられる。
「これなら大丈夫だな、余裕は有るな?」
「大丈夫。充分過ぎる。」
彩華は、範囲内の物体を妖力で消去出来る。範囲は半径が20米。直径にして、40メートルである。その範囲の穴を空けられる。長さはそのままで、巾を縮める事も出来る。ただ、穴を空けた能力者が、その儘そこに居なければ、上からの土砂で埋る。これは、基礎能力でも同じだ。
能力者が、その場にいる限りは、上からの土砂や岩は、そこに留まる。
「懐中電灯は禁止。穴を見られる訳にはいかない。」
一同は、暗視ゴーグルを付け、被害者を探した。被害者達は20米ほど奥に固まって居た。
彩菜と亜香里は、一人ずつ誘導する。
「暗いですが、手を引きますから、付いてきて下さい。」
「明かりは無いのですか?」
「車へ帰れば有るでしょうが、穴が安定して居る間に、出たいのです。」
「これで全部ですね。土砂に埋まった人は居ませんか?」
取り敢えず、被害者五人を、穴から20メートル程の所に運んだ。
「穴を塞ぐよ。」
彩華が囁やき、身体を外へ退く。土砂が崩れてくる。これで元に戻った。
助け出した穴は、出来るだけ凸凹を造っていたのだが、違和感が残るかも知れない。それだから、尚更見せる訳にいかない。この前から、組織に鉄骨を用意して貰っている。それを瓦礫に混ぜて置く。如何にもそれを使った如く。勿論、組織にも使った様に報告している。
「穴が塞がってしまった。危ないところだったね?」
彩華は、被害者達に、聞こえる様に喋っている。
「洞窟の外に運ぶぞ。」
祥生が二人の手を引き、後の三人は一人ずつ誘導する。
「助かって良かった。愚図愚図して居たら、また塞がるところだった。僕達は先を急ぎますので、ここで失礼しますが、休憩所まで行けますね?」
「担当者を呼びます。お礼もしていないし、少々待って下さい。」
「急に、この仕事を挟みましたので、後が気になるので失礼します。」
彩華達四人は、急いでそこを離れた。
色々と尋ねられるのは、分かって居るので、それを避ける為でも有った。


 G-5  宍道湖温泉

「今回は、瞬間移動は必要無かったね?」
「あれをやると、記憶消去等も要るし面倒だからね。今回は助かった。」
「だけど、あれも再々はやれないよ。見えないとは言え、突然穴が空いたんだから、疑問を持たれるよ。回数が少なければ、都市伝説で済むだろうけど。」
「そうだな、瞬間移動や記憶操作と混ぜてやろう。」
「何処かに泊まって、美味しい物でも食べようよ。」
「それでは、宍道湖にしよう。有名な温泉も有るから。」
温泉宿の近くに遊技場の通りが有った。食事の後、皆んなで遊技場通りへ出掛けた。
一通り廻って帰路に着く。そこで酔っぱらいの兄ちゃん達とすれ違った。
「ネエチャン、俺達と遊ぼうよ。」
「間に合ってるよ。仲間同士遊んでね?」
「そこのネエチャン達、二人余ってるじゃないか?」
男の一人が、彩菜に手を伸ばした。彩菜はその手を取り、腰投げで放る。
他の男が亜香里にも手を出した。その男も亜香里に背負いをかけられた。
そこへ、男達の仲間も加わり、シッチャカメッチャカだ。
男達が増えたので彩華も参戦する。祥生は、スマホを持って眺めている。
「山雅さんも手伝いなさいよ。」
「三人居れば大丈夫だよ。僕は動画を撮るのが忙しい。」
「もう、ものぐさなんだから?」
男の一人が祥生に向かう。
「お前は何をしている?  女に任せて見物か?」
「そうだよ。楽でいいよ。」
「女に任せて、男が怠けて居ちゃ駄目だぞ。俺が相手をしてやる。」
「それは、ご苦労さんだね?」
その男が祥生を掴む。祥生は相手をしない。男は祥生の顔を殴った。しかし祥生は、顔をヒョイと避けただけだ。男は本気で殴った。そこで初めて祥生が動いた。と言っても、足を払っただけだが、男の体は宙に浮く。
「あんたの相手は、あっちだよ。」
男が後ろを向くと、立っている奴が居ない。
「あかん。逃げろ。」
男達は、慌てて逃げて行った。
「山雅さんも働きなさいよ。私達に任せて居ないで。」
「僕も一人手伝ったよ。」
ちょっと待ってと、祥生はジュースを買って来る。
「これでも飲んで、気を落ち着けて。」
「もう。」
皆んな、ジュースを飲んで帰途に付く。泊まった宿は、もう直ぐだ。
もう少しで宿と言う時、又、違う連中に絡まれた。今度は大学生らしい。
「おい君達、そんな男は捨てて置いて、俺らと遊ぼうよ。」
「又か、あんた達も酔ってるの?」
「いや、飲んで居ないよ。男が一人じゃ、つまらないだろう。」
「別に、つまらなくは無いから、そこを退いてくれる?」
「何を突っ張ってるんだ?  喧嘩を売ってるのか?」
相手をしていた彩華が祥生を見る。そして、相手の男達を指差している。
どうやら、今度は、祥生が働けと言っている様だ。
「しようが無い。今度は僕が引き受ける。君達、僕が相手をするわ。」
「何を粋がってやがる。弱い奴は引っ込んでいろ。」
「ふーん、女の子しか相手に出来ないのか?」
それを聞いて、横の奴が殴って来た。祥生は、ヒョイとよける。今度は、別の奴が殴ってくる。祥生は、それもよけたが、そいつの足を、ちょんと払った。そいつは宙に浮く。そして背中から地に落ちた。
それからも、次々と殴り掛かって来る。しかし、どれも空振りで有る。
怒った男の一人が、胸元を捉えに来る。そして背負いを掛けた。
祥生は宙に浮いたが、相手の頭を支えにして、足から地に降りた。
「畜生。馬鹿にしやがって。」
今度は怒って、回し蹴りを放つ。祥生は、相手の足を腕だけで止めた。
「そろそろ、止めた方がいいよ。警察が来る頃だよ。」
「ヤバい、ここを離れるぞ。」
そいつ等は、慌てて逃げて行った。
「なんだ、終わってしまった。もう少し、山雅さんの働きを、見たかったのに。」
「私達も良く働いた。宿に帰って、もう一杯、お茶を飲もうよ。」
亜香里は、祥生の働きを初めて見た。
「山雅さんは、凄いね?」
「まあ、我々の能力の大元だからね?」
「そう言う事だったのですか?」
亜香里は、しきりに感心をしている。
「しかし、一度に二回も構われたのは、初めてだね?」
「山雅さんは、何処へ行っても、そうだもの。」
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