訳あり能力者 芙蓉儚の幽能力世界 (ハカナは国連傘下組織の依頼により、普通では解決困難な事件を担当する。)

ヨシオ ヤマモト

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2K 迷宮の想念

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 K-1  儚の昔 儚と仁美が不良と喧嘩
 K-2  迷宮の想念 行方不明者の捜索 想念の解除
 K-3  夢カコ再々、、、   儚、仁美、賀生の三人と喧嘩
 K-4  大学入試
 K-5  夢の相手 相原と喧嘩

 
 K-1  儚の昔

儚と仁美は、お茶を飲む為駅前に行く。そんな時、声を掛けた奴が居た。
「おっ、儚じゃ無いか、 久し振りだな?」
「えーっと、どちらさん?」
「もう忘れたか?  中学の時に会ってるだろうが?」
そう言えば、微かに記憶が有る。君に興味が有るとか、言って来た奴が居た。
その時は、丁重に断った筈だが、すっかり忘れて居た。
「それで何か用事なの?」
「冷たい言い方だな?  久し振りにお茶を飲もう。」
「今日は無理だよ。友達がいるからね?」
「友達も一緒に来てくれ。女は多い方がいい。」
その男は、三年ばかり見ない内に、随分と雰囲気が変わった。
「いや、やめて置くよ。沢山男が居るじゃ無い?」
「大人しく言ってる内に、言う事を聞け!」
全部で七人か、大した人数では無いな?  儚は喧嘩の算段をしていた。
「おい、行くぞ。」
「じゃあ、又。私達は他へ行くわね?」
「お前たちも行くんだよ。ぐずぐず言わずに来い。」
「冗談!そんな、むさい男ばっかりとは、付き合えないわよ。」
「やかましい、付いてこい。」
男の一人が儚の腕を取った。仁美にも手を出して来る。儚はその腕を引き離した。
仁美も、腕を振り払った。
「言う事を聞かないと、酷い事になるぞ。」
そこへ、向こうから、一人の男が現れた。
「儚、良くもててるな?  仁美も一緒か?」
「もて過ぎて困っているのよ。山臥さん助けてよ。」
「助けるのは男達の方だよ。気を付けて下さいよ。その子達は強いですよ。」
「お前等、何を勝手に喋ってやがる?」
男達は、無視されて怒ったのか、嘉紀に殴り掛かった。嘉紀は、微かに身を避ける。
「儚、仁美、出番だよ。僕が取ってしまうよ。」
「もう、分かったわよ。仁美、始めよう。」
儚と仁美は顔も可愛く、一見すると大人しやかだ。それが、嘉紀の声で動き始めた。儚が、持たれた手を引きながら、足払いを掛けた。男の足が地を離れた。
「ぎゃっ。」
仁美は、掛かって来る奴の腕を取り背負いを掛ける。そいつも吹っ飛んだ。
「ぐっふー。」
「先輩お願いします。」
奴等は、少し歳上の男に頼んでいる。
先輩と言われた奴は、儚に向かう。しかし、儚に取っては他の奴と変わらない。
「少し痛いかも知れないけど、御免ね?」
儚は、そう言いながら背負いで放る。その先輩も宙に舞う。
「先輩方、この子達はお転婆だから、酷い事になりますよ。」
嘉紀が、男達に解説している。奴等は、コソコソと路地裏へ消えた。

「山臥さん、今頃何処へ行くのよ。」
儚が嘉紀に尋ねた。
「本屋に行こうと歩いていると、何か騒いでいるので、覗きに来た。」
「もう、とんだくたびれ儲けだよ。」
「じゃ、三人でお茶でも飲もうか? 働いたから喉が乾いただらう。」
「じゃ、山臥さんの奢りだね?」


 K-2  迷宮の想念

「いよいよ帰るか?  寂しいのう。」
「さすがに、もう帰らなければ、国の者も心配しますので。」
そこは、洞窟の中に有る宮殿で、男は、きらびやかな女人と話している。
「致し方無かろうのう、この三ヶ月は、楽しかったぞよ。」
「有り難う御座いました。私めも、楽しゅう御座いました。」
「寂しくなるのう。」

そもそもの起こりは、洞窟に入って、一週間も出て来ない人達が居た事だ。
三•四日分の水と食べ物は、持って居たのだが、そろそろ水も切れる。そこで儚たちに捜索依頼が有った。

儚たち三人は、一人の男を見おろしている。男は、何かに、うなされている。
「うっうー。ううー。楽しゅう御座い   うー。」
儚が、男を揺さぶっている。しかし、中々目を覚まさない。
「どうしました?  しっかりしてください。」
「やっと見つけたのにね、大丈夫かな?」
「しっかりして下さい。」
仁美も揺さぶるが、男は、まだ目を覚まさない。
「うーん。ここは何処だ?」
その時、男が起き上がった。
「あっ、気が付いた。どうしましたか?」
「姫様は、何処に居らっしゃる?  うっうう。」
男は、まだ夢の中に居る様子だ。
「しっかりしろ。ここは洞窟の中だぞ。」
嘉紀も、男に話し掛けた。
「ここは何だ、宮殿は何処だ?」
男も、まだ朦朧としていて、目先が定まらない。
「この人は、洞窟に染み付いた、幻想を見てたのね?」
と仁美が言う。
「ここも宮殿の跡じゃないかな、石の壁が、そこかしこに見えるよ。」
儚は、周囲を見廻して、昔の宮殿を想像している。
「大昔の宮殿に居た人達の想いが、染み付いて居る様ね。」
「その想いが、この冒険者の男に感応したのね?」
仁美も、この男の心を、想像していた。
「現在の我々には、信じられない様な話しだけどね?」
「私は、どうしたんですか?」
その時、男が起き上がって、儚に尋ねた。
「あっ、目が覚めましたか?」
「何だか、ぼーっとして、良く解らないんですが?」
その迷宮の想念は、規模が相当大きい。沢山の人達の思念が折り重なって居る。
それでも、自分で目を覚ました。
「今迄、妄想の中に居られた様です。」
「他の皆んなは、何処ですか?」
その男の話によると、全部で六人の男が、洞窟探検に参加した。あと五人が、何処かに居る筈だと言う。嘉紀は、儚を横に呼んで、幽視を頼んだ。こう枝道が多くては、一々歩いて探すと、時間が掛かる。
「その右の枝に二人居る。その奥に一人。この道の左に曲った所に二人居る。」
「僕は左を見るから、二人は右の枝を頼む。妙な気配を感じたら、連絡して。」
右枝の三人は、儚と仁美に任せて、嘉紀は、左に曲った洞窟を探る。
「うん?  何か見えた。あっ、宮殿の中か?」
嘉紀は、一度目を瞑り、再び目を開ける。何も無い。見えたのは一瞬だけだ。
「行方不明だった人達は、あれを見せられて居たのか?」
儚、仁美、嘉紀には、保護能力が有る為、幻惑や怨念は、ある程度は修整される。
「儚、何か解ったか?  こっちのは解った。」
「こっちも解った。やっぱり、幻覚を見せられて居た様だね?」
儚が答えている。
「しかし、この幻覚は、力が相当強い様だけど、自己保護だけで対応出来た。」
仁美も感想を述べる。
「今度の分は、地下迷宮全体の想念だからね、規模が相当大きいよ。」
「我々に、保護能力が無ければ、今度の被害者と同じになってたね?」
儚と嘉紀が話している。
「それより、あの想念を、散らして置かないと、同じ事が起こるよ。」
「そうだった。今回は、三ヶ月分を一週間で見た様だね?」
儚と仁美が、その様に言う。
これから、その想念を探り、消滅させて置かなければならない。
「今回は幽力を使おう。能力の範囲が広い上に力も強い。」
「これだけ広い範囲なら、その方が良さそうだね?」
「分かった、私は向こうから始める。」
仁美はそう言いながら、奥の方に向かう。
これから、妄念、執念、幻惑などを探り、その力を消滅させねばならない。
「そこに何か有る。近づいて幽力を放って。」
「一部逃げた。そっちで頼んだよ。」
「あっ、上に抜けた。儚、お願い。」
「山臥さん、そっちへ行った。仁美の方にも逃げたよ。」
それから、それらの全部を消滅させるのに、三時間は掛かった。
ここの想念等は、力は悪意の時より低いのだが、分布範囲が広い。それを探して潰すのに時間が掛かった。
「疲れた。今回は範囲が広かったので、大変だったね?」
「こんな事は、誰にも、信じて貰えそうに無いし、疲れただけだね?」
「仕方が無いわよ。放って置く訳にも行かなかったし。」
「今回は、三人同時に幽体機能を放射しよう。幽機能を最大規模に拡げてくれ。」
儚、仁美、嘉紀の三人は、三方向に向いた。
「幽体放射!」
「幽体放射!」
「幽体放射!」
三人が、それぞれ念射を唱える。これで幾らか、安全度が増加する。

こんな仕事は、詳しい事を誰にも言えず、有耶無耶にするしか無かった。
怨念や執念なんかの想念は、誰も真剣に捉えないであろう。
それより、儚や嘉紀の能力こそ、何とも胡散臭い能力ではある。
この能力自体、誰にも言えない。


K-3  夢カコ再々、、、、 

駅の方へ向かう途中、数人の男達とすれ違った。今日は夢とカコも居る。
儚たちは気にしなかったが、向こうの男が振り向いた。その男は、何処かへ電話をしている。そして、距離を置いて付けてくる。儚達は気付いていない。
しばらくして、駅の方から、十人あまりの男達が近付いて来た。
「夢、久し振りだな?  カコも元気にしてるか?」
「カコ、知り合いなの?」
カコの隣に居た儚が尋ねた。
「前の時の一人です。」
それを聞いた儚が、彼等に言った。
「今日は、私達と付き合っているので、遠慮してくれるかな?」
「うるさい。夢、カコ、俺達と来い。」
「嫌です。あなた達とは、もう行きません。」
「じゃ、いつが良いんだ?  日を決めろ。」
「嫌がっているのが、分からないの?  当分私達の専属だよ。」
「うるさい。皆んな、やってしまえ。」
数を当てにしたのか、随分強気な様だ。確かに、前と後の合計は十人以上になる。
どうやら、戦闘は避けられないらしい。
「仁美、二人を頼むよ。山臥さんは、後を頼むわね。」
儚は、嘉紀達に周囲を頼んでから前に廻った。その儚に攻撃して来た奴が居た。儚とは、初めての奴だ。
「おりゃっー」
空手の蹴リだ。さすがに普通の奴よりは強い。しかし儚は、難なくはじいた。
「いっやー。」
次は突きが来る。それも腕ではねる。
「先輩、ちょっと、懲らしめて下さい。」
それを聞いた、後の方に居た一人が、前に出て来た。
「中々強いようだが、武道には通用せんぞ。」
儚は、柔刀術を習得している。しかし、普段は表に出さない。
「先輩、武道をこんな事に使っちゃ駄目ですよ。」
「うるさい、こっちにも都合が有るんだ。ごちゃごちゃ言うな。」
その先輩と言われた奴は、突然廻し蹴りを掛ける。
「えやっー。」
中々鋭いが、今の儚には通用しない。いわゆる、異能が無くても対応出来る。
「強いね?  しかし、技が曇っている。私には通用しないよ。」
他の奴が、次々と襲って来るが、普通の技では、かすりもしない。
仁美の方にも、殴り掛かった。仁美は難なくよける。次は蹴りだ。これもはじく。
他の奴が組みに来た。仁美は腕を引きつつ、それを捻る。そいつは見事に転ぶ。
「先輩、そろそろ引き上げ時ですよ。警察が来ますよ。」
「引けっ!」
やっと、リーダーらしき男が、命令を出した。
「こちらはプロですからね。奥の手は、まだ有りますよ。」
奴等は、倒れた奴に手を貸して、退却して行った。
「それにしても、しつこい奴等だったね?」
「これ迄は、素人達だったからね。今度は分かったと思うけどね?」
「夢、カコ、大丈夫だな?  駅まで送るわ。」
儚と嘉紀は、かよわい者に弱い。夢達の事を、かなり気にしている。
「今度、ちょっかいを出して来たら、徹底的にやる。」
「余程、女にモテないのか、結構しつこいよね?」


 K-4  大学入試

儚と嘉紀は、久し振りにお茶を飲んでいる。
「山臥さん、そろそろ大学受験に力を入れないと、ヤバいよ。」
「そうなんだよな、分かっては居るんだけどね?」
嘉紀は、少し勉強時間を増やしたいところだが、小説とも縁が切れない。
「プログラムも勉強の途中だし、時間配分が難しい。儚は大丈夫なのか?」
「今のペースで行けば、何とか行けそう。」
「そうか、僕の方がヤバいか?  もう少し頑張って見るわ。」
「山臥さんは、何やかやと、忙し過ぎだよ。」
儚は、嘉紀の多忙を指摘する。
「仁美は、大丈夫そうだな?」
「あの子は大丈夫だよ。我々より真面目だし。」
仁美は高校入試も、三人の中で一番だった。それに一番真面目だ。
儚と嘉紀は、受ける大学が決まっている。大都市には行く積もりは無く、県内の公立大学を受験する。


 K-5  夢の相手

ある日、学校から帰りに、儚と仁美と嘉紀の三人で、お茶を飲んでいた。
偶然その店に、夢とカコに絡んだ奴が居た。
「おい、お前等だな?  夢の邪魔をしている奴は?」
「君は夢の何なんだい?」
「夢の彼氏だよ。分かっているだろう?」
「夢は、否定しているよ。」
「俺がそう思ったら、俺の物だ。」
「そんな理屈なら、なおさら手を引けないな?  今迄、何度も警告したんだが?」
「そんな事は聞いてない。今の内に手を引け。」
どうやら、今迄脅した事は、リーダーの所には届いていない。このリーダー本人を、脅して置かないと無駄らしい。
「ちょっと、外へ出てくれないか?  ここでは店に迷惑が掛かる。」
「こちらも話が有る。外へ出ろ。」
儚達三人は、レジを済ませ、先に外へ出た。
後から出てきた、奴等のリーダーらしい奴は、嘉紀に向かって脅しを掛ける。
「女二人とお前で何が出来る?  夢達から手を引けば、赦してやる。」
「やっぱり、何も話が通ってないのか?  情けないグループだ。」
相手の男達は、電話で呼んだのか、人数が十人以上に増えている。
「一発入れて置け。女達は連れて行く。」
彼らは、今迄の経緯が、全く解っていない。
その中の一人が、仁美の腕を取りに来た。仁美はそれを、はねのける。
それでも、無理やり腕を掴みに来た。もう一度避ける。別のやつが掴む。
そこで、仁美が初めて動いた。その腕を逆に掴み、背負いで放る。
儚の方にも攻撃が来る。儚は、腕を引きつけ足払いで倒す。それからは乱戦で有る。
嘉紀は、その風景を呑気に眺めている。ただ、いつでも出られる体制では有った。
「お前は行かんのか?」
「喧嘩は、余り好かないんだけどね?」
しかし、それでは脅しにならない。嘉紀も、そろそろ参戦の頃合いだ。
「仁美、休んでもいいよ。僕も出るから。」
「まだ大丈夫。」
嘉紀は、側の一人の襟を掴み、後ろへ引き倒す。次の奴は、みぞおちを蹴上げる。
他保護モードは、保護には強力だが、攻撃力が無い。儚も、自保護モードに切り替えていた。儚は、殴り掛かってきた奴を、地面に叩きつける。
「まだ来る奴は容赦しないぞ。腕の一本ぐらいは辛抱して貰うぞ。」
それでも、掛かって来る奴がいる。突然嘉紀の身体が浮いた。左右の足で二人の首を刈る。そして降りる時、別の奴のミゾオチに蹴りを入れた。そのまま、手を地面に付けて、足で別の奴に回し蹴りを放つ。リーダーにも、特別強力な当身を放った。
儚も仁美も動いている。既に三人で、殆んど倒してしまった。
「お前達は、いったい何なんだ?」
「他の奴にも、きっちり今迄の事を聞いた方がいいよ。」
それを、後ろに聞きながら、奴等は逃げて行った。

「夢とカコにも、そろそろ、話さなければならんかな?」
「そうだね、いつまでも、保護している時間が無いわね?」
「仁美から言ってくれるかな? この中で 一番新しい経験者だし。」
「そうだね、それとなく言ってみる。あの子達、案外心が通っていたらしい。」
「格闘術も習っているし、もう、やられっぱなしには、ならないだろう。」
「それでも、衝撃は無くなってる筈だけど、一応説明した方がいいわね?」
夢とカコも、高校生になった事だし、多分理解出来るであろう。
ただ、嘉紀達の仕事に関わるか否かは、自分の判断に任せる。
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