悪役令嬢は最後に笑う

みさき

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本編

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 はい! ただいま、私こと元侯爵令嬢のアリシアは魔の森です! あの騒ぎの後、すぐ馬車に乗せられ魔の森へと連れてこられました。 やったね!

 さっきと性格が違うって?

 気にするな。そんなの、作ってたに決まってるじゃない。

 念願叶って、魔の森追放ですよ!

 魔の森は、帝国との境にある魔物が闊歩する森だ。

 陽の射さない真っ暗な森は、罪人を処刑するのに使われる。1度入ったら二度と出ることは出来ないなんていわれてる。

 ふふ、私にとってこの森は庭も同然。

 むしろ、ここに追放してくれて嬉しいくらい。


 というわけで、王太子殿下には感謝を伝えなければいけませんよね?


 そんな訳で、王宮へと繋ぎましょうか。


 そもそも、腕輪を開発したのは誰かな?

 監視魔法を乗っ取るのぐらい造作もないのにね?


 おっと、つながりました。

 おー! 私がいなくなってもパーティーを続けるなんていい度胸してるよね。


「ごきげんよう! 王宮の皆様。こちらは魔の森のアリシアでごさいます。ご機嫌いかが?」

『アリシア?!』


 この声は王太子殿下だね。

 ダンス中だったかな? レイラ嬢をだいてポカンとしてますね。


「えぇ、たった今あなた方に追放されたアリシアでごさいますよ?」

『何故、魔法を使っている?!』


 あれ? 本当に知らなかったの?

「拘束の腕輪のことですか? そんなの私が開発したからに決まってるじゃないですか」

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