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脳筋女は画策する。
まさしくソレは女の武器です。
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入学式まで後二日…
クリスティーナは今、
最大のピンチを迎えている。
「お母様、無理です。」
「まさか何でもこなす。
クリスティーナにも
出来ないものがあるなんて、それも……」
私はパンジーの肩に
しがみついて一歩も動けないでいる。
「お嬢様、手を離さないと歩けませんよ。」
「ムリ、ムリ…
手を離したら転ぶ
自信しかない!!」
ハイヒール…
無縁の世界で生きてきたもんなぁ…
ファッションもパンツばっかりだったし、
ヒールもってないし……
そもそも、
足の裏で地面を踏まずに、こんな細い棒で踏みしめるなんて、出来っこない。
でも正式な場所に出るには
ヒールはドレスコードらしいし。
世の女性は
こんな物を履いて生きているなんて…
まるで初めて立った
小鹿のようにプルプル
震える私を
母が嬉しそうに
ヒールでのレッスンをする。
後二日でヒールでダンスまで踊れるようにしなくてはいけないなんて……
絶対に無理だ。
一日かけて
ハイヒールで動き回ることができた。
明日はダンスだ。
原作だと確かダンスの相手は……
ヤバッ……
私、ダンスの相手が…
いないじゃん。
原作はこうだ。
馬車で襲われたあの日
私と母は皇太子様に
ダンスの申し込みにいった帰り道だった。
純潔を疑われた私は
誰からも相手にされず
悲しんでいた時
あだ花姫、男主人公の一人
幼馴染みのデミアンに
ダンスのパートナーに申し込まれる。
デミアン、あだ花姫の中では幼い頃から
クリスティーナのことが
好きで、
「ティー」
「デミ」
と愛称で呼びあうほど
仲良しだ。
確か母の葬儀にお花とカードをくれて…
忙しさにかまけて
お礼を言うの忘れていた。
今さら、わざとらしく
お礼状と一緒にパートナーのお願いを書くわけにもいかないし……
「お母様、ダンスのパートナーは基本、誰でもいいのですよね?」
「えぇ、もちろんよ。
誰か気になる人でも見つかったのかしら?」
「はい。お母様………。」
私は母に思いついた事を
話してみる。
「なにそれ、
おもしろそう。
クリスティーナさえ
嫌じゃなかったら、
私も見に行きたいのだけれど……駄目よね?」
「本当に来てくださるのですか?
もちろん、嬉しいです。
私の肩にずっといて下さいね。その方が心強いから」
ふんっ、ふんっ
日課の腕立てふせをしながら考える。
ふんっ、ふんっ
明日でダンスを完璧に
しあげるのだと…
あだ花姫は今日も今日とて脳筋であった。
クリスティーナは今、
最大のピンチを迎えている。
「お母様、無理です。」
「まさか何でもこなす。
クリスティーナにも
出来ないものがあるなんて、それも……」
私はパンジーの肩に
しがみついて一歩も動けないでいる。
「お嬢様、手を離さないと歩けませんよ。」
「ムリ、ムリ…
手を離したら転ぶ
自信しかない!!」
ハイヒール…
無縁の世界で生きてきたもんなぁ…
ファッションもパンツばっかりだったし、
ヒールもってないし……
そもそも、
足の裏で地面を踏まずに、こんな細い棒で踏みしめるなんて、出来っこない。
でも正式な場所に出るには
ヒールはドレスコードらしいし。
世の女性は
こんな物を履いて生きているなんて…
まるで初めて立った
小鹿のようにプルプル
震える私を
母が嬉しそうに
ヒールでのレッスンをする。
後二日でヒールでダンスまで踊れるようにしなくてはいけないなんて……
絶対に無理だ。
一日かけて
ハイヒールで動き回ることができた。
明日はダンスだ。
原作だと確かダンスの相手は……
ヤバッ……
私、ダンスの相手が…
いないじゃん。
原作はこうだ。
馬車で襲われたあの日
私と母は皇太子様に
ダンスの申し込みにいった帰り道だった。
純潔を疑われた私は
誰からも相手にされず
悲しんでいた時
あだ花姫、男主人公の一人
幼馴染みのデミアンに
ダンスのパートナーに申し込まれる。
デミアン、あだ花姫の中では幼い頃から
クリスティーナのことが
好きで、
「ティー」
「デミ」
と愛称で呼びあうほど
仲良しだ。
確か母の葬儀にお花とカードをくれて…
忙しさにかまけて
お礼を言うの忘れていた。
今さら、わざとらしく
お礼状と一緒にパートナーのお願いを書くわけにもいかないし……
「お母様、ダンスのパートナーは基本、誰でもいいのですよね?」
「えぇ、もちろんよ。
誰か気になる人でも見つかったのかしら?」
「はい。お母様………。」
私は母に思いついた事を
話してみる。
「なにそれ、
おもしろそう。
クリスティーナさえ
嫌じゃなかったら、
私も見に行きたいのだけれど……駄目よね?」
「本当に来てくださるのですか?
もちろん、嬉しいです。
私の肩にずっといて下さいね。その方が心強いから」
ふんっ、ふんっ
日課の腕立てふせをしながら考える。
ふんっ、ふんっ
明日でダンスを完璧に
しあげるのだと…
あだ花姫は今日も今日とて脳筋であった。
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