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第八章 My mind.~それぞれの胸中~
伝わらなかった想い
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・・・・・
今、我が家の応接室はカオスな光景が広がっている。
ライオン父様の隣には小鳥母様、八咫烏私と白鳩殿下、向かい側にはタバサ王国のバステト王女、
アヌビス護衛騎士、そして何故か孔雀皇后陛下(ラファエル、殿下のお母様)、火の鳥おじ様と言う、錚々たる顔ぶれだ。
皇后陛下が孔雀だなんて、そして隣の火の鳥おじ様…美しすぎて直視できない。
皇后陛下が話し始める。
「タバサ王国から提案されたのですが、タバサ王国の皇族や貴族の大半が獣人だそうです。
そこで、リオン公爵家の家門の獣人と、タバサ王国の獣人の集団お見合いをしたいとのことです。」
バステト王女がため息をつく。
「神の怒りで長い寿命を与えられたのは仕方ないわ。
でも子供が一世代で一人だと、血が濃くなりすぎてしまい、それによる弊害が目立つようになってしまって…
人との交配も試みたのですが、うまくいかなくて。そこで、他の大陸の獣人同志ならと思ったのです。」
その言葉を聞いて驚いたのがおじ様だ。
「神は怒りでどうしたと言った?」
バステト王女は悪びれもなく
「長い寿命を与えたのよ。恐ろしく苦痛で長い寿命をね。」
おじ様の顔色が変わる。
「神は怒りで長い寿命を与えたわけではない。
素晴らしい種族を讃ええるため、長い寿命を与えたのだ。」
父はおじ様に尋ねる。
「では一世代に一人しか子供がもてない理由は?
それに何故、神子をつくられたのですか?」
それに対して皇后陛下が答える。
「寿命が長い種族が子まで沢山残したら、国が滅びます。
主はそれを懸念して、一世代一人としたのです。」
確かにワンチャンもネコちゃんも多産だもの…自然淘汰されない現状で、長命だったら…
人口爆発で滅亡しちゃうわ。
「神子は、天人と他族との子を称しているにすぎない。
重要なのは天命を授かっているか否かだけだ。」
殿下が
「では、私やティナは神子で、何か天命があるのですか?」
おじ様がうなずく。
「ガブリエル、君は神意の伝達者だ。
君の言葉は神の言葉だ。
そしてミカエル、君は悪と戦う者だ。
だから父は君に裁きの剣を授けた。
まさかここまで、父の意志が伝わっていなかったとは思わなかった。
まさか神子が子を作るための道具として使われているなんてここに来るまで、信じられなかったよ」
なんとなく話がつながった気がした。
「あだ花姫」では、殿下は早々と私と義兄によって殺されてしまう。
つまりガブリエルの天命がくだる前に物語から退場してしまうからだ。
「殿下、これからはビシバシ遅れを取り戻していきましょう。」
父も母もおじ様も皇后陛下すら私達の姿を見て頭を抱えていた。
今、我が家の応接室はカオスな光景が広がっている。
ライオン父様の隣には小鳥母様、八咫烏私と白鳩殿下、向かい側にはタバサ王国のバステト王女、
アヌビス護衛騎士、そして何故か孔雀皇后陛下(ラファエル、殿下のお母様)、火の鳥おじ様と言う、錚々たる顔ぶれだ。
皇后陛下が孔雀だなんて、そして隣の火の鳥おじ様…美しすぎて直視できない。
皇后陛下が話し始める。
「タバサ王国から提案されたのですが、タバサ王国の皇族や貴族の大半が獣人だそうです。
そこで、リオン公爵家の家門の獣人と、タバサ王国の獣人の集団お見合いをしたいとのことです。」
バステト王女がため息をつく。
「神の怒りで長い寿命を与えられたのは仕方ないわ。
でも子供が一世代で一人だと、血が濃くなりすぎてしまい、それによる弊害が目立つようになってしまって…
人との交配も試みたのですが、うまくいかなくて。そこで、他の大陸の獣人同志ならと思ったのです。」
その言葉を聞いて驚いたのがおじ様だ。
「神は怒りでどうしたと言った?」
バステト王女は悪びれもなく
「長い寿命を与えたのよ。恐ろしく苦痛で長い寿命をね。」
おじ様の顔色が変わる。
「神は怒りで長い寿命を与えたわけではない。
素晴らしい種族を讃ええるため、長い寿命を与えたのだ。」
父はおじ様に尋ねる。
「では一世代に一人しか子供がもてない理由は?
それに何故、神子をつくられたのですか?」
それに対して皇后陛下が答える。
「寿命が長い種族が子まで沢山残したら、国が滅びます。
主はそれを懸念して、一世代一人としたのです。」
確かにワンチャンもネコちゃんも多産だもの…自然淘汰されない現状で、長命だったら…
人口爆発で滅亡しちゃうわ。
「神子は、天人と他族との子を称しているにすぎない。
重要なのは天命を授かっているか否かだけだ。」
殿下が
「では、私やティナは神子で、何か天命があるのですか?」
おじ様がうなずく。
「ガブリエル、君は神意の伝達者だ。
君の言葉は神の言葉だ。
そしてミカエル、君は悪と戦う者だ。
だから父は君に裁きの剣を授けた。
まさかここまで、父の意志が伝わっていなかったとは思わなかった。
まさか神子が子を作るための道具として使われているなんてここに来るまで、信じられなかったよ」
なんとなく話がつながった気がした。
「あだ花姫」では、殿下は早々と私と義兄によって殺されてしまう。
つまりガブリエルの天命がくだる前に物語から退場してしまうからだ。
「殿下、これからはビシバシ遅れを取り戻していきましょう。」
父も母もおじ様も皇后陛下すら私達の姿を見て頭を抱えていた。
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