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アマテン

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1章

41 異世界転移恒例 オオエド探索①

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ガルズ、エリザベート、シーラに依頼されたすべての建材と素材を渡して、後は完成を待つだけの翔達。その夜、翔はリビングに食後のティータイムを楽しんでいるみんなに

「明日、みんなで行たいところがあるんだけど?」

「どこ行くの?」

「それは行くまで秘密かな」

「え~、教えてよ~翔~」

「そうだな~、明日行く場所は俺がずっと探してた場所で特徴的な服や家、そしてずっとほしかった

食材があるんだ。特に真保と聖はたくさんお金を持って行った方がいいよ」

翔は他の人が一目見てわかるほど上機嫌でリーシャの質問に答えた。まあそれはしょうがない、明日行く場所は翔がヴィジョンに来てからずっと探していた場所で早く行きたくてうずうずしていたから。



翌日、真保達は朝食を食べた後リビングに集まった。すでに翔はゲートをつなげて待機していた。

「じゃあ、行こうか」

そして翔達はゲートをくぐり新しい土地へと向かった。



ゲートを抜けた先はほらあなの中で、潮の香りや波の音が聞こえ木製の扉が一つ付いていた。

「この洞窟は?」

「近場にあった洞窟をちょっこと細工してゲートを置いたんだ」

アリシアが周りを見渡し翔に問いかけると、翔はこの場所について説明した。この場所は自然にできた洞窟内の何もない突き当りの場所に簡単なほらあなを作り、【ゲート】から来た人以外の人や魔物がちかづきたくなくなる【畏怖プレッシャー】、扉を隠す【同化カメレオン】【隠蔽スクリーン】、許可したもの以外が扉を開けた【ゲート】が消える【消去デリート】、魔法が再生する【再生リピート】の紋章が地面に描かれていた。



翔はユーナと手をつなぎながら、そのまま扉を開け洞窟の入口へ進んでいった。真保達は翔とユーナのあとに付いていき洞窟を抜けると、そこは海辺でだった。左手には青々とした潮の香りが漂う雄大な海が見え、右手には背の高い針葉樹エドマツ(地球でいう松の木)が植えてあり、海とエドマツの間にはきれいな砂のしかれた浜があった。



「これってまさか?」

「あっ!あれ見て真保ちゃん!」

真保がその光景に懐かしさを感じていると聖がある方向を指さしながら真保の呼び掛けた。その示す先には

「お城!てことはまさか」

質素に見えるが最高級の素材により作られた屋根、格子窓、狭間、最上部にある天守閣、最上部の屋根:大棟にある竜を模したしゃちほこ、まさに日本の城である



城に向け歩きながら翔はこの大陸について話し始めた。

「ここはメルホルン共和国の港から東部に船で約15日かかるヒノモト大陸にある大国の一つオオエド。町はあの大きな建物、城なんだけどあそこの手前にあるから」

「城ってメルトホルン城とは全然ちがうけど本当に城なの?」

「ヴィジョンではどういうかわからないけど、元居た世界ではメルトホルン城みたいなタイプは洋式、あの城のタイプは和式ていうんだ。多分このヒノモト大陸はメルトホルンとは全く違う発展をしてるはずだから面白いはず」



「うわぁー、正に古き良き日本の町風景。テレビでみた太秦映画村みたい」

「ええ、着物や下駄、かんざし、風鈴まるで昔の日本みたいね」

真保、聖の地球出身組は目を輝かせ、景色を懐かしみながら普段よりテンション高く話していた。



「全然メルトホルンとは違うわね。ここの家は同じ家の形が多くて、全体的に色が落ち着いているわ」

「そうね。それに玄関の扉も押すんじゃなくて引いて開けるみたい。それに何かしら、あの玄関にある布みたいなものは?」

アリシアはメルトホルンの街並みとオオエドの街並みを見比べ、レオナは引き戸を触ったり玄関の布を触って翔に質問した。

「あの布はのれんっていって日焼けや目隠しのために吊るされているんだ」

「カーテンみたいなもの~?」

「そう、それ!」



「なんか甘いにおいがする?なに、これ?」

「お、嬢ちゃん、飴初めて見るのか?おいしいぞ、食べてみるか?」

ユーナが屋台にある様々な動物の形をした物の似合いをかいでいた。すると屋台のおっちゃんがユーナにウサギの形をした飴を手渡した。ユーナは口に入れると

「甘くておいしい」

と満面の笑みを浮かべながら感想を述べた

「おっちゃん、ありがと。代金は?」

「いいよ、気にするな。嬢ちゃんの笑顔がお代替わりでいいからよ」

「だったら、7個分買うよ、みんな選んで」

「おっ、まいどあり!」

真保達はそれぞれすきな形を選び、口に含んだ。一気に口中に様々な果物の甘味が広がった。

その味に感激した翔達はお土産に飴を買っていった。



翔達のオオエド探索は続く
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