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1章

45 オオエド探索⑤畳、あ~畳、夢の和風建築のために

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昼食を食べた翔達は街の観光を再開した。

「次は何を見ましょうか?」

「『ひねずみ』でも見かけたんだけどヒノクニ大陸特有の家具?みたいのが欲しいんだけど?」

「それならあそこじゃない?」

アリシアが指さした場所は店先にいくつかの木材、椅子などが展示され、家と記されたのれんがかけられたれていた。ここは家具屋『瓦』ヒノクニ大陸特有の家具やた○○、しょ○○、ふ○○などを扱っている。



翔達が店内に入ると

「いらっしゃいませ,家具屋『瓦』にようこそ」

「すみません、ここに畳はおいてますか?」

「畳ですね、こちらにございます」

と店員の女性が声をかけてきた。翔は店員の女性に畳の有無を聞くと案内してくれた。



「翔、畳があるの?」

「ああ、さっき甘味処を軽くのぞいたら畳が置いていたから、家具専門店なら取扱いしてるんじゃないかと思って」

「あの感触、あの匂いをまた味わえるのね」



転移者組で話していると

「翔、畳って何?」

「畳っていうのは・・・」

店員の後に付いていきながらレオナは首をかしげ翔に聞いた。すると翔はヴィジョン組に説明しだした。

畳とは床材の一つで、1枚の板にイグサと呼ばれる草を敷き詰め、端を糸などで止めた物を表す。ヴィジョンではイグサの代わりに触感が固いカタイグサとやわらかいワタイグサを使った2種類の畳がある



「こちらでございます」

そこには基本の四角型イグサ色の畳、特殊な方法で赤、青、緑などに染め上げたイグサを使った畳などが飾っていた。ヴィジョンのイグサの触感を確かめていると

「お客様どうでしょうか、当店は品質も良く、種類も豊富で、値段もお買い求めがしやすいように勉強さしてもらっております」

「そうですね。カタイグサ50枚、ワタイグサ50枚、色は緑色で用意してもらえますか?みんなはどうする?一応リビングに一部屋、自室に一部屋使おう用で今回買ったけど?」

「じゃあ緑色のカタイグサの畳10枚ください」

「私も真帆と同じ量ください」

「真帆と聖はいるよね。他のメンバーは使い心地を確認してどうするか決めればいいよ?」

と翔の確認にどうしようか困っていたヴィジョン組はうなずきました



「っ!わかりました、在庫を確認いたしますので少しお待ちください。他に何かありますでしょうか?」

「ふすま(襖)と障子ってありますか?」

「こちらにございます」



「ねぇ~、翔?」

「ああ、襖と障子っていうのは・・・」

 襖と障子とは扉の一種で、和紙と呼ばれる紙を扉型の枠に張り付けた扉を襖、格子状の扉型の枠に和紙をj張り付けたのが障子と言います。ヴィジョンではワシの代わりにヒノクニ紙と呼ばれるものを用いります。



「こちらでございます」

そこには基本的な障子と襖、様々な色に染められたヒノクニ紙を使った物、動物や植物など様々な絵が描かれている物が展示されていた。



「こちらはどのくらい必要でしょうか」

「うーん、普通の障子と襖5枚ずつください」

「わかりました。あと畳の件ですが無事ご用意できました。後は何かございますでしょうか?」

「いいえ、大丈夫です」



買い物が終わり翔が会計を終えると

「はい、たしかに受け取りました。」

「すいません。少し聞きたいことがあるんですが?」

「なんでしょうか?」

「次に調理器具が欲しいのですがおすすめのお店はありますか?」

「それならばこの道をまっすぐ進んだらあります『匠』という鍛冶屋がおすすめです」

「ありがとうございます。行ってみます」

「いえいえ。ではまたのご来店をお待ちしております」

数人の店員さんが出口に集まり見送りをしました。



店員チグサside



私の名はチグサ。家具屋『瓦』の店長です。

「店長、先ほどのお客、店長がわざわざ対応する必要があったんですか?」

今日来たお客をお見送りした後、隣で同様に頭を下げていた店員が疑問に感じ聞いきた。確かにそう思うでしょうね。普通なら私はお客様に声をかけることはありますが、その後の対応は他の店員に任せます。なので最初(声かけ)から最後(お見送り)まで対応することはありませんから。しかし



「普通なら、ここまで対応はしないいわ。でもねあの人たちが普通に見えなかったわ。だから私が対応したのよ。それにさっきその勘が正しかったのは証明されたわ。これを見てみなさい」

と私は先ほど届いたとある手紙を見せた。

「これは?(内容確認中)え?」

手紙を読んだ店員は驚愕の表情をし、棒立ちとなった。それはしょうがないでしょうね。何せ送ってきた相手は服屋『ひねずみ』の店主お鶴さんからだったからね。この人は滅多なことがない限り『ひねずみ』の店主として手紙は出さないもの。そして手紙の内容は『私のお店に異国の客がきたわ。男性1、女性6、女の子1。雰囲気、話の内容、態度からそのうち3人は転移者で、女の子以外は特Aランクの強さを持ってるわ。でも危険性は無ね。もしかするとそちらにもいくかもしれないからきをつけてね。余計なのが付いてるから』



やっぱりね、全員の雰囲気がおかしかったもの。一見隙があるように見えるけど、何かあれば対応できるように身構えていたから。特に唯一の男性は他の人たちより次元が違う気がしたもの。さてさてこれから何が起こるのかしら。

とその集団を追いかける集団を見ながら私は微笑んだ。



とある集団

「今どうなってる?」

「おやじ、今『瓦』からでて畳や扉を大量に買って他の場所に行こうとしてる」

「ほう、確かに上者だな、売れば一攫千金も夢じゃないな。よし、このまま追いかけるど、ばれないようにな」

彼等は進む。栄光の結果を望むために、破滅の道を爆走する。

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