『Wonderful Mystery Marvel Island』

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1.いざ『WMMI』の世界に

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 僕こと御剣険人みつるぎけんとは高校一年生のゲームが趣味のどこにでもいる学生だ。僕は授業を終え家に帰ると早速母さんから待望のあの話が出た。



「険人、荷物届いていたわよ」



「わかった。ありがと、母さん」



 母さんにお礼を言うと自分の部屋に入って行った。机の上には小さい小包が置いてあった。早速開けてみたかったが我慢して他の用事を済ますことにした。そして1時間経った午後5時



「よしこれで終わり。母さん、今からゲームするから」



「わかったわ」



 母さんにそう伝えると僕は早速小包を開ける。そこには『Wonderful Mystery Marvel Island』と書かれたゲームソフトが入っていた。



 昨今、ついに完全没入型VRギアが発売された。簡単に説明するとゲーム世界に入り込めるゲーム機だ。安全装置としてゲーム中血圧や体温に異常な値が確認されたり、外部からの接触により強制ログアウトなどが行われたりする。またプレイするゲームによっては現実世界より時間が早く進むこともある。

この完全没入型VRギアが発売され様々なゲーム会社が様々なジャンルのゲームを発売する。例えばFPS、MMMORPG、レース、シミュレーションなど。



 そしてやっと今日僕が好きなゲーム会社『スローグ』より新たなVR対応ゲームソフト『Wonderful Mystery Marvel Island』縮めて『WMMI』が発売された。キャッチコピーは『あなたは魔法とサバイバルが同居するこの島で生き延びられるか』、ジャンルはVRファンタジーサバイバルとなる。



 元々『スローグ』は牧場経営ゲーム、RPG、脱出ゲームなどのゲームを開発していた。今回発売した『WMMI』はそれらの知識を集めて作られた傑作らしい。事前発表されたスローガンは



「あなたが目覚めるとそこは砂浜でした。前には森、後ろには海が広がっています。森の中に入ってみると今まで見たことがない植物や動物がいます。あなたは無事この島の謎を解き生き延びられるでしょうか」



 僕は早速VRギアをセットしベッドに横になり『WMMI』の世界に入り込んだ。すると最初白い世界に送られる。



『プレイヤーネーム、キャラクターの容姿を決定してください』



 アナウンスに従ってプレイヤーネーム、キャラクターの容姿を決めていく。プレイヤーネームは名前から一文字取ったケン、容姿については一般的な格好で髪の色は黒色にしている。容姿についてはゲームなんだからもっと変えたほうがいいんじゃないと友達にも言われるがふと鏡や水に映った自分の格好に違和感を感じるため一般的な格好にしている。



『次にスキルを一つ選択してください』



『WMMI』にはスキルと呼ばれる特技がある。このスキルには常時発動型のパッシブスキルと自分で選択して発動するアクティブスキルの2種類がある。このいくつかのスキルを最初にひとつ選ぶことが出来る。

そのリストは



・剣術Lv1      ・・・剣を用いたスキルを獲得

・体術Lv1      ・・・ 身体を用いたスキルを獲得

・火の魔法Lv1    ・・・魔力を用いて火を生み出すことが出来る

・水の魔法Lv1    ・・・魔力を用いて水を生み出すことが出来る

・マジックバックLv1 ・・・持ち運べる容量が増える

・鑑定Lv1      ・・・手に入れたアイテムを識別できることが出来る

・マップLv1     ・・・地図を表示します



 となっている。スキルについては冒険中手に入れたスキルポイント(SP)を消費して獲得したり特定の行動を取ることで覚えることができる。またスキルには習得度を現したLvがあり、このLvを上げることによりスキルが強化されたり新しいスキルを覚えることが出来る。

 僕は序盤は率先して戦闘する気もないため、この中の【マジックバックLv1】を獲得することにした。そして『WMMI』の世界に入った。

 『WMMI』の世界はプレイヤー一人一人に個別の島が与えられその島で生活する。その島はWMMI総合AI『ライネ』により生成時にランダムで植物、生物、鉱石、各種イベントが配置され一つとして同じ設定は無い。現在ソロプレイ総称だが今後のアップデートにより様々な要素が追加される。

 『WMMI』の世界は現在現実と同様朝、昼、晩と時間が流れており『WMMI』で一日経過すると現実では20分経っていることになる.ここら辺の技術は夢での感覚を利用したらしいが難しくてよくわからないので割愛。
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