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33 グレータ―ポイズンスパイダーとの激闘 後編
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グレータ―ポイズンスパイダーの脚以外の全身の殻にひびが入るとからは砕け散った。殻の下からは白い皮膚が現れるがすぐに紫色に変色していく。8本の脚も紫の液体があふれ出し覆っていく。そして口元からは紫色の雫が垂れている。その紫色の雫は地面に触れると
ポコポコ
と泡を出しながら地面にたまっていく。
うわあ、あれって絶対毒じゃん!やっぱり使うよね、毒。だって名前にポイズンって入ってるのにさっきまで毒攻撃使ってなかったもの。一応『低級毒消しポーション』はあるけど、持って来たのは5本それも50%の確率で解毒するんだよなあ。足りればいいけど。
グレータ―ポイズンスパイダーはこちらに向かって駆けだしてくる。しかしそのスピードは先ほどとは比較にならないほど早くいつの間にかグレータ―ポイズンスパイダーの攻撃範囲に入り脚の突き技が迫る。僕は躱すことができないと思い、とっさに『ロックマウスの盾』を構え防御する。
ドン
「くっ」
僕はグレータ―ポイズンスパイダーの突きの余りの威力に後ろに吹き飛んでしまった。着地の硬直で動けなくなった僕に向かってグレータ―ポイズンスパイダーはすでに次の攻撃に移っている。グレータ―ポイズンスパイダーは口から巨大な紫の球を僕に向かって吐き出してきた。僕は先ほどと同じようにロックマウスの盾で防御しようとしたが
ベチャ
先ほどの攻撃でほとんどの耐久値を持ってかれたロックマウスの盾では防ぎきれず、紫の球が着弾した瞬間ロックマウスの盾は砕け僕に当たる。100のダメージを受けると共に【毒】状態に陥り周囲には毒の水たまりができた。【鑑定】してみると
---------------------
毒の水たまり
解説:水たまりにいると地形ダメージを受け、一定以上いると【毒】になる
----------------------
やべぇHPが見る見るうちに削れていく。あとHPは98、96、94。わお、地形ダメージ+【毒】ダメージで1秒間にHPが2減って言ってる。僕は急いで毒の水たまりから出たが、グレータ―ポイズンスパイダーは僕の行動を読んですでに近づいて脚を振り下ろそうとしている。
ふっ、お前が近付いているのは気づいているさ。さっきはいきなりスピードが上がって驚いたけど冷静になればよけれるさ。僕は脚の攻撃を躱しグレータ―ポイズンスパイダーの下に潜り込むと殻が吹き飛んだ紫の胴体に向けて
「【ダブルスラッシュ】」
「キシャ―――」
グレータ―ポイズンスパイダーは痛みで絶叫を上げ倒れ込む。僕はそのまま駆け抜けグレータ―ポイズンスパイダーから距離を取り『低級毒消しポーション』を飲む。1本ダメ、2本目【毒】状態回復。残りHP70。『低級回復ポーション』も飲みたいけどさすがにそんな時間はないか。僕が視線を向けるとグレータ―ポイズンスパイダーはすでに毒の球を吐き出す構えを取っていた。
殻が破れた時思ったけど、さっきの【ダブルスラッシュ】のダメージで確信が持てた。お前のその状態は殻という重みを捨てて攻撃特化になった代わりに防御力を捨てたいわば捨て身の状態だな。僕はグレータ―ポイズンスパイダーの毒の球をよけながら最後の『低級回復ポーション』を飲んでHPを回復する。防具も盾、回復ポーションもない、だったら攻勢に出るしかない。そして今最後の激突が始まる。
僕は毒攻撃をよけるとそのままグレータ―ポイズンスパイダーに突っ込んでいく。グレータ―ポイズンスパイダーは僕を迎撃しようと脚を突き刺してくるがすでにモーションを呼んでいる僕は攻撃をよけつつ、時にはお腹の下を、時にはどちらかの脚を迂回してグレータ―ポイズンスパイダーの生身の部分を切りつけていく。
ある程度ダメージを与えグレータ―ポイズンスパイダーがフラフラしだしたが
「くっ」
グレータ―ポイズンスパイダーの脚の攻撃をナイフで防御した時ナイフが折れてしまった。その隙を見逃さすグレータ―ポイズンスパイダーは僕に目がけて毒の球を放って来た。今から避けても毒の弾丸は躱せない。絶体絶命。
・・・・その攻撃を待っていた。僕は知っているお前が毒の球を放つと少し動けないことを。そしていまのHPなら毒の弾丸は1発なら耐えられる。僕は折れたナイフを捨てその毒の球にわざと突っ込んでいく。右手に【強化:腕】、左手に【強化:足】をかけて。そして毒の弾丸を受けHPを削れられ【毒】状態になった僕は毒が滴るグレータ―ポイズンスパイダーの口に向けて
「【強打】」
「ギシャ――――」
強力な拳を叩きつける武術スキル【強打】を叩きこむ。グレータ―ポイズンスパイダーは口から大量のダメージエフェクトを生じさせながら怯んでいる。しかしまだ倒れない。
「追撃の【強蹴】」
僕はさらに強力な蹴り技を放つ武術スキル【強蹴】を叩きつける。グレータ―ポイズンスパイダーは僕の【強蹴】を受けると一度全身を痙攣させるととうとう倒れ込みポリゴンと化した。
ポコポコ
と泡を出しながら地面にたまっていく。
うわあ、あれって絶対毒じゃん!やっぱり使うよね、毒。だって名前にポイズンって入ってるのにさっきまで毒攻撃使ってなかったもの。一応『低級毒消しポーション』はあるけど、持って来たのは5本それも50%の確率で解毒するんだよなあ。足りればいいけど。
グレータ―ポイズンスパイダーはこちらに向かって駆けだしてくる。しかしそのスピードは先ほどとは比較にならないほど早くいつの間にかグレータ―ポイズンスパイダーの攻撃範囲に入り脚の突き技が迫る。僕は躱すことができないと思い、とっさに『ロックマウスの盾』を構え防御する。
ドン
「くっ」
僕はグレータ―ポイズンスパイダーの突きの余りの威力に後ろに吹き飛んでしまった。着地の硬直で動けなくなった僕に向かってグレータ―ポイズンスパイダーはすでに次の攻撃に移っている。グレータ―ポイズンスパイダーは口から巨大な紫の球を僕に向かって吐き出してきた。僕は先ほどと同じようにロックマウスの盾で防御しようとしたが
ベチャ
先ほどの攻撃でほとんどの耐久値を持ってかれたロックマウスの盾では防ぎきれず、紫の球が着弾した瞬間ロックマウスの盾は砕け僕に当たる。100のダメージを受けると共に【毒】状態に陥り周囲には毒の水たまりができた。【鑑定】してみると
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毒の水たまり
解説:水たまりにいると地形ダメージを受け、一定以上いると【毒】になる
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やべぇHPが見る見るうちに削れていく。あとHPは98、96、94。わお、地形ダメージ+【毒】ダメージで1秒間にHPが2減って言ってる。僕は急いで毒の水たまりから出たが、グレータ―ポイズンスパイダーは僕の行動を読んですでに近づいて脚を振り下ろそうとしている。
ふっ、お前が近付いているのは気づいているさ。さっきはいきなりスピードが上がって驚いたけど冷静になればよけれるさ。僕は脚の攻撃を躱しグレータ―ポイズンスパイダーの下に潜り込むと殻が吹き飛んだ紫の胴体に向けて
「【ダブルスラッシュ】」
「キシャ―――」
グレータ―ポイズンスパイダーは痛みで絶叫を上げ倒れ込む。僕はそのまま駆け抜けグレータ―ポイズンスパイダーから距離を取り『低級毒消しポーション』を飲む。1本ダメ、2本目【毒】状態回復。残りHP70。『低級回復ポーション』も飲みたいけどさすがにそんな時間はないか。僕が視線を向けるとグレータ―ポイズンスパイダーはすでに毒の球を吐き出す構えを取っていた。
殻が破れた時思ったけど、さっきの【ダブルスラッシュ】のダメージで確信が持てた。お前のその状態は殻という重みを捨てて攻撃特化になった代わりに防御力を捨てたいわば捨て身の状態だな。僕はグレータ―ポイズンスパイダーの毒の球をよけながら最後の『低級回復ポーション』を飲んでHPを回復する。防具も盾、回復ポーションもない、だったら攻勢に出るしかない。そして今最後の激突が始まる。
僕は毒攻撃をよけるとそのままグレータ―ポイズンスパイダーに突っ込んでいく。グレータ―ポイズンスパイダーは僕を迎撃しようと脚を突き刺してくるがすでにモーションを呼んでいる僕は攻撃をよけつつ、時にはお腹の下を、時にはどちらかの脚を迂回してグレータ―ポイズンスパイダーの生身の部分を切りつけていく。
ある程度ダメージを与えグレータ―ポイズンスパイダーがフラフラしだしたが
「くっ」
グレータ―ポイズンスパイダーの脚の攻撃をナイフで防御した時ナイフが折れてしまった。その隙を見逃さすグレータ―ポイズンスパイダーは僕に目がけて毒の球を放って来た。今から避けても毒の弾丸は躱せない。絶体絶命。
・・・・その攻撃を待っていた。僕は知っているお前が毒の球を放つと少し動けないことを。そしていまのHPなら毒の弾丸は1発なら耐えられる。僕は折れたナイフを捨てその毒の球にわざと突っ込んでいく。右手に【強化:腕】、左手に【強化:足】をかけて。そして毒の弾丸を受けHPを削れられ【毒】状態になった僕は毒が滴るグレータ―ポイズンスパイダーの口に向けて
「【強打】」
「ギシャ――――」
強力な拳を叩きつける武術スキル【強打】を叩きこむ。グレータ―ポイズンスパイダーは口から大量のダメージエフェクトを生じさせながら怯んでいる。しかしまだ倒れない。
「追撃の【強蹴】」
僕はさらに強力な蹴り技を放つ武術スキル【強蹴】を叩きつける。グレータ―ポイズンスパイダーは僕の【強蹴】を受けると一度全身を痙攣させるととうとう倒れ込みポリゴンと化した。
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