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70 マジックロール店主と図書館
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VRMMOをプレイしている時常にいくつかの画面が見えているようになっています。『WMMI』では名前、HP、MP、所持金、バフ、デバフの有無、パーティ―メンバーの名前、HP、MP、ファーストバフ、デバフの有無が視界の左端に出てます。
街中を歩いているとその画面の僕の名前の横に不思議なアイコンが現れました。そのアイコンは旗が風でなびいているモノで初めて見るアイコンです。タップして確認してみると
『発見:何かのフラグが見つかりそうだ』
これは【開拓者】の【発見】のスキル効果みたいです。このアイコン今後は発見アイコンと呼ぼうかな、この発見アイコンは少し歩くと消えてしまいます。現れる範囲を調査してみるとどうやらあるお店の前を中心にしているようです。
僕がその店に入ってみると中には様々な色、大きさの巻物が置いてあった。店の中心にはカウンターで椅子に座っている黒のローブを頭からかぶったおばあちゃんがいた。
「うん?なんかようかい?ここは魔法を覚えるためのマジックスクロールが売ってるお店だよ・・・・ちょっと待ちな!お前たち、近くまで来な!」
おばあちゃんが店の説明をしてくれると突然カウンターに来るように言われました。僕達が近付くとおばあちゃんは全員の瞳をのぞき込んできました。
「ふむ、あんたはもうちょっとだね。あと隣にいる嬢ちゃん達は精霊だね。人型の精霊とは珍しい。ふむふむ青い髪の嬢ちゃんはまだいくつかの魔法が習得ができるね。赤い髪の嬢ちゃんは・・妖術の才能があるね、後今度街の反対側にある爺さんが店主の『スキル屋』に行ってみな。黄色い髪の嬢ちゃんは・・・これは魔法の代わりに別の才能があるね。あんた達名前は?」
僕達が挨拶をすると
「そうかい。あたしの名前はバーラだよ。ちょっと待ってな」
と言い残すとバーラさんは家の奥に入っていった。そして2つのマジックロールを持ってきてテーブルの上に置くとさらにもう一つ追加する。
「これは『妖術:陰』と『歌唱:ノクターン』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』だよ。『妖術:陰』はヒミコに、『歌唱:ノクターン』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』はシズクに、あといくつか魔石も扱ってるからヒビキのために買ってあげな。『妖術:陰』と『歌唱:ノクターン』はそれぞれ3万、『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』は5000、魔石は各属性一つに付き2000Gだよ」
「高い!」
「何言ってんだい!この2つのマジックスクロールは貴重なんだよ。人型の精霊っていう珍しいもの見してもらったから売ってあげるんだ、感謝しな。それにこのぐらい女の子に買ってあげなくてどうするんだい!」
くっ、そう言われれば買わないわけにはいかないじゃないか!。だってヒミコ達も期待した目で見てくるんだもの。僕は魔石を合わせて12万の買い物をしてバーラさんの店を後にした。支払いを終えた時、バーラさんがあるアドバイスをしてくれた。
「まいどあり。ケン、あんたはマジックスクロールに頼らずに闇魔法を覚えな。そうすればいいことがあるよ」
『イベント:属性魔法の覚え方が発生しました』
----------------------
属性魔法の覚え方
種類:クエスト
期限:なし
報酬:マジックスクロール『属性魔法』の販売
【闇の魔法(初級)】をマジックロールを使わずに覚え、【闇の魔法(中級)】まで強化する
----------------------
『イベント:ヒミコの妖術強化が発生しました』
----------------------
ヒミコの妖術強化
種類:ユニーククエスト
期限:なし
報酬:???
【妖術:陰】を覚え使いこなす
----------------------
『イベント:シズクの魔法強化が発生しました』
----------------------
シズクの魔法強化
種類:ユニーククエスト
期限:なし
報酬:???
【歌唱:ノクターン】【風の魔法(初級)】【雷の魔法(初級)】を覚え使いこなす
----------------------
3つもイベント発生したよ。まず『属性魔法の覚え方』。これは新しく属性魔法をおぼえれるようになるのかな?でも属性魔法って火、水とかだよな。すでに覚えてるんだけど。闇魔法の覚え方は誰か闇魔法を使える魔物と戦えば覚えるはず。今のとこ『AI』にはいなかったから『ファースト』で出会えるかな?
あとの二つはヒミコとシズクの固有イベントだろう。ただ気になるのは従魔もスキルを覚えることができるようだが、イベント限定なのか?こんど試してみようと思うけど、おそらくイベント限定なんだろう。そうじゃないと従魔のすきるまでもプレイヤーの自由になっちゃうから。
さてこの街の探索には実は3つの目的がある。1つはなんか良い物がないかなと店の場所確認、2つ目はここ。イマボクの目の前にあるのは大きな図書館。そして発見アイコンもばっちり出てる。いざ、入館!
僕たちが中に入ると丸い受付テーブルを中心にたくさんの本が並んでいる。とりあえず勝手に読んでいいのかお金がいるのか確認する為に受付の人に話を聞きに行こう。
「すみません。この施設の使い方を聞きたいのですが?」
「初めての方ですね。このフロアの本は持ち出しは禁止ですが読むだけなら無料です。何か知りたい本が合ったらお聞きくだされば探さしてもらいます」
「じゃあ、みんな自由に本読んでいいよ。すみませんがアイリ・バレンタインの伝記の様なものがあれば見たいのですが?」
「アイリ様の伝記ならあちらに揃えさせていただいています。ただ結構量がありますので何かキーワードがありますか?」
「だったら孤島で土を纏った猪や風を纏った熊が出てくる話はありませんか?」
「でしたらこちらのタイトルですね」
ヒミコ達を自由にした僕は受付の人に教えてもらった場所でそのタイトルの本を探した・・・あった。これだ!そのタイトルは『アイリ・バレンタイン伝記 孤島の3つの怪物』
呼んでみるとアイリがとある島での冒険の話が書かれていた。そこにはグレータ―ポイズンスパイダー、ガイア・レイア・バロゥフ、ハウル・フォレスト・ベアーの戦いが描かれていた。まあさすがに戦闘については結構カットされていたが。ただそれぞれの軽い特徴、第2形態の説明がなされていた。そして最後の一体イリーガル・アシッド・スライムの居場所も描かれていた。すると突然『アイリの日記』が光りだしインフォメーションが流れる。
『条件を達したことにより、『AI』第一層洞窟のボスエリアが解放されました』
(゜∀゜)キタコレ!!条件って絶対宝玉の入手、そして図書館でアイリの本を読むことだろ。ただ何第一層って?『AI』ってあの島だけじゃないの?めつのしまでもあるわけ?でもこの図書館にはこれ以外のアイリの伝記って置いてないしな。わからん
街中を歩いているとその画面の僕の名前の横に不思議なアイコンが現れました。そのアイコンは旗が風でなびいているモノで初めて見るアイコンです。タップして確認してみると
『発見:何かのフラグが見つかりそうだ』
これは【開拓者】の【発見】のスキル効果みたいです。このアイコン今後は発見アイコンと呼ぼうかな、この発見アイコンは少し歩くと消えてしまいます。現れる範囲を調査してみるとどうやらあるお店の前を中心にしているようです。
僕がその店に入ってみると中には様々な色、大きさの巻物が置いてあった。店の中心にはカウンターで椅子に座っている黒のローブを頭からかぶったおばあちゃんがいた。
「うん?なんかようかい?ここは魔法を覚えるためのマジックスクロールが売ってるお店だよ・・・・ちょっと待ちな!お前たち、近くまで来な!」
おばあちゃんが店の説明をしてくれると突然カウンターに来るように言われました。僕達が近付くとおばあちゃんは全員の瞳をのぞき込んできました。
「ふむ、あんたはもうちょっとだね。あと隣にいる嬢ちゃん達は精霊だね。人型の精霊とは珍しい。ふむふむ青い髪の嬢ちゃんはまだいくつかの魔法が習得ができるね。赤い髪の嬢ちゃんは・・妖術の才能があるね、後今度街の反対側にある爺さんが店主の『スキル屋』に行ってみな。黄色い髪の嬢ちゃんは・・・これは魔法の代わりに別の才能があるね。あんた達名前は?」
僕達が挨拶をすると
「そうかい。あたしの名前はバーラだよ。ちょっと待ってな」
と言い残すとバーラさんは家の奥に入っていった。そして2つのマジックロールを持ってきてテーブルの上に置くとさらにもう一つ追加する。
「これは『妖術:陰』と『歌唱:ノクターン』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』だよ。『妖術:陰』はヒミコに、『歌唱:ノクターン』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』はシズクに、あといくつか魔石も扱ってるからヒビキのために買ってあげな。『妖術:陰』と『歌唱:ノクターン』はそれぞれ3万、『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』は5000、魔石は各属性一つに付き2000Gだよ」
「高い!」
「何言ってんだい!この2つのマジックスクロールは貴重なんだよ。人型の精霊っていう珍しいもの見してもらったから売ってあげるんだ、感謝しな。それにこのぐらい女の子に買ってあげなくてどうするんだい!」
くっ、そう言われれば買わないわけにはいかないじゃないか!。だってヒミコ達も期待した目で見てくるんだもの。僕は魔石を合わせて12万の買い物をしてバーラさんの店を後にした。支払いを終えた時、バーラさんがあるアドバイスをしてくれた。
「まいどあり。ケン、あんたはマジックスクロールに頼らずに闇魔法を覚えな。そうすればいいことがあるよ」
『イベント:属性魔法の覚え方が発生しました』
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属性魔法の覚え方
種類:クエスト
期限:なし
報酬:マジックスクロール『属性魔法』の販売
【闇の魔法(初級)】をマジックロールを使わずに覚え、【闇の魔法(中級)】まで強化する
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『イベント:ヒミコの妖術強化が発生しました』
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ヒミコの妖術強化
種類:ユニーククエスト
期限:なし
報酬:???
【妖術:陰】を覚え使いこなす
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『イベント:シズクの魔法強化が発生しました』
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シズクの魔法強化
種類:ユニーククエスト
期限:なし
報酬:???
【歌唱:ノクターン】【風の魔法(初級)】【雷の魔法(初級)】を覚え使いこなす
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3つもイベント発生したよ。まず『属性魔法の覚え方』。これは新しく属性魔法をおぼえれるようになるのかな?でも属性魔法って火、水とかだよな。すでに覚えてるんだけど。闇魔法の覚え方は誰か闇魔法を使える魔物と戦えば覚えるはず。今のとこ『AI』にはいなかったから『ファースト』で出会えるかな?
あとの二つはヒミコとシズクの固有イベントだろう。ただ気になるのは従魔もスキルを覚えることができるようだが、イベント限定なのか?こんど試してみようと思うけど、おそらくイベント限定なんだろう。そうじゃないと従魔のすきるまでもプレイヤーの自由になっちゃうから。
さてこの街の探索には実は3つの目的がある。1つはなんか良い物がないかなと店の場所確認、2つ目はここ。イマボクの目の前にあるのは大きな図書館。そして発見アイコンもばっちり出てる。いざ、入館!
僕たちが中に入ると丸い受付テーブルを中心にたくさんの本が並んでいる。とりあえず勝手に読んでいいのかお金がいるのか確認する為に受付の人に話を聞きに行こう。
「すみません。この施設の使い方を聞きたいのですが?」
「初めての方ですね。このフロアの本は持ち出しは禁止ですが読むだけなら無料です。何か知りたい本が合ったらお聞きくだされば探さしてもらいます」
「じゃあ、みんな自由に本読んでいいよ。すみませんがアイリ・バレンタインの伝記の様なものがあれば見たいのですが?」
「アイリ様の伝記ならあちらに揃えさせていただいています。ただ結構量がありますので何かキーワードがありますか?」
「だったら孤島で土を纏った猪や風を纏った熊が出てくる話はありませんか?」
「でしたらこちらのタイトルですね」
ヒミコ達を自由にした僕は受付の人に教えてもらった場所でそのタイトルの本を探した・・・あった。これだ!そのタイトルは『アイリ・バレンタイン伝記 孤島の3つの怪物』
呼んでみるとアイリがとある島での冒険の話が書かれていた。そこにはグレータ―ポイズンスパイダー、ガイア・レイア・バロゥフ、ハウル・フォレスト・ベアーの戦いが描かれていた。まあさすがに戦闘については結構カットされていたが。ただそれぞれの軽い特徴、第2形態の説明がなされていた。そして最後の一体イリーガル・アシッド・スライムの居場所も描かれていた。すると突然『アイリの日記』が光りだしインフォメーションが流れる。
『条件を達したことにより、『AI』第一層洞窟のボスエリアが解放されました』
(゜∀゜)キタコレ!!条件って絶対宝玉の入手、そして図書館でアイリの本を読むことだろ。ただ何第一層って?『AI』ってあの島だけじゃないの?めつのしまでもあるわけ?でもこの図書館にはこれ以外のアイリの伝記って置いてないしな。わからん
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