学園奴隷《隼人》

かっさく

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性奴隷は、青姦させられる。

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バシャバシャと、硬いローファーの底で一歩足を踏み出すごとに水しぶきが上がっていた。
学園を出る前から分かってはいたことだが、想像以上に雨足が強い。夏の真っ只中でも、これだけの雨の中を掛け抜ければ身体は濡れ、熱は奪われる。雨で張り付いたシャツや、顔に張り付いた前髪が気持ち悪かった。
そうして無心で街中を走っている時、そう言えば帰り道に公園があったことを思い出した。歩いている時にほんのちょっとだけ見えていた程度だが、自分の記憶力が正しければ屋根付きのベンチがあったと思う。もう既に手遅れかも知らないが、一縷の望みをかけてその公園へと寄ってみることにした。



「・・・・・ふぅ・・・」

家へと続く道を右に逸れ、五十メートルほど走った所にその公園の入口はあった。周りに高層ビルが並んでいるような街では珍しいくらいに木々が生い茂り、この空間内に居る時だけは都会の喧騒を忘れられる気がした。公園への入口も広い道路側からは見えずらい位置にあり、入口も二箇所しかない。公園と言っても遊具などはなく、野球やサッカー等を楽しむための広い芝生が広がっているだけだった。
カバンの中から、タオルを取り出す。顔を拭いたあと、スマホや本が濡れてないかを確認した。鞄自体がレザーで出来ているため、鞄内部への水漏れは心配なさそうだった。ただ、鞄とは正反対な程に僕の体は濡れてしまっている。髪をタオルで拭いた後、腕を拭いた。ただ、それくらいしか拭けるような箇所がなかった。何故なら、白のワイシャツもスラックスも、全てびちょびちょに濡れていてタオル一つでどうにかなるような状態じゃなかったからだ。
濡れ鼠のような格好をしたまま、ベンチへ座って雨が止むのを待つ事にした。肌に張り付いた布が、不快感を生み出している。早く家に帰って、お風呂に入りたい・・・・・。そうぼんやりと考えていた所に、突然男性が現れた。

「!!」

周りの雨は、相変わらずの大雨だ。ザァザァとした音が鳴り響く中、屋根へと入って来た男性に全く気が付かなかった。
男性は三十代くらいで、スーツも着ていなかった。男性はそのまま僕から離れた場所へと腰掛ける。

「(雨宿り、かな)」

その男性は持っている傘を五、六回回転させて傘についていた水滴を落としていた。こんなに強い雨では傘をさしていても濡れてしまうだろう。だから、傘を持っているのに雨宿りをしていることについてそれ程の違和感は感じられなかった。

「・・・・・・・」

ポタッ・・・・ポタッ・・・・と服から出た雨水が、床のコンクリートへと滴った。

「・・・・・・・」

体の表面が、濡れたせいで冷えていた。それに比べ、体の内部は暑いほどに火照っている。そんな不思議な感覚を味わいながら、ぼーっと屋根の外を眺めていた。





そんな隼人を、男性は注意深く凝視していた。

「・・・・・・はぁ・・・・はっ・・・」

隼人には聞こえない程小さな荒い息遣いを、男性はしていた。男性が来てから、もう数分は経過している。特に動いてもいないはずの男性がそんなに息を荒らげていることは、何かに興奮している以外になかった。

男性は、無遠慮に隼人を視姦していた。少年の横顔は、本当に美しかった。まるで石膏でできた西洋の彫刻のようで、肌も同じく透き通るように白い。けれど、頬や鼻といった皮膚の薄い箇所だけは、雨に打たれた寒さからかほんのりと上気していた。
少年の濡れた髪から雨水が滴り、掴めば簡単に折れてしまいそうなほどに細い首筋へと伝っていった。その水滴を目で追うように視線を下へと移すと、赤く熟れた乳首が雨によって透けたワイシャツ越しに覗いていた。

「(このっ、淫乱が!!!!)」

寒さによるものか、何時もは大人しくしている隼人の乳首はピンと立ってしまっていた。赤く膨れた乳頭が、夏用の薄い布をふっくらと押し上げている。

「(腰細過ぎんだろ・・・・)」

横から見た隼人のお腹は、いちごをひとつ食べればそれだけでいっぱいになってしまいそうな程に薄かった。
自分のペニスを押し込めば、どのくらいまで入るのか・・・と、つい目算してしまう。
隣にいる少年を、押し倒したい。淫乱な赤い乳首を虐めて、レイプしてしまいたい。

『早く犯せよ!!!!』

と、服の下でガチガチに硬くなっている自分の息子が、俺に叫んでいるようだった。

その時、少年が動いた。咄嗟に、こちらに気付かれて逃げられてしまうのかと身構えたが、その少年は一切こちらを気にかけていた様子はなかったので、一先ず安心した。
どうやら、鞄の中から何かを取り出したいらしい。身体をよじり、隣に置いていった鞄へと手を伸ばす。その時・・・・・

「ぁッ\\」

シャツが乳首に擦れたのだろうか、声変わりの終わった少年の声とは思えない程に高く、甘ったるい喘ぎ声が聞こえてきた。
その声は本当に小さな声で、つい口から漏れてしまったようなものだったが少年の一挙手一投足に気を配っていた俺にはハッキリと聞こえてしまった。

少年は、自分が喘ぎ声を上げてしまったことに気が付き顔を赤らめた。その表情も非常に可愛らしく、俺のような変態も含めた全ての男の劣情を煽るようなものだった。これ以上乳首がシャツに擦れないようにするためだろうか、左手でキュッとシャツの前を握った。その仕草さえ、全てが厭らしく見えた。

ジジジッと少年が鞄のジッパーを開ける。だが、少年が鞄の中から目当てのものを取り出す事はついぞ叶わなかった。何故なら、少年がジッパーを半分ほど開けた辺りで、俺がその細い手首を掴んだからだ。

「えっ?」

俺が手を掴んだせいで鞄から手を離され、驚いた目でこちらを見た。
何故少年が驚いているのか、俺にはよく分からなかった。だって、これ程の美少年が男とこんな閉塞的な空間に閉じ込められて、何もされない訳がないだろう??
もしここにいたのが俺でなければ、また別の男に犯されていたに違いない。
この公園にいたのがこんなに綺麗な少年でよかった。今回は当たりだと、こちらを半分怯えるような表情で見ている少年に向かって、下卑た笑みを浮かべた。



ザァザァザァザァ・・・・・・・・・・・・・・・・・



雨はまだ、止みそうにはなかった。
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