弱みを握られた風紀委員は天敵に奴隷にされる

本編

制服の代償 ３

　獅貴のモノを見ると、相変わらず逃げたくなる。

「兎和……」

　覆い被さってキスされれば、自分の舌は獅貴に教えてもらった通りの動きをする。

「これは僕が教えたんだよな……」
「無理矢理な……」
「僕が初めての男だからね」

　嬉しそうに何を言うんだか……。

　獅貴は、俺から離れて膝立ちになると、ニッコリと笑った。

「兎和、四つん這い」
「え……」

　何度やってもあの格好は慣れない。
　従う事をためらう。

「奴隷らしく従え」

　獅貴が一番偉そうだ……。

　仕方なく両手両足を着いて、獅貴に尻を突き出す。
　この格好だけで恥ずかしい。

「いい眺め……隠さなくなって嬉しいよ……」

　そう言われると、獅貴達の前では背中を隠さなくなった。
　自分のちょっとした変化に戸惑う。

　獅貴は、俺の背中の傷痕にチュッとキスをした。
　ゾクリとして震える。

「兎和……好きだよ……」

　獅貴がそんな事を言うから、ボッと顔が熱くなった。

「あ！　俺も言えばよかった！」
「私も好きです！」
「外野はうるさい」

　こいつらはなんでこうはっきり言うんだ……。
　奴隷じゃなきゃこんな風に従う事もなかった。

「俺は……奴隷だからやってるだけだ……」
「そんな事知ってるよ。そのうち好きだって言わせてやるからね」
「俺も！」
「私もです！」
「だから、外野は黙れって」

　参ったなぁ……獅貴達の事、好きじゃないけど……嫌いでもないんだ。
　少しほだされかけているんじゃないかと思った時に、獅貴のモノを尻の蕾に挿入された。

「あんっ──！」

　最初はあんなに痛かったのに、今はもう獅貴を受け入れている。
　俺の心も体と同じように三人を受け入れ始めているのかもしれない。

「ずっと我慢していたんだ……兎和……いっぱい感じて……」

　ズンズンと腰を動かされると気持ちいい。

「あ、あんっ、はっ……！」

　そのうちに、背中の傷あとを舐められてビクッと震えた。
　乳首も手でイジられて、中の気持ちいい場所を何度もこすられる。

「ああっ、はんっ！　あんっ……ふぁっ！」
「やっぱり背中が感じるな」

　そのうちに、獅貴に突かれていた気持ちいい場所が、熱くなってくる。
　
「しきっ……んぁっ……！　なか……あついよっ……！　なんか……こわいっ！」
「くそっ……やばい……もってかれそう……！　僕は、兎和をイカせるまで……イカないからな！」

　なんの宣言だ！
　獅貴の腰は、イクのを我慢しているのか、激しくなったり緩くなったりを繰り返す。
　ずっと何かが腹の奥で燻っている。

「獅貴、ちょっと手伝ってあげますよ」
「獅貴で中イキさせる気か!?」
「仕方ないです。兎和がイクところが見たいんです。それに、一度覚えれば次から私一人でもイケるようになりますから」
「ちっ。俺も手伝ってやる……」

　穂鷹が俺の下に入って乳首を舐め回して指でイジる。
　圭虎が背中の傷痕の一本に舌を這わせて、もう一本を指でなぞる。
　そうすると、獅貴は腰を動かす事に集中できるようで、気持ちいい所をガンガン突かれた。
　全部が気持ちいい……！

「はぁ！　ああっ！　ダメだっ……！　からだ……おかしい……！」
「そのまま感じて下さい」
「俺らの全部をな」
「僕達の事受け止めて……！」

　これ以上の快感なんてない！

「んぁ、はっ、あんっ、あ、イヤだ……なんか……キそうっ！」

　体の中で何かがどんどん大きくなって弾けた気がした。

「はっ……ンン、あああああぁっ──！」
「ぁ……くっ……やばっ──！」

　下腹の中から感じる快感が身体中を駆け巡った。
　背中が仰け反って、ビクビクと震えて、視界が潤んでぼやける。

　何これ……めちゃくちゃ気持ちいい……！

　穂鷹の上に倒れそうになるのを必死で耐えた。

「ふふっ。とうとう中イキしましたね。これは射精とは違うので、ずっとイケるんです。イキ顔……最高に可愛かったです……ご馳走様」

　チュッチュッと顔中にキスされる。
　俺、どんな顔していたんだろう……。

「あ！　ずりぃ！　穂鷹しか見れてねぇじゃん！」

　頭が真っ白になって、何も考えられない。

「獅貴？　なんで動かねぇんだ？」
「ごめん……兎和と一緒にイッちゃった……あはは……」
「ばっか！　もっとイカせてやれよ！　代わるからどけ！」

　獅貴が抜けば、はぁっと呼吸を深くした。
　もうこれで終わりでいい……。
　そう思っているのに、すぐに圭虎のモノを挿入されて悶える。
　また勃ったなんて……。
　圭虎のモノが中でこすれるたびにその感触を敏感に感じとる。

「ああっ！　あんっ！　けいとっ……！　んっ、ぬいてっ……！　はっ、あっ、ダ、ダメッ……！」
「抜くかよ！　最高に気持ちいいくせに！　もっとイけ！」

　圭虎に腰を振られるたびに気持ちよくてビクビクと震えてしまう。

「兎和……なんて顔してるんだ……可愛過ぎてまた勃ちそう……もっとキスしょ……」

　獅貴に頬を包まれて何度も優しくキスされると、それですら気持ちいい。

「ふふっ。私も兎和のイキ顔でギンギンになりました。圭虎がイっても二回目できますよ。兎和は、何度でもイって下さいね」

　穂鷹に舐められた乳首をスリスリと刺激されて、その刺激も伝わって腹の奥が熱い！
　さっきと同じ感覚がする！

「んっ、んん……あ、はっ、あんっ！　はああンンンっ──あああっ！」

　俺は、喘ぐ事しかできず、何度も中イキさせられた。
　射精を許してもらえたのは、全員を二周した後だった……。