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目を覚ますと、マーガレット様が扇子で扇いでくださっていた。
にっこり微笑んでいる。
「潰す?切り落とす?どちらがいいかしら?」
それはブツの未来ですよね?
「あなたが決めなさい」
女神のような微笑で、ニコラス様の人生を左右する決断を私にゆだねて来た。
「ふ、不可抗力だったので!どちらも無しでっ」
「変質者を駆除するのも領主の務めです。留守の父に代わって私が執行いたします」
笑顔が怖い!怖いぃーー!
高笑いしながらで斧を持って、全裸のニコラス様を追いかけるマーガレット様が脳裏を駆けて行く。
「本当に大丈夫です。もう忘れました!」
「スタンには子が二人おりますので伯爵家の後継の心配は不要。ランドルフもおりますし三本中一本が無くなっても問題はございません」
その一本の持ち主はまだ無事かと目で捜すと、なぜかまだ全裸で正座中だった。
かろうじて開いた本で股間を隠しているが、美丈夫の悲惨な姿に泡を吹いてもう一度気絶しそうになった。
「あ、あの、服、服を着て下さい。お願いします」
ニコラス様の方を振り向いたマーガレット様の顔は見えなかったが、色白のニコラス様の顔がさらに白くなった。
「このままの方が服が汚れなくていいと思いますの。血液は洗ってもなかなか落ちないでしょう?」
「あわわわっ、本当にやめて下さい。私の夢見が悪くなりますぅー」
半泣きの私の顔を見て、マーガレット様が仕方がないと言うようにため息をついた。
「ニコラス、服を着なさい」
片手で私の頭を撫でながら、もう一方の手で扇子を持ったままシッシッとニコラス様を犬のように追い払う。
股間を本で隠したまま後ろを向いたニコラス様の張りのある白いお尻を見てしまい慌てて視線を逸らした。
「ごめんなさいね。私があなたにニコラスの事をお願いしたばっかりに、無様な物を見せてしまったわ」
まったく無様なブツではなかったです。非常にご立派でした。
小さい頃、男の子も女の子もいっしょくたになって裸で川遊びをして以来、ブツを拝んだことはなかったが、幼馴染の男児たちのアレがあそこまで大きくなっているとは思えない。
また手首サイズのご立派なブツを思い出してしまい顔に熱が集まる。
「いえ、私もお返事が無いのに入室してしまったので……」
「あの子は、いつも寝ている間に服を脱いでしまいますの。言っておけばよかったわね」
だから、こんなに部屋が暖かかったのか。
事故とはいえ、処女の私には刺激が強かった。
いや待って、このまま一生処女なら拝見出来ただけでありがたいのかしら?
しかもご立派なのに新品のブツだ。貴重なんじゃ?
年々、情報だけ蓄積された耳年増な脳が、本物を見れてよかったねと囁く。
ダメ!痴女まっしぐらダメ!処女は良くても痴女ダメ!
「クロエ?ボーっとして大丈夫?やはり頭を打ったのでは?」
「いえ、大丈夫です。頭は打っていません」
まさか、あなたの侍女は処女で痴女ですとは言えない。
再び扇子で扇いでくれたが、生暖かい風が一瞬だけ嗅いだフェロモン臭を思い出してしまった。
パタンと扉の音がして、洗面所から服を着て出て来たニコラス様を見る。股間に下がりそうになる視線を叱咤して、寝かされていたソファーから上半身を起こす。
「まだ横になってなさい」
と言うマーガレット様に大丈夫と告げると、立ち上がってニコラス様に頭を下げる。
「お返事が無いのに入室して申し訳ございませんでした。あの、ご無礼を、その」
「いや、僕の方こそ申し訳なかった。朝方まで本を読んでいたものだから、熟睡してしまっていたようだ。あー、それに若い女性におじさんの、あれだ、生殖器だ。見せてしまって申し訳ないことをした」
二人してしどろもどろの謝罪をし合う。
「ニコラス、あなた自分で何が悪いか分かったじゃないの。クロエのおかげね。今日一日クロエのお世話をしなさい。それが贖罪ですわ」
マーガレット様は判決を申し渡すと颯爽と出て行ってしまった。
【マーガレット、クロエは処女だろうか?初めて見るなら若い生殖器の方がためになっただろうに、中年の生殖器を見せてしまい申し訳ない事をした】
にっこり微笑んでいる。
「潰す?切り落とす?どちらがいいかしら?」
それはブツの未来ですよね?
「あなたが決めなさい」
女神のような微笑で、ニコラス様の人生を左右する決断を私にゆだねて来た。
「ふ、不可抗力だったので!どちらも無しでっ」
「変質者を駆除するのも領主の務めです。留守の父に代わって私が執行いたします」
笑顔が怖い!怖いぃーー!
高笑いしながらで斧を持って、全裸のニコラス様を追いかけるマーガレット様が脳裏を駆けて行く。
「本当に大丈夫です。もう忘れました!」
「スタンには子が二人おりますので伯爵家の後継の心配は不要。ランドルフもおりますし三本中一本が無くなっても問題はございません」
その一本の持ち主はまだ無事かと目で捜すと、なぜかまだ全裸で正座中だった。
かろうじて開いた本で股間を隠しているが、美丈夫の悲惨な姿に泡を吹いてもう一度気絶しそうになった。
「あ、あの、服、服を着て下さい。お願いします」
ニコラス様の方を振り向いたマーガレット様の顔は見えなかったが、色白のニコラス様の顔がさらに白くなった。
「このままの方が服が汚れなくていいと思いますの。血液は洗ってもなかなか落ちないでしょう?」
「あわわわっ、本当にやめて下さい。私の夢見が悪くなりますぅー」
半泣きの私の顔を見て、マーガレット様が仕方がないと言うようにため息をついた。
「ニコラス、服を着なさい」
片手で私の頭を撫でながら、もう一方の手で扇子を持ったままシッシッとニコラス様を犬のように追い払う。
股間を本で隠したまま後ろを向いたニコラス様の張りのある白いお尻を見てしまい慌てて視線を逸らした。
「ごめんなさいね。私があなたにニコラスの事をお願いしたばっかりに、無様な物を見せてしまったわ」
まったく無様なブツではなかったです。非常にご立派でした。
小さい頃、男の子も女の子もいっしょくたになって裸で川遊びをして以来、ブツを拝んだことはなかったが、幼馴染の男児たちのアレがあそこまで大きくなっているとは思えない。
また手首サイズのご立派なブツを思い出してしまい顔に熱が集まる。
「いえ、私もお返事が無いのに入室してしまったので……」
「あの子は、いつも寝ている間に服を脱いでしまいますの。言っておけばよかったわね」
だから、こんなに部屋が暖かかったのか。
事故とはいえ、処女の私には刺激が強かった。
いや待って、このまま一生処女なら拝見出来ただけでありがたいのかしら?
しかもご立派なのに新品のブツだ。貴重なんじゃ?
年々、情報だけ蓄積された耳年増な脳が、本物を見れてよかったねと囁く。
ダメ!痴女まっしぐらダメ!処女は良くても痴女ダメ!
「クロエ?ボーっとして大丈夫?やはり頭を打ったのでは?」
「いえ、大丈夫です。頭は打っていません」
まさか、あなたの侍女は処女で痴女ですとは言えない。
再び扇子で扇いでくれたが、生暖かい風が一瞬だけ嗅いだフェロモン臭を思い出してしまった。
パタンと扉の音がして、洗面所から服を着て出て来たニコラス様を見る。股間に下がりそうになる視線を叱咤して、寝かされていたソファーから上半身を起こす。
「まだ横になってなさい」
と言うマーガレット様に大丈夫と告げると、立ち上がってニコラス様に頭を下げる。
「お返事が無いのに入室して申し訳ございませんでした。あの、ご無礼を、その」
「いや、僕の方こそ申し訳なかった。朝方まで本を読んでいたものだから、熟睡してしまっていたようだ。あー、それに若い女性におじさんの、あれだ、生殖器だ。見せてしまって申し訳ないことをした」
二人してしどろもどろの謝罪をし合う。
「ニコラス、あなた自分で何が悪いか分かったじゃないの。クロエのおかげね。今日一日クロエのお世話をしなさい。それが贖罪ですわ」
マーガレット様は判決を申し渡すと颯爽と出て行ってしまった。
【マーガレット、クロエは処女だろうか?初めて見るなら若い生殖器の方がためになっただろうに、中年の生殖器を見せてしまい申し訳ない事をした】
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