誰かのためにいきたい

ソラ

文字の大きさ
2 / 3
第1章

とある男との出会い

しおりを挟む
『コハク…お前はっ…ここから逃げろっ…』

『っぇ…』

『ここから逃げて…幸せに生きろっ』

『嫌だっ!…一緒に逃げよう!』

『いいから逃げろっ!……______』





「っうわぁぁぁっ!……ゆめかっ」

コハクは悪夢をみていた

週に1回悪夢を見て苦しんでいた

「…またか…いつになったら…またあの頃みたいに笑えるかな」

ふっと、時計を見ると7:30になっていた

「やばい…遅刻だな」

ゆっくりとベットから降りて、制服に着替えた

朝ごはんは食べず、ほとんど何も入っていないバックを持ち、家を出た

家を出ると時刻は8:00になっていた

(遅刻確定だな)

のんびりと歩いていると、突然男共に声をかけられた

「おい!そこの女!」

「ん?…何の用だ」

「んなもん決まってるだろ」

ニヤニヤといやらしく笑っている

「これから楽しいことしようぜ!」

リーダーらしき男が腕を伸ばしてきたが…

パシっ(腕を掴む)

グイッ(腕を引っ張る)

バコッ(殴る)

「弱っ…」

「リーダー!!…てめぇ このクソアマ!!」

次々とコハクに向かって殴りかかってきたが

あっという間に屍の山ができていた(死んではいない)

コハクは少し、返り血で汚れていた

「すごく強いな!」

コハクの後ろから、声がした

「…誰だ…あんた」

「ん?あ!俺か、俺はな,高山敦士ってんだ!よろしくな!」

「はぁ…で、何の用だ」

「いやぁー女なのに強いなって思って」

するとコハクが回し蹴りをしてきた

「っ!あっぶねぇー  」

「女なのに喧嘩強くて何が悪い!!」

睨みつけながら言った

「いやぁー悪いっ!褒めたつもりだったんだが!」

チッと舌打ちをしていた

「私は男女差別するやつがいちばん嫌いなんだよ!」

学校の方へと足を進めて行った

これが七瀬コハクと高山敦士の出会いである
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

【完結】離婚を切り出したら私に不干渉だったはずの夫が激甘に豹変しました

雨宮羽那
恋愛
 結婚して5年。リディアは悩んでいた。  夫のレナードが仕事で忙しく、夫婦らしいことが何一つないことに。  ある日「私、離婚しようと思うの」と義妹に相談すると、とある薬を渡される。  どうやらそれは、『ちょーっとだけ本音がでちゃう薬』のよう。  そうしてやってきた離婚の話を告げる場で、リディアはつい好奇心に負けて、夫へ薬を飲ませてしまう。  すると、あら不思議。  いつもは浮ついた言葉なんて口にしない夫が、とんでもなく甘い言葉を口にしはじめたのだ。 「どうか離婚だなんて言わないでください。私のスイートハニーは君だけなんです」 (誰ですかあなた) ◇◇◇◇ ※全3話。 ※コメディ重視のお話です。深く考えちゃダメです!少しでも笑っていただけますと幸いです(*_ _))*゜

あんなにわかりやすく魅了にかかってる人初めて見た

しがついつか
恋愛
ミクシー・ラヴィ―が学園に入学してからたった一か月で、彼女の周囲には常に男子生徒が侍るようになっていた。 学年問わず、多くの男子生徒が彼女の虜となっていた。 彼女の周りを男子生徒が侍ることも、女子生徒達が冷ややかな目で遠巻きに見ていることも、最近では日常の風景となっていた。 そんな中、ナンシーの恋人であるレオナルドが、2か月の短期留学を終えて帰ってきた。

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

処理中です...