27 / 46
第24話 キール・クロウリー
しおりを挟む
ヴァンダーウォール伯爵家の私兵キール・クロウリーは、伯爵家の長男ハリソン・ヴァンダーウォールの命令で、16歳の長女、アリステルを探していた。
キールがヴァンダーウォール家の私兵として雇われて3年、アリステルに会ったことが一度もなかった。
別棟に引きこもっている長女がいるらしいという噂だけは聞いたことがあった。
アリステルの捜索に駆り出されている私兵のほとんどは、アリステルの顔を知らないので、捜索のためにたくさん作られた絵姿が配られた。
絵姿のアリステルは、優しくほほ笑む、まだほんの子供であった。
(こんな子供がなんだって家出なんか?)
継母に虐げられ、魔の森に捨てられたという事実は、捜索に当たる者にも秘密にされていた。
(どこかで魔獣に襲われて死んだか、人さらいに連れて行かれて売られちまったか)
どうせ見つかりっこないと考えていた。
しかし、職務には真面目なので、その日も絵姿を持って捜索していた。
(お、でかい川があるな。国境の大河か。一応見ておくか)
ほんの軽い気持ちで川べりへとやって来たキールは、ほどなくして岸に這いあがるようにして倒れている男を発見する。
魔獣と峡谷に落ちたレオンである。
(なんだ、男かよ…)
キールはレオンを水から引き揚げ、まじまじと観察する。
整った顔立ちをしているが、血の気を失い真っ白になっている。
額に岩で切れたような傷があるくらいで、大きなケガはしていないようだ。
一般的な冒険者が身に着ける皮の胸当てと胴着、脛当てを付けている。
手首に黒い石で作られたブレスレットが巻かれている以外には装飾品はない。
キールはレオンを肩に担いで、ひとまず拠点としている宿屋に連れて行く。
揉め事はやめておくれよ、と宿屋のおかみさんに言われたが、金を多めに渡せば黙った。
レオンは三日三晩高熱でうなされた。
キールは薬屋で買ってきた熱さましを水で溶いて布に含ませ、乾いた唇を開かせ布を絞り飲ませる。
翌日の朝には、すっかり熱が下がり、呼吸が楽になったレオンが目を覚ました。
「気分はどうだ?」
キールの問いかけに、レオンは視線だけをキールに向けた。
見知らぬ男であったが、どうやら看病されていたらしいことは、すぐにわかった。
「・・・ここはどこだ」
「気分はいいようだな。ここはベリーの町だ」
「ベリー?」
「ああ、スコルトの」
「スコルト?」
レオンは自分がベリーという町の名も、スコルトという名も聞き覚えがないことに気が付いた。
遠い異国の町にいるのか?
「ベリーの町の小さな宿屋だ。お前さんが川のほとりで倒れているのを助けてここに連れてきたんだが。どうしてあんなところで倒れていたんだ?」
「川?倒れていた?」
レオンにはまったく心当たりがなかった。
「なんだよ、覚えてないのか?頭でも打ったのか?まあ、いい。俺はキール。あんたは?」
名を聞かれて、レオンは自分の名前もわからないことに気が付いた。
「わからない」
「はぁ?名前もわからない?おいおい・・・」
キールは思った以上のお荷物を拾ってしまったかもしれない、と頭を抱えた。
しかし、悩んでも仕方ない。
とにかく飯を食わせ、元気になったらどこへなりとも行ってくれればいい。
それから二日は、レオンは大人しく養生に努めたが、あっという間に体調は回復し、床に就いている方が苦痛になってきた。
キールは早朝、宿屋を出て行って鍛錬をしていた。
その後戻って来て朝食を取ると、人探しの仕事へと出かけ、夜に戻ってくる。
レオンは朝の鍛錬に、付き合わせて欲しいと申し出て、キールとともに素振りをしたり、剣を打ち合わせたりした。
(この男、強い!)
キールは、レオンの身のこなしが、ただ者ではないことに早々に気が付いた。
口数は多くないが、人柄も悪くない。
ヴァンダーウォール家の私兵団に入れてはどうか、と思うようになった。
一方、レオンは自分を持て余していた。
自分が何者かわからないことは、足場を失ったような、言い知れぬ不安をもたらす。
「なぁ、俺の職場で一緒に働かないか?」
キールがそう誘ったとき、レオンはすぐに返答できなかった。
キールはナバランドの伯爵家に仕える私兵だという。
ヴァンダーウォール伯爵はほとんど王都のタウンハウスにいて、領地の屋敷には伯爵の息子、義理の母親と妹が住んでいる。
この家族が出かける際の護衛をしたり、街中でのいさかいの仲裁をしたり、魔の森から魔獣が現れた際の討伐を行ったりしているらしい。
「あんたなら腕も立つし、見かけもいいから、奥様の護衛にもいいと思うんだ。どうせ行く当てもないんだろ?」
「行く当てはないが。もしかしたら、俺は誰かに忠誠を誓っているかもしれない。記憶がないとは言え、裏切るようなことになっては困る」
「忠誠を誓った相手がいるのか?」
「いや、わからない」
「いないかもしれない」
「それはそうだが」
レオンは無意識に左腕のブレストレットを触った。
それを見て、キールはやや首を傾げた。
(ふーん?たしかに忠誠を誓った相手がいるのかもな?)
「ヴァンダーウォール家に忠誠を誓わなければいいじゃないか」
「なに?忠誠を誓わずに雇われることなんかないだろ」
「おれ、誓ってないな、たぶん」
書類上、ヴァンダーウォール家の私兵として雇われた際に、命令に背かないことを誓う宣誓書にサインしているのだが、心情的に忠誠を誓ったつもりはない。
「雇われている間は命令には従うよ。それでいいじゃないか。いいだろ?よし、決まりだ。隊長に話してみよう」
レオンはまだ躊躇していた。
「このように名前もわからない者など、信用されないだろう」
「じゃあ、名前をつけよっか」
そう言って、キールは簡単に名付けた。
何も覚えていないから、ゼロと。
キールがヴァンダーウォール家の私兵として雇われて3年、アリステルに会ったことが一度もなかった。
別棟に引きこもっている長女がいるらしいという噂だけは聞いたことがあった。
アリステルの捜索に駆り出されている私兵のほとんどは、アリステルの顔を知らないので、捜索のためにたくさん作られた絵姿が配られた。
絵姿のアリステルは、優しくほほ笑む、まだほんの子供であった。
(こんな子供がなんだって家出なんか?)
継母に虐げられ、魔の森に捨てられたという事実は、捜索に当たる者にも秘密にされていた。
(どこかで魔獣に襲われて死んだか、人さらいに連れて行かれて売られちまったか)
どうせ見つかりっこないと考えていた。
しかし、職務には真面目なので、その日も絵姿を持って捜索していた。
(お、でかい川があるな。国境の大河か。一応見ておくか)
ほんの軽い気持ちで川べりへとやって来たキールは、ほどなくして岸に這いあがるようにして倒れている男を発見する。
魔獣と峡谷に落ちたレオンである。
(なんだ、男かよ…)
キールはレオンを水から引き揚げ、まじまじと観察する。
整った顔立ちをしているが、血の気を失い真っ白になっている。
額に岩で切れたような傷があるくらいで、大きなケガはしていないようだ。
一般的な冒険者が身に着ける皮の胸当てと胴着、脛当てを付けている。
手首に黒い石で作られたブレスレットが巻かれている以外には装飾品はない。
キールはレオンを肩に担いで、ひとまず拠点としている宿屋に連れて行く。
揉め事はやめておくれよ、と宿屋のおかみさんに言われたが、金を多めに渡せば黙った。
レオンは三日三晩高熱でうなされた。
キールは薬屋で買ってきた熱さましを水で溶いて布に含ませ、乾いた唇を開かせ布を絞り飲ませる。
翌日の朝には、すっかり熱が下がり、呼吸が楽になったレオンが目を覚ました。
「気分はどうだ?」
キールの問いかけに、レオンは視線だけをキールに向けた。
見知らぬ男であったが、どうやら看病されていたらしいことは、すぐにわかった。
「・・・ここはどこだ」
「気分はいいようだな。ここはベリーの町だ」
「ベリー?」
「ああ、スコルトの」
「スコルト?」
レオンは自分がベリーという町の名も、スコルトという名も聞き覚えがないことに気が付いた。
遠い異国の町にいるのか?
「ベリーの町の小さな宿屋だ。お前さんが川のほとりで倒れているのを助けてここに連れてきたんだが。どうしてあんなところで倒れていたんだ?」
「川?倒れていた?」
レオンにはまったく心当たりがなかった。
「なんだよ、覚えてないのか?頭でも打ったのか?まあ、いい。俺はキール。あんたは?」
名を聞かれて、レオンは自分の名前もわからないことに気が付いた。
「わからない」
「はぁ?名前もわからない?おいおい・・・」
キールは思った以上のお荷物を拾ってしまったかもしれない、と頭を抱えた。
しかし、悩んでも仕方ない。
とにかく飯を食わせ、元気になったらどこへなりとも行ってくれればいい。
それから二日は、レオンは大人しく養生に努めたが、あっという間に体調は回復し、床に就いている方が苦痛になってきた。
キールは早朝、宿屋を出て行って鍛錬をしていた。
その後戻って来て朝食を取ると、人探しの仕事へと出かけ、夜に戻ってくる。
レオンは朝の鍛錬に、付き合わせて欲しいと申し出て、キールとともに素振りをしたり、剣を打ち合わせたりした。
(この男、強い!)
キールは、レオンの身のこなしが、ただ者ではないことに早々に気が付いた。
口数は多くないが、人柄も悪くない。
ヴァンダーウォール家の私兵団に入れてはどうか、と思うようになった。
一方、レオンは自分を持て余していた。
自分が何者かわからないことは、足場を失ったような、言い知れぬ不安をもたらす。
「なぁ、俺の職場で一緒に働かないか?」
キールがそう誘ったとき、レオンはすぐに返答できなかった。
キールはナバランドの伯爵家に仕える私兵だという。
ヴァンダーウォール伯爵はほとんど王都のタウンハウスにいて、領地の屋敷には伯爵の息子、義理の母親と妹が住んでいる。
この家族が出かける際の護衛をしたり、街中でのいさかいの仲裁をしたり、魔の森から魔獣が現れた際の討伐を行ったりしているらしい。
「あんたなら腕も立つし、見かけもいいから、奥様の護衛にもいいと思うんだ。どうせ行く当てもないんだろ?」
「行く当てはないが。もしかしたら、俺は誰かに忠誠を誓っているかもしれない。記憶がないとは言え、裏切るようなことになっては困る」
「忠誠を誓った相手がいるのか?」
「いや、わからない」
「いないかもしれない」
「それはそうだが」
レオンは無意識に左腕のブレストレットを触った。
それを見て、キールはやや首を傾げた。
(ふーん?たしかに忠誠を誓った相手がいるのかもな?)
「ヴァンダーウォール家に忠誠を誓わなければいいじゃないか」
「なに?忠誠を誓わずに雇われることなんかないだろ」
「おれ、誓ってないな、たぶん」
書類上、ヴァンダーウォール家の私兵として雇われた際に、命令に背かないことを誓う宣誓書にサインしているのだが、心情的に忠誠を誓ったつもりはない。
「雇われている間は命令には従うよ。それでいいじゃないか。いいだろ?よし、決まりだ。隊長に話してみよう」
レオンはまだ躊躇していた。
「このように名前もわからない者など、信用されないだろう」
「じゃあ、名前をつけよっか」
そう言って、キールは簡単に名付けた。
何も覚えていないから、ゼロと。
45
あなたにおすすめの小説
【完】チェンジリングなヒロインゲーム ~よくある悪役令嬢に転生したお話~
えとう蜜夏
恋愛
私は気がついてしまった……。ここがとある乙女ゲームの世界に似ていて、私がヒロインとライバル的な立場の侯爵令嬢だったことに。その上、ヒロインと取り違えられていたことが判明し、最終的には侯爵家を放逐されて元の家に戻される。但し、ヒロインの家は商業ギルドの元締めで新興であるけど大富豪なので、とりあえず私としては目指せ、放逐エンド! ……貴族より成金うはうはエンドだもんね。
(他サイトにも掲載しております。表示素材は忠藤いずる:三日月アルペジオ様より)
Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)
出ていってください!~結婚相手に裏切られた令嬢はなぜか騎士様に溺愛される~
白井
恋愛
イヴェット・オーダム男爵令嬢の幸せな結婚生活が始まる……はずだった。
父の死後、急に態度が変わった結婚相手にイヴェットは振り回されていた。
財産を食いつぶす義母、継いだ仕事を放棄して不貞を続ける夫。
それでも家族の形を維持しようと努力するイヴェットは、ついに殺されかける。
「もう我慢の限界。あなたたちにはこの家から出ていってもらいます」
覚悟を決めたら、なぜか騎士団長様が執着してきたけれど困ります!
【完結】一番腹黒いのはだあれ?
やまぐちこはる
恋愛
■□■
貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。
三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。
しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。
ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
人質王女の婚約者生活(仮)〜「君を愛することはない」と言われたのでひとときの自由を満喫していたら、皇太子殿下との秘密ができました〜
清川和泉
恋愛
幼い頃に半ば騙し討ちの形で人質としてブラウ帝国に連れて来られた、隣国ユーリ王国の王女クレア。
クレアは皇女宮で毎日皇女らに下女として過ごすように強要されていたが、ある日属国で暮らしていた皇太子であるアーサーから「彼から愛されないこと」を条件に婚約を申し込まれる。
(過去に、婚約するはずの女性がいたと聞いたことはあるけれど…)
そう考えたクレアは、彼らの仲が公になるまでの繋ぎの婚約者を演じることにした。
移住先では夢のような好待遇、自由な時間をもつことができ、仮初めの婚約者生活を満喫する。
また、ある出来事がきっかけでクレア自身に秘められた力が解放され、それはアーサーとクレアの二人だけの秘密に。行動を共にすることも増え徐々にアーサーとの距離も縮まっていく。
「俺は君を愛する資格を得たい」
(皇太子殿下には想い人がいたのでは。もしかして、私を愛せないのは別のことが理由だった…?)
これは、不遇な人質王女のクレアが不思議な力で周囲の人々を幸せにし、クレア自身も幸せになっていく物語。
セーブポイントに設定された幸薄令嬢は、英雄騎士様にいつの間にか執着されています。
待鳥園子
恋愛
オブライエン侯爵令嬢レティシアは城中にある洋服箪笥の中で、悲しみに暮れて隠れるように泣いていた。
箪笥の扉をいきなり開けたのは、冒険者のパーティの三人。彼らはレティシアが自分たちの『セーブポイント』に設定されているため、自分たちがSSランクへ昇級するまでは夜に一度会いに行きたいと頼む。
落ち込むしかない状況の気晴らしにと、戸惑いながらも彼らの要望を受け入れることにしたレティシアは、やがて三人の中の一人で心優しい聖騎士イーサンに惹かれるようになる。
侯爵家の血を繋ぐためには冒険者の彼とは結婚出来ないために遠ざけて諦めようとすると、イーサンはレティシアへの執着心を剥き出しにするようになって!?
幼い頃から幸が薄い人生を歩んできた貴族令嬢が、スパダリ過ぎる聖騎士に溺愛されて幸せになる話。
※完結まで毎日投稿です。
貧乏神と呼ばれて虐げられていた私でしたが、お屋敷を追い出されたあとは幼馴染のお兄様に溺愛されています
柚木ゆず
恋愛
「シャーリィっ、なにもかもお前のせいだ! この貧乏神め!!」
私には生まれつき周りの金運を下げてしまう体質があるとされ、とても裕福だったフェルティール子爵家の総資産を3分の1にしてしまった元凶と言われ続けました。
その体質にお父様達が気付いた8歳の時から――10年前から私の日常は一変し、物置部屋が自室となって社交界にも出してもらえず……。ついには今日、一切の悪影響がなく家族の縁を切れるタイミングになるや、私はお屋敷から追い出されてしまいました。
ですが、そんな私に――
「大丈夫、何も心配はいらない。俺と一緒に暮らそう」
ワズリエア子爵家の、ノラン様。大好きな幼馴染のお兄様が、手を差し伸べてくださったのでした。
ヒロイン気質がゼロなので攻略はお断りします! ~塩対応しているのに何で好感度が上がるんですか?!~
浅海 景
恋愛
幼い頃に誘拐されたことがきっかけで、サーシャは自分の前世を思い出す。その知識によりこの世界が乙女ゲームの舞台で、自分がヒロイン役である可能性に思い至ってしまう。貴族のしきたりなんて面倒くさいし、侍女として働くほうがよっぽど楽しいと思うサーシャは平穏な未来を手にいれるため、攻略対象たちと距離を取ろうとするのだが、彼らは何故かサーシャに興味を持ち関わろうとしてくるのだ。
「これってゲームの強制力?!」
周囲の人間関係をハッピーエンドに収めつつ、普通の生活を手に入れようとするヒロイン気質ゼロのサーシャが奮闘する物語。
※2024.8.4 おまけ②とおまけ③を追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる