魔王軍VS.王国軍・・・・??第三勢力出現!異端だと切り捨てられた田舎者、希少魔法で世界を変える

たま「ねぎ

文字の大きさ
15 / 20
第1章:第43特別地区

+++第十四話:勇者であるということ

しおりを挟む
 一週間がたった。

 「うおおおお⁉ち、遅刻だあああ!!」
 「ったく、馬鹿の一つ覚えじゃねえか!昨日も言ったろ?早く寝ろって!」
 朝七時。悲鳴を上げて、ようやくセイヤッタ・ミーナルスの朝が始まる。彼女は新しい同居人を指差し、非難の言葉を浴びせた。
 
 「あ!!セシル、起こしてって言ったじゃん!裏切り者ぉ!」
 「失敬な、俺はちゃんと起こしたぞ。部屋に入って布団まで剥いでやったのに・・・・そうなれば起きないお前が悪い」
 
 (え―――――――⁉)
 俺の言葉に、一転彼女は勢いを失い口ごもる。次の瞬間、飛んできた部屋着が俺の顔面にヒットした。
 
 「もう!変態!!」
 (じゃあ、どうすればいいんだよ)
 
 「ふああ・・・・ごめんねセシル君。セイヤッタまで任せちゃって」
 そう言って、ノセアダが通路の奥から現れた。彼女は黄色のふわふわした防寒着を身にまとい、ゆっくりと歩を進める。
 
 「ああ。まさか、セイヤッタが高等校生とは思わなかったよ!どうなってるんだ、お前らの部隊は!?」
 「うーん、いろいろ複雑でしてねえ・・・・」
 
 「それはそれとして、お前はもうすこし寝ていたほうがいいんじゃないか?昨日も遅かっただろ?」
 「ありがとう。でも大丈夫、やることがあるから」
 差し出したコーヒーカップを片手に、ノセアダはテーブルで新聞を開いた。
 
 「いまはフェルスたちがいないから、忙しくてねえ。セシル君にはすごく助けられてるよ」
 「まあ、仕事だしな」
 そう言い残すと、俺は問題児の方に向かって行った。
 
 「――――クリップが逆だ。ティラノサウルスが後ろ向いてる」
 「げ!ま、まじで?直して直して!」
 セイヤッタは制服のボタンを付けながら、あたふたとこちらに背を向けた。
 
 「まったく、歯磨きは?」
 「したよ!バッチリ!」
 「威勢だけは良いようで・・・・顔は?」
 
 「洗いました!ちょっとセシル、私を舐め過ぎなんじゃ――――」
 「――――はいはい、じゃああとは朝飯だな」
 
 「えー。時間ないよ」
 俺の言葉に、彼女は不満そうに口をすぼめた。いままでどんな生活をしてきたのか知らないが、こいつらはかなり生活習慣が終わってる。忙しいのは仕方ないが、直してもらわなくては困るだろう。
 
 「はあ。いいかよく聞け、これは俺の爺さんの古知恵なんだが。朝飯を食べないと――――」
 「――――食べ、ないと?」
 
 「脳みそが腐るらしい」
 「⁉⁇―――ッ‼⁉⁇」
 
 
 ・
 ・
  
 
 「怒られたらセシルのせいだからね!」
 玄関を出ると一度こちらを振り返り、そう恨み節を吐いた。
 
 (ていうか、だったら急いでくれよ・・・・)
 
 まったく、俺はここになにをしに来たのだろうか。すこし料理ができるからって、まるでカフェの店員と世話係。でもむしろ、それは幸せなことだ。戦わなくても平和が保証されていて、種族が関係なく協力して暮らしている。
 
 (・・・・)
 「肌で感じて、ようやくわかった気がするな。第43特別地区が、なにを目指すのか」
 保守・維持―――――でも、それだけでいいのだろうか?
 
 "「元々捨て駒に使うつもりが、あなたのせいです・・・・この子がただの気持ち悪い獣人になっちゃったのは」"
 
 あの女の言葉を思い返す。一度外に目を向ければ、考えられないほどの人たちが虐げられているままだ。じっとしているほうが難しい。
 
 「なら、俺はこの部隊になにを求めていたんだろうか?」
 せっかく命拾いしたのに、また王国に歯向かうつもりなのか?
 「・・・・そりゃないよな。みんな、リスクを負って俺を受け入れてくれたのに」
 でもやはり、ここは俺のいるべき場所ではないと・・・・どこかそんな気がするのだ。
 「まあ、現状は信じるしかないか。俺たちの行動が、平和に貢献しているってことを」
 
 そう自己解決すると、前方から女性が近づいてくることに気が付く。彼女は綺麗な黒髪を長く伸ばし、魔人族の風貌である。
 
 「――——おはよう。大変そうね、ハルガダナ君」
 「おはようございます、イルバシャノルタさん」
 
 「―――!ふふふ、ありがとう」
 ここで彼女がお礼を言った理由を、すぐに理解することはできなかった。しかし、なんだかうれしそうだったのでそれはそれでよしとする。
 
 「名前・・・・憶えてくれたのね?」
 「そりゃ、もう何度も会っていますから」
 
 彼女は俺の言葉に対して、「今日も飲みに行くわ」と口元を指でさすった。
 「あなたの淹れる珈琲の味は特別だから。でも無理は禁物よ、今日は血圧が少し低いみたい」
 「え?」
 
 「わかるのよ、顔色も少し悪いわね。まあ、私ほどじゃないけど?」
 (・・・・)
 魔人族の灰褐色肌は人間族のそれと比べて、少し血色悪く見えるだろう。
 
 「それも、俺は好きですけどね」
 「・・・・。即答、自分で聞いておいて恥ずかしいわ。ハルガダナ君、あなたモテるんじゃない?」
 
 「いきなりなんですか」
 「いいや?でも少し興味が湧いてきたよ。いままで、茜莊には女の子しかいなかったから」
 
 朝日とマッチする艶髪の隙間から、彼女の楽しそうな瞳が覗く。
 (・・・・恋愛的なことを言っているんだろうか?)
 そうであるなら、俺の悩みと比べて些細な問題だ。そもそもこんな状況で、恋愛話が発展するとは思えない。 
 あいつらがどうなのか知らないが、俺自身ここ数日の経験を話せば―――――。
 
 「――――なにかあるなんて、考えられませんけどね」
 「そう?でもまだ一週間だし、わからないんじゃない?部隊にはまだふたり、可愛い女の子がいるわよ」
 彼女はそう言ってこぶしを握ると、こちらに見せつけた。
 
 「それはそれとして。これを食べるといいわ、元気が出るわよ」
 「・・・・なんすかこれ?」
 
 彼女の手提げ袋から取り出された、黒い物体。それを見て、俺は思わずそう返す。たしかイルバシャノルタさんは、薬やポーションを扱う店を商っていたはずだが。
 
 (・・・・マジでなんですか、これ)
 「安心して?特製栄養補完かりんとう、よ。和菓子屋のおばあちゃんと共同開発した、うちの一押し商品」
 「へえ」
 
 懸念が晴れると、俺はさっそく一口それをかじった。
 「――――おいしいですね」
 「ありがとう、もうひとついかが?」
 
 「いや、そりゃ悪いですよ」
 「ふふ、いいの。二つ目からは、しっかりとお代をいただくつもりだから」
 
 「・・・・そうですか」
 
 
 ・
 ・
 ・
 *
 
 
 同日、王都エヴミナの中心部。
 政治・経済―――――王国のあらゆる要素を文字通り司る、王都第7地区。この場所では、いつも通りの優雅な昼下がりのときが流れていた。
 
 【第7地区中西部:王国軍本部】
 
 「納得できません‼我々は勇者のはずです!で、あれば・・・・なぜ彼女は牢屋に入れられているのですか⁉」
 初めて入った執務室。【エリミシア・グラディアーニェ】太極位の、のしかかるようなプレッシャーに緊張しながらのこと。勇者シバウラは、彼女に同郷仲間の窮状を訴えた。それには一方の太極位も、まったく冷静に対処する。
 
 「彼女――――とは、ロロカ・ミヤダイのことでしょうか?で、あれば・・・その扱いに対しての説明は成されているはずですよ」
 「ッ!彼女は日本にいたときから、アリさえ殺さないような子でした。それをいきなりの変化で、戸惑っているだけなんです‼」
 軽い魔力の脅し程度では、引き下がることはない。マモル・シバウラは本気だ。 

 (・・・・)
 勇者の気迫に、エリミシア・グラディアーニェはやっとペンを置いた。
 「まあ、異世界から来たんだから・・・・戸惑う気持ちもわかるけれど。それでも彼女は度を過ぎる。それは、王国ではタブーでしょう?ガラムバトでの行動だけなら、ここまではしません。国王への不敬に始まり、奴隷施設での解放事件」
 「それは――――ッ‼」
 
 言葉に詰まり苦悶の表情を浮かべるシバウラを眺め、太極は愉悦の笑みを浮かべる。
 「それは――――なんでしょうか?」
 「いえ・・・・なんでもありません」
 勇者シバウラは同じように主張し、王国軍を追放された人物のことを思い浮かばせた。セシル・ハルガダナの行方はわからないが、王国に逆らうべきではない。
 
 「ふふ、やはりあなた方は頭がいい。一見感情的に思えるハヤト・キリヤもまた、打算的な行動ができるでしょう?その点、彼女はそれができていないのです。よほどの決心があるのか、私には測りかねますが」
 (・・・・)
 「ロロカは――――」
 
 ”
 「芝浦君!どうしよう⁉
 人が――――みんな血が出てて――――ッ‼‼」
 ”
 
 いや、違う。ガラムバトで、俺は混乱していたんだ。だから、極限まで頭を回し・・・・状況を分析して結論を出した。

 ” 
 「――――ううん、私にだってできることはあるよね⁇とにかく、怪我をしている人を集めて!必ず私が助けるから‼」
 「・・・・ロロカ?なにをしているんだ?」
 
 「芝浦君、早く‼」
 「あ、ああ・・・・」
 ”
 
 俺の結論は、ロロカと違った。だけどそれが間違いだったとは思わない。
 
 ”
 「お前たち‼ここでなにをしている⁉」
 「~~~~‼すみません、俺たちは日本から来た者で――――」
 ”
 
 俺の言葉は弱かった。だからロロカにすぐさえぎられてしまった。
 
 ”
 「あなたたちこそ、なにをかんがえているんですか⁉⁇いますぐ、こんなことはやめてください‼‼‼」
 「ああ、お前たちがニホンジンか。話は聞いている。亜人族への共謀は犯罪だが勇者であれば話は別だ。付いて来い」
 「は、放してください‼」
 
 (ロロカ・・・・)
 「芝浦君もなんとか言ってよ、どうしてこんな――――」
 「ロロカ、ちょっと落ち着いて」
 
 「私はあなたたちに協力はしません!この犯罪を絶対に止めて見せますから‼」
 「ロロカ、ここは話を聞かないと!」
 
 「もう一度言う。この場で死にたくなければ、従え」
 「断ります!そんなことより、はやくこの町の人を助けないと――――」
 「ロロカ――――ッ‼‼‼」 
 最後に、シバウラの魔法が彼女の意識だけを奪い去った。
 ”
 
 目を覚ましたとき、彼女はどう思っただろうか?幻滅しただろうな。でも俺は、彼女に生きていてほしかったから――――。
 
 「くッ・・・・」
 シバウラは自身の無力感に、こぶしを強く握った。
 「安心してください、勇者ですから。それに、彼女ほどの回復魔法は貴重ですよ?丁重に扱い、悪いようにする気はありません」
 
 「本当に、彼女は・・・・あの子は、ただ・・・・」
 「ええ、ですが時間は必要です。状況を理解し、適応するための時間が。その間、彼女に外で暴れられては不都合・・・・ただそれだけの話ですよ」
 
 状況の理解・・・・適応。シバウラは日本にいたときから、いつだって優等生だともてはやされてきた。
 
 (俺は――――)
 この世界で、生きていかなければならない。覚悟が決まると、彼は小さく口を開いた。
 
 「一日に一回は―――――」
 「・・・・?」
 
 「一日に一回は、風呂に入らせてあげてください。ずっと我慢していたと思いますから。それからできれば、好物のオレンジを差し入れたいのですが」
 
 変わらず辛そうな顔だが、事情は受け入れたようである。勇者が、すこしだけだが明るさを取り戻したのを太極は感じ取った。
 
 「受け入れましょう」
 「あ、ありがとうございます!」
 「ええ、ですが・・・・彼女につらい思いをさせたくないのであれば、あなたは活躍しなければなりませんね?」
 
 (――――ッ‼)
 偶然か、あるいは故意か。彼女の追い打ちをかけるような発言に、彼は強くこぶしを握った。
 
 「期待していますよ」
 「はい・・・・!」
 
 
 *第十五話に続く
 
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜

沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。 数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件

fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。 実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。 追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。 そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。 これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。

チート魔力を持ったせいで世界を束ねる管理者に目を付けられたが、巻き込まれたくないので金稼ぎします

桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。 交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。 そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。 その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。 だが、それが不幸の始まりだった。 世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。 彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。 さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。 金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。 面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。 本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。 ※小説家になろう・カクヨムでも更新中 ※表紙:あニキさん ※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ ※月、水、金、更新予定!

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

異世界国盗り物語 ~戦国日本のサムライ達が剣と魔法の世界で無双する~

和田真尚
ファンタジー
 戦国大名の若君・斎藤新九郎は大地震にあって崖から転落――――気付いた時には、剣と魔法が物を言い、魔物がはびこる異世界に飛ばされていた。 「これは神隠しか?」  戸惑いつつも日本へ帰る方法を探そうとする新九郎  ところが、今度は自分を追うように領地までが異世界転移してしまう。  家臣や領民を守るため、新九郎は異世界での生き残りを目指すが周囲は問題だらけ。  領地は魔物溢れる荒れ地のど真ん中に転移。  唯一頼れた貴族はお家騒動で没落寸前。  敵対勢力は圧倒的な戦力。  果たして苦境を脱する術はあるのか?  かつて、日本から様々なものが異世界転移した。  侍 = 刀一本で無双した。  自衛隊 = 現代兵器で無双した。  日本国 = 国力をあげて無双した。  では、戦国大名が家臣を引き連れ、領地丸ごと、剣と魔法の異世界へ転移したら――――? 【新九郎の解答】  国を盗って生き残るしかない!(必死) 【ちなみに異世界の人々の感想】  何なのこの狂戦士!? もう帰れよ!  戦国日本の侍達が生き残りを掛けて本気で戦った時、剣と魔法の異世界は勝てるのか?  これは、その疑問に答える物語。  異世界よ、戦国武士の本気を思い知れ――――。 ※「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも投稿しています。

処理中です...