たま「ねぎ

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愛してるぜー!みんなー!!!
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主人公:セシル・ハルガダナは、北の辺境地から南東の町に向かっていた。 道に迷っていた彼を助けたのは、”ロロカ・ミヤダイ”という少女である。 ”ナナセ・クミシマ”、”ハヤト・キリヤ”、”マモル・シバウラ”・・・のちに勇者と呼ばれる彼女らは、こうして彼と出会った。 しかしそれは、大きく険しい物語の始まりでもあった。 異世界人と世間知らずは、のちに王国軍へ合流するが、そこで驚愕の事実を知る。 王国軍は亜人を人間と認めず、彼らの虐殺を進めていたのである。 初めて目の前で、"人"が"人"を、殺した。 驚いている暇はなかった。 王国軍は、彼らにも協力するように要請する。 ―――良心に従い、亜人を助けるのか。 皮肉なことに、彼らにはその力があるのだ。 彼らはそれぞれ、悩み、決断する。 悲願のラストピースを位置付けられた勇者、希少魔法という能力を持つセシルの選択は果たして――――。
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文字数 210,822 最終更新日 2023.12.12 登録日 2023.11.22
青春 連載中 長編
 高二の春・・・部活、遊び、友人関係、恋愛・・・・とにかく、周りは青春真っただ中。  榮倉右代(えいくらうしろ)は窓から彼らを眺めつつ、いつまでも白紙のままの進路希望調査票の上に伏していた。  「―――じゃあいっそのこと甘沢咲菜さんの家に婿入りします、っていうのはどう?」  いつの間にか、幼馴染が前の席で面白そうに自分を眺めていることに気が付く。  今考えてみれば、俺の最初の選択肢は、この幼馴染の冗談じみた提案だったように思える。  「―――私は、きみと仕事がしたいんだけど」  同級生のモデルは、俺と仕事がしたいらしい。は?なんじゃそりゃ・・・。  「―――私と一緒に、都心の大学に行かない?」  白魔女の異名を持つ天才テニス少女は、大学進学か・・・は?俺と?なんで?  「―――正直に言うとさ、私はきみが欲しいんだ」  全校生徒のあこがれ・・・なんでもこなす才色兼備の先輩は、俺が欲しいって?おいおい、ちょっとまてくれ・・・!  だからあの・・・俺は!  ・・・・・あれ、なにがしたかったんだっけ?  ―――これは、長い間白紙状態だった、一人の男子高校生の進路が決まるまでの物語である。
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小説 21,842 位 / 184,033件 青春 195 位 / 6,488件
文字数 61,748 最終更新日 2023.04.24 登録日 2023.04.21
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