875 / 1,316
第20章 とある国と聖なる乙女
第875話 再会したアイウーズに気づいた事は
しおりを挟む
スコテイの元を出た後、夕日に照らされつつオレはニグリ家に帰る道すがらいろいろと考え込んでいた。
これまでの話がいろいろと漠然としすぎていて、どうすればよいのか分からない。
いつもの事ではあるが分かりやすい『諸悪の根源』がいて、それを倒せば全て解決するような簡単な状況では無い。
正直なところ元から無関係なこの国を逃げ出して、そのまま消えようかと思わずにはいられない。
しかしそこで逃げ出す事が出来るのなら、オレはこれまで望みもしないのに名声ばかり積み上げてはこなかったろう。
何というか自分自身に対して、ちょっと諦め気味というところだ。
それにいまオレの方から何か出来るわけでもない。
どうすればよいのかもよく分からない、いろいろと困った状況なので仕方なくイオド家に足を向ける。
何でもいいから明確にやるべき事があった方が、オレにとってはありがたいような気がしてきたな。
そんなことを考えていると、夕日の中に浮かび上がる影が一つあった。
まさか? オレを待ちかねていたと言わんばかりの笑顔を注いでくるのは、今朝方別れたアイウーズだった。
「やあ。待っていたよ」
おい。あんた命の危険に直面してまだ半日しか経ってないよな?
オレが回復魔法をかけた時には意識が無かったから、自覚はしていないかもしれないが危機一髪だった事を理解していないのか。
いや。あんまり簡単にオレが治癒したものだから、何でもない事だったと思っているのかもしれないぞ。
「あなたは自分の命が狙われている事ぐらい分かっているでしょう」
「君に会うためであれば、命の危険ぐらい何でも無いさ」
本人的には格好のいいことを言っているつもりらしいが、オレからすれば単に『すり寄ってくる迷惑』です。
「こう何度も繰り返して命を助けてもらうなんて、きっと僕たち二人は運命の糸で繋がっているのかもしれないね」
「あなたの身にもしもの事があったら、戦争になりかねないからですよ」
「そうかい。僕の身にもしもの事があったらと心配してくれるのは嬉しいよ」
相変わらず図々しい言いぐさだな。
ただどこか引っかかる。やっぱり他の面々同様に、何かを隠しているというというか、本心の一部だけ見せているというか、そんな雰囲気が微かに感じられたのだ。
アイウーズの無茶な行動には、秘められた意図があるのだろうか?
取りあえず何か情報を得られないか尋ねてみよう。
「いったい誰があなたの命を狙ったのか、見当はつきませんか?」
実のところまるで期待はしていない。取りあえず聞くだけ聞いてみたというだけだ。
「そうだね。相手の見当はついているよ」
「そうですか。やっぱり――ええ?!」
なんだって? いや。コイツの事だから冗談でオレをからかっているのかもしれないし、気を引くために適当な事を言っているだけなのかもしれない。
「どうしてあなたが分かるんですか?」
オレの問いかけに対し、アイウーズは苦笑する。
「なんだい。君は僕が見当もつかないと思って、わざと答えられない質問をしたのかな?」
「そういうわけでもないのですけど……」
「別にいいよ。そういう『かわいい意地悪』も決してイヤではないさ」
オレが『好きな相手の気を引きたくてわざと困らせている』とかそんな事をしているとでも思っているのか?
それともやはりからかっているのだろうか。
「本題に入ってもらえないのなら、もう話は終わりですよ」
「やれやれ……分かったよ」
アイウーズは少しばかり落胆した様子を見せる。たぶんオレとの会話をもっと引き延ばしたかったのだろうな。
「僕にだって自前の情報網ぐらいはあるのさ。だからこの国の他の人間達の知らない事も知っているつもりだよ」
それはアイウーズの祖国であるグラフト公国が、フラネス王国と敵対していた時に送り込んでいた密偵からの情報なのだろう。
確かにグラフトがフラネスの属国になったとしても、敵対していた時に構築していた情報網を捨てる理由は無いな。
しかしそんなことをどうしてオレに教えるんだ? 少なくとも建前上、オレはフラネス王国の貴族家に所属しているわけなのだが。
だがオレの怪訝な表情に気づいたのか、アイウーズはまたしても柔らかい笑みを浮かべる。
「気にしなくていいよ。それぐらいはこの国の官憲もとっくに気づいているからさ。そもそも大貴族が自分だけの情報網を持つなど当たり前だろう?」
確かにそれは言うとおりだが、わざわざそんな話をしたのはオレに自分の力を誇示するためだろうか?
だがそうすると今のアイウーズの行動は自分を狙った相手の見当がついた上でのものという事になる。
自分の身が危ういことを知っていながら、まるでそんなことは無かったかのような態度だ。
ただ状況を把握出来ていない愚か者でしかないのか?
いや。違うぞ。
「もしや……あなたは自分が死んでも構わないと思っているのですか?」
「君はそれではイヤなのかな?」
やっぱりそうだ! アイウーズは自殺願望があるわけではないだろうが、自分自身の命に頓着していないのだ。
自分が死ねば戦争の火種になりかねない立場を分かっていない筈が無いのだが、もしかするとそれを承知の上でこんな事をしているのか。
ただの空気の読めない軽率なナンパ男かと思っていたが、もしかするとコイツの抱える闇はオレの想像を遥かに超えているのかもしれないぞ。
これまでの話がいろいろと漠然としすぎていて、どうすればよいのか分からない。
いつもの事ではあるが分かりやすい『諸悪の根源』がいて、それを倒せば全て解決するような簡単な状況では無い。
正直なところ元から無関係なこの国を逃げ出して、そのまま消えようかと思わずにはいられない。
しかしそこで逃げ出す事が出来るのなら、オレはこれまで望みもしないのに名声ばかり積み上げてはこなかったろう。
何というか自分自身に対して、ちょっと諦め気味というところだ。
それにいまオレの方から何か出来るわけでもない。
どうすればよいのかもよく分からない、いろいろと困った状況なので仕方なくイオド家に足を向ける。
何でもいいから明確にやるべき事があった方が、オレにとってはありがたいような気がしてきたな。
そんなことを考えていると、夕日の中に浮かび上がる影が一つあった。
まさか? オレを待ちかねていたと言わんばかりの笑顔を注いでくるのは、今朝方別れたアイウーズだった。
「やあ。待っていたよ」
おい。あんた命の危険に直面してまだ半日しか経ってないよな?
オレが回復魔法をかけた時には意識が無かったから、自覚はしていないかもしれないが危機一髪だった事を理解していないのか。
いや。あんまり簡単にオレが治癒したものだから、何でもない事だったと思っているのかもしれないぞ。
「あなたは自分の命が狙われている事ぐらい分かっているでしょう」
「君に会うためであれば、命の危険ぐらい何でも無いさ」
本人的には格好のいいことを言っているつもりらしいが、オレからすれば単に『すり寄ってくる迷惑』です。
「こう何度も繰り返して命を助けてもらうなんて、きっと僕たち二人は運命の糸で繋がっているのかもしれないね」
「あなたの身にもしもの事があったら、戦争になりかねないからですよ」
「そうかい。僕の身にもしもの事があったらと心配してくれるのは嬉しいよ」
相変わらず図々しい言いぐさだな。
ただどこか引っかかる。やっぱり他の面々同様に、何かを隠しているというというか、本心の一部だけ見せているというか、そんな雰囲気が微かに感じられたのだ。
アイウーズの無茶な行動には、秘められた意図があるのだろうか?
取りあえず何か情報を得られないか尋ねてみよう。
「いったい誰があなたの命を狙ったのか、見当はつきませんか?」
実のところまるで期待はしていない。取りあえず聞くだけ聞いてみたというだけだ。
「そうだね。相手の見当はついているよ」
「そうですか。やっぱり――ええ?!」
なんだって? いや。コイツの事だから冗談でオレをからかっているのかもしれないし、気を引くために適当な事を言っているだけなのかもしれない。
「どうしてあなたが分かるんですか?」
オレの問いかけに対し、アイウーズは苦笑する。
「なんだい。君は僕が見当もつかないと思って、わざと答えられない質問をしたのかな?」
「そういうわけでもないのですけど……」
「別にいいよ。そういう『かわいい意地悪』も決してイヤではないさ」
オレが『好きな相手の気を引きたくてわざと困らせている』とかそんな事をしているとでも思っているのか?
それともやはりからかっているのだろうか。
「本題に入ってもらえないのなら、もう話は終わりですよ」
「やれやれ……分かったよ」
アイウーズは少しばかり落胆した様子を見せる。たぶんオレとの会話をもっと引き延ばしたかったのだろうな。
「僕にだって自前の情報網ぐらいはあるのさ。だからこの国の他の人間達の知らない事も知っているつもりだよ」
それはアイウーズの祖国であるグラフト公国が、フラネス王国と敵対していた時に送り込んでいた密偵からの情報なのだろう。
確かにグラフトがフラネスの属国になったとしても、敵対していた時に構築していた情報網を捨てる理由は無いな。
しかしそんなことをどうしてオレに教えるんだ? 少なくとも建前上、オレはフラネス王国の貴族家に所属しているわけなのだが。
だがオレの怪訝な表情に気づいたのか、アイウーズはまたしても柔らかい笑みを浮かべる。
「気にしなくていいよ。それぐらいはこの国の官憲もとっくに気づいているからさ。そもそも大貴族が自分だけの情報網を持つなど当たり前だろう?」
確かにそれは言うとおりだが、わざわざそんな話をしたのはオレに自分の力を誇示するためだろうか?
だがそうすると今のアイウーズの行動は自分を狙った相手の見当がついた上でのものという事になる。
自分の身が危ういことを知っていながら、まるでそんなことは無かったかのような態度だ。
ただ状況を把握出来ていない愚か者でしかないのか?
いや。違うぞ。
「もしや……あなたは自分が死んでも構わないと思っているのですか?」
「君はそれではイヤなのかな?」
やっぱりそうだ! アイウーズは自殺願望があるわけではないだろうが、自分自身の命に頓着していないのだ。
自分が死ねば戦争の火種になりかねない立場を分かっていない筈が無いのだが、もしかするとそれを承知の上でこんな事をしているのか。
ただの空気の読めない軽率なナンパ男かと思っていたが、もしかするとコイツの抱える闇はオレの想像を遥かに超えているのかもしれないぞ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる