889 / 1,316
第20章 とある国と聖なる乙女
第889話 スコテイの大いなる野望は
しおりを挟む
とりあえずオレが捕まるのは仕方ないが、イオドとネアラはどうにかせねばなるまい。
「イオドさん。とにかくネアラさんを連れて逃げて下さい」
「しかし……それでは……」
「今はネアラさんの安全を最優先して下さい。いま学院内にはアイウーズさんがいますからこの状況を伝え、助けを求めて下さい」
「わ、分かった」
もちろんスコテイが二人を逃してくれるとは思えない。
スコテイはオレと王妃がかわした話の中身まで知らないとしても、つながりがある事は確信したのでこの挙に出たはず。
いくら王妃がこの国における現在の主流派では無いと言っても、取るに足らない存在では無いからその動向に強い関心を抱いていたに違いない。
そうするとオレを捕まえた事は今のところ隠しておきたいだろうから、イオド達を逃がす事はあり得ない。
もちろんいつの間にか周囲は兵士で覆われていて、もちろん弓でも狙われていて少しでも変な動きをすればこちらを矢ぶすまにするつもりのようだ。
とりあえず今は時間を稼ぐしかない。
「ところでなぜ今になってこんなことをしているのですか? わたしを捕まえるつもりならもっと早い段階でどうにでもなったでしょう」
「最初から全ては私の手のひらの上で、お前も我が深謀遠慮の駒でしかなかったのだ」
「それは嘘ですね?」
いくら何でも初っぱなからそれはあり得ないよな。
今まで数多くの神様に出会ってきたけど、不死の存在でありながら大して凄い事は考えていなかったぞ。
スコテイがそれ以上の存在とはとても思えないのだけど。
「いずれにしてもお前が王妃と接触した事で、我が国における不穏分子は動き出した」
これまでは曲がりなりにも『王妃殿下』と呼んでいたのに、いつのまにか『王妃』と敬称略になっているな。
もう王妃と敵対している事を隠すつもりも無いらしい。
「もちろんこれまで逼塞していた王妃達が、お前を旗頭に担ぎ出だすだろうと、私は予想していたのだ」
なるほど。今になって急に動き出したのはそれが理由だったのか。
王妃やそれに近しい派閥が行動を起こした後で、そのきっかけになった『大陸に名をはせた女英雄』を捕らえる――最低でも殺害する――事が出来れば、一気に瓦解する事になるのは間違いない。
だがそれを前もって準備していたのも間違いないが、その一方であくまでもスコテイ個人が行動しているように見える。
「なるほど。あなたは手柄を独り占めしたいのですね」
「そこは私ひとりだけが全てを見抜いていたと表現して欲しいものだな。何しろ王妃達が動き出すよう、あえてお前を接触させたのだから」
いかにも自分が凄い先見の明を有した策略家のように言っているけど、後からこじつけているようにしか見えません。
「今頃は王妃達がお前の存在を反主流派の貴族達に伝えて、行動を起こすよう呼びかけているはずだ。間抜けな奴らが動き出した後で、お前の有様を見てどんな顔をするか、今から楽しみだよ」
最初から全てがスコテイの仕込みというのはホラとしても、そこまで予想して準備していたとは大したものだ。
ただ当てが外れた場合に備えて、独断で動かせる兵士だけにしたので、精鋭を集められなかったから、集まったのがロクでもない連中だったに違いない。
だけど逆を言えばスコテイは手柄を独り占めするために自分のところで全てを握りつぶしているという事になるな。
「あなたが楽しみにしているのは、むしろその後での自分の出世ではないのですか?」
「ふん。それがどうした?」
開き直った?!
「お前のように地位にも富貴にも全く頓着せず、平然と捨てて回るような者には理解出来ぬかもしれぬが、私にとってはこの国で地位を上げる事が最優先だ。そのために可能な事を全て行って何が悪い!」
王妃達がオレを旗頭に担ぎ出した大きな理由は、オレが地位や富貴にまるで興味が無いので『後腐れの無い都合のいい女』だったからなわけだが、そう考えてみるとスコテイはオレの対極でもあるわけだな。
もっともオレとスコテイのどっちが『人間』として普通かと言えば、やっぱりスコテイの方なのだろう。
「もしもお前が従順に従うなら、全てが片付いた後の事も考えてやってよいぞ」
また『妻にしてやる』とかその類いかよ。正直に言ってただウンザリするだけですが。
そんなオレの表情に気づいたのか、スコテイは勝ち誇った笑みを浮かべる。
「なあに心配するな。お前を捕らえて国王陛下に献上するだけだ」
コイツ。さんざん下ネタを口にしてきたくせに、肝心なところでは出世が最優先なのか。
「次の王妃となれるのだから光栄に思うがいい。いや。うまくいけば将来的には『偉大な帝国を再興した皇妃』として伝説になるだろう」
どう考えてもオレの名声をこれからの戦争に利用する気が満々ですが。
もちろん『王妃』などと言ったところで、身柄は拘束されて行動どころか発言すら自由にならない生活だろう。
確かに権力闘争の旗頭されるのも好きではないが、戦争に利用されるなど真っ平御免だ。
「さあ。そこまで聞かせてやったのだから、もう安心出来るだろう。イオドと妹も共に拘束させてもらうぞ」
やっぱりあの二人も人質として使う気か。
スコテイの言葉と共に兵士達がこちらにどんどん近づいてくる。
だがここでオレもようやく無駄話で時間を稼いだ成果が出てきた。
「そうですね。どうにかこちらの準備も整いましたよ」
「なんだと?!」
周囲の地面がスコテイの言葉を合図にしたかのように急に脈打ち出す。
オレが先ほど立ち上がる時にかけていた魔法の『精霊使い』で呼んでいた大地の精霊がようやくやってきてくれたのだ。
「イオドさん。とにかくネアラさんを連れて逃げて下さい」
「しかし……それでは……」
「今はネアラさんの安全を最優先して下さい。いま学院内にはアイウーズさんがいますからこの状況を伝え、助けを求めて下さい」
「わ、分かった」
もちろんスコテイが二人を逃してくれるとは思えない。
スコテイはオレと王妃がかわした話の中身まで知らないとしても、つながりがある事は確信したのでこの挙に出たはず。
いくら王妃がこの国における現在の主流派では無いと言っても、取るに足らない存在では無いからその動向に強い関心を抱いていたに違いない。
そうするとオレを捕まえた事は今のところ隠しておきたいだろうから、イオド達を逃がす事はあり得ない。
もちろんいつの間にか周囲は兵士で覆われていて、もちろん弓でも狙われていて少しでも変な動きをすればこちらを矢ぶすまにするつもりのようだ。
とりあえず今は時間を稼ぐしかない。
「ところでなぜ今になってこんなことをしているのですか? わたしを捕まえるつもりならもっと早い段階でどうにでもなったでしょう」
「最初から全ては私の手のひらの上で、お前も我が深謀遠慮の駒でしかなかったのだ」
「それは嘘ですね?」
いくら何でも初っぱなからそれはあり得ないよな。
今まで数多くの神様に出会ってきたけど、不死の存在でありながら大して凄い事は考えていなかったぞ。
スコテイがそれ以上の存在とはとても思えないのだけど。
「いずれにしてもお前が王妃と接触した事で、我が国における不穏分子は動き出した」
これまでは曲がりなりにも『王妃殿下』と呼んでいたのに、いつのまにか『王妃』と敬称略になっているな。
もう王妃と敵対している事を隠すつもりも無いらしい。
「もちろんこれまで逼塞していた王妃達が、お前を旗頭に担ぎ出だすだろうと、私は予想していたのだ」
なるほど。今になって急に動き出したのはそれが理由だったのか。
王妃やそれに近しい派閥が行動を起こした後で、そのきっかけになった『大陸に名をはせた女英雄』を捕らえる――最低でも殺害する――事が出来れば、一気に瓦解する事になるのは間違いない。
だがそれを前もって準備していたのも間違いないが、その一方であくまでもスコテイ個人が行動しているように見える。
「なるほど。あなたは手柄を独り占めしたいのですね」
「そこは私ひとりだけが全てを見抜いていたと表現して欲しいものだな。何しろ王妃達が動き出すよう、あえてお前を接触させたのだから」
いかにも自分が凄い先見の明を有した策略家のように言っているけど、後からこじつけているようにしか見えません。
「今頃は王妃達がお前の存在を反主流派の貴族達に伝えて、行動を起こすよう呼びかけているはずだ。間抜けな奴らが動き出した後で、お前の有様を見てどんな顔をするか、今から楽しみだよ」
最初から全てがスコテイの仕込みというのはホラとしても、そこまで予想して準備していたとは大したものだ。
ただ当てが外れた場合に備えて、独断で動かせる兵士だけにしたので、精鋭を集められなかったから、集まったのがロクでもない連中だったに違いない。
だけど逆を言えばスコテイは手柄を独り占めするために自分のところで全てを握りつぶしているという事になるな。
「あなたが楽しみにしているのは、むしろその後での自分の出世ではないのですか?」
「ふん。それがどうした?」
開き直った?!
「お前のように地位にも富貴にも全く頓着せず、平然と捨てて回るような者には理解出来ぬかもしれぬが、私にとってはこの国で地位を上げる事が最優先だ。そのために可能な事を全て行って何が悪い!」
王妃達がオレを旗頭に担ぎ出した大きな理由は、オレが地位や富貴にまるで興味が無いので『後腐れの無い都合のいい女』だったからなわけだが、そう考えてみるとスコテイはオレの対極でもあるわけだな。
もっともオレとスコテイのどっちが『人間』として普通かと言えば、やっぱりスコテイの方なのだろう。
「もしもお前が従順に従うなら、全てが片付いた後の事も考えてやってよいぞ」
また『妻にしてやる』とかその類いかよ。正直に言ってただウンザリするだけですが。
そんなオレの表情に気づいたのか、スコテイは勝ち誇った笑みを浮かべる。
「なあに心配するな。お前を捕らえて国王陛下に献上するだけだ」
コイツ。さんざん下ネタを口にしてきたくせに、肝心なところでは出世が最優先なのか。
「次の王妃となれるのだから光栄に思うがいい。いや。うまくいけば将来的には『偉大な帝国を再興した皇妃』として伝説になるだろう」
どう考えてもオレの名声をこれからの戦争に利用する気が満々ですが。
もちろん『王妃』などと言ったところで、身柄は拘束されて行動どころか発言すら自由にならない生活だろう。
確かに権力闘争の旗頭されるのも好きではないが、戦争に利用されるなど真っ平御免だ。
「さあ。そこまで聞かせてやったのだから、もう安心出来るだろう。イオドと妹も共に拘束させてもらうぞ」
やっぱりあの二人も人質として使う気か。
スコテイの言葉と共に兵士達がこちらにどんどん近づいてくる。
だがここでオレもようやく無駄話で時間を稼いだ成果が出てきた。
「そうですね。どうにかこちらの準備も整いましたよ」
「なんだと?!」
周囲の地面がスコテイの言葉を合図にしたかのように急に脈打ち出す。
オレが先ほど立ち上がる時にかけていた魔法の『精霊使い』で呼んでいた大地の精霊がようやくやってきてくれたのだ。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる