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第24章 全てはアルタシャのために?
第1268話 「異世界人」についてのあれこれ
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オレと同じように異世界から来た人間が珍しく無いだって?
いや。確かにオレひとりだけと言う事は無いはずだ。だから過去にも「もしかしたらオレと同じ世界から来たのでは?」と思った相手がいた――もっとも全て思い過ごしでしかなかったけどな。
だがそれほど大勢いたらその話が広まっていないはずがない。
そうだ。今までも神様からは散々、自分に都合のいい事ばかりを聞かされて来たからな。
何か裏に意図があるのは当たり前だと疑うのが習い性になってしまった。元の世界でも全然信心深くは無かったが、神に対してはむしろ疑い深くなった気がする。
「本当にたくさん異世界から来た人間がいるのですか?」
『たくさんと言うほどではないですね。せいぜい十年に一度ぐらいでしょうか』
それでも結構多くないか?
嘘ではないとして、大陸中を回ったオレが、そんな相手について聞いたこともないのはどういうわけなんだろうか。
それともオレのように、この世界に来たときからチート魔力を有するのは、その中でも例外だったりするのか。
オレとしては助かったと言うべきなんだろうけど――そのせいで女にされてしまった点は目をつぶろう――もしも何の力も与えられなかったとしたら随分と不公平な話ではある。
「わたしのような力を有していたのは珍しいのですか?」
『確かに今のあなたほどの力を持つものは初めてです。それでも大多数はこの世界の基準を超える力を有していました。中にはあなたがこの世界に来た時以上の力の持ち主も見た事があります』
ううむ。程度の差はあっても異世界から来た時点で、何らかの力を得るのが大多数なのは間違い無いようだ。
「ならばなぜその異世界から来た人間の話が広まっていないのですか」
『いいえ。同じような話は幾らでもありますよ』
「ええ? どういうことですか?」
『まずそもそもこの世界の住民にとって「異世界から何かが来る」は当たり前の事です。あなただって繰り返し体験してきたですよね』
確かに言われて見れば「異世界から来た精霊」の類いには何度出くわしたのか分からない。
そんな存在を召喚して使役する魔法使いは大勢いた。
何より神界だって異世界だし、それ以外の異世界にも何度も足を運んだ――場合によっては無理やり引き込まれた――ことがある。
「もしかして……その基準で考えると、異世界人なんて騒ぐようなものではないということですか?」
『一つ尋ねますが、そもそも異世界人の定義とは何ですか?』
随分と唐突な質問だな。
「ここと別の世界から来た人間……ですよね?」
『それがあなたと同じように「異世界から来た知性ある存在」だとすれば外見がかけ離れていたとしても「異世界人」に該当すると思いませんか?』
確かに元の世界のファンタジーRPGでも、外見が人間とかけ離れていてもルール上は「人間」に該当するような存在はさほど珍しく無かったな。
いや。ファンタジーには限らないか。そのあたりは宇宙人の出てくるSFでも似たような事を言われるのは珍しく無い。
こちらと意志疎通が出来なくても、自分の出身世界では「人間」として生活しているのなら確かに「異世界人」と言ってもいいのか。
しかし人間とかけ離れた精霊の類いを「異世界人だから」と言われても、正直に言えばピンとこないのも確かだ。
『あまり納得出来ない様子ですが、要するに異世界人と言っても千差万別なのは分かってもらえたでしょう』
「確かにそれはその通りです」
言われてみればオレが出会った神様も千差万別だったからな。
この世界の住民にとっては、どんな姿をしていても騒ぐ程では無いことかもしれない。
もちろん見た目が大きく左右するのは「アルタシャ」を見れば分かるけど。
『仮にあなたが異世界人だと唱えていても、この世界の住民にとっては「どこか遠い世界から来た」というだけの話ですよ。だから歴史的な出来事となれば、遥か遠方から来たのと大して違いはないのです』
「だから異世界人の伝説も他の伝説に埋もれてしまうということですか?」
『理屈はそうです。その上で、あなたも幾度か命を落としかけたのでしょう』
幾度というかしょっちゅうだけどな。自分の力だけでは切り抜けられなかった事も特に珍しい話ではない。そう考えると――
「もしかして、異世界から来た人間の大多数は、すぐに命を落としているのですか?」
『もちろんそんな例を幾つも見てきました。特別に大きな力を有するものは、かえってその力に溺れて、この世界の理を乱し、最終的には滅ぼされる末路を辿ることすらあります』
そうなるとこの世界では、下手すれば「邪神」として社会の片隅でひっそりと崇拝されているような事すらありうるんだな。
『しかしもっとも多いのはそれではありません』
え? 他にもっとロクでもない末路が当たり前だったりするの?
『殆どはあなたのような域に達する遙か前に、自分が得たものに満足してしまって、そのまま人生を過ごしてしまいました』
そっちかよ! 確かにオレだって最初に憧れたように、美少女とのハーレムライフが出来ていたら、たぶんその暮らしに溺れてそれ以上の事はしなくなっただろう。
そうすると初っぱなにオレが聖女教会に女にされてしまい、そこから元に戻ろうと足掻いていたからこそ、これほどの力を得てしまったと言う事か。
いや。確かにオレひとりだけと言う事は無いはずだ。だから過去にも「もしかしたらオレと同じ世界から来たのでは?」と思った相手がいた――もっとも全て思い過ごしでしかなかったけどな。
だがそれほど大勢いたらその話が広まっていないはずがない。
そうだ。今までも神様からは散々、自分に都合のいい事ばかりを聞かされて来たからな。
何か裏に意図があるのは当たり前だと疑うのが習い性になってしまった。元の世界でも全然信心深くは無かったが、神に対してはむしろ疑い深くなった気がする。
「本当にたくさん異世界から来た人間がいるのですか?」
『たくさんと言うほどではないですね。せいぜい十年に一度ぐらいでしょうか』
それでも結構多くないか?
嘘ではないとして、大陸中を回ったオレが、そんな相手について聞いたこともないのはどういうわけなんだろうか。
それともオレのように、この世界に来たときからチート魔力を有するのは、その中でも例外だったりするのか。
オレとしては助かったと言うべきなんだろうけど――そのせいで女にされてしまった点は目をつぶろう――もしも何の力も与えられなかったとしたら随分と不公平な話ではある。
「わたしのような力を有していたのは珍しいのですか?」
『確かに今のあなたほどの力を持つものは初めてです。それでも大多数はこの世界の基準を超える力を有していました。中にはあなたがこの世界に来た時以上の力の持ち主も見た事があります』
ううむ。程度の差はあっても異世界から来た時点で、何らかの力を得るのが大多数なのは間違い無いようだ。
「ならばなぜその異世界から来た人間の話が広まっていないのですか」
『いいえ。同じような話は幾らでもありますよ』
「ええ? どういうことですか?」
『まずそもそもこの世界の住民にとって「異世界から何かが来る」は当たり前の事です。あなただって繰り返し体験してきたですよね』
確かに言われて見れば「異世界から来た精霊」の類いには何度出くわしたのか分からない。
そんな存在を召喚して使役する魔法使いは大勢いた。
何より神界だって異世界だし、それ以外の異世界にも何度も足を運んだ――場合によっては無理やり引き込まれた――ことがある。
「もしかして……その基準で考えると、異世界人なんて騒ぐようなものではないということですか?」
『一つ尋ねますが、そもそも異世界人の定義とは何ですか?』
随分と唐突な質問だな。
「ここと別の世界から来た人間……ですよね?」
『それがあなたと同じように「異世界から来た知性ある存在」だとすれば外見がかけ離れていたとしても「異世界人」に該当すると思いませんか?』
確かに元の世界のファンタジーRPGでも、外見が人間とかけ離れていてもルール上は「人間」に該当するような存在はさほど珍しく無かったな。
いや。ファンタジーには限らないか。そのあたりは宇宙人の出てくるSFでも似たような事を言われるのは珍しく無い。
こちらと意志疎通が出来なくても、自分の出身世界では「人間」として生活しているのなら確かに「異世界人」と言ってもいいのか。
しかし人間とかけ離れた精霊の類いを「異世界人だから」と言われても、正直に言えばピンとこないのも確かだ。
『あまり納得出来ない様子ですが、要するに異世界人と言っても千差万別なのは分かってもらえたでしょう』
「確かにそれはその通りです」
言われてみればオレが出会った神様も千差万別だったからな。
この世界の住民にとっては、どんな姿をしていても騒ぐ程では無いことかもしれない。
もちろん見た目が大きく左右するのは「アルタシャ」を見れば分かるけど。
『仮にあなたが異世界人だと唱えていても、この世界の住民にとっては「どこか遠い世界から来た」というだけの話ですよ。だから歴史的な出来事となれば、遥か遠方から来たのと大して違いはないのです』
「だから異世界人の伝説も他の伝説に埋もれてしまうということですか?」
『理屈はそうです。その上で、あなたも幾度か命を落としかけたのでしょう』
幾度というかしょっちゅうだけどな。自分の力だけでは切り抜けられなかった事も特に珍しい話ではない。そう考えると――
「もしかして、異世界から来た人間の大多数は、すぐに命を落としているのですか?」
『もちろんそんな例を幾つも見てきました。特別に大きな力を有するものは、かえってその力に溺れて、この世界の理を乱し、最終的には滅ぼされる末路を辿ることすらあります』
そうなるとこの世界では、下手すれば「邪神」として社会の片隅でひっそりと崇拝されているような事すらありうるんだな。
『しかしもっとも多いのはそれではありません』
え? 他にもっとロクでもない末路が当たり前だったりするの?
『殆どはあなたのような域に達する遙か前に、自分が得たものに満足してしまって、そのまま人生を過ごしてしまいました』
そっちかよ! 確かにオレだって最初に憧れたように、美少女とのハーレムライフが出来ていたら、たぶんその暮らしに溺れてそれ以上の事はしなくなっただろう。
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