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更なる教育
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これまでの長時間に渡る精神操作により、すでに殆ど反抗心は奪われていたが、それでも僅かに残った男の意志で、ナオミは可能なかぎり抵抗した。
抵抗に伴う痛みは大きかったけれども、もっとも心の奥底にあった部分は喜びを我慢していたのだ。
だがナオミが男性たちについて考えると必ず、彼女は素晴らしい喜びを感じるようになっていった。
喜びが肉体を通して流れると、他の事は考えることすら困難となり、彼女の抵抗が少なくなるにつれて、興奮が喜びに加えられるようになっていったのだ。
ミチコが精神操作装置を根気よく見守り、操作し続けた結果、ナオミは男性たちのすべての面を切望することを学んでいた。
けれども彼女の性的な欲求の中心には、男の象徴に対する彼女の欲望があった。
それは男としての根源的な部分だったのだ。
「このままではあの娘は他人の男性自身に嫌悪感を抱きかねないわね。これを変えることは重要だわ」
そこでミチコはナオミに対し、男のシンボルを見せる度に強い興奮と喜びを与えた。
その都度、ナオミの口は唾を出し、彼女の秘部には熱情がわき出した。
しばらくの後、それらのイメージが示されなかったときさえ、ナオミはまだ男の象徴について考えるようになっていた。
けれどもこの苦難の最中でも、ナオミの羞恥心の水準はいつも高く、ミチコはそれに満足していた。
「それでは次はナオミに男性の違いを教えねばならないわね」
ここでナオミの脳裏には次々には異なった男性の姿が現れ、それぞれと一緒にレベルの違う刺激が引き起こされたのだ。
数時間後、ナオミは男性たちを区別することを学んだ。
彼女はすべての男性が魅力的であるのが分かったが、その一部が発するものが特別であることを理解したのだ。
ミチコはナオミが強いパートナーを得ることを望み、より知的で、強く、筋骨たくましく、男らしいタイプのイメージを楽しんだことを確かにした。
これは男性の体の異なった部分で、連想するように繰り返された。
やがて、ナオミは異なった男の象徴を区別することをも学んだ。
彼女はより大きくたくましいものを求め、愛すべきことが分かった。
ナオミは急速に男性の魅力について学んでいたのだ。
「それでは次の段階ね……ふふふ。何とも皮肉な事だわ」
愛とはミチコが失って、そして取り戻すことを望んだ何かだったのだ。
(私はナオトへの愛を失った、なぜなら私は変わったから。いや。私もナオトも変わっていなかったのかしら)
数年前、結婚したときに夢見た、ナオトとの愛ある家庭を心に浮かべ、ミチコは皮肉な笑みを浮かべた。
(お互いに変わらなかったからこそ、私達は変わる必要があった。そして今、私はナオトを変えているの。それも全ては愛のため)
彼女は自分がナオミを愛するであろうことを知っていた。
けれどもそれはナオトとのものとは全く異なった愛である。
そしてナオミもまた無条件にその愛を返すことを学ぶのは間違い無い。
しかしながら、今、ナオミは男女間の愛を感じることを学ばねばならない。
ミチコもまた、再び同じ愛を見いだすことを希望していた。
結局のところ少女たちにも父親は必要であるし、ミチコもまた夫のいる幸せな家庭がほしかったのだ。
このときナオミはある男が他の男とは別格で異なった存在である事を学んでいた。
まずその男のイメージを見た瞬間、他よりも更に大きい喜びと興奮を感じた。
だがそこにはもっと強い何かがあった。
しばらくしてナオミは自分がその男に対し、恋に落ちていたことを理解した。
彼女はその心に抵抗しようとしたが、それでもしばらくするとナオミは男に対して完全に恋愛していたのだった。
その次にはナオミがその男と共に過ごし、ウェディングドレスをまとった花嫁になるイメージが大きな喜びと共に示された。
かつてナオトと結婚した時、ミチコが見せた幸せそうな姿によく似ているようにも思われた。
その後にはナオミが大きく膨らんだお腹を持つ妊婦となり、そして子供を産み、男と共に育てる事の素晴らしさが深く心に刻み込まれた。
いま彼女の人生の全ては、その男と共にあったのだ。
そしてナオトの心にあった「子供を持つことを恐れる」意識はこのとき完全に消去されていた。
「そろそろ教育はいったん完了だわ。それではナオミの精神をテストしましょう」
ケイが休養から戻ったとき、ミチコはテストの準備を手伝うように身振りで合図した。
抵抗に伴う痛みは大きかったけれども、もっとも心の奥底にあった部分は喜びを我慢していたのだ。
だがナオミが男性たちについて考えると必ず、彼女は素晴らしい喜びを感じるようになっていった。
喜びが肉体を通して流れると、他の事は考えることすら困難となり、彼女の抵抗が少なくなるにつれて、興奮が喜びに加えられるようになっていったのだ。
ミチコが精神操作装置を根気よく見守り、操作し続けた結果、ナオミは男性たちのすべての面を切望することを学んでいた。
けれども彼女の性的な欲求の中心には、男の象徴に対する彼女の欲望があった。
それは男としての根源的な部分だったのだ。
「このままではあの娘は他人の男性自身に嫌悪感を抱きかねないわね。これを変えることは重要だわ」
そこでミチコはナオミに対し、男のシンボルを見せる度に強い興奮と喜びを与えた。
その都度、ナオミの口は唾を出し、彼女の秘部には熱情がわき出した。
しばらくの後、それらのイメージが示されなかったときさえ、ナオミはまだ男の象徴について考えるようになっていた。
けれどもこの苦難の最中でも、ナオミの羞恥心の水準はいつも高く、ミチコはそれに満足していた。
「それでは次はナオミに男性の違いを教えねばならないわね」
ここでナオミの脳裏には次々には異なった男性の姿が現れ、それぞれと一緒にレベルの違う刺激が引き起こされたのだ。
数時間後、ナオミは男性たちを区別することを学んだ。
彼女はすべての男性が魅力的であるのが分かったが、その一部が発するものが特別であることを理解したのだ。
ミチコはナオミが強いパートナーを得ることを望み、より知的で、強く、筋骨たくましく、男らしいタイプのイメージを楽しんだことを確かにした。
これは男性の体の異なった部分で、連想するように繰り返された。
やがて、ナオミは異なった男の象徴を区別することをも学んだ。
彼女はより大きくたくましいものを求め、愛すべきことが分かった。
ナオミは急速に男性の魅力について学んでいたのだ。
「それでは次の段階ね……ふふふ。何とも皮肉な事だわ」
愛とはミチコが失って、そして取り戻すことを望んだ何かだったのだ。
(私はナオトへの愛を失った、なぜなら私は変わったから。いや。私もナオトも変わっていなかったのかしら)
数年前、結婚したときに夢見た、ナオトとの愛ある家庭を心に浮かべ、ミチコは皮肉な笑みを浮かべた。
(お互いに変わらなかったからこそ、私達は変わる必要があった。そして今、私はナオトを変えているの。それも全ては愛のため)
彼女は自分がナオミを愛するであろうことを知っていた。
けれどもそれはナオトとのものとは全く異なった愛である。
そしてナオミもまた無条件にその愛を返すことを学ぶのは間違い無い。
しかしながら、今、ナオミは男女間の愛を感じることを学ばねばならない。
ミチコもまた、再び同じ愛を見いだすことを希望していた。
結局のところ少女たちにも父親は必要であるし、ミチコもまた夫のいる幸せな家庭がほしかったのだ。
このときナオミはある男が他の男とは別格で異なった存在である事を学んでいた。
まずその男のイメージを見た瞬間、他よりも更に大きい喜びと興奮を感じた。
だがそこにはもっと強い何かがあった。
しばらくしてナオミは自分がその男に対し、恋に落ちていたことを理解した。
彼女はその心に抵抗しようとしたが、それでもしばらくするとナオミは男に対して完全に恋愛していたのだった。
その次にはナオミがその男と共に過ごし、ウェディングドレスをまとった花嫁になるイメージが大きな喜びと共に示された。
かつてナオトと結婚した時、ミチコが見せた幸せそうな姿によく似ているようにも思われた。
その後にはナオミが大きく膨らんだお腹を持つ妊婦となり、そして子供を産み、男と共に育てる事の素晴らしさが深く心に刻み込まれた。
いま彼女の人生の全ては、その男と共にあったのだ。
そしてナオトの心にあった「子供を持つことを恐れる」意識はこのとき完全に消去されていた。
「そろそろ教育はいったん完了だわ。それではナオミの精神をテストしましょう」
ケイが休養から戻ったとき、ミチコはテストの準備を手伝うように身振りで合図した。
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