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「環、サポート頼む・・・」
暴走した零を真っ先に止めに掛かったのは京夜だった。
京夜は零の機嫌が悪くなりだしていた時点で、こうなる可能性を頭に入れていたからだ。
「クソッ・・・!」
京夜は側に置いてあった愛銃の【刹那】を構え、容赦なく零に向けて発砲する。
が、早撃ちで能力が最大まで乗っていないとはいえ、京夜の持つ銃中で最も攻撃力が高い【刹那】の弾丸をまともに食らっても、少し動きが止まっただけで零に特にダメージを与えられた様子は無い。
だがそれも京夜の予想通りだ、はなから1撃で止めれるなんて思っていない。
だからこそ京夜は【刹那】を撃った後、僅かに零の動きが止まった隙をついて選手席を飛び出し、ステージに向かって全力で走り出す。
「・・・ったく、面倒な事させやがって」
そう呟きつつ腰につけている拳銃を抜き、零との距離を詰めながら発泡する。
今度は先程よりも能力が乗っており、拳銃ながらもかなりの威力となっている。
「・・・・・」
しかしそれも零に対する有効打とはなり得ない。
「・・・こっちに来いよ」
だが、零のヘイトは倒れている杉野から京夜へと移ったようで、零は
死人のような目で京夜を見つめる。
___来る!
そう直感で感じた瞬間、京夜は身体を右側に移動させる。
直後、一瞬先まで京夜の身体があった場所を"何か"が通過する。
その風圧によって京夜の着ているジャージが少しだけ破けてしまう。
これが先程杉野がやられた"不可視の攻撃"、《空気砲》だ。
零がこのように暴走するのは稀にあり、その度に京夜が零を力ずくで止めてきたが、この攻撃を完璧に避けれたことは一度もない。
零のこの状態は、精神が不安定になることで、零の持つ"別の能力"が暴走することによって起こる現象だ。
この暴走を止めるには、一定時間注意を引きつつ攻撃を避けて体力が尽きるのを待つか、零に攻撃を当てて倒すかの二択だ。
能力が暴走すると、その分消費する体力も多くなるため、前者は現実的で、実際過去に数度零が暴走した際も全てこの方法で止めてきた。
逆に後者は絶望的で、京夜の【刹那】による一撃でも《守護結界》によって防がれて有効打にならず、せいぜい体力が尽きるのを少し早める程度だ。
今回の場合、周りに人が多すぎるため、決してそちらにヘイトが行かないように立ち回る必要がある。
自分一人では困難だが、今回は環が居ることで、ある程度のサポートは期待できる。
「・・・っ」
京夜は拳銃の弾丸を撃ち切り、リロードのモーションに入る。
それをカバーするように京夜と零の間に一瞬で壁が立つ。
どうやら環が能力を使ってくれたらしい。
さらに、京夜の立っている周囲の足場が盛り上がっていき、高所へと上がっていく。
「なるほどな」
これで上から撃てという事だろう。
京夜は既にリロードし終えた拳銃を構えて再び下にいる零に向けて発砲する。
この状態の零は普段の様に圧倒的な身体能力と反射神経は無く、代わりに能力が普段とは比較にならない程に強力だ。
そのため一応弾丸が命中するが、《守護結界》によって防がれてしまい、ダメージが与えられない。
「おい!」
高所から反対側の観客席に座っていた星乃碧がこちらに走ってきているのが見えたため、京夜はそう声を掛けながら弾丸を1発投げつける。
頼む、伝わってくれ。
そう願いながら京夜は2マガジン目の弾丸を次々と消費していく。
「何だ・・・?」
零を止めるため、京夜より少し遅く動き出した星乃碧に、高所にいる京夜から1発の弾丸が渡される。
星乃碧は怪訝に思いつつも、それが何故かを思考する。
状況を考えろ、京夜の攻撃は零の"能力"によって防がれる。
そんな京夜が自分に頼ってきたということは、自分に役目がある。
恐らく京夜は零から自分の能力を聞かされており、自分の能力でこの弾丸に何かして欲しいということだと考えられる。
何を___?
一瞬の思考の内に、星乃碧は結論を導き出し、その弾丸を京夜に投げて返す。
その弾丸の速度は通常よりも速かった。
「早いな」
京夜はその弾丸を受け取り、感心する。
あの少ない情報の中で、これだけ早く結論を出せるだけで、環よりも圧倒的に経験が多いことが分かる。
後はそれが正解かどうかだ。
京夜はそう思いつつ、再びリロードを行い、その弾丸1発だけを弾倉に込める。
「・・・!」
その瞬間、突然零が目の前に現れる。
ジャンプしたのか・・・!?いや、ここは約6m程の高さがあり、それを例え零の身体能力があったとしても、一切悟らせずに一瞬で登るのは無理だ。
・・・だとしたら能力か。
だが、それを今更考えてももう遅い。
目の前のいる零に確実にこの弾丸を当てなければならない。
「零・・・!」
京夜は零に向かって掴み掛かり、そのまま高所から共に落下する。
《守護結界》が掴み等の直接ダメージにならないものを防げないことは知っているため、弾丸を当てる確実な手段としてゼロ距離からの発砲をとっさに選んだ。
「・・・ゥゥゥ」
零はそんなうめき声を上げながら抵抗するために能力を発動しようとする。
この状況、零がどんな能力を使おうとも、最悪相討ちに持っていける。
京夜が発砲するのと零が能力を発動したのは完全なる同時で、京夜の放った弾丸は《守護結界》を貫通し、零の右肩を直接穿つ。
流石だ。
と、京夜は内心思う。
なんせ星乃碧は、求められた事を全てこなしているからだ。
星乃碧に求めた事は、能力《書き換え》によって、弾丸に"能力貫通"と"加速"を付与し、それを京夜に返す事だ。
"加速"に京夜の能力【狙撃】を乗せる事によって、通常出せない速度を出すことにより、零への命中率を少しでも上げて"能力貫通"で零の《守護結界》を破る。
この京夜の作戦は見事に成功し、零を止めることに成功する。
まあ、零が距離を詰めてきて、ゼロ距離からの発砲なため、結果的に"加速"は必要無かった訳だが。
だが、京夜も零の能力をまともに喰らい、ダメージを負ってしまう。
それにより両者とも受け身が取れずに地面に叩きつけられる。
「あ・・・!」
突然の事で判断が間に合わなかった。
環は、もしも自分の判断がもう少しだけ早かったら2人共無傷で着地出来ていたのではないかと思ってしまう。
だが実際は間に合わず、2人は6mという高さから地面に叩きつけられてしまう。
「京夜!零!」
環はステージ上で倒れている2人に駆け寄る。
「おい、大丈夫なのか!?」
環が京夜の両肩を持ち、必死に揺さぶるが、起き上がる様子は無い。
「・・・うぅ」
「・・・!?京夜!」
が、その直後に京夜のうめき声が聞こえてき、環はそれに反応する。
「・・・俺は大丈夫だ。零がクッションになってくれたからな・・・」
そんな京夜の言葉と共に、京夜は意識を失ったようで、遠くの方からは救急隊の声が聞こえてくる。
暴走した零を真っ先に止めに掛かったのは京夜だった。
京夜は零の機嫌が悪くなりだしていた時点で、こうなる可能性を頭に入れていたからだ。
「クソッ・・・!」
京夜は側に置いてあった愛銃の【刹那】を構え、容赦なく零に向けて発砲する。
が、早撃ちで能力が最大まで乗っていないとはいえ、京夜の持つ銃中で最も攻撃力が高い【刹那】の弾丸をまともに食らっても、少し動きが止まっただけで零に特にダメージを与えられた様子は無い。
だがそれも京夜の予想通りだ、はなから1撃で止めれるなんて思っていない。
だからこそ京夜は【刹那】を撃った後、僅かに零の動きが止まった隙をついて選手席を飛び出し、ステージに向かって全力で走り出す。
「・・・ったく、面倒な事させやがって」
そう呟きつつ腰につけている拳銃を抜き、零との距離を詰めながら発泡する。
今度は先程よりも能力が乗っており、拳銃ながらもかなりの威力となっている。
「・・・・・」
しかしそれも零に対する有効打とはなり得ない。
「・・・こっちに来いよ」
だが、零のヘイトは倒れている杉野から京夜へと移ったようで、零は
死人のような目で京夜を見つめる。
___来る!
そう直感で感じた瞬間、京夜は身体を右側に移動させる。
直後、一瞬先まで京夜の身体があった場所を"何か"が通過する。
その風圧によって京夜の着ているジャージが少しだけ破けてしまう。
これが先程杉野がやられた"不可視の攻撃"、《空気砲》だ。
零がこのように暴走するのは稀にあり、その度に京夜が零を力ずくで止めてきたが、この攻撃を完璧に避けれたことは一度もない。
零のこの状態は、精神が不安定になることで、零の持つ"別の能力"が暴走することによって起こる現象だ。
この暴走を止めるには、一定時間注意を引きつつ攻撃を避けて体力が尽きるのを待つか、零に攻撃を当てて倒すかの二択だ。
能力が暴走すると、その分消費する体力も多くなるため、前者は現実的で、実際過去に数度零が暴走した際も全てこの方法で止めてきた。
逆に後者は絶望的で、京夜の【刹那】による一撃でも《守護結界》によって防がれて有効打にならず、せいぜい体力が尽きるのを少し早める程度だ。
今回の場合、周りに人が多すぎるため、決してそちらにヘイトが行かないように立ち回る必要がある。
自分一人では困難だが、今回は環が居ることで、ある程度のサポートは期待できる。
「・・・っ」
京夜は拳銃の弾丸を撃ち切り、リロードのモーションに入る。
それをカバーするように京夜と零の間に一瞬で壁が立つ。
どうやら環が能力を使ってくれたらしい。
さらに、京夜の立っている周囲の足場が盛り上がっていき、高所へと上がっていく。
「なるほどな」
これで上から撃てという事だろう。
京夜は既にリロードし終えた拳銃を構えて再び下にいる零に向けて発砲する。
この状態の零は普段の様に圧倒的な身体能力と反射神経は無く、代わりに能力が普段とは比較にならない程に強力だ。
そのため一応弾丸が命中するが、《守護結界》によって防がれてしまい、ダメージが与えられない。
「おい!」
高所から反対側の観客席に座っていた星乃碧がこちらに走ってきているのが見えたため、京夜はそう声を掛けながら弾丸を1発投げつける。
頼む、伝わってくれ。
そう願いながら京夜は2マガジン目の弾丸を次々と消費していく。
「何だ・・・?」
零を止めるため、京夜より少し遅く動き出した星乃碧に、高所にいる京夜から1発の弾丸が渡される。
星乃碧は怪訝に思いつつも、それが何故かを思考する。
状況を考えろ、京夜の攻撃は零の"能力"によって防がれる。
そんな京夜が自分に頼ってきたということは、自分に役目がある。
恐らく京夜は零から自分の能力を聞かされており、自分の能力でこの弾丸に何かして欲しいということだと考えられる。
何を___?
一瞬の思考の内に、星乃碧は結論を導き出し、その弾丸を京夜に投げて返す。
その弾丸の速度は通常よりも速かった。
「早いな」
京夜はその弾丸を受け取り、感心する。
あの少ない情報の中で、これだけ早く結論を出せるだけで、環よりも圧倒的に経験が多いことが分かる。
後はそれが正解かどうかだ。
京夜はそう思いつつ、再びリロードを行い、その弾丸1発だけを弾倉に込める。
「・・・!」
その瞬間、突然零が目の前に現れる。
ジャンプしたのか・・・!?いや、ここは約6m程の高さがあり、それを例え零の身体能力があったとしても、一切悟らせずに一瞬で登るのは無理だ。
・・・だとしたら能力か。
だが、それを今更考えてももう遅い。
目の前のいる零に確実にこの弾丸を当てなければならない。
「零・・・!」
京夜は零に向かって掴み掛かり、そのまま高所から共に落下する。
《守護結界》が掴み等の直接ダメージにならないものを防げないことは知っているため、弾丸を当てる確実な手段としてゼロ距離からの発砲をとっさに選んだ。
「・・・ゥゥゥ」
零はそんなうめき声を上げながら抵抗するために能力を発動しようとする。
この状況、零がどんな能力を使おうとも、最悪相討ちに持っていける。
京夜が発砲するのと零が能力を発動したのは完全なる同時で、京夜の放った弾丸は《守護結界》を貫通し、零の右肩を直接穿つ。
流石だ。
と、京夜は内心思う。
なんせ星乃碧は、求められた事を全てこなしているからだ。
星乃碧に求めた事は、能力《書き換え》によって、弾丸に"能力貫通"と"加速"を付与し、それを京夜に返す事だ。
"加速"に京夜の能力【狙撃】を乗せる事によって、通常出せない速度を出すことにより、零への命中率を少しでも上げて"能力貫通"で零の《守護結界》を破る。
この京夜の作戦は見事に成功し、零を止めることに成功する。
まあ、零が距離を詰めてきて、ゼロ距離からの発砲なため、結果的に"加速"は必要無かった訳だが。
だが、京夜も零の能力をまともに喰らい、ダメージを負ってしまう。
それにより両者とも受け身が取れずに地面に叩きつけられる。
「あ・・・!」
突然の事で判断が間に合わなかった。
環は、もしも自分の判断がもう少しだけ早かったら2人共無傷で着地出来ていたのではないかと思ってしまう。
だが実際は間に合わず、2人は6mという高さから地面に叩きつけられてしまう。
「京夜!零!」
環はステージ上で倒れている2人に駆け寄る。
「おい、大丈夫なのか!?」
環が京夜の両肩を持ち、必死に揺さぶるが、起き上がる様子は無い。
「・・・うぅ」
「・・・!?京夜!」
が、その直後に京夜のうめき声が聞こえてき、環はそれに反応する。
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