12 / 20
琉輝編
【琉輝編】#4 仕事
しおりを挟む
陽向達と別れてから僕たちはしばらく歩き、ようやく目的地である旅館に辿り着いていた。
僕と琉輝はこれから3日間の間、住み込みでここで働くのだ。僕は過去に何度か手伝っていた経験はあるものの、琉輝のサポート+動画編集という過労死ラインでの労働環境となると多少なりとも不安は出てくるというものだ。
まあ、弱音を吐いていても仕方ない…僕も一応男だ!一度やると決めたことはやり抜いてやる!
僕はそんな事を考えながらその旅館の扉を開ける。
「よお、よく来たな!裏切り者!」
「おいおい…わざわざ手伝いに来てやったのにその言い草はないだろ?」
「うるせぇ!黎奈ちゃんといい、何でお前はいつも可愛い女の子を連れてるんだよ!」
シェアハウスで一緒に暮らしてるからだよ…と言うわけにもいかず、僕は勝海のその問いに対して沈黙を貫く。
「良かったな琉輝、可愛いって言われてるぞ?」
「それは~まぁ、嬉しいんだけどさ…この人は誰?」
琉輝も黎奈と同様に、勝海の事を不審者を見るような目で見ながら、若干僕の陰に隠れるようにしている。
「琉輝ちゃん?だったカナ!?俺の名前は勝海っていうんだ!駿とは…まあ、親友だな!」
「違げぇよ!」
「よおブラザー!ツレナイじゃなイカ!」
「・・・なんか、仲良さそうだね」
そんな僕と勝海のやり取りを見た琉輝は、少し笑いながらそんな事をつぶやく。
こいつと親友だと思われるのはなんか釈だが、このやり取りによって少しでも勝海への警戒心(?)が薄れたならまあ良いとしようか。
「じゃあ早速労働をしてもらおうか!業務内容の説明は…まあ去年と同じだから駿に教えて貰ってくれ!」
「お前はどうするんだ?」
「俺はゲームの続きをする!」
「いやお前も働けよ!」
「まあそれは冗談として、俺は急ぎで料理を作るから何かあったら厨房まで来てくれ!それじゃ!」
ゲームをすると言った時はしばいてやろうかと思ったが、料理を作るのか…なら琉輝の案内を僕に任せるのも仕方ないな。勝海は常日頃から旅館の手伝いをしているからか意外に料理が上手い。それこそ結希の料理と遜色無い程度にはおいしく、それに関しては流石というべきだ。まあ、妹ボーナスで僕は結希の料理の方が好きなわけなのだが…
「よし、じゃあ旅館内を案内していくぞ。割と広いから迷わないようにな」
「うん、お願いするよ」
この旅館は3階建てとなっており、1階にエントランス、厨房、食堂、大浴場があり、2階.3階は客室がある階となっている。僕たちの主な仕事は、料理を食堂まで運んだり、旅館内を清掃したり、困っている客の手助けをしたりするというものだ。他にも色々とあるが、琉輝が任されるであろう仕事はこのあたりだろう。
「じゃ、7時から食堂で客が料理を食べ始めるからそれまでの1時間と少しの間はとりあえず掃除だな」
「おっけ、2人で分かれてやる?」
「いや、まあ初めてだしとりあえず一緒にやろう。慣れれば明日からは分かれてやることにしよう」
「それもそうだね、分かった。」
琉輝はその後少し間を開けて一言言う。
「じゃあボクの知らない事…色々と教えてね♪」
「・・・分かったよ」
僕はその頼み(?)に返事をしながら、もう何度目開けたかも忘れた旅館3階の掃除道具入れの扉を開け、中から掃除道具を取り出す。
「これが掃除機…客の迷惑にならないように防音機能がついてるやつだな」
「へ~、便利だね!」
僕はそう説明しながら掃除機を琉輝に手渡す。琉輝よ、2年前まではこんなに便利な物なんて無かったんだぞ?あの頃はこの地味に広い旅館の中を全て箒と塵取りで掃除していたものだ…いやはや、文明の利器って素晴らしいね!
「んで、これがスプレーで、こっちが綺麗な布な。」
「これで汚れも拭き取れるって訳だねっ!」
「んまぁ、そういう事だな」
特にドアノブとかは人がよく触れる所だから頻繁に拭くべきだな。
「よし、とりあえずこれがあれば何とかなるだろ。じゃあ琉輝、掃除始めるぞ」
「オッケー、頑張っていこう!」
こうして、僕たちは掃除の仕事を始める。琉輝も意外と大丈夫そうな感じだし、僕も何とかなりそうだな…
「っふぅぅぅ…!疲れたぁぁぁ!」
「ははっ、お疲れ様」
その日の夜11時頃、一旦仕事を終えた僕たちは、旅行先でも変わらず散歩をしていた。いつもの慣れた散歩道も良いが、こういういつもと違う散歩道も非日常感があって楽しいな。
「駿君って意外と凄いんだね、めちゃくちゃ仕事こなしてたじゃん」
「こればかりは経験だよ。旅館の手伝いで積んだ経験は次にも繋がるし、日常生活でも役に立つ」
だからこそ、僕は琉輝に少しでも経験を積ませてやりたいのだ。この経験は、いつかきっと、必ず琉輝の為になるから…
「というかお前はどうだったんだ?今日一日…というか半日バイトしてみて」
僕のその質問に、琉輝は少し考えるそうな素振りを見せた後に、こちらに視線を向けてくる。
「そりゃあ大変だったけど楽しかったよ、なにより駿君が助けてくれたからね」
「そうか、なら良かったよ。あ、でも勝海のやつも結構助けてくれてたじゃん」
掃除の後の食事を運んだりするときには、勝海が琉輝の事をかなり気遣ってくれていたのがよく分かった。
「でも、ボクちょっとあの人苦手かも…第一印象がアレだし…」
「・・・その気持ちは、分からんでもないな…」
いや、正直めっちゃ分かる。黎奈の時もそうだったが、勝海は可愛い女の子が関わるとマジで気持ち悪くなるからな…琉輝の気持ちはすっごく理解できる。理解出来るのだが…
「まぁ、そう言ってやるな!確かにあいつの事を気持ち悪いと思ったかもしれないけどさ、あいつはあいつで気遣いが出来るしいい奴なんだよ」
「ふぇ~、そうなんだ。ていうか、駿君は勝海…さん?の事どう思ってるの?」
「妙なこと聞いてくるな…ん~。何だろな…?」
僕は一瞬考えた後に、琉輝にこう答える。
「友達…でもあって、一応恩人…?なのかな~?」
「ふふっ…なにそれ~」
「あ、おいちょい。笑うなよっ!恥ずかしいだろ!」
「駿君がそう言うなら、勝海さんとも仲良くしてみるよ」
琉輝がそう言ってくれたのならよこった。勝海も決して悪いやつではないのだが、あいつは可愛い女の子相手だと、どうしても第一印象で損してしまうからな…
「おいおいおい!そこのお前ら、お前らだよお前ら!」
僕がそんな事を考えていると、少し離れたところからそんな乱暴な声が聞こえてくる。
「・・・?」
周りを見渡してみるが僕と琉輝以外に人影は無い。これは確定で僕たちに絡もうとしているな。
「そこのお前らだよお前ら!」
「なあお前、俺らと遊ばねぇか?」
「そんな地味な男なんてほっといてさ」
なるほど、今の状況は琉輝がナンパを受けていて、僕は地味な男呼ばわりと。相手はガラの悪い男3人か…ここは琉輝を連れて穏便にここを去りたい所だが…
「えっ…あ…ちょっ…」
「そんなに嫌がらないでさぁ、俺たちと一緒に来よぉぜ」
男の一人が琉輝の右手を強引に掴んで引っ張ろうとする。あぁ、琉輝が腕を掴まれたらもう穏便には立ち去れないな…
再度周りを確認するが他に人影は無しと、助けは期待できないな…くそっ、慣れない道でこんな人通りの少ない道なんて通るもんじゃ無かった!
これは僕のミス、僕の責任だ…
「そんな嫌がらずにさ~、お兄さんたちとイイコトしよぉぜ?」
琉輝の右手を掴んでいる男が、反対の手で琉輝の胸に手を伸ばそうとする。もう、やるしか無いな…
「こんな頼りない彼氏なんてほっといt・・・!って、ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!」
僕は琉輝の腕を掴んでいた男の腕に思い切り拳を叩きつける。不意打ちだったからかその一撃がクリティカルヒットしたようで、男は琉輝から手を離し、悶えるように左手を抑えてその場にうずくまる。
「琉輝っ!今だ逃げろ!」
「でもっ…」
「早く!」
「分かった…!」
少し後ろで見ていた2人の男たちは、逃げる琉輝を追いかけようとする。
「おい、待てよ低能どもが…俺を潰してから追いかけろや!」
僕のその台詞で、その2人は琉輝を追いかけようとする足を止める。
「あぁ…?なんだと?」
「もっかい言わねぇと分かんねぇのか?" 低 能 が 、 ブ タ と で も ヤ ッ て ろ や ”って言ったんだよ!」
「おい…こいつ・・・」
「あぁ、二度と舐めた口聞けないように…」
「「潰してやる!」」
「おう、掛かってこいよ!!」
僕は、心の底から見下したような表情で挑発的に、相手が苛つくように、そいつらにそう言い放つ___
僕と琉輝はこれから3日間の間、住み込みでここで働くのだ。僕は過去に何度か手伝っていた経験はあるものの、琉輝のサポート+動画編集という過労死ラインでの労働環境となると多少なりとも不安は出てくるというものだ。
まあ、弱音を吐いていても仕方ない…僕も一応男だ!一度やると決めたことはやり抜いてやる!
僕はそんな事を考えながらその旅館の扉を開ける。
「よお、よく来たな!裏切り者!」
「おいおい…わざわざ手伝いに来てやったのにその言い草はないだろ?」
「うるせぇ!黎奈ちゃんといい、何でお前はいつも可愛い女の子を連れてるんだよ!」
シェアハウスで一緒に暮らしてるからだよ…と言うわけにもいかず、僕は勝海のその問いに対して沈黙を貫く。
「良かったな琉輝、可愛いって言われてるぞ?」
「それは~まぁ、嬉しいんだけどさ…この人は誰?」
琉輝も黎奈と同様に、勝海の事を不審者を見るような目で見ながら、若干僕の陰に隠れるようにしている。
「琉輝ちゃん?だったカナ!?俺の名前は勝海っていうんだ!駿とは…まあ、親友だな!」
「違げぇよ!」
「よおブラザー!ツレナイじゃなイカ!」
「・・・なんか、仲良さそうだね」
そんな僕と勝海のやり取りを見た琉輝は、少し笑いながらそんな事をつぶやく。
こいつと親友だと思われるのはなんか釈だが、このやり取りによって少しでも勝海への警戒心(?)が薄れたならまあ良いとしようか。
「じゃあ早速労働をしてもらおうか!業務内容の説明は…まあ去年と同じだから駿に教えて貰ってくれ!」
「お前はどうするんだ?」
「俺はゲームの続きをする!」
「いやお前も働けよ!」
「まあそれは冗談として、俺は急ぎで料理を作るから何かあったら厨房まで来てくれ!それじゃ!」
ゲームをすると言った時はしばいてやろうかと思ったが、料理を作るのか…なら琉輝の案内を僕に任せるのも仕方ないな。勝海は常日頃から旅館の手伝いをしているからか意外に料理が上手い。それこそ結希の料理と遜色無い程度にはおいしく、それに関しては流石というべきだ。まあ、妹ボーナスで僕は結希の料理の方が好きなわけなのだが…
「よし、じゃあ旅館内を案内していくぞ。割と広いから迷わないようにな」
「うん、お願いするよ」
この旅館は3階建てとなっており、1階にエントランス、厨房、食堂、大浴場があり、2階.3階は客室がある階となっている。僕たちの主な仕事は、料理を食堂まで運んだり、旅館内を清掃したり、困っている客の手助けをしたりするというものだ。他にも色々とあるが、琉輝が任されるであろう仕事はこのあたりだろう。
「じゃ、7時から食堂で客が料理を食べ始めるからそれまでの1時間と少しの間はとりあえず掃除だな」
「おっけ、2人で分かれてやる?」
「いや、まあ初めてだしとりあえず一緒にやろう。慣れれば明日からは分かれてやることにしよう」
「それもそうだね、分かった。」
琉輝はその後少し間を開けて一言言う。
「じゃあボクの知らない事…色々と教えてね♪」
「・・・分かったよ」
僕はその頼み(?)に返事をしながら、もう何度目開けたかも忘れた旅館3階の掃除道具入れの扉を開け、中から掃除道具を取り出す。
「これが掃除機…客の迷惑にならないように防音機能がついてるやつだな」
「へ~、便利だね!」
僕はそう説明しながら掃除機を琉輝に手渡す。琉輝よ、2年前まではこんなに便利な物なんて無かったんだぞ?あの頃はこの地味に広い旅館の中を全て箒と塵取りで掃除していたものだ…いやはや、文明の利器って素晴らしいね!
「んで、これがスプレーで、こっちが綺麗な布な。」
「これで汚れも拭き取れるって訳だねっ!」
「んまぁ、そういう事だな」
特にドアノブとかは人がよく触れる所だから頻繁に拭くべきだな。
「よし、とりあえずこれがあれば何とかなるだろ。じゃあ琉輝、掃除始めるぞ」
「オッケー、頑張っていこう!」
こうして、僕たちは掃除の仕事を始める。琉輝も意外と大丈夫そうな感じだし、僕も何とかなりそうだな…
「っふぅぅぅ…!疲れたぁぁぁ!」
「ははっ、お疲れ様」
その日の夜11時頃、一旦仕事を終えた僕たちは、旅行先でも変わらず散歩をしていた。いつもの慣れた散歩道も良いが、こういういつもと違う散歩道も非日常感があって楽しいな。
「駿君って意外と凄いんだね、めちゃくちゃ仕事こなしてたじゃん」
「こればかりは経験だよ。旅館の手伝いで積んだ経験は次にも繋がるし、日常生活でも役に立つ」
だからこそ、僕は琉輝に少しでも経験を積ませてやりたいのだ。この経験は、いつかきっと、必ず琉輝の為になるから…
「というかお前はどうだったんだ?今日一日…というか半日バイトしてみて」
僕のその質問に、琉輝は少し考えるそうな素振りを見せた後に、こちらに視線を向けてくる。
「そりゃあ大変だったけど楽しかったよ、なにより駿君が助けてくれたからね」
「そうか、なら良かったよ。あ、でも勝海のやつも結構助けてくれてたじゃん」
掃除の後の食事を運んだりするときには、勝海が琉輝の事をかなり気遣ってくれていたのがよく分かった。
「でも、ボクちょっとあの人苦手かも…第一印象がアレだし…」
「・・・その気持ちは、分からんでもないな…」
いや、正直めっちゃ分かる。黎奈の時もそうだったが、勝海は可愛い女の子が関わるとマジで気持ち悪くなるからな…琉輝の気持ちはすっごく理解できる。理解出来るのだが…
「まぁ、そう言ってやるな!確かにあいつの事を気持ち悪いと思ったかもしれないけどさ、あいつはあいつで気遣いが出来るしいい奴なんだよ」
「ふぇ~、そうなんだ。ていうか、駿君は勝海…さん?の事どう思ってるの?」
「妙なこと聞いてくるな…ん~。何だろな…?」
僕は一瞬考えた後に、琉輝にこう答える。
「友達…でもあって、一応恩人…?なのかな~?」
「ふふっ…なにそれ~」
「あ、おいちょい。笑うなよっ!恥ずかしいだろ!」
「駿君がそう言うなら、勝海さんとも仲良くしてみるよ」
琉輝がそう言ってくれたのならよこった。勝海も決して悪いやつではないのだが、あいつは可愛い女の子相手だと、どうしても第一印象で損してしまうからな…
「おいおいおい!そこのお前ら、お前らだよお前ら!」
僕がそんな事を考えていると、少し離れたところからそんな乱暴な声が聞こえてくる。
「・・・?」
周りを見渡してみるが僕と琉輝以外に人影は無い。これは確定で僕たちに絡もうとしているな。
「そこのお前らだよお前ら!」
「なあお前、俺らと遊ばねぇか?」
「そんな地味な男なんてほっといてさ」
なるほど、今の状況は琉輝がナンパを受けていて、僕は地味な男呼ばわりと。相手はガラの悪い男3人か…ここは琉輝を連れて穏便にここを去りたい所だが…
「えっ…あ…ちょっ…」
「そんなに嫌がらないでさぁ、俺たちと一緒に来よぉぜ」
男の一人が琉輝の右手を強引に掴んで引っ張ろうとする。あぁ、琉輝が腕を掴まれたらもう穏便には立ち去れないな…
再度周りを確認するが他に人影は無しと、助けは期待できないな…くそっ、慣れない道でこんな人通りの少ない道なんて通るもんじゃ無かった!
これは僕のミス、僕の責任だ…
「そんな嫌がらずにさ~、お兄さんたちとイイコトしよぉぜ?」
琉輝の右手を掴んでいる男が、反対の手で琉輝の胸に手を伸ばそうとする。もう、やるしか無いな…
「こんな頼りない彼氏なんてほっといt・・・!って、ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!」
僕は琉輝の腕を掴んでいた男の腕に思い切り拳を叩きつける。不意打ちだったからかその一撃がクリティカルヒットしたようで、男は琉輝から手を離し、悶えるように左手を抑えてその場にうずくまる。
「琉輝っ!今だ逃げろ!」
「でもっ…」
「早く!」
「分かった…!」
少し後ろで見ていた2人の男たちは、逃げる琉輝を追いかけようとする。
「おい、待てよ低能どもが…俺を潰してから追いかけろや!」
僕のその台詞で、その2人は琉輝を追いかけようとする足を止める。
「あぁ…?なんだと?」
「もっかい言わねぇと分かんねぇのか?" 低 能 が 、 ブ タ と で も ヤ ッ て ろ や ”って言ったんだよ!」
「おい…こいつ・・・」
「あぁ、二度と舐めた口聞けないように…」
「「潰してやる!」」
「おう、掛かってこいよ!!」
僕は、心の底から見下したような表情で挑発的に、相手が苛つくように、そいつらにそう言い放つ___
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる