董卓さん、転生したのでキャラ変します!

ウシップ

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第6話 董卓さん、旅に出る

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妖精の宿内

わしはほんとに神なのかのぉ‥
神と言えば、みなから畏れ敬われる存在ある意味愛される存在だ‥
まぁ、何もする事ないし、やれるだけやってみるか!

コンコン

董卓「誰じゃ?」
カオル「カオルです。入ってもいいでしょうか?」
董卓「よ、良いぞ!」
えっ、なんで部屋に来るの⁉︎ちょっと、わし、心臓が高鳴りすぎてる!

カオル「失礼します」
董卓「ど、どうしたのじゃ?」
カオル「あの‥恥ずかしいんですが、怖くて眠れなくて‥」
董卓「!‥確かにのぉ、今まで平和な世界に生きていたから」
カオル「はい‥、ゲームでしかこんな世界知らなくて、戦うってこんな怖い事だなんて‥!」
董卓「そうなんじゃな‥、わしの世界は日々誰かと誰かが殺し合い、権謀術数が渦巻いた誰も信じられない世界だから、慣れてはいるが、さすがにあれはわしも恐怖を感じたわ」
カオル「!‥董卓さんも⁉︎」
カオル「よかった!少し安心しました‥あ、あの‥今日はここで寝てもいいですか?」
董卓「⁉︎」
カオル「あっ、やっぱり、男と2人だなんてむさ苦しいですもんね‥」
董卓「えっ!い、いやそんな事はないぞ!ただ、わし、寝息がうるさくて眠れないんじゃないかと!」
くぅー!わしが興奮して眠れないなんて言えない!
カオル「それなら大丈夫です!うちの親もイビキうるさかったので全然平気です♪」
董卓「そ、そうか、ならよいぞ!」
カオル「ありがとうございます!僕はそこのソファーで寝ますね。」
董卓「い、いやお主はこちらで寝るがよい。疲れているだろうから‥」
カオル「えっ、でも‥」
董卓「これは命令じゃ!ゆっくり休むのじゃ!」
カオル「あ、ありがとうございます!」
こうして、わし達は一緒の部屋で一夜を共にする事になった

チュンチュンチュン‥

董卓「む、朝か‥いつのまにか寝てしまったのだな」
わしは起き上がろうと横を向いた
董卓「‥‥⁉︎な、な、なんで⁉︎」
隣には裸のカオルが寝ている
えっ、嘘、わし昨日、なんかしてしまったか⁉︎
い、いや、わしは一歩たりともこのソファーとやらからは動いていないぞ⁉︎

カオル「う、うん‥あっ‥董卓さん、おはようございます‥」
董卓「か、か、カオル殿⁉︎な、何故こちらで寝ておられるのか⁉︎」
カオル「⁉︎‥あぁ、やってしまった‥僕寝相悪くて、いつの間にか服を脱ぐ癖があるんです!ほんとにすいません!」
董卓「そ、そうなんじゃな!た、大変な癖だな!」
うわぁ、心臓がまだドクドクいっている‥あんな綺麗な体の男は見た事ない‥
い、い、いかんいかん!
わ、わしはどうしたというのじゃ!
酒池肉林を堪能したわしだか、男色だけには手を出さなかったのに‥
カオル殿に会ってからは、なんだかわしはおかしくなっている‥!

カオル「着替え終わりました!さぁ、董卓さん、宿のご飯を食べに行きましょう!僕、宿のご飯って聞くだけでテンション上がるんです♪」
董卓「い、行こうかの‥!」

宿の食事処
カオル「うわぁ、オードブル形式ですね!今回は僕達の為に、豪華にしてくれたみたいです!」
董卓「おぉ、これは見事!」
董卓「‥じゃが、どうすればいいのじゃ?」
カオル「自分の食べたい物を自分で取って食べるんです♪」
董卓「これがオードブル‥楽しそうじゃ!」
アリアナ「おはようございます、董卓さん、カオルさん!」
董卓・カオル「おはようございます!」
カオル「アリアナさんも一緒に食べましょう!」
アリアナ「ありがとうございます♪」
董卓とカオルとアリアナは思う存分、妖精族の料理を堪能した

董卓「ふひぃ、ちいと食べすぎたのぉ」
カオル「は、はひぃ、余りにも美味しくて止まりませんでした!」
アリアナ「妖精族の食べ物がこんなに美味しいとは驚きです!」

ヒュン
風の音とともにキャミが現れた
キャミ「おはよう!料理は堪能してもらえたかしら?」
董卓「ふむ、大変に美味であった!オードブル形式というのも非常に魅力的であったぞ!」
キャミ「キャハ!ありがとうございます♪それじゃあ、早速村長さんに会いに行きましょう!」

村長宅
フィル「おはようございます、皆様」
董卓「おはよう、良い宿と食事であった!」
カオル「はい、とてもよかったです!」
アリアナ「私までありがとうございました!」
フィル「喜んでもらえて何よりですじゃ」
フィル「早速なんじゃが、董卓殿達はこれからどうするおつもりじゃ?」
董卓「そうじゃのう‥、まだ決めておらん」
フィル「私どもといたしましてはずっとここにいてもらっても構わないのですが、もし少しでも我々以外も救って下さるのならこの世界を旅してみてはいかがでしょうか?」
董卓「なるほど‥確かにここにいてもする事はないからのぉ‥他にも苦しんでいる者がいるのか?」
フィル「恐らくは。現にアリアナ殿はゴブリンに捕まっておりました。他の地域でも同じ様な事が起きているやもしれません。」

アリアナ「私も世界情勢はわかりませんが、私の村も他の種族によって全滅の危機にあります。」
董卓「そうか‥ならば行くしかないのぉ!カオル殿はいかがお考えか?」
カオル「僕もこの力で誰かの役に立てるなら、やってみたい!」
董卓「ふむ、では決まりじゃ!わしらはこの世界を旅して困窮の民達を救ってこようぞ!」
フィル「董卓殿達ならそういうと思いました。シャミ、キャミこちらに持ってきておくれ」
シャミ、キャミは食料や多くの宝石を持ってきた

董卓「これは?」
シャミ「餞別品です!この世界では全て物々交換です。重いですが是非お持ちください!」
キャミ「外には馬も用意してあります。荷物はそちらにお乗せください」
董卓「何から何まで‥恩にきるぞ!」
カオル「必ず救ってきます!」
フィル「道中の無事を祈っております!どうかお気をつけて」

村の入り口
キャミ「この子が皆さんの荷物などを運ぶ馬です。名前はホープといいます。」
シャミ「こちらが地図です。アリアナさんからの情報である程度最新の物になっています」
キャミ「なんか寂しくなるけど気をつけて!また会える日まで、キャハハ!」
シャミ「どうか無事で!ここはあなた達の故郷よ、シャハハ!」
董卓「色々と世話になったな!この恩は忘れる事はあるまい!また、会おうぞ!」
妖精族「董卓さーん!カオルさーん!アリアナさーん!お気をつけて!」
妖精族「いつでも帰っておいでー!」
わし達はもう一度振り返り、手を振った

董卓「わし達はなんだか英雄みたいだな」
カオル「えぇ、皆さんの期待に応えねば」
アリアナ「ふふ、もう充分応えてますよ♪そうでなければあんな笑顔にはならない」
確かに妖精達は微笑んでいる
董卓「‥これはいい。皆が笑っていられる世を作る!これがわし達の旅の目標じゃ!」
カオル「はい!」
わし達はもう一度振り返り、お辞儀をして森を抜けた

董卓「まずはアリアナ殿の村に向かうとしよう」
アリアナ「この辺は私もまだわかりませんが、地図によるとゴブリンの巣を抜けた先の山を越えたあたりです。そこまで行けば地図なくても分かります。」
カオル「それでは、ついでにゴブリンの様子も見てから向かいましょう」
一行はまずはゴブリンの巣に向かう事になった

ゴブリンの巣付近

ゴブリン「あ!董卓様達だ!」
ゴブリン達が駆け寄ってくる!や、やる気か⁉︎
ゴブリン「見てください、董卓様!これ、おいら達が作った野菜です!」
董卓「い、いつのまに覚えた⁉︎」
ゴブリン「あっ、このロボットさんが教えてくれました!」
ロボット「カオルサマ、トウタクサマ、ゴキゲンウルワシュウゴザイマス」
董卓「こ、こいつも喋られるのだな‥ゴブリン達に農作業を教えたと聞いたぞ、褒めてつかわす!」
ロボット「アリガタキシアワセ」
カオル「この子に名前をつけたいんですが、何が宜しいでしょうか?」
董卓「ふむ、名前‥カオル二号?」
カオル「‥それは嫌です。では、モビルにします。僕の大好きなアニメのロボットの名前です。よし、お前は今日からモビルだ!」
モビル「ワタシハ モビル‥」
モビル「ありがとうございます。これからはさらにお役に立てる様努力致します」
董卓「! 急に喋りが上手くなったぞ⁉︎」
モビル「カオル様から名前を頂くという事は私は魔法から個人へと昇格した事になります。個人への昇格は能力向上とカオル殿との絆が更に深まる事になります」

董卓「な、なるほど‥良く分からんが、まぁよい!」
ゴブリン「董卓様‥もしかするとこの先で、ゴブリンが暴れている気がします。
おいら達、ゴブリンが近くにいるとわかるんです。
おいら達が董卓様と仲良くしているのがキングにバレたかもしれません。

董卓「キング‥まだゴブリンの親玉が残っているのか!」
カオル「さっそく、退治ですね?」
董卓「ふむ!‥お前たちはわしらがキングを退治に行くのをなんとも思わんか?」
ゴブリン「切なくはありますが、キングを倒して他のゴブリンを配下に加えて欲しいです‥中には心優しいゴブリンもいるんです」
董卓「わかった!‥よし、お前達をいつまでも他のゴブリンと一緒にする訳にはいかんな。お前達の種族は今日から『董卓ゴブリン』じゃ!」
カオル「前とそんなに変わらない気が‥」
ゴブリン「か、感激でございます‼︎新しい種族に生まれ変われました!」
董卓「種族名だと長いから呼びづらいな‥そうだ、名前を自分達で決めてわしに名乗れ!」
董卓ゴブリン「は、はい!」
董卓「討伐から戻る為、アリアナ殿を必ずお守りしろ!」
董卓「それでは、行ってくる!」
董卓ゴブリン「ははぁ、いってらっしゃいませ!」
こうして、ゴブリンキングを討伐しに向かった。

キングのアジト周辺

カオル「ひ、ひどいありさまだ‥」
わし達の目の前には見たこともない種族の死体があちらこちらに転がっている。
董卓「今回も気を引き締めていかなければな‥」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!

突然上空から無数の矢が飛んできた

カオル「また同じ手だね!てりゃ!」
わし達の周りに防御膜が張られた
矢は防御膜に次々とささっていく

すると地中からゴブリン達が飛び出しできた!

董卓「なかなか考えておるがわしらには無力!」
董卓の一突きでゴブリン達は、光と化した‥!
だが、倒しても倒してもどんどん出てくる‥!
董卓「し、しつこい!」
前からは矢も降り続けている!
カオル「董卓さん、一旦引きましょう!」
董卓「む、むう!致し方なし!」
なんとかゴブリン達を振り切り、その場をなんとか逃げ切った‥

董卓「ここまで来れば安心か‥」
カオル「む、無策に行き過ぎましたね‥」
董卓「あそこまで数がいるとは、油断した」
カオル「ぼ、僕ももう少し力があれば‥」
董卓「‥だが、攻撃方法はわかった。次は負けない」
カオル「す、少し休みに戻りましょう‥」
カオル殿は辛そうだ‥
董卓「よし、一旦戻る」
こうして、董卓達は一旦董卓ゴブリンの砦に戻る事にした。

董卓ゴブリン砦

董卓「戻ったぞ‥」
モビル「お帰りなさいませ、ご主人様」
モビル「酷くお疲れの様子。さぁ、砦内へどうぞ」
わし達は砦内へと案内された‥

第6話 完
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