12 / 33
第十二話 謁見
しおりを挟む
クロイツは白地に金刺繍と金モールを飾った王太子らしい貴族服で身を包んだ。足元は白の革靴だ。
(服を着たクロイツさまも素敵~)
レイチェルは、うっとりと自分の主を見つめた。
クロイツが発見された後、国王との謁見は速やかに整えられた。
謁見の間へ出向くため準礼装に身を包んで廊下を歩くクロイツの後ろに、レイチェルは聖女の正装で続いた。
(わたしはいつものスリップドレスに、貫頭衣のような白い上着を羽織っただけだから質素ではあるけれど……これが聖女の正装なのだから仕方ないわ)
ズルズルした印象の衣装は正装というにはラフな印象だ。
しかし、スタイルがよくてピンクの髪を持つレイチェルが地味に見えることはない。
質素な衣装だからこそ、整った顔立ちの派手さやアメジスト色の瞳がよく映える。
聖女という神に仕える特別な力を持つ存在でありながら、緩くてすぐに脱がせられそうな衣装をまとうレイチェルに、性的な視線が向けられるのは日常的なことだ。
だがクロイツの後ろに控えている今は、あの絡みつくようないやらしい視線は感じない。
(立場のある方と一緒にいるのはストレスがないわね。……あら? わたしはもともと王太子のための夜伽聖女ではなかったかしら?)
誰に言うわけでもないが、嫌みな気持ちがよぎっていっても仕方ない。
ホルツの夜伽聖女であるにもかかわらず、彼がレイチェルを守ることはなかった。
(夜伽相手は限定されていても、視線までは防げない。わたしには心があるのだから、触れられなければ守られているってわけではないわ。そんなこと、ホルツさまには気になるような事ではなかったのかもしれないけど。でも、罰は当たったわよね)
国王との謁見が終わる頃には、王太子の座はホルツからクロイツへと移ることだろう。
そうなればホルツは次期国王にはなれない。
(ルシアナ王妃にとっては、面白くないことかもしれないけど仕方ないわ。そもそもクロイツさまに呪いをかけた相手は、まだ分かっていないのだもの。ここからの一波乱は見ものだわ)
クロイツ王太子が行方不明になった当時、父であるシュルツ国王は悲しんだものの、さして探索する様子もなかった。
血眼で犯人捜しをすることもなく、淡々とホルツを次の王太子に決めた。
ルシアナ王妃の力が働いたのではないかと、もっぱらの評判だ。
(ノラさまも王太子でなくなったホルツさまにどこまで寄り添うことか。フィックス伯爵家の思惑もあるでしょうし。こちらも見ものね)
夜伽聖女には護衛はつかないが、王太子にはつく。
だから今、レイチェルのそばには護衛がいた。
(王宮にきてしばらく経つけど、この状況も初めてだわ)
改めて自分がどれだけ異常な状態にいたのかを思って、レイチェルは苦く笑った。
謁見の間に入っていくと、国王が王座に座って待っていた。
国王の隣には王妃が座っている。
クロイツの顔を見て、国王は信じられないといった表情を浮かべて立ち上がった。
シュルツ国王は金色の髪に金の瞳で、クロイツとよく似た見た目をしている。
「あぁ、クロイツ。本当にクロイツなのか?」
「はい、父上」
国王はふらふらと歩み寄り、クロイツの顔を両手で挟み込むようにして覗きこんだ。
「あぁ、あぁ、クロイツだ。我が息子のクロイツだ」
「はい、父上」
国王は震えながら目に涙を浮かべて、行方不明だった息子の両肩を両手で軽くバンバンと叩き、クロイツの存在を確認している。
一方のクロイツは、穏やかに満面の笑みを浮かべて佇んでいるだけだ。
王妃は、その光景をただ眺めていた。
(国王の反応は予想通り。ルシアナ王妃のほうは平気そうな顔を装っているけれど、内心は歯噛みしているでしょうね。頬から顎にかけて力が入っているわ)
レイチェルは後ろに控えながら冷静に事の成り行きを見守っていた。
本来はこれも聖女の仕事の1つである。
状況を分析し、瘴気払いの必要が生じたときには即対応するためだ。
(ホルツさまは、聖女を連れ歩く本当の意味を知らないから。ノラさまも一応は聖女だから、わたしは何も言うつもりはなかったし。今となっては関係のない人だわ)
そこにホルツも血相を変えてやってきた。
お供にノラも連れている。
話し合いをするまでもなく、国王の腹は決まっていた。
国王はクロイツの肩を抱いて宣言した。
「クロイツが戻ってきた。これより先、王太子はホルツからクロイツに変わる。クロイツの呪いを解いてくれた聖女はレイチェルだ。まずは礼を言わせてくれ。息子を取り返してくれて、ありがとう」
「もったいないお言葉です、陛下」
レイチェルは美しいカーテシーをとり、頭を下げた。
「お前はもともと次期国王の夜伽聖女だ。これからはクロイツに仕えてくれ」
「承知いたしました」
国王は七色に輝くバラを右手に掲げて嬉しそうに言う。
「こんなに美しい聖女花が咲くなんて。クロイツと君の相性はとてもよいのだね」
ニコニコしながら言う国王の言葉を聞いて、レイチェルは頬を赤く染めた。
「ふふ。父上。女性にそのようなことを聞くなんて、失礼ですよ」
「あぁ、そうか。いや、めでたいことが重なって、興奮してしまった。配慮が足りなかったな」
クロイツと国王は顔を見合わせて笑った。
レイチェルはチラッとホルツを見た。
ホルツは単純な男だ。
淡い金髪に金の瞳と王族として分かりやすい外見はしていたが、ギリギリと歯を噛み締め、色黒な肌の色が変わるほど感情を表に出してしまう人間が、国王にふさわしいとレイチェルは思わない。
身長が高く筋肉にも恵まれた男臭い王子は、軍を率いるほうが向いている。
(これでよかったのよ。兄の生還を喜ぶのではなく、怒りや悔しさを表に出すような人間は国王に向いていない)
レイチェルはノラへと視線を向けた。
ノラも顔色が悪い。
もともと白い肌は青ざめ、氷のように冷たい青い瞳でレイチェルを睨んでいた。
(ふふ。あぁ、怖い怖い。ノラさまも人間ね。国王の側妃の立場が期待できなくなって、分かりやすく動揺しているわ。でもホルツさまが王族であることに変わりはない。それなりのものが期待できるのではないかしら?)
風向きが変わったことを実感しながら、レイチェルはほくそ笑んだ。
(ざまぁみろ、だわ。他人のことを馬鹿にしているから、足元をすくわれるのよ)
レイチェルは過去の因縁を振り切るように、視線をクロイツへと向けた。
(わたしは名実ともに次期国王の夜伽聖女になったのよ!)
「我が息子にして次期国王のクロイツが戻った! さぁ国民にも伝えよ。お披露目のための夜会も開くぞ!」
クロイツとよく似た外見の国王が興奮気味に叫ぶ。
側近たちは頭を下げてそそくさと謁見の間を出ていった。
事態は変わった。
(クロイツさま。わたしの主。わたしの愛する男性)
レイチェルはクロイツを見た。
謁見の間の華やかさにも勝るとも劣らない美貌の王太子がそこにいた。
そして彼も、レイチェルを見ている。
(冷遇された惨めで孤独な夜伽聖女はもういない。)
レイチェルは、昨日までの惨めな自分と別れを告げた。
(服を着たクロイツさまも素敵~)
レイチェルは、うっとりと自分の主を見つめた。
クロイツが発見された後、国王との謁見は速やかに整えられた。
謁見の間へ出向くため準礼装に身を包んで廊下を歩くクロイツの後ろに、レイチェルは聖女の正装で続いた。
(わたしはいつものスリップドレスに、貫頭衣のような白い上着を羽織っただけだから質素ではあるけれど……これが聖女の正装なのだから仕方ないわ)
ズルズルした印象の衣装は正装というにはラフな印象だ。
しかし、スタイルがよくてピンクの髪を持つレイチェルが地味に見えることはない。
質素な衣装だからこそ、整った顔立ちの派手さやアメジスト色の瞳がよく映える。
聖女という神に仕える特別な力を持つ存在でありながら、緩くてすぐに脱がせられそうな衣装をまとうレイチェルに、性的な視線が向けられるのは日常的なことだ。
だがクロイツの後ろに控えている今は、あの絡みつくようないやらしい視線は感じない。
(立場のある方と一緒にいるのはストレスがないわね。……あら? わたしはもともと王太子のための夜伽聖女ではなかったかしら?)
誰に言うわけでもないが、嫌みな気持ちがよぎっていっても仕方ない。
ホルツの夜伽聖女であるにもかかわらず、彼がレイチェルを守ることはなかった。
(夜伽相手は限定されていても、視線までは防げない。わたしには心があるのだから、触れられなければ守られているってわけではないわ。そんなこと、ホルツさまには気になるような事ではなかったのかもしれないけど。でも、罰は当たったわよね)
国王との謁見が終わる頃には、王太子の座はホルツからクロイツへと移ることだろう。
そうなればホルツは次期国王にはなれない。
(ルシアナ王妃にとっては、面白くないことかもしれないけど仕方ないわ。そもそもクロイツさまに呪いをかけた相手は、まだ分かっていないのだもの。ここからの一波乱は見ものだわ)
クロイツ王太子が行方不明になった当時、父であるシュルツ国王は悲しんだものの、さして探索する様子もなかった。
血眼で犯人捜しをすることもなく、淡々とホルツを次の王太子に決めた。
ルシアナ王妃の力が働いたのではないかと、もっぱらの評判だ。
(ノラさまも王太子でなくなったホルツさまにどこまで寄り添うことか。フィックス伯爵家の思惑もあるでしょうし。こちらも見ものね)
夜伽聖女には護衛はつかないが、王太子にはつく。
だから今、レイチェルのそばには護衛がいた。
(王宮にきてしばらく経つけど、この状況も初めてだわ)
改めて自分がどれだけ異常な状態にいたのかを思って、レイチェルは苦く笑った。
謁見の間に入っていくと、国王が王座に座って待っていた。
国王の隣には王妃が座っている。
クロイツの顔を見て、国王は信じられないといった表情を浮かべて立ち上がった。
シュルツ国王は金色の髪に金の瞳で、クロイツとよく似た見た目をしている。
「あぁ、クロイツ。本当にクロイツなのか?」
「はい、父上」
国王はふらふらと歩み寄り、クロイツの顔を両手で挟み込むようにして覗きこんだ。
「あぁ、あぁ、クロイツだ。我が息子のクロイツだ」
「はい、父上」
国王は震えながら目に涙を浮かべて、行方不明だった息子の両肩を両手で軽くバンバンと叩き、クロイツの存在を確認している。
一方のクロイツは、穏やかに満面の笑みを浮かべて佇んでいるだけだ。
王妃は、その光景をただ眺めていた。
(国王の反応は予想通り。ルシアナ王妃のほうは平気そうな顔を装っているけれど、内心は歯噛みしているでしょうね。頬から顎にかけて力が入っているわ)
レイチェルは後ろに控えながら冷静に事の成り行きを見守っていた。
本来はこれも聖女の仕事の1つである。
状況を分析し、瘴気払いの必要が生じたときには即対応するためだ。
(ホルツさまは、聖女を連れ歩く本当の意味を知らないから。ノラさまも一応は聖女だから、わたしは何も言うつもりはなかったし。今となっては関係のない人だわ)
そこにホルツも血相を変えてやってきた。
お供にノラも連れている。
話し合いをするまでもなく、国王の腹は決まっていた。
国王はクロイツの肩を抱いて宣言した。
「クロイツが戻ってきた。これより先、王太子はホルツからクロイツに変わる。クロイツの呪いを解いてくれた聖女はレイチェルだ。まずは礼を言わせてくれ。息子を取り返してくれて、ありがとう」
「もったいないお言葉です、陛下」
レイチェルは美しいカーテシーをとり、頭を下げた。
「お前はもともと次期国王の夜伽聖女だ。これからはクロイツに仕えてくれ」
「承知いたしました」
国王は七色に輝くバラを右手に掲げて嬉しそうに言う。
「こんなに美しい聖女花が咲くなんて。クロイツと君の相性はとてもよいのだね」
ニコニコしながら言う国王の言葉を聞いて、レイチェルは頬を赤く染めた。
「ふふ。父上。女性にそのようなことを聞くなんて、失礼ですよ」
「あぁ、そうか。いや、めでたいことが重なって、興奮してしまった。配慮が足りなかったな」
クロイツと国王は顔を見合わせて笑った。
レイチェルはチラッとホルツを見た。
ホルツは単純な男だ。
淡い金髪に金の瞳と王族として分かりやすい外見はしていたが、ギリギリと歯を噛み締め、色黒な肌の色が変わるほど感情を表に出してしまう人間が、国王にふさわしいとレイチェルは思わない。
身長が高く筋肉にも恵まれた男臭い王子は、軍を率いるほうが向いている。
(これでよかったのよ。兄の生還を喜ぶのではなく、怒りや悔しさを表に出すような人間は国王に向いていない)
レイチェルはノラへと視線を向けた。
ノラも顔色が悪い。
もともと白い肌は青ざめ、氷のように冷たい青い瞳でレイチェルを睨んでいた。
(ふふ。あぁ、怖い怖い。ノラさまも人間ね。国王の側妃の立場が期待できなくなって、分かりやすく動揺しているわ。でもホルツさまが王族であることに変わりはない。それなりのものが期待できるのではないかしら?)
風向きが変わったことを実感しながら、レイチェルはほくそ笑んだ。
(ざまぁみろ、だわ。他人のことを馬鹿にしているから、足元をすくわれるのよ)
レイチェルは過去の因縁を振り切るように、視線をクロイツへと向けた。
(わたしは名実ともに次期国王の夜伽聖女になったのよ!)
「我が息子にして次期国王のクロイツが戻った! さぁ国民にも伝えよ。お披露目のための夜会も開くぞ!」
クロイツとよく似た外見の国王が興奮気味に叫ぶ。
側近たちは頭を下げてそそくさと謁見の間を出ていった。
事態は変わった。
(クロイツさま。わたしの主。わたしの愛する男性)
レイチェルはクロイツを見た。
謁見の間の華やかさにも勝るとも劣らない美貌の王太子がそこにいた。
そして彼も、レイチェルを見ている。
(冷遇された惨めで孤独な夜伽聖女はもういない。)
レイチェルは、昨日までの惨めな自分と別れを告げた。
52
あなたにおすすめの小説
『嫌われ令嬢ですが、最終的に溺愛される予定です』
由香
恋愛
貴族令嬢エマは、自分が周囲から嫌われていると信じて疑わなかった。
婚約者である侯爵令息レオンからも距離を取られ、冷たい視線を向けられている――そう思っていたのに。
ある日、思いがけず聞いてしまった彼の本音。
「君を嫌ったことなど、一度もない」
それは誤解とすれ違いが重なっただけの、両片思いだった。
勘違いから始まる、甘くて優しい溺愛恋物語。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
偽聖女と追放された私は、辺境で定食屋をはじめます~こっそり生活魔法で味付けしていたら、氷の騎士団長様が毎日通ってくるんですけど!?~
咲月ねむと
恋愛
【アルファポリス女性向けHOTランキング1位達成作品!!】
あらすじ
「役立たずの偽聖女め、この国から出て行け!」
聖女として召喚されたものの、地味な【生活魔法】しか使えず「ハズレ」の烙印を押されたエリーナ。
彼女は婚約者である王太子に婚約破棄され、真の聖女と呼ばれる義妹の陰謀によって国外追放されてしまう。
しかし、エリーナはめげなかった。
実は彼女の【生活魔法】は、一瞬で廃墟を新築に変え、どんな食材も極上の味に変えるチートスキルだったのだ!
北の辺境の地へ辿り着いたエリーナは、念願だった自分の定食屋『陽だまり亭』をオープンする。
すると、そこへ「氷の騎士団長」と恐れられる冷徹な美形騎士・クラウスがやってきて――。
「……味がする。お前の料理だけが、俺の呪いを解いてくれるんだ」
とある呪いで味覚を失っていた彼は、エリーナの料理にだけ味を感じると判明。
以来、彼は毎日のように店に通い詰め、高額な代金を置いていったり、邪魔する敵を排除したりと、エリーナを過保護なまでに溺愛し始める。
最強の騎士団長と騎士たちに胃袋を掴んで守られながら、エリーナは辺境で幸せなスローライフを満喫中?
〈完結〉【書籍化&コミカライズ・取り下げ予定】毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる