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「確かに猟銃を持ってるからって、ハンターを職業にしてる人ばかりじゃないはずよね……」
「ハンターとして生計を立てるというのも中々、厳しいんだ。試験や猟銃保持の許可が必要な上、野山に入って自力で獲物を仕留めないといけない。狙いを外すして、獲物に逃げられれば弾丸や時間は無駄になる」
「そっか……。ハンターも大変なのね」
「だからこそ、イエローストーン国立公園でのオオカミ再導入による生態系の正常化と絶滅危惧種の個体数増という成功例は参考になるケースなんだ。北海道では自然環境を保護する目的で『野生動植物保護地区』などに指定されている土地もある。現地で自生している植物や鳥獣を守るために、指定されている区域では鳥獣を駆除することができないんだ。そういう区域でエゾ鹿の個体が爆発的に増加し、希少な植物がどんどん食い尽くされている。せめて人間がほとんど立ち入らないような『野生動植物保護地区』だけでも試験的にオオカミを導入できれば……。人間の手で鹿を狩猟するのではなくオオカミの獲物にすることで、エゾ鹿の行動範囲は変わる。自然環境にも改善が期待できる。エゾ鹿を猟銃で狩る必要がなくなればオオワシやオジロワシが鉛弾の二次被害に遭う心配もしないでいい。それに日本国内の射撃場で長年、土壌に鉛弾を撃ち放置し続けた結果、鉛による射撃場の土壌汚染が深刻になり敷地内が立ち入り禁止になったケースもある」
「そんな場所が日本にあるの?」
「ああ。最新の射撃場ならコンクリートで舗装されていて鉛の銃弾が直接、むき出しの地面や斜面にめり込んだり放置されたりということは、まず無いはずだが、昔から使用されていた場所だと野外の山林で直接、むき出しの土壁に向かって銃弾を発射していたという場所もあるんだ。多少は鉛弾を放置しても大自然の中だし問題ないと考える者が多いだろうが、雨が降れば鉛弾から毒が染み出し川に流れる。そして川に生えている水藻に鉛毒が少しずつ蓄積する可能性も考えられる」
「川の藻に? そんなことありえるの?」
「鉛汚染された土壌に蕎麦を植えることで蕎麦に鉛成分を吸着させて土壌を浄化をすすめるという実験がある。つまり植物が鉛毒を吸収するというのはありえるんだ。鉛は安価なことと、サビに強いことなどから釣り道具や水草の錘などとしてよく使用されるが鉛を水槽の中に入れた場合、魚に悪影響が出るという話もある。もちろん通常の中性、およびアルカリ性の水ならば、ほとんど影響がないと言われているが酸性の水では別だ……」
「酸性の水って、塩酸とか硫酸でしょ? 自然界でそんな劇薬に鉛が晒されることは無いんじゃないの?」
「塩酸や硫酸とまでは行かなくても、酸性雨が降ることで鉛弾から鉛毒が川に流れ、川藻に鉛毒が蓄積し、そういう川でエサを食べ続けた魚が野生生物や人間の口に入ることで健康被害を与えることだって考えられるんだ。実際、鉛汚染が酷くなった射撃場の下流にある川からは生き物が生息しなくなったという。短期的な微量の鉛毒摂取で人間や鳥獣などが急性鉛中毒にはならなかったとしても、鉛毒には発ガン性がある。微量の摂取なら人体に影響がないように思えても、長期的にはガンを併発させるリスクが高い……。やはり鉛毒は微量でも摂取しないに越したことはないんだ……。そして、今は春先に中国の大気汚染の影響で九州地方や西日本を中心に黄砂が飛んでくるのが社会問題になっているが、大気汚染が深刻な中国大陸の上空から日本に流れてきた雨雲が日本の土地に酸性雨を降らせているという事実もある。直接、目に見えないから鉛弾を自然に放置しておけば回りまわって、人間の身体に被害が出るということは充分、考えられるんだ。そして軽度の鉛中毒ではほとんどの場合、自覚症状が無い。それゆえ自覚のないまま鉛毒の摂取を続け、身体を蝕んで取り返しがつかなくなって重い障害を併発した挙げ句、命を落とすというケースも多い」
「野生の鳥獣だけじゃなく魚や人間にも悪影響が出る可能性があるなら、やっぱり鉛弾は絶対に禁止すべきよね……」
「もっとも、仮にオオカミを導入すれば必ず、周囲の畜産業にも被害が出ることが考えられる。実際にイエローストーン国立公園の近くにある牧場では家畜が襲われるという被害が出ている。それを『オオカミ補償基金』によって補償されるというシステムだからこそ、牧場経営者もオオカミによる被害を容認できている状態だ」
「オオカミ補償基金?」
聞きなれない単語に首を傾ければ兄は一つ頷いた。
「アメリカの自然保護団体が地元の牧場主たちに対して、オオカミによって家畜被害が出た場合は損失額を補償するという確約をしていたんだ。20年かけて話が詰められ、家畜被害がオオカミによるものだと確定した場合に損失額を補償するという取り決めがされていた」
「20年もかけて……」
「何しろ、オオカミの再導入なんて前代未聞の取り組みだったからな。まして、訴訟大国アメリカでの話だ。徹底的に条件が詰められただろう」
「そういう補償基金があるからこそ、オオカミの再導入は実現できたのね」
「現在、北海道で起こってるエゾ鹿による多数の事故や自然環境の被害。80億円以上の農業や林業の被害が減少するなら、個人的には試験的にオオカミを再導入してみる価値はあると思う。オオカミの個体数と生息地域、現在位置を把握し人間の居住地に近づけないように管理するコストの方が、現在おこっているエゾ鹿の被害額よりも安い金額でエゾ鹿の個体数を抑えられるというメリットもある」
「そうか。現状の被害額よりも安くエゾ鹿の対策ができるなら……」
「ヨーロッパの複数の国でもオオカミが絶滅した地域で、オオカミを再導入してはどうかという検討が行われている。しかし、オオカミの再導入という手段は複数ある選択のひとつに過ぎない」
「複数ある選択の一つ……」
「ああ。きっと人間も鹿もオオワシやオジロワシのような絶滅危惧種の猛禽やオオカミ。全ての生き物が何一つ傷つかない絶対に正しい選択というのはきっと無いと思う。でも、その中で最善だと思える道を選ぶしかないんだ」
「そうね」
私が頷いた時、強い風が吹き荒れ兄の黒髪が乱れた。兄は前髪をかき上げながら顔を上げた。
「風が強くなってきたな。帰ろう」
「うん」
サクサクと雪の上を歩きながら帰路でふと振り返り、白い息を吐きながら雪に覆われた針葉樹林の森や山々を見渡した。広大で美しい北の大地は哀しい鳥獣たちの死すら、純白の雪で全てを覆い隠していたのかという思いが込み上げてくる。
遠くで鳥の鳴き声が聞こえ、天を見上げれば一匹のオオワシが黒い翼を悠然と広げて風を切るように旋回していた。澄み渡った蒼空を孤高に舞いながら陽光を浴びるオオワシの姿に、私は思わず目を細めた。そして以津真天が「いつまで、いつまで」と歎かなくて済むような世の中になれば良いのにと思いながら兄と共に雪山を後にした。
「ハンターとして生計を立てるというのも中々、厳しいんだ。試験や猟銃保持の許可が必要な上、野山に入って自力で獲物を仕留めないといけない。狙いを外すして、獲物に逃げられれば弾丸や時間は無駄になる」
「そっか……。ハンターも大変なのね」
「だからこそ、イエローストーン国立公園でのオオカミ再導入による生態系の正常化と絶滅危惧種の個体数増という成功例は参考になるケースなんだ。北海道では自然環境を保護する目的で『野生動植物保護地区』などに指定されている土地もある。現地で自生している植物や鳥獣を守るために、指定されている区域では鳥獣を駆除することができないんだ。そういう区域でエゾ鹿の個体が爆発的に増加し、希少な植物がどんどん食い尽くされている。せめて人間がほとんど立ち入らないような『野生動植物保護地区』だけでも試験的にオオカミを導入できれば……。人間の手で鹿を狩猟するのではなくオオカミの獲物にすることで、エゾ鹿の行動範囲は変わる。自然環境にも改善が期待できる。エゾ鹿を猟銃で狩る必要がなくなればオオワシやオジロワシが鉛弾の二次被害に遭う心配もしないでいい。それに日本国内の射撃場で長年、土壌に鉛弾を撃ち放置し続けた結果、鉛による射撃場の土壌汚染が深刻になり敷地内が立ち入り禁止になったケースもある」
「そんな場所が日本にあるの?」
「ああ。最新の射撃場ならコンクリートで舗装されていて鉛の銃弾が直接、むき出しの地面や斜面にめり込んだり放置されたりということは、まず無いはずだが、昔から使用されていた場所だと野外の山林で直接、むき出しの土壁に向かって銃弾を発射していたという場所もあるんだ。多少は鉛弾を放置しても大自然の中だし問題ないと考える者が多いだろうが、雨が降れば鉛弾から毒が染み出し川に流れる。そして川に生えている水藻に鉛毒が少しずつ蓄積する可能性も考えられる」
「川の藻に? そんなことありえるの?」
「鉛汚染された土壌に蕎麦を植えることで蕎麦に鉛成分を吸着させて土壌を浄化をすすめるという実験がある。つまり植物が鉛毒を吸収するというのはありえるんだ。鉛は安価なことと、サビに強いことなどから釣り道具や水草の錘などとしてよく使用されるが鉛を水槽の中に入れた場合、魚に悪影響が出るという話もある。もちろん通常の中性、およびアルカリ性の水ならば、ほとんど影響がないと言われているが酸性の水では別だ……」
「酸性の水って、塩酸とか硫酸でしょ? 自然界でそんな劇薬に鉛が晒されることは無いんじゃないの?」
「塩酸や硫酸とまでは行かなくても、酸性雨が降ることで鉛弾から鉛毒が川に流れ、川藻に鉛毒が蓄積し、そういう川でエサを食べ続けた魚が野生生物や人間の口に入ることで健康被害を与えることだって考えられるんだ。実際、鉛汚染が酷くなった射撃場の下流にある川からは生き物が生息しなくなったという。短期的な微量の鉛毒摂取で人間や鳥獣などが急性鉛中毒にはならなかったとしても、鉛毒には発ガン性がある。微量の摂取なら人体に影響がないように思えても、長期的にはガンを併発させるリスクが高い……。やはり鉛毒は微量でも摂取しないに越したことはないんだ……。そして、今は春先に中国の大気汚染の影響で九州地方や西日本を中心に黄砂が飛んでくるのが社会問題になっているが、大気汚染が深刻な中国大陸の上空から日本に流れてきた雨雲が日本の土地に酸性雨を降らせているという事実もある。直接、目に見えないから鉛弾を自然に放置しておけば回りまわって、人間の身体に被害が出るということは充分、考えられるんだ。そして軽度の鉛中毒ではほとんどの場合、自覚症状が無い。それゆえ自覚のないまま鉛毒の摂取を続け、身体を蝕んで取り返しがつかなくなって重い障害を併発した挙げ句、命を落とすというケースも多い」
「野生の鳥獣だけじゃなく魚や人間にも悪影響が出る可能性があるなら、やっぱり鉛弾は絶対に禁止すべきよね……」
「もっとも、仮にオオカミを導入すれば必ず、周囲の畜産業にも被害が出ることが考えられる。実際にイエローストーン国立公園の近くにある牧場では家畜が襲われるという被害が出ている。それを『オオカミ補償基金』によって補償されるというシステムだからこそ、牧場経営者もオオカミによる被害を容認できている状態だ」
「オオカミ補償基金?」
聞きなれない単語に首を傾ければ兄は一つ頷いた。
「アメリカの自然保護団体が地元の牧場主たちに対して、オオカミによって家畜被害が出た場合は損失額を補償するという確約をしていたんだ。20年かけて話が詰められ、家畜被害がオオカミによるものだと確定した場合に損失額を補償するという取り決めがされていた」
「20年もかけて……」
「何しろ、オオカミの再導入なんて前代未聞の取り組みだったからな。まして、訴訟大国アメリカでの話だ。徹底的に条件が詰められただろう」
「そういう補償基金があるからこそ、オオカミの再導入は実現できたのね」
「現在、北海道で起こってるエゾ鹿による多数の事故や自然環境の被害。80億円以上の農業や林業の被害が減少するなら、個人的には試験的にオオカミを再導入してみる価値はあると思う。オオカミの個体数と生息地域、現在位置を把握し人間の居住地に近づけないように管理するコストの方が、現在おこっているエゾ鹿の被害額よりも安い金額でエゾ鹿の個体数を抑えられるというメリットもある」
「そうか。現状の被害額よりも安くエゾ鹿の対策ができるなら……」
「ヨーロッパの複数の国でもオオカミが絶滅した地域で、オオカミを再導入してはどうかという検討が行われている。しかし、オオカミの再導入という手段は複数ある選択のひとつに過ぎない」
「複数ある選択の一つ……」
「ああ。きっと人間も鹿もオオワシやオジロワシのような絶滅危惧種の猛禽やオオカミ。全ての生き物が何一つ傷つかない絶対に正しい選択というのはきっと無いと思う。でも、その中で最善だと思える道を選ぶしかないんだ」
「そうね」
私が頷いた時、強い風が吹き荒れ兄の黒髪が乱れた。兄は前髪をかき上げながら顔を上げた。
「風が強くなってきたな。帰ろう」
「うん」
サクサクと雪の上を歩きながら帰路でふと振り返り、白い息を吐きながら雪に覆われた針葉樹林の森や山々を見渡した。広大で美しい北の大地は哀しい鳥獣たちの死すら、純白の雪で全てを覆い隠していたのかという思いが込み上げてくる。
遠くで鳥の鳴き声が聞こえ、天を見上げれば一匹のオオワシが黒い翼を悠然と広げて風を切るように旋回していた。澄み渡った蒼空を孤高に舞いながら陽光を浴びるオオワシの姿に、私は思わず目を細めた。そして以津真天が「いつまで、いつまで」と歎かなくて済むような世の中になれば良いのにと思いながら兄と共に雪山を後にした。
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