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ケーキ作りとペンダント
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双子は私の指示通り、栗の皮を剥いていく。普通の状態よりは格段に剥きやすくなっているとはいえ、小さく丸みをおびた物の皮を剥くというのは大変な作業である。双子も眉根を寄せながら真剣に包丁をあつかう。
「それにしても、栗の皮って取り除くのが大変なばっかりで、なんの役にも立たないからイヤになってしまいますよね……」
「ぜんぶ、ゴミですもんね。乾かせば、かまどの燃料にはなるけど……」
「あら、栗の皮も使おうと思えば再利用できるのよ」
何気なく栗皮の再利用方法があると私が言えば、ルルとララは猫耳をピンと立てて、大きな瞳を丸くした。
「え?」
「何に再利用できるんですか?」
「飲み物よ」
「飲み物? 栗の皮が!?」
ルルとララが、信じられないといった表情で目を見張るので、私は苦笑しながら補足する。
「使うのは栗の渋皮部分だけどね」
「しぶ皮?」
「この苦い部分ですよね?」
ララが茶色い、やわらかな栗の渋皮をぺろんとつまんで見せたので私はうなづく。
「そうよ。渋皮って『タンニン』がたっぷり含まれてるのよ」
「タンニン……?」
「ああ、タンニンっていうのは栗の渋皮に含まれてる成分で、抗酸化作用を高めると同時に免疫力を強くする効果があるの」
「こうさんか作用?」
「めんえき力?」
双子が眉間にシワを寄せて首をかしげるので、より分かりやすく言及する。
「具体的に言うと栗の渋皮には、老化を防いで病気になりにくくなる効果が期待できる成分が含まれてるの」
「おお!」
「それはすごいです!」
「でも、栗の渋皮なんて苦くて食べられません……」
ルルとララは感心したが、渋皮の味がとても食べれた物では無いことを思い出し、ぺたりと猫耳をふせた。
「うん。だから、コーヒーの渋皮を利用するときは砕いたコーヒー豆から、熱湯でコーヒーを抽出するときに混ぜるの」
「砕いたコーヒー豆に、栗の渋皮を入れるんですか?」
「ええ。コーヒーは元々、苦い飲み物だから抽出する時に、栗の渋皮をまぜてもさほど気にすることなく飲めるわ」
「なるほど……」
「もっともこの家だと、おばあ様も私も、あなた達もコーヒーは飲まないから栗の渋皮コーヒーをいれる機会も無いけどね」
そんな話をしている間にも、双子が手を休めず作業をしてくれたおかげで、栗は綺麗な剥き栗となった。
「それにしても、栗の皮って取り除くのが大変なばっかりで、なんの役にも立たないからイヤになってしまいますよね……」
「ぜんぶ、ゴミですもんね。乾かせば、かまどの燃料にはなるけど……」
「あら、栗の皮も使おうと思えば再利用できるのよ」
何気なく栗皮の再利用方法があると私が言えば、ルルとララは猫耳をピンと立てて、大きな瞳を丸くした。
「え?」
「何に再利用できるんですか?」
「飲み物よ」
「飲み物? 栗の皮が!?」
ルルとララが、信じられないといった表情で目を見張るので、私は苦笑しながら補足する。
「使うのは栗の渋皮部分だけどね」
「しぶ皮?」
「この苦い部分ですよね?」
ララが茶色い、やわらかな栗の渋皮をぺろんとつまんで見せたので私はうなづく。
「そうよ。渋皮って『タンニン』がたっぷり含まれてるのよ」
「タンニン……?」
「ああ、タンニンっていうのは栗の渋皮に含まれてる成分で、抗酸化作用を高めると同時に免疫力を強くする効果があるの」
「こうさんか作用?」
「めんえき力?」
双子が眉間にシワを寄せて首をかしげるので、より分かりやすく言及する。
「具体的に言うと栗の渋皮には、老化を防いで病気になりにくくなる効果が期待できる成分が含まれてるの」
「おお!」
「それはすごいです!」
「でも、栗の渋皮なんて苦くて食べられません……」
ルルとララは感心したが、渋皮の味がとても食べれた物では無いことを思い出し、ぺたりと猫耳をふせた。
「うん。だから、コーヒーの渋皮を利用するときは砕いたコーヒー豆から、熱湯でコーヒーを抽出するときに混ぜるの」
「砕いたコーヒー豆に、栗の渋皮を入れるんですか?」
「ええ。コーヒーは元々、苦い飲み物だから抽出する時に、栗の渋皮をまぜてもさほど気にすることなく飲めるわ」
「なるほど……」
「もっともこの家だと、おばあ様も私も、あなた達もコーヒーは飲まないから栗の渋皮コーヒーをいれる機会も無いけどね」
そんな話をしている間にも、双子が手を休めず作業をしてくれたおかげで、栗は綺麗な剥き栗となった。
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