忘却の魔王と契約書 ~古文書館の真実探求者~

宵町あかり

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第5話 稼働する封印と隠された王

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夜明け前の静寂に包まれた古文書館で、セレスティアは既に調査準備を完了していた。

 淡い朝もやが窓ガラスに付着し、館内は幻想的な薄明かりに包まれている。整然と並べられた調査用具の上には、露が降りた後のような清涼な空気が漂っていた。セレスティアの銀髪が朝の光を受けて絹のように輝き、まるで夜明けの女神のような神々しさを放っている。内心では、昨夜から続く準備作業への満足感と、これから始まる本格的な調査への期待が混在していた。

「現地調査計画書を作成しました」

 机の上には、詳細な工程表と装備リストが整然と並んでいる。羊皮紙に描かれた地図は、王都の地下構造まで詳細に記されており、まるで軍事作戦の計画書のような完璧さだった。内心では、自分の計画立案能力に誇らしさを感じつつも、これから直面するかもしれない危険への不安も抱えていた。

「魔法陣の図面から推定すると、封印術の設置場所は旧王宮跡地の地下と思われます」

 レトは地図を確認しながら頷く。指先で古い羊皮紙をなぞりながら、学者らしい慎重さで検証していく。内心では、理論上の推測が実証される瞬間への学術的興奮と、未知の遺跡への冒険心が高まっていた。

「記録によると、第12代国王時代の謁見の間は現在の廃墟の中央部にあったはずです。そこの地下なら......」

「つまり、本格的な冒険ってことね!」

 エリナが興奮した様子で剣の手入れをしている。金属が擦れ合う音が朝の静寂に響き、騎士見習いとしての実戦への期待が込められていた。ようやく机上の調査から実際の探索に移れることが嬉しいようだった。内心では、これまでの訓練の成果を発揮する機会への期待と、仲間を守らなければという責任感が交錯していた。

「エリナ殿の装備は確認済みですか?」

 セレスティアが装備チェックリストを見せる。そこには軍事的な正確さで、必要な道具が一つ一つ記載されていた。

『騎士装備確認表:剣(✓)、軽鎧(✓)、魔法検知指輪(✓)、応急処置道具(✓)』

「私の方も準備万端です」

 セレスティアは自分の荷物を指差した。契約書確認用の魔法道具、封印解析用の特殊羊皮紙、そして緊急時用の各種契約書が、まるで図書館の蔵書のように分類整理されている。内心では、完璧な準備への自信と、失われた記憶を取り戻すことへの切ない期待が混じっていた。

「一時退避契約、防護魔法契約、情報共有契約......考えられる事態には全て対応可能です」

 レトは苦笑いしながら、参考書をぎっしり詰め込んだ鞄を背負った。革の鞄は使い込まれて柔らかくなり、長年の学術研究の重みを物語っている。内心では、セレスティアの完璧主義に感心しつつも、自分のアカデミックな習慣との違いに少し戸惑いを感じていた。

「文献によると、魔法陣の調査には現地での照合作業が重要らしいので、関連資料を持参します」

 その時、オルドスが深刻な表情で現れた。朝の光が彼の白髪を照らし、長年の心配が刻まれた深い皺が目立っている。内心では、若い三人への父親のような愛情と、300年前の真実への恐怖が入り混じっていた。

「本当に行くのか? 300年間維持された封印なら、相当な力を持つ者が関わっている」

 オルドスの声に、父親のような深い心配が込められていた。

「はい。しかし、真実を明らかにするためには必要な調査です」

 セレスティアがきっぱりと答える。その美しい顔に、揺るぎない決意が浮かんでいた。内心では、契約魔王としての使命感と、長い間失われていた自分の正体への答えを求める切望が燃えていた。

「分かった。だが、何かあったらすぐに戻ってくること」

 オルドスはセレスティアを見つめた。その瞳に、300年前の記憶への哀愁が込められている。内心では、再び彼女を失うかもしれない恐怖と、真実を知ることの必要性への理解が葛藤していた。

「特に君は、無理をしないように」

 朝霧に包まれた旧王宮跡地は、想像以上に荒廃していた。

 かつて栄華を誇った王宮は今や石の残骸と化し、蔦に覆われた壁が朝日を受けて長い影を落としている。石造りの柱や破れた屋根瓦が散乱し、まるで巨大な墓地のような静寂に包まれていた。朝露に濡れた草花が廃墟の隙間から顔を出し、自然が文明を侵食していく様子を物語っている。

「300年でここまで崩れるものなのか......」

 レトがつぶやく。足元の石畳は割れて隙間だらけになり、歩く度にがれきを踏む音が響く。内心では、繁栄した王宮の面影を想像しながら、歴史の無常さへの哀愁を感じていた。

「いえ、これは自然な劣化ではありません」セレスティアが魔法陣の図面と照合しながら言う。「意図的に破壊された痕跡があります」

 彼女の金色の瞳が、廃墟の詳細を見逃すことなく観察している。契約魔王としての能力で、過去の痕跡を読み取っているようだった。内心では、故郷だった場所の変わり果てた姿に胸が痛みつつも、真実への手がかりを見つけることへの希望が芽生えていた。

 エリナが瓦礫を調べていた。騎士見習いとしての訓練で培った観察眼で、戦闘の痕跡を探している。内心では、正義を踏みにじった者たちへの怒りと、歴史の隠蔽への憤りが込み上げていた。

「確かに、斬撃の跡がある。剣で切り崩されたみたい」

 石材に残る深い切り傷を指でなぞりながら、エリナが報告する。

「証拠隠滅のためでしょうね」

 セレスティアは地面に手をかざした。微かな光が指先から放たれ、地下の魔力を探知している。その光は朝霧の中で幻想的に輝き、まるで妖精の魔法のような美しさだった。内心では、封印された力の一部が覚醒していく感覚に、恐怖と期待が入り混じっていた。

「下の方から魔力反応があります。こちらです」

 三人は崩れた石段の奥へと進んだ。セレスティアの魔力探知に従って瓦礫を除けると、隠し階段が現れた。石段は周囲の廃墟とは対照的に、築かれた当時のままの美しさを保っている。

「保存状態が異常に良い......」

 レトが階段を調べる。周囲は朽ち果てているのに、この階段だけは新品同様の状態だった。石の表面は滑らかで、朝露さえも弾いているようだった。内心では、この不自然さが何を意味するのかという学者としての興味と、隠された秘密への期待が高まっていた。

「魔法的な保護が施されているようですね」

 松明を灯して地下に降りる。石造りの通路は、古代の技術の粋が集められたものだった。壁面には精巧な彫刻が施され、魔法的な光源が今でも微かに光っている。

「壁の文字が読めます」レトが興奮した様子で古代文字を解読する。「これは...『真実の間』と書かれています」

「真実の間......」セレスティアが呟く。「記憶にあります。私がよく訪れていた場所」

 彼女の声に、懐かしさと悲しみが混じっていた。内心では、失われた過去の断片が蘇る痛みと、故郷への愛着が交錯していた。

 通路の先に、巨大な円形の部屋が広がっていた。

 そして、床一面に描かれた精巧な魔法陣を目にした瞬間、セレスティアが苦しそうに頭を押さえた。

「ここで......私は封印された」

 セレスティアの記憶が断片的によみがえる。

 泣き叫ぶ人々の声、燃える王宮、そして自分が叫んでいる声——「真実を隠してはならない!」

 記憶の波が押し寄せ、彼女の美しい顔が苦痛に歪む。頭を抱え込み、膝をついてしまった。内心では、封印によって失われた記憶の重みと、300年間の孤独への悲しみが一気に押し寄せていた。

「大丈夫?」エリナが心配そうに声をかける。

 騎士見習いらしい素直な優しさが、その声に込められていた。内心では、友人の苦痛を和らげてあげたいという思いと、自分にできることの限界への歯がゆさが混じっていた。

「はい......思い出しました。ここは契約の神聖な場所でした」

 セレスティアが魔法陣を見つめる。すると、陣が微かに光り始めた。古代の魔法文字が一つずつ輝きを増し、部屋全体が幻想的な光に包まれる。内心では、失われた力が戻ってくる歓びと、それが意味する責任の重さへの覚悟が交錯していた。

「まだ稼働している......」

 レトが魔法陣の中央を指差す。そこには石の台座があり、その上に一枚の契約書が置かれていた。台座は白い大理石で作られ、300年の時を経てもなお美しい光沢を保っている。内心では、この発見が歴史を変える可能性への興奮と、真実に近づいている実感への高揚が混在していた。

「あの契約書......読めるでしょうか」

 三人は慎重に魔法陣の中央へ向かった。石の床に刻まれた文字が足音に反応して光り、まるで歩道を照らすかのようだった。レトが契約書を手に取り、声に出して読み上げる。内心では、この瞬間が自分の研究人生の頂点になるという予感に震えていた。

「『第12代国王アルフレッド・エルディア 最終遺言書』......」

 レトの声が地下室に響く。石の壁が音を反響させ、まるで古代の聖歌のような厳粛さを醸し出していた。

「『余は不当な理由で王位を剥奪された。弟アルベルトが民を欺き、余を陥れ、王位を奪った』」

 エリナが息を呑む。その内容の重大さに、騎士としての正義感が揺さぶられていた。内心では、王室への忠誠と正義への献身が激しく葛藤していた。

「『余は民の記憶を守ろうとした。だが弟は恐れ、民の記憶を操作し、余の存在を歴史から消去した』」

 セレスティアの表情が変わっていく。記憶がどんどん鮮明になり、300年前の真実が心の中で蘇っていく。内心では、失われた友への愛情と、彼を守れなかった悔恨が交錯していた。

「『真実を知る契約魔王セレスティア・ヴェリタスを封印し、証人を消した』」

「思い出しました......」セレスティアが震え声で言う。「アルフレッド王は民を愛する良き王でした。弟のアルベルトが権力欲のために......」

 レトが遺言書の最後の部分を読む。内心では、この歴史的発見の重要性と、正義を求める使命感が燃え上がっていた。

「『この遺言を読む者よ、余の無念を晴らし、真実を世に知らしめよ。契約魔王よ、余との約束を果たしてくれ』」

 その瞬間、セレスティアの瞳に決意の光が宿った。内心では、300年間待ち続けた約束を果たすときが来たという確信と、契約魔王としての本来の使命への覚醒が込み上げていた。

「契約を破る者は許せません」

 魔王としての本来の力が部分的に復活し、周囲の空気が張り詰める。石室の温度が下がり、三人の息が白く見えるようになった。

 しかし、その時——

 地下に足音が響いた。複数の人影が階段を降りてくる音が、石の通路に反響している。

「誰?」エリナが剣の柄に手をかける。内心では、仲間を守らなければという騎士としての責任感と、未知の敵への警戒心が高まっていた。

 現れたのは黒いローブを着た人影が複数。顔は深いフードに隠され、不気味なほど静かに動いている。

「封印を維持する者たちか......」

 セレスティアがつぶやく。内心では、300年間自分を監視し続けた者たちへの怒りと、ついに真実が明かされることへの安堵が混在していた。

「300年間、ずっと監視していたのね」

 エリナが剣を抜いた。鋼の刃が魔法陣の光を反射し、美しくも危険な輝きを放つ。内心では、正義のために戦う覚悟と、友人たちを守る決意が固まっていた。

「正義の剣は迷わない!」

 襲撃者たちが一斉に魔法を放つ。青白い光弾が石室を飛び交い、古代の壁に当たって火花を散らす。しかし、セレスティアが素早く契約書を取り出した。内心では、仲間を守ることへの責任感と、契約魔王としての力を発揮する決意が燃えていた。

「一時的防護契約、発動!」

 三人の周囲に光の障壁が張られる。魔法攻撃が障壁に当たって弾かれ、虹色の光が部屋中に散乱した。

「レト殿、遺言書を!」

「分かった!」

 レトは機転を利かせて遺言書を鞄にしまう。この証拠だけは守らなければならない。革の鞄が遺言書を保護するように、温かく包み込んだ。内心では、歴史的な真実を守る使命感と、学者としての責任の重さを痛感していた。

「緊急退避契約!」

 セレスティアが別の契約書を発動させる。瞬間移動の魔法陣が三人の足元に現れた。複雑な幾何学模様が光り、空間を歪ませていく。

 しかし、魔法陣の発動と同時に、部屋の封印術に異常が発生する。

「封印が不安定になっている......」

 襲撃者の一人がつぶやいた。フードの下から聞こえる声には、明らかな動揺が含まれていた。

「すぐに報告が必要だ」

 気がつくと、三人は古文書館の調査室にいた。

 馴染みのある書物の匂いと、整理された資料の光景が安堵感を与える。しかし、全員の表情は深刻だった。

「無事に戻れましたね」

 セレスティアがほっと息をつく。しかし、その表情は深刻だった。美しい顔に、深い憂いが刻まれている。内心では、安全な場所に戻れた安堵と、封印の不安定化による今後への不安が交錯していた。

「封印が不安定になりました。時間がありません」

 レトは遺言書を取り出す。古い羊皮紙は、まるで歴史の重みを物語るかのように重厚感があった。内心では、この貴重な証拠を守れた達成感と、これから始まる戦いへの覚悟が混在していた。

「これが証拠です。第12代国王アルフレッド・エルディアの真実」

 オルドスが驚いた顔で遺言書を見る。長年の学者経験で培った鑑識眼で、その真正性を確認していく。内心では、長年の疑問が解明される興奮と、王室の暗部が明らかになることへの恐怖が入り混じっていた。

「これは......本物ですね」

 オルドスの声に、興奮と恐怖が混じっていた。

「兄弟間の王位争い......それが忘却の時代の真実だったんです」

 エリナが拳を握る。正義感の強い彼女には、権力のための陰謀が許せなかった。内心では、騎士としての誇りと、不正義への怒りが激しく燃え上がっていた。

「正しい王を陥れて、民の記憶まで操作するなんて......絶対に許せない!」

 セレスティアの記憶がほぼ完全に回復していた。内心では、失われた友への愛情と、300年間の封印への怒り、そして真実を明かすことへの使命感が複雑に絡み合っていた。

「私は契約魔王として、アルフレッド王を支えていました。彼は本当に民を愛する王だった」

 彼女の声に、300年前の悲しみが込められていた。

「でも」レトが現実的な問題を口にする。「300年前の真実を、現代の人々にどうやって信じてもらうか......」

 学者らしい冷静な分析だった。内心では、真実の重要性への確信と、それを証明することの困難さへの不安が葛藤していた。

 その時、古文書館の扉に重いノックが響いた。

 四人は身を寄せ合う。外の気配は、明らかに普通の来訪者ではなかった。

「彼らは既に私たちを見つけています」セレスティアが窓の外を見る。「封印の不安定化により、私の居場所が特定されました」

 街の向こうに、黒いローブの人影が複数見える。朝の光の中で、不気味な存在感を放っていた。内心では、300年間の監視から逃れられない現実への諦めと、ついに決着をつけることへの決意が混在していた。

「つまり、もう後戻りはできないということね」エリナが剣の柄を握る。内心では、友人たちと共に戦うことへの誇りと、強大な敵への恐怖が交錯していた。

 レトは眼鏡を押し上げて、決意を込めて言った。内心では、学者としての使命感と、正義のために戦う覚悟が固まっていた。

「それなら......最後まで真実を追求しよう。契約書を読んだのですから」

 学者としての責任感と、人間としての正義感が混じった決断だった。

 セレスティアが微笑む。内心では、300年ぶりに信頼できる仲間を得た歓びと、契約魔王としての誇りが込み上げていた。

「はい。契約履行は義務です」

 ノックの音が再び響く。今度はより強く、より執拗に。古文書館の重厚な扉が、まるで運命の扉のように響いていた。

 300年前の陰謀が、ついに現代で決着をつけようとしていた。朝の光が古文書館を照らし、新たな戦いの始まりを告げているかのようだった。
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