忘却の魔王と契約書 ~古文書館の真実探求者~

宵町あかり

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第7話 王立図書館潜入と記録保全局の影

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 月明かりに照らされた王立図書館は、古文書館の数倍の規模を誇る荘厳な建物だった。

 白い石材で建造された建物は、夜の闇の中でも威厳を放ち、まるで知識の神殿のような神々しさを纏っている。高い尖塔が月光を受けて銀色に輝き、複雑な装飾が施された外壁には、古代の魔法文字が微かに光っていた。建物全体が放つ荘厳な雰囲気に、レトは思わず息を呑む。内心では、この巨大な知の宝庫に足を踏み入れることへの学者としての興奮を抑えきれずにいた。

 リリアナの案内で、一行は職員専用の秘密の入り口に到着した。石造りの小さな扉は、表の正面入り口とは対照的に質素で目立たない造りになっている。

「ここから入れば、警備員に見つからずに済みます」

 リリアナが小さな魔法の鍵で扉を開く。古い真鍮の鍵が微かな光を放ち、複雑な魔法錠が静かに解除される音が夜の静寂に響いた。内心では、王室に仕える身でありながら真実のために危険を冒す決断への覚悟が固まっていた。

「隠密行動契約、発動」

 セレスティアが契約書を展開すると、四人の存在感が薄くなった。足音も気配も、魔法的に抑制される。まるで影のような存在になり、空気中に溶け込んでいくような感覚だった。

「すごい......」エリナが小声でつぶやく。「音が全然しない」

 自分の声すら聞こえにくくなっていることに驚いている。内心では、契約魔王の力の凄さに感嘆しつつも、これから始まる危険な潜入作戦への緊張が高まっていた。

「ただし、効果時間は一時間です」セレスティアが時間制限を告げる。「それまでに調査を完了させる必要があります」

 王立図書館の内部は圧巻だった。天井まで届く巨大な書棚が立ち並び、魔法の光で照らされた書物が幻想的に輝いている。夜間でも館内を照らす魔法的な光源が、青白い光を放ち、まるで別世界のような神秘的な雰囲気を作り出していた。

 書棚の間を歩くと、古い革装本の匂いが鼻をくすぐる。何千、何万という書物が放つ知識の重みが、空気中に漂っているようだった。床は滑らかな大理石で、足音が響かないよう魔法的に処理されている。

「禁書庫は地下3階にあります」リリアナが案内する。「通常は記録保全局の許可が必要ですが......今夜は警備が手薄な時間帯を狙いました」

 階段を下りながら、レトが壁の魔法文字を確認する。古代文字の研究者として、その複雑さに興味を抱いていた。内心では、これまで文献でしか見たことのない古代術式を間近で観察できる機会に、学術的な興奮を覚えていた。

「調査によると、この建物自体が巨大な魔法装置の一部ですね」

「はい。書物を保護するためのシステムですが......」リリアナの表情が曇る。「侵入者を検知する機能もあります」

 その時、通路に赤い光が点滅し始めた。警告を知らせる魔法的なサイレンが、低い音で響き始める。

「検知システムが作動しています!」

 セレスティアが慌てて別の契約書を取り出す。内心では、準備していた回避策が役立つことへの安堵と、魔力消費への不安が交錯していた。

「回避契約!」

 赤い光が一時的に停止する。しかし、セレスティアの額に汗が浮かんでいた。魔法の行使により、かなりの魔力を消耗しているようだった。

「魔力消費が激しい......長時間は維持できません」

◇◆◇

 地下3階の禁書庫の前に、重厚な扉と複雑な魔法錠が待ち受けていた。

 扉は黒い鋼鉄製で、表面には無数の魔法文字が刻まれている。文字の一つ一つが微かに光り、見る者に畏怖の念を抱かせた。魔法錠は三重構造になっており、それぞれ異なる術式で保護されている。

「通常の鍵では開きません」リリアナが困った表情を見せる。「この錠は王室最高位の魔法使いが設計したものです」

 内心では、ここまで来て引き返すわけにはいかないという焦りを感じていた。

「契約解除術式を試してみます」

 セレスティアが扉の魔法錠に手をかざす。しかし、術式を展開した瞬間、封印が激しく反応した。空気が震え、青白い光が走る。

「これは......」レトが驚く。「僕たちの調査を想定して作られている?」

 学者としての洞察力で、魔法錠の意図を理解していた。内心では、300年前から自分たちの行動が予測されていたかもしれないという可能性に戦慄を覚えていた。

「300年前の封印術式と干渉しています」セレスティアが苦しそうに言う。「でも、何とか......」

 セレスティアの額に汗が浮かび、集中力を限界まで高めている。契約魔王としての力を総動員し、複雑な魔法錠に挑んでいた。内心では、失われた力の一部しか戻っていない現状への歯がゆさと、それでも仲間のために全力を尽くす決意が燃えていた。

 扉がゆっくりと開く。重い鋼鉄が軋む音が地下に響き、封印されていた空気が流れ出してくる。

 禁書庫の内部は、想像以上に巨大な地下空間だった。無数の書棚が規則正しく並び、その中央に特別なエリアがある。天井は高く、魔法的な光源が星座のように配置され、まるで地下宮殿のような荘厳さを醸し出していた。

「あれは......」

 レトが指差した先に、『忘却の時代 機密文書保管庫』という標識があった。金の文字で刻まれた標識は、300年の時を経てもなお美しく輝いている。

「ついに見つけました」

 一行は急いでその書架に向かう。足音が地下空間に反響し、緊張感を高めていく。そこには数百冊に及ぶ機密文書が保管されていた。どれも最高級の羊皮紙に記され、王室の封印が施されている。

「『記録保全局設立文書』......『アルベルト王 記憶操作実施計画書』......」

 レトが文書のタイトルを読み上げていく。そして、一冊の文書を手に取った瞬間、セレスティアが大きく震えた。

「『契約魔王セレスティア・ヴェリタス 封印手順書』......」

 その文書を見た瞬間、セレスティアの記憶がさらに鮮明に蘇る。内心では、封印された記憶の扉が少しずつ開かれていく恐怖と期待が混在していた。

「これを見て......記憶がより鮮明に戻ってきます」

 セレスティアは文書を開いた。そこには、彼女の封印過程が詳細に記録されていた。図解入りで、使用された魔法陣や術式まで克明に描かれている。

「私は......アルフレッド王と民を守ろうとしていた。でも、アルベルト王は民の記憶を操作してでも王位を維持したかった」

 セレスティアの声に、300年前の苦悩が蘇っていた。内心では、親友だったアルフレッド王を守れなかった悔恨と、今度こそ真実を明かすという決意が交錯していた。

 レトが別の文書を解読している。

「これは......記録保全局はアルベルト王が設立した秘密組織です。目的は『王朝の正統性維持』とある」

「つまり、嘘の歴史を守るための組織......」エリナが拳を握る。

 内心では、正義を踏みにじる組織への怒りが燃え上がっていた。

 その時、リリアナが別の文書を発見して青ざめた。

「これを見てください......『民衆記憶操作 魔法陣設計図』」

 文書には、王都の地下に張り巡らされた巨大な魔法陣の設計図が描かれていた。その規模は想像を絶するもので、都市全体を覆うほどの巨大さだった。

「今でも稼働している......だから民は疑問に思わないんです」

 リリアナの発見が、陰謀の全貌を明らかにしていく。内心では、自分も知らずに操作されていたかもしれないという恐怖が込み上げていた。

 突然、禁書庫に警報音が響いた。

◇◆◇

 赤い光が禁書庫全体を照らし、警報音が響き渡る。地下空間に不気味な光と音が反響し、緊迫感が一気に高まった。

「発見されました! 急いで!」

 リリアナが慌てる中、地上から複数の足音が聞こえてきた。

「契約魔王の気配がする。ここだ」

 黒いローブを着た集団が地下に向かってくる。前回とは明らかに違う、より高度な魔法装備を持っているようだった。彼らの足音は統制がとれ、明らかに軍事的な訓練を受けている。

「記録保全局の精鋭部隊です!」リリアナが警告する。

 内心では、自分たちの行動が完全に把握されていたことへの恐怖を感じていた。

 エリナが剣を抜いて立ち向かう。

「正義の剣は迷わない!」

 しかし、相手も剣術に長けており、エリナは苦戦を強いられた。黒いローブの戦士たちは、明らかに騎士団レベルの実力を持っている。内心では、訓練で身につけた技術だけでは通用しないことへの焦りと、それでも仲間を守るという決意が交錯していた。

「集団拘束契約!」

 セレスティアが契約魔法で敵の動きを一時的に封じる。光の鎖が敵を束縛し、動きを止めていく。さらに続けて別の契約を発動した。

「幻影生成契約!」

 偽の逃走ルートが複数作り出される。禁書庫の中に複数の影が現れ、敵の注意を逸らしていく。

「魔力消費が激しい......長時間は維持できません」

 セレスティアの顔が青ざめている。連続して高度な魔法を使用したため、魔力の限界が近づいていた。内心では、仲間を守るために最後まで力を振り絞る覚悟が固まっていた。

 レトは重要文書をすべて持ち出すのは不可能と判断し、魔法的記録装置で文書の内容を複写し始めた。

「後で詳細分析できるよう、証拠を保全します」

 古い魔法装置が文書の内容を光として記録していく。内心では、この証拠こそが真実を世に知らしめる鍵になるという確信を抱いていた。

「非常用の秘密通路があります!」

 リリアナが王室専用の脱出ルートを案内する。しかし、記録保全局もその存在を把握しているようだった。

 地下通路での逃走劇が始まる。記録保全局の魔法攻撃をかわしながら、四人は必死に移動した。石の通路に魔法の光が飛び交い、爆発音が響く。

 その時、追跡者のリーダー格の仮面の下から聞こえる声に、リリアナが反応した。

「まさか......あなたは......」

 リリアナの顔が驚愕に染まる。知っている声だったのだ。内心では、信頼していた人物が敵側にいたことへの衝撃と裏切られた悲しみが交錯していた。

 しかし、正体が判明する前に、相手は煙幕を使って姿を消した。紫色の煙が通路に充満し、視界が遮られる。

 何とか王立図書館から脱出できたが、リリアナの身元が完全にバレた状況だった。

「もう王室には戻れません」リリアナがつぶやく。

 その声には、これまでの人生を失った悲しみが込められていた。内心では、真実のために全てを捨てる覚悟と、新たな道への不安が混在していた。

◇◆◇

 夜明け前の古文書館で、緊急会議が開かれた。

 四人は疲労困憊していたが、重要な証拠を手に入れた達成感もあった。古文書館の調査室に、魔法記録装置で複写した文書が整理されている。

「持ち帰った証拠の分析結果です」

 レトが魔法記録装置の内容を報告する。装置から投影される光が、文書の内容を空中に映し出していく。内心では、この発見が歴史を変える可能性への興奮と責任の重さを感じていた。

「記憶操作ネットワークが現在も稼働しています。民全体が、偽の歴史を真実だと思い込まされている状況です」

 セレスティアの記憶がほぼ完全に回復していた。

「私の使命は、民の記憶と真実を守ること。契約魔王として、この責任を果たします」

 周囲の空気が変わる。セレスティアの魔王としての本来の力が大幅に回復しているのを感じた。彼女の存在感が増し、まるで神聖な存在に変わったかのようだった。内心では、300年間待ち続けた使命を果たす時が来たという確信と、契約魔王としての誇りが燃え上がっていた。

「しかし、記録保全局は想像以上に強大な組織です」リリアナが深刻な表情で言う。「王室内部にも深く浸透している」

 内心では、これまで仕えてきた王室の暗部を知ってしまったことへの複雑な思いが渦巻いていた。

 オルドスが重要な情報を提供した。

「実は、他の地域にも同様の古文書館がある。そこにも、真実を知る学者たちがいるかもしれない」

「つまり、全国規模での真実探求ネットワークを構築できる可能性が......」レトの目が輝く。

 内心では、孤独な戦いではないことへの希望と、より大きな陰謀に立ち向かう覚悟が芽生えていた。

「文献によると、大規模な真実公開には段階的なアプローチが必要です。でも......時間がない」

「記録保全局が本格的な討伐作戦を準備中です」リリアナが警告する。「今度は、容赦しません」

 エリナが立ち上がった。

「それでも、真実は守らなければならない。正義のために」

 内心では、困難な戦いになることへの恐怖と、それでも正義を貫く騎士としての誇りが交錯していた。

 オルドスが窓の外を見つめる。

「明日、緊急で他館の館長たちと会議を行う。全国規模での対抗策が必要だ」

 セレスティアが新しい契約書を取り出す。

「記憶操作ネットワークを無効化する契約術式を準備します。しかし、相当な魔力が必要です」

 内心では、全ての力を使い果たしてでも民を解放するという覚悟が固まっていた。

 その時、古文書館の周囲を完全に包囲するように、これまでより大規模な黒いローブの集団が現れた。

 数十の人影が、静かに古文書館を取り囲んでいる。朝の光の中でも、その不気味な存在感は際立っていた。

 真実への戦いは、いよいよ最終段階に突入しようとしていた。
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