19 / 110
第19話 変革の種が芽吹く時
しおりを挟む
朝の光が研究室に差し込む中、レオンは新たな実験に取り組んでいた。培養液から立ち上る甘い香りが、部屋全体に広がっている。
農業応用の発見から三日。帝都近郊の農場から、続々と成果報告が届いていた。
「北部農場での小麦収穫量、前年比二百八十パーセント」
シグレが報告書を読み上げる。
「東部の果樹園では、通常三年かかる成長を一年で達成」
レオンは培養液を調整しながら頷いた。
「濃度と散布間隔の最適化が必要だね。植物の種類によって、反応が違うから」
その純粋な研究者の姿勢が、また新たな誤解を生んでいることに、彼は気づいていなかった。
商人ギルドの緊急会議が開かれていた。熱気で室温が上がり、興奮した商人たちの声が壁に反響する。
エリーゼが興奮気味に説明する。
「この技術の経済的影響は計り知れません」
彼女は試算表を示した。
「食糧価格の安定、輸出増による外貨獲得、そして何より——帝国の食糧自給率が三百パーセントを超える可能性があります」
商人たちがざわめいた。
「第三王子は、軍事力ではなく経済力で帝国の覇権を」
「いや、これは人道的支援の布石だ。飢餓のない世界を作ろうとしている」
執務室で、宰相ヴァレンタスは報告を聞いていた。
「民衆の支持が急速に広がっています」
部下が伝える。
「『最弱の王子』から『豊穣の王子』へ。街では、レオン様を讃える歌まで生まれています」
ヴァレンタスの表情は複雑だった。
(第三王子の影響力が、予想を遥かに超えている)
彼は立ち上がった。
「皇帝陛下への謁見を申請する」
---
フィルミナとプリマは、温室で植物の世話をしていた。湿った土の匂いと、成長する植物の青い香りが心地よい。
プリマはまだ不安定な形態だったが、フィルミナと一緒にいると落ち着いているようだった。
「見て、プリマ」
フィルミナが指差す先で、スライムの粘液を与えた苗が、見る見るうちに成長していく。
プリマも真似をして、粘液を分泌した。すると、別の苗が反応を示す。
「プリマのも効果があるんだ」
フィルミナが嬉しそうに言った。
二体の間に、温かい共鳴が生まれる。姉妹のような絆が、日に日に深まっていた。
---
昼過ぎ、東方連合の使節が再度訪れた。
今度は、軍事的な警戒ではなく、別の提案を持ってきていた。
「技術協力協定を結びたい」
使節団長が真剣な表情で言った。
「我が国の砂漠地帯での農業開発に、スライム技術を導入させていただきたい」
レオンは目を輝かせた。
「砂漠での農業! それは面白い研究テーマですね」
彼の純粋な反応に、使節は戸惑った。
(駆け引きも条件提示もなく、即座に興味を示すとは)
カドリア王国からも、同様の申し出があった。
「我が国の山岳地帯は、農業には不向きです」
王国の代表が説明する。
「しかし、スライム技術があれば、段々畑の生産性を飛躍的に向上させられる」
レオンは頷いた。
「高地での応用は、また違った調整が必要ですね。気圧と温度の影響を考慮して」
彼はすぐに計算を始めた。
その姿を見て、代表は思った。
(これが帝国の新たな外交戦略か。技術を餌に、各国を取り込む)
民衆の間でも、変化が起きていた。
帝都の市場では、「レオン様の野菜」と呼ばれる農産物が飛ぶように売れていた。スライム技術で育てられた作物は、大きく、美味しく、そして安価だった。
「最弱の王子様が、俺たちを豊かにしてくれる」
農民が感謝を口にする。
「もう、飢える心配はない」
子供たちも歌っていた。
「スライムさん、スライムさん、畑を豊かにしてくれる」
その様子を見ていたリヴィエルは、複雑な気持ちだった。
(坊ちゃまは、本当に帝国を変えようとしている)
---
夕方、レオンは皇帝に呼ばれた。
謁見の間で、父である皇帝アウレリウスが温かい笑みを浮かべていた。大理石の床がひんやりと冷たく、香炉から漂う白檀の香りが荘厳な雰囲気を演出している。
「レオン、お前の研究が民を幸せにしている」
皇帝の言葉に、レオンは恐縮した。
「父上、私はただ、興味のあることを研究しているだけです」
その謙虚な態度に、皇帝はさらに感心した。
「だからこそ、真の革新が生まれる」
皇帝は立ち上がった。
「お前に、新たな称号を与えよう。『豊穣の探究者』の称号を」
---
しかし、全てが順調なわけではなかった。
シグレとエルヴィーラの調査で、不穏な動きが明らかになってきていた。
「生命解放団の活動が活発化しています」
シグレが報告する。
「彼らは、スライム技術の『真の目的』を知っていると主張し、支持者を集めています」
エルヴィーラも頷いた。
「古文書によれば、三百年前の実験は、単なる融合実験ではなかった」
彼女は文書を示した。
「『新たな生命体系の創造』——それが真の目的だったようです」
その夜、レオンは研究室で考え込んでいた。
フィルミナが心配そうに近づいてきた。
「レオン、どうしたの?」
「フィルミナ、君は自分がどこから来たか、覚えてる?」
突然の質問に、フィルミナは首を傾げた。
「覚えてない。でも時々、夢を見るの」
彼女の瞳が遠くを見つめる。
「大きな水槽の中で、たくさんの光に包まれている夢」
レオンは優しく彼女の手を取った。
「君の過去が何であれ、今の君が大切なんだ」
---
深夜、帝都の地下で密会が行われていた。湿った石壁から滴る水音が、不気味な静寂に響く。
黒いローブの集団が円を作り、中央には奇妙な装置が置かれていた。
「計画は順調に進んでいる」
リーダーらしき人物が言った。
「第三王子は、知らずに我々の目的に貢献している」
別の人物が頷いた。
「農業応用で民衆の支持を得た今、次の段階に移行する時期だ」
装置が不気味な光を放ち、低い唸りのような音を発した。
「真の母体の覚醒まで、あと少し」
---
翌朝、異変が起きた。
フィルミナが突然、苦しみ始めたのだ。
「頭が……割れそう」
彼女の体が激しく震え、半透明の肌に亀裂のような模様が走る。フィルミナの体から発する熱が、触れていないレオンにも伝わってきた。
プリマも同じように苦しんでいた。二体の共鳴が、暴走し始めている。
「フィルミナ!」
レオンが駆け寄った瞬間、フィルミナの瞳が一瞬、別の色に変わった。
深い紫色——それは、人間のものでも、スライムのものでもない、何か別の存在の瞳だった。
「助けて……」
フィルミナの口から、彼女のものではない声が漏れた。
「私たちを……解放して……」
シグレが緊急の報告を持ってきた。
「大変です! 帝都の各所で、野生のスライムが異常行動を」
彼の顔は青ざめていた。
「全てが同じ方向——帝都の地下に向かって移動しています」
エルヴィーラも息を切らして駆け込んできた。
「古文書の続きを解読しました」
彼女の手が震えていた。
「三百年前の実験で作られた『原初の母体』——それが、まだ生きているかもしれません」
レオンは決意を固めた。
「地下に行く」
彼の瞳に、強い意志が宿った。
「フィルミナを救うために、そして真実を知るために」
宰相ヴァレンタスは、密かに兵を動かしていた。
「第三王子の動きを監視しろ」
彼の表情は険しかった。
「必要なら、『保護』の名目で拘束する」
第一王子ユリオスも、独自に動き始めていた。
「弟が何かに巻き込まれている」
彼は配下に命じた。
「全力でレオンを支援しろ」
帝都全体が、見えない緊張に包まれていた。
変革の種は芽吹いた。しかし、それが花を咲かせるか、それとも毒草となるか——
運命の歯車が、大きく動き始めていた。
農業応用の発見から三日。帝都近郊の農場から、続々と成果報告が届いていた。
「北部農場での小麦収穫量、前年比二百八十パーセント」
シグレが報告書を読み上げる。
「東部の果樹園では、通常三年かかる成長を一年で達成」
レオンは培養液を調整しながら頷いた。
「濃度と散布間隔の最適化が必要だね。植物の種類によって、反応が違うから」
その純粋な研究者の姿勢が、また新たな誤解を生んでいることに、彼は気づいていなかった。
商人ギルドの緊急会議が開かれていた。熱気で室温が上がり、興奮した商人たちの声が壁に反響する。
エリーゼが興奮気味に説明する。
「この技術の経済的影響は計り知れません」
彼女は試算表を示した。
「食糧価格の安定、輸出増による外貨獲得、そして何より——帝国の食糧自給率が三百パーセントを超える可能性があります」
商人たちがざわめいた。
「第三王子は、軍事力ではなく経済力で帝国の覇権を」
「いや、これは人道的支援の布石だ。飢餓のない世界を作ろうとしている」
執務室で、宰相ヴァレンタスは報告を聞いていた。
「民衆の支持が急速に広がっています」
部下が伝える。
「『最弱の王子』から『豊穣の王子』へ。街では、レオン様を讃える歌まで生まれています」
ヴァレンタスの表情は複雑だった。
(第三王子の影響力が、予想を遥かに超えている)
彼は立ち上がった。
「皇帝陛下への謁見を申請する」
---
フィルミナとプリマは、温室で植物の世話をしていた。湿った土の匂いと、成長する植物の青い香りが心地よい。
プリマはまだ不安定な形態だったが、フィルミナと一緒にいると落ち着いているようだった。
「見て、プリマ」
フィルミナが指差す先で、スライムの粘液を与えた苗が、見る見るうちに成長していく。
プリマも真似をして、粘液を分泌した。すると、別の苗が反応を示す。
「プリマのも効果があるんだ」
フィルミナが嬉しそうに言った。
二体の間に、温かい共鳴が生まれる。姉妹のような絆が、日に日に深まっていた。
---
昼過ぎ、東方連合の使節が再度訪れた。
今度は、軍事的な警戒ではなく、別の提案を持ってきていた。
「技術協力協定を結びたい」
使節団長が真剣な表情で言った。
「我が国の砂漠地帯での農業開発に、スライム技術を導入させていただきたい」
レオンは目を輝かせた。
「砂漠での農業! それは面白い研究テーマですね」
彼の純粋な反応に、使節は戸惑った。
(駆け引きも条件提示もなく、即座に興味を示すとは)
カドリア王国からも、同様の申し出があった。
「我が国の山岳地帯は、農業には不向きです」
王国の代表が説明する。
「しかし、スライム技術があれば、段々畑の生産性を飛躍的に向上させられる」
レオンは頷いた。
「高地での応用は、また違った調整が必要ですね。気圧と温度の影響を考慮して」
彼はすぐに計算を始めた。
その姿を見て、代表は思った。
(これが帝国の新たな外交戦略か。技術を餌に、各国を取り込む)
民衆の間でも、変化が起きていた。
帝都の市場では、「レオン様の野菜」と呼ばれる農産物が飛ぶように売れていた。スライム技術で育てられた作物は、大きく、美味しく、そして安価だった。
「最弱の王子様が、俺たちを豊かにしてくれる」
農民が感謝を口にする。
「もう、飢える心配はない」
子供たちも歌っていた。
「スライムさん、スライムさん、畑を豊かにしてくれる」
その様子を見ていたリヴィエルは、複雑な気持ちだった。
(坊ちゃまは、本当に帝国を変えようとしている)
---
夕方、レオンは皇帝に呼ばれた。
謁見の間で、父である皇帝アウレリウスが温かい笑みを浮かべていた。大理石の床がひんやりと冷たく、香炉から漂う白檀の香りが荘厳な雰囲気を演出している。
「レオン、お前の研究が民を幸せにしている」
皇帝の言葉に、レオンは恐縮した。
「父上、私はただ、興味のあることを研究しているだけです」
その謙虚な態度に、皇帝はさらに感心した。
「だからこそ、真の革新が生まれる」
皇帝は立ち上がった。
「お前に、新たな称号を与えよう。『豊穣の探究者』の称号を」
---
しかし、全てが順調なわけではなかった。
シグレとエルヴィーラの調査で、不穏な動きが明らかになってきていた。
「生命解放団の活動が活発化しています」
シグレが報告する。
「彼らは、スライム技術の『真の目的』を知っていると主張し、支持者を集めています」
エルヴィーラも頷いた。
「古文書によれば、三百年前の実験は、単なる融合実験ではなかった」
彼女は文書を示した。
「『新たな生命体系の創造』——それが真の目的だったようです」
その夜、レオンは研究室で考え込んでいた。
フィルミナが心配そうに近づいてきた。
「レオン、どうしたの?」
「フィルミナ、君は自分がどこから来たか、覚えてる?」
突然の質問に、フィルミナは首を傾げた。
「覚えてない。でも時々、夢を見るの」
彼女の瞳が遠くを見つめる。
「大きな水槽の中で、たくさんの光に包まれている夢」
レオンは優しく彼女の手を取った。
「君の過去が何であれ、今の君が大切なんだ」
---
深夜、帝都の地下で密会が行われていた。湿った石壁から滴る水音が、不気味な静寂に響く。
黒いローブの集団が円を作り、中央には奇妙な装置が置かれていた。
「計画は順調に進んでいる」
リーダーらしき人物が言った。
「第三王子は、知らずに我々の目的に貢献している」
別の人物が頷いた。
「農業応用で民衆の支持を得た今、次の段階に移行する時期だ」
装置が不気味な光を放ち、低い唸りのような音を発した。
「真の母体の覚醒まで、あと少し」
---
翌朝、異変が起きた。
フィルミナが突然、苦しみ始めたのだ。
「頭が……割れそう」
彼女の体が激しく震え、半透明の肌に亀裂のような模様が走る。フィルミナの体から発する熱が、触れていないレオンにも伝わってきた。
プリマも同じように苦しんでいた。二体の共鳴が、暴走し始めている。
「フィルミナ!」
レオンが駆け寄った瞬間、フィルミナの瞳が一瞬、別の色に変わった。
深い紫色——それは、人間のものでも、スライムのものでもない、何か別の存在の瞳だった。
「助けて……」
フィルミナの口から、彼女のものではない声が漏れた。
「私たちを……解放して……」
シグレが緊急の報告を持ってきた。
「大変です! 帝都の各所で、野生のスライムが異常行動を」
彼の顔は青ざめていた。
「全てが同じ方向——帝都の地下に向かって移動しています」
エルヴィーラも息を切らして駆け込んできた。
「古文書の続きを解読しました」
彼女の手が震えていた。
「三百年前の実験で作られた『原初の母体』——それが、まだ生きているかもしれません」
レオンは決意を固めた。
「地下に行く」
彼の瞳に、強い意志が宿った。
「フィルミナを救うために、そして真実を知るために」
宰相ヴァレンタスは、密かに兵を動かしていた。
「第三王子の動きを監視しろ」
彼の表情は険しかった。
「必要なら、『保護』の名目で拘束する」
第一王子ユリオスも、独自に動き始めていた。
「弟が何かに巻き込まれている」
彼は配下に命じた。
「全力でレオンを支援しろ」
帝都全体が、見えない緊張に包まれていた。
変革の種は芽吹いた。しかし、それが花を咲かせるか、それとも毒草となるか——
運命の歯車が、大きく動き始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました
たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。
「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」
どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。
彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。
幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。
記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。
新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。
この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。
主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。
※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる