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第18話 解放そして、スイレンちゃん
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事件発生から、2週間。屋敷で起こった日本刀による殺人事件を追っている刑事たちは、困惑していた。
ついぞ、凶器は見つからなかった。それなりの大きさのものなので、人目につかずに持ち出せるはずがないのだが、まるで手品のようにすっかり消えてしまった。
凶器が見つからないことには、事件解決は困難になるだろうとの予想だったが、意外なことに思わぬ進展をみせる。
あれほど淑音を犯人だと喚いていた母親があっさりと供述を翻し、自分がやったと言い出したのだ。
これには、担当の刑事たちも肩透かしを食らった。
あの母親にはきな臭いものを感じていたし、これからどう追求していこうかと思案していた矢先の出来事だったからだ。
蒼月の屋敷の門構えを眺めながら、刑事二人は行き場のないもやもやを抱えながら言った。
「あっさり、自供ですか」
「そうだな」
「どうも態度が豹変し過ぎなんですよね。雰囲気も違うというか。あれほど娘を口汚く罵っていたのに」
「……そうだな」
高杉は煙草の煙を吐きながら、首を傾げる同僚──竹本に目線を向ける。
確かに妙な話だ。どんな心境の変化があったのか。
何故人でなしのように思えていたあの女が、突然に正気を取り戻したのか。
話していて、別人のように思えることさえある。
「余程参っていたんですかね。取り調べで、疲れきったとか。やつれきっていましたからね」
怪訝そうな顔をしている若者を眺めながら、高杉は同じように腑に落ちないものを感じていた。
けれど予感が言っている。この事件はこれまでだ。これから先何か出てくることは無い。
残念だが、この直感は当たることになる。
高杉は煙草の煙と一緒に溜息をついた。煙は少しの間形を保ちながら、風に吹かれて跡形もなく消えた。
******
「だからあんたは生きる資格がないっていうのかい? だから、このコロシアムに残ると。ここで戦い続ける事が罪滅ぼしであるかのように」
ミツキの話を一通り聴き終わったミリィがそう言った。普段とは違う明確な怒りを含んだ声に、淑音もミツキも少し緊張する。
淑音はミツキの気持ちが痛いほど分かって、ミリィの言い分に同意する気にはなれなかった。
淑音は考える。
わたしだって『直哉』を殺したようなものだ。本当にあの時わたしはあの人の死を願って、それに呼応するように事態は直哉の生命を奪った。
直接の原因ではないにせよ、その一因になったことは間違いない。それに何かもっと上手いやりようがあったのでないかと、悩まない日はない。
それに事の顛末を見届けないうちに逃げるようにこちらに来た。母──文音はどうなったのか。
反りがあわなかったとはいえ、実の母だ。彼女も直哉の被害者なのだ。そんな彼女のために弁明すらできない自分が、とんでもない親不孝なのではないかと心は訴え続けている。
だから、あなたのせいじゃない、そんな言葉は今は響かない。
そんな淑音の気持ちを探るようにミリィが、目線を向けた。
その深い瞳に見つめられ、淑音はどきりとする。
──きっと……。分かっては、もらえない。
「あんた達は、ふたりともそういう気持ちみたいだね」
ミリィが言った。
「先に謝っておくよ」
一瞬何が起こったか分からなかった。
パンッ、と何か破裂するような音。それに合わせて、ミツキの身体が後ろに弾かれるように飛んで、湯船に沈む。
お湯が盛大に揺れて溢れた。
その後慌てたようにミツキが、ゲホゲホと咳き込みながら水から浮上する。上がるや否や、噛み付くように叫んだ。
「て、てめぇ! 何しやがる!」
「だから、先に謝っただろう?」
どうやら、ミリィがミツキの頬を思いっきり叩いたらしい。ミツキが叩かれた頬を押さえていたので、それが分かった。
「どういうつもりだ!」
ミツキの剣幕にも、ミリィは怖気たりしなかった。コロシアムで勇敢に戦う戦士そのものだ。
「あんたがここで死ぬ事が罰だって言うなら、わたしは認めないよ。罰が欲しいなら、今、わたしが叩いたのが罰だ」
「ああ……?!」
「それでも足りないなら、わたしがあんたをお仕置きしてやるよ」
ミリィは随分無茶苦茶な事を言っている。でも、それに理不尽な響きがないのは、根底にミリィに愛情が加味されているからだろう。子供達に注いだ愛情をミツキにも、同じように向けている。
「だから……」
そこでミリィは言葉を詰まらせる。みるみる涙声になっていった。
「ここで死ぬなんて、悲しいこと言わないでおくれ。誰かに愛され、愛する事もまだ知らないうちに、死ぬなんて……」
湯船にミリィの涙が粒になって降り注ぐ。
涙ながらのミリィの言葉は、少なからず淑音とミリィに言葉を失わせた。涙の一粒一粒が居なくなってしまった自分の子供を思う思いの欠片のようで、淑音は何も言い返せない。
涙はずるい。それも自分を思ってくれる人の涙は。それだけで、どんな自分で決めたルールも破って構わない気持ちにさせられてしまう。
「わ、わたしは……」
ミツキはまだ何か言いたそうにしていたが、ミリィに抱きしめられて、もうこれ以上話せなかった。
理屈も何も無い。ただ感情に任せた叱責。
けれど出会って数日でしかない彼女が、自分たちの為に泣いてくれている事で、何か救われた気持ちにもなった。
「ミツキ……。ミリィの言う通りだよ。罪滅ぼしはここを出た後で十分だよ。今はここを出よう。一緒に」
淑音は油断すれば泣きそうになる気持ちを抑えながら、言った。
ミツキは、逡巡するように黙していたが、しばらくしてゆっくり頷いた。
──わたし達は自由になる。まずそれからだ。これからどうするかは、それから決めよう。
これが淑音達が奴隷宿舎で過ごした最後の日になった。
******
淑音。ミリィ。ミツキ。レオの四人は奴隷宿舎の外。自由な世界へと足を踏み出した。
太陽は眩しく、青空はどこまでも透き通っている。
「く、空気が違う!」
レオが全く根拠の無い事で喜んでいるが、そんな軽口にも今は全力で乗っかりたい気分になっていた。
一度は死を覚悟したコロシアムでの生活から開放されたのだ。誰だってはしゃぎたい気持ちになるのも無理はない。
「無事で何よりだ」
そう言ったのは新たな4人の主人であるところの、ロウドだ。約束通り彼らを買い取った。
「ロウド様。……ご主人様。本当にありがとうございます」
淑音は跪いた。その様子を見て、なれない様子のミリィ、レオ、ミツキも跪く。
「……よせ。俺はあくまで俺の目的の為にやった事だ。恩義を感じるなら、これからの行動で示せ」
ロウドは片手で制しながら、言った。
「はい」
四人は声を揃えて返答する。
「やれやれ……だな。どうにも慣れん。後はチサト、お前に任せる」
ロウドは意外にも慣れない様子で、小さな従者に後を引き継いだ。これまで奴隷を使役したことはなかったのだろうか。淑音は意外に感じる。どんな傍若無人な主人かと思いきや、最低限話の通じる人物であるらしい。
これならすぐさま手篭めにされるようなことも……もしかしたら、無いかもしれない。
淑音自身はもしかしたら、すぐさまそういうことになるかも知れないと、少なからず危惧していたのだが、こっそりと胸を撫で下ろした。まだ安心は出来ないが。
男というのは本当に信用出来ない。過去のトラウマから淑音はそう思っている。
そんな不信を吹き飛ばしてしまうような驚くべき事が起こった。
ロウドの隣に控えていた背の低い少女が、深くかぶっていたローブから頭を出したのだ。
彼女の顔を見て、淑音、ミリィ、レオの呼吸は今にも止まるのでないかと思うほど驚嘆した。
ミツキだけが三人の驚きについていけなかった。
彼女──チサトと呼ばれた少女の顔は、淑音が神と崇めるスイレンちゃんそのものだった。
「スイレンちゃん!!」
「神!!」
淑音とレオが叫ぶ。
「いえ、チサトですが……」
チサトは驚いたように、言い淀む。三人の驚きに満ちた表情にチサトの方が面食らっているようだった。
謎のひとつが氷解した。
コロシアムで淑音達を力付けた『スイレンちゃん』の姿はこのチサトの姿だったのだ。
「いえ、神です」
淑音とレオが同時に身を屈めて平伏する。ミリィは流石にそこまではしないが、運命的な出会いの様なものを感じて、感銘を受けた顔をしていた。
「待て待て。チサトが神で、俺がご主人様だと? どうにも解せぬ。チサトは俺の従者だぞ」
ロウドが困惑の表情を浮かべる。
とはいえ、コロシアムを生き残ったのはチサトの姿が見えたお陰でもあるのだ。これには無神論者でさえ、心を動かされるものがあろう。
チサトにひれ伏すふたりの姿が通行人の目にも止まる。いつしか、何事かと人混みが出来ていた。
「ええい! 埒があかん!」
ロウドは辛抱堪らぬというように、人混みをかき分け、奴隷達を引き連れて、自分たちの滞在していた宿屋まで足早に移動するのだった。
ついぞ、凶器は見つからなかった。それなりの大きさのものなので、人目につかずに持ち出せるはずがないのだが、まるで手品のようにすっかり消えてしまった。
凶器が見つからないことには、事件解決は困難になるだろうとの予想だったが、意外なことに思わぬ進展をみせる。
あれほど淑音を犯人だと喚いていた母親があっさりと供述を翻し、自分がやったと言い出したのだ。
これには、担当の刑事たちも肩透かしを食らった。
あの母親にはきな臭いものを感じていたし、これからどう追求していこうかと思案していた矢先の出来事だったからだ。
蒼月の屋敷の門構えを眺めながら、刑事二人は行き場のないもやもやを抱えながら言った。
「あっさり、自供ですか」
「そうだな」
「どうも態度が豹変し過ぎなんですよね。雰囲気も違うというか。あれほど娘を口汚く罵っていたのに」
「……そうだな」
高杉は煙草の煙を吐きながら、首を傾げる同僚──竹本に目線を向ける。
確かに妙な話だ。どんな心境の変化があったのか。
何故人でなしのように思えていたあの女が、突然に正気を取り戻したのか。
話していて、別人のように思えることさえある。
「余程参っていたんですかね。取り調べで、疲れきったとか。やつれきっていましたからね」
怪訝そうな顔をしている若者を眺めながら、高杉は同じように腑に落ちないものを感じていた。
けれど予感が言っている。この事件はこれまでだ。これから先何か出てくることは無い。
残念だが、この直感は当たることになる。
高杉は煙草の煙と一緒に溜息をついた。煙は少しの間形を保ちながら、風に吹かれて跡形もなく消えた。
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「だからあんたは生きる資格がないっていうのかい? だから、このコロシアムに残ると。ここで戦い続ける事が罪滅ぼしであるかのように」
ミツキの話を一通り聴き終わったミリィがそう言った。普段とは違う明確な怒りを含んだ声に、淑音もミツキも少し緊張する。
淑音はミツキの気持ちが痛いほど分かって、ミリィの言い分に同意する気にはなれなかった。
淑音は考える。
わたしだって『直哉』を殺したようなものだ。本当にあの時わたしはあの人の死を願って、それに呼応するように事態は直哉の生命を奪った。
直接の原因ではないにせよ、その一因になったことは間違いない。それに何かもっと上手いやりようがあったのでないかと、悩まない日はない。
それに事の顛末を見届けないうちに逃げるようにこちらに来た。母──文音はどうなったのか。
反りがあわなかったとはいえ、実の母だ。彼女も直哉の被害者なのだ。そんな彼女のために弁明すらできない自分が、とんでもない親不孝なのではないかと心は訴え続けている。
だから、あなたのせいじゃない、そんな言葉は今は響かない。
そんな淑音の気持ちを探るようにミリィが、目線を向けた。
その深い瞳に見つめられ、淑音はどきりとする。
──きっと……。分かっては、もらえない。
「あんた達は、ふたりともそういう気持ちみたいだね」
ミリィが言った。
「先に謝っておくよ」
一瞬何が起こったか分からなかった。
パンッ、と何か破裂するような音。それに合わせて、ミツキの身体が後ろに弾かれるように飛んで、湯船に沈む。
お湯が盛大に揺れて溢れた。
その後慌てたようにミツキが、ゲホゲホと咳き込みながら水から浮上する。上がるや否や、噛み付くように叫んだ。
「て、てめぇ! 何しやがる!」
「だから、先に謝っただろう?」
どうやら、ミリィがミツキの頬を思いっきり叩いたらしい。ミツキが叩かれた頬を押さえていたので、それが分かった。
「どういうつもりだ!」
ミツキの剣幕にも、ミリィは怖気たりしなかった。コロシアムで勇敢に戦う戦士そのものだ。
「あんたがここで死ぬ事が罰だって言うなら、わたしは認めないよ。罰が欲しいなら、今、わたしが叩いたのが罰だ」
「ああ……?!」
「それでも足りないなら、わたしがあんたをお仕置きしてやるよ」
ミリィは随分無茶苦茶な事を言っている。でも、それに理不尽な響きがないのは、根底にミリィに愛情が加味されているからだろう。子供達に注いだ愛情をミツキにも、同じように向けている。
「だから……」
そこでミリィは言葉を詰まらせる。みるみる涙声になっていった。
「ここで死ぬなんて、悲しいこと言わないでおくれ。誰かに愛され、愛する事もまだ知らないうちに、死ぬなんて……」
湯船にミリィの涙が粒になって降り注ぐ。
涙ながらのミリィの言葉は、少なからず淑音とミリィに言葉を失わせた。涙の一粒一粒が居なくなってしまった自分の子供を思う思いの欠片のようで、淑音は何も言い返せない。
涙はずるい。それも自分を思ってくれる人の涙は。それだけで、どんな自分で決めたルールも破って構わない気持ちにさせられてしまう。
「わ、わたしは……」
ミツキはまだ何か言いたそうにしていたが、ミリィに抱きしめられて、もうこれ以上話せなかった。
理屈も何も無い。ただ感情に任せた叱責。
けれど出会って数日でしかない彼女が、自分たちの為に泣いてくれている事で、何か救われた気持ちにもなった。
「ミツキ……。ミリィの言う通りだよ。罪滅ぼしはここを出た後で十分だよ。今はここを出よう。一緒に」
淑音は油断すれば泣きそうになる気持ちを抑えながら、言った。
ミツキは、逡巡するように黙していたが、しばらくしてゆっくり頷いた。
──わたし達は自由になる。まずそれからだ。これからどうするかは、それから決めよう。
これが淑音達が奴隷宿舎で過ごした最後の日になった。
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淑音。ミリィ。ミツキ。レオの四人は奴隷宿舎の外。自由な世界へと足を踏み出した。
太陽は眩しく、青空はどこまでも透き通っている。
「く、空気が違う!」
レオが全く根拠の無い事で喜んでいるが、そんな軽口にも今は全力で乗っかりたい気分になっていた。
一度は死を覚悟したコロシアムでの生活から開放されたのだ。誰だってはしゃぎたい気持ちになるのも無理はない。
「無事で何よりだ」
そう言ったのは新たな4人の主人であるところの、ロウドだ。約束通り彼らを買い取った。
「ロウド様。……ご主人様。本当にありがとうございます」
淑音は跪いた。その様子を見て、なれない様子のミリィ、レオ、ミツキも跪く。
「……よせ。俺はあくまで俺の目的の為にやった事だ。恩義を感じるなら、これからの行動で示せ」
ロウドは片手で制しながら、言った。
「はい」
四人は声を揃えて返答する。
「やれやれ……だな。どうにも慣れん。後はチサト、お前に任せる」
ロウドは意外にも慣れない様子で、小さな従者に後を引き継いだ。これまで奴隷を使役したことはなかったのだろうか。淑音は意外に感じる。どんな傍若無人な主人かと思いきや、最低限話の通じる人物であるらしい。
これならすぐさま手篭めにされるようなことも……もしかしたら、無いかもしれない。
淑音自身はもしかしたら、すぐさまそういうことになるかも知れないと、少なからず危惧していたのだが、こっそりと胸を撫で下ろした。まだ安心は出来ないが。
男というのは本当に信用出来ない。過去のトラウマから淑音はそう思っている。
そんな不信を吹き飛ばしてしまうような驚くべき事が起こった。
ロウドの隣に控えていた背の低い少女が、深くかぶっていたローブから頭を出したのだ。
彼女の顔を見て、淑音、ミリィ、レオの呼吸は今にも止まるのでないかと思うほど驚嘆した。
ミツキだけが三人の驚きについていけなかった。
彼女──チサトと呼ばれた少女の顔は、淑音が神と崇めるスイレンちゃんそのものだった。
「スイレンちゃん!!」
「神!!」
淑音とレオが叫ぶ。
「いえ、チサトですが……」
チサトは驚いたように、言い淀む。三人の驚きに満ちた表情にチサトの方が面食らっているようだった。
謎のひとつが氷解した。
コロシアムで淑音達を力付けた『スイレンちゃん』の姿はこのチサトの姿だったのだ。
「いえ、神です」
淑音とレオが同時に身を屈めて平伏する。ミリィは流石にそこまではしないが、運命的な出会いの様なものを感じて、感銘を受けた顔をしていた。
「待て待て。チサトが神で、俺がご主人様だと? どうにも解せぬ。チサトは俺の従者だぞ」
ロウドが困惑の表情を浮かべる。
とはいえ、コロシアムを生き残ったのはチサトの姿が見えたお陰でもあるのだ。これには無神論者でさえ、心を動かされるものがあろう。
チサトにひれ伏すふたりの姿が通行人の目にも止まる。いつしか、何事かと人混みが出来ていた。
「ええい! 埒があかん!」
ロウドは辛抱堪らぬというように、人混みをかき分け、奴隷達を引き連れて、自分たちの滞在していた宿屋まで足早に移動するのだった。
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