176 / 241
過去編
スイド家の人々と、とりまく未来
しおりを挟む
「ばあちゃんには悪いと思うけど、生きてる人間は金がいるんだ。生きてるもん勝ちだよ。説教は天国で受けるさ」
ダイオはそうおちゃらける。
「お前母さんに似てるな」
「え? 」
「ほら、母さん昔、ひいばあちゃんの日記読もうとしダイオばあちゃんにめっちゃ怒られたってよく話してただろう?だから死んだら読んでやるって。けど捜しても見つからないってさ。本に混じってなかったか?」
「中身よく見ずに箱詰めしたからな。古書店の人にも手伝ってもらったし。あったら気づくと思うけど」
「じゃあ、地下にでもあるかな」
「かもな」
ダイオはポストを開ける。絵葉書が一枚届いていた。差出人の名前は「アタカマ・カーネス」だった。
「親父の友達からだ」
「ああ、カーネスさん?旅人の」
ふたりの父、ターコイはスイド家の婿養子だった。小麦の収穫がひと段落すると妻のベリルと旅行に出かける。昔は家族旅行もしていた。ここ数年は一人旅もするようになり、その最中に出会ったのが、アタカマ・カーネスという旅人だった。
「オードにいるらしいぜ、いいな」
ふたりは家の中に入る。ダイオはソファでくつろぐターコイに絵葉書を渡した。ターコイは年齢の割に白髪はなく、ダイオと同じブルネットの髪をしていた。
「ただいま。カーネスさんから」
「おお!ありがとう」
ターコイは読んでいた雑誌を置いて、絵葉書を読む。
「今度はオードに行っているのか……」
父のつぶやきを背にダイオは二階に上がる。スタウロはキッチンでクッキーを作っている母親に告げた。
「やっぱり本売ったのダイオだった。農具を買う金のためだってさ」
ベリルは生地を混ぜる手を止め振り向く。黒髪のボブで毛先に毎月パーマをあてにいく。そしてカチューシャを毎日忘れずにつける。エプロンはレースが付いたふりふりだ。
「あらまあ、そういうこと。やるわね。それで日記あった? 」
ベリルは息子の勝手な行動を咎めなかった。
「分からないってさ。けどおばあちゃん恨んで出るんじゃないか? 遺言破ったんだから」
「そうね。我が親ながら色々うるさい人だったからね。ほら、お父さんに届くカーネスさんからの手紙を凄く嫌がってたじゃない。勝手に捨てたこともあったし。あと、お父さんと結婚した時も、女は絶対産むなってしつこかったし。それで結果、男がふたり。きっと魔術をかけたのよ。あの人」
「魔術って」
ダイオは苦笑いをする。
「けどなんであれだけ男にあることに固執したのかしら。あのヘマおばあちゃんの日記も、時々読み返しててね。見せて言っても見せてくれなくて。ある日こっそり見ようとしたら頬を叩かれたわ。あれが最初で最後。それから指一本触れてない」
その話はスタウロもダイオも何度も何度も聞いた。
「忌々しい日記とも言っていたし。それならいっそう捨てればいいじゃないって私いったのよ。そしたらそんな簡単な話じゃないって、怒られて。死ぬ間際に捨てる選択をしたみたいだけど」
ルコは先月死んだ。心臓を悪くし、発作を起こしそう時間がかからずに眠りについた。発作を起こした時に、たまたまベリルがそばにいた。ルコはベリルに支えられながら言った。
(棚の、本をすべて捨てなさい。あの、日記も、必ず)
「苦しいともがくより先に死んだ後の指示をすぐ出したのよ。瞬時に自分の死を悟ったの。冷静よね。我が親ながらあっぱれだわ」
「なにが書いてあったんだろうな」
「ヘマばあちゃんの恋じゃないかしら。ほら、ひいおじいちゃんって戦死したから誰も知らないし」
「確かにおばあちゃんの恋物語を孫には見せたくなかったのかもな」
「兄貴―」
階段からダイオに呼ばれスタウロはキッチンを後にする。
「どうした? 」
階段をちょうど降りたダイオは親指で玄関のドアを指した。
「イーリスが来るぜ。二階の窓から見えた。出てやれよ」
スタウロは何とも言えない顔をした。チャイムが鳴る。ダイオはスタウロの背中を押す。スタウロは玄関のドアを開けた。
そこには黒髪を後ろにまとめた女の子がいた。スタウロの顔を見て少し戸惑い目を逸らし、顔を赤らめた。
「こんにちは。イーリス」
「こ、こんにちは」
イーリスの声は小さい。
「どうしたんだい? 」
スタウロは優しく尋ねる。イーリスは紙袋を差し出した。
「ルルのお裾分けを貰ったので、よかったら」
「ありがとう。ちょうど母がクッキーを作っているからよかったよ」
スタウロの微笑みにイーリスは頬を押え、俯いた。
「なら、良かったです。お邪魔しました! 」
イーリスは逃げるように帰って行った。ダイオが口笛を吹く。スタウロはドアを閉めながら眉間に皺を寄せた。
「からかうな」
「村中知ってるぜ、イーリスが兄貴が好きなの」
イーリスは父親がおらず、母親と共に日用雑貨屋をしていた。ベリルに頼まれ食パンを買いに行っていたスタウロをイーリスは好きになってしまったのだった。
「だから可哀想だろう。みんなにからかわれて。まだイーリスは十五歳だぞ」
「近所の優しいお兄さんに初恋。すごくいいじゃない?」
「おい」
「からかい過ぎたね、お兄ちゃん。はいこれ、ルコばあちゃんの」
ダイオはスタウロに本を売った金が入った封筒を渡した。予想より厚みが太くスタウロは驚いた。
「けどまあ、イーリスはいい子だからいいと思うけどね。いいお嫁さんんいなるよ」
「馬鹿言うな。十以上離れているんだぞ」
「けど何が起こるか分からないよ? 」
「イーリスと結婚することはないよ。もししたら、お前の車のローン全部払ってやるよ」
「残りのローンの支払いよろしくね、お兄さま」
五年後。スタウロとイーリスはスイド家の庭で結婚式をした。イーリスは村の人々に囲まれている。少し離れたところでそれを見守っていたスタウロのそばにリーゼントのダイオはそっと来ると五年前の約束を果たせと催促にきた。
「何の話だよ」
スタウロははぐらかす。ダイオは持っていたグラスを上げると、声を出した。
「皆さん、ここらでもういっちょ、乾杯しましょう!せっかくめでたい日なので沢山乾杯して、ガンガンうまい酒をのみましょう!」
客がどっと笑う。スタウロは呆れながら、イーリスは照れながら夫婦は目を合わし、笑いあった。ダイオが高く上げたグラスに太陽の光に輝く。
「幸せな未来に乾杯!」
ダイオはそうおちゃらける。
「お前母さんに似てるな」
「え? 」
「ほら、母さん昔、ひいばあちゃんの日記読もうとしダイオばあちゃんにめっちゃ怒られたってよく話してただろう?だから死んだら読んでやるって。けど捜しても見つからないってさ。本に混じってなかったか?」
「中身よく見ずに箱詰めしたからな。古書店の人にも手伝ってもらったし。あったら気づくと思うけど」
「じゃあ、地下にでもあるかな」
「かもな」
ダイオはポストを開ける。絵葉書が一枚届いていた。差出人の名前は「アタカマ・カーネス」だった。
「親父の友達からだ」
「ああ、カーネスさん?旅人の」
ふたりの父、ターコイはスイド家の婿養子だった。小麦の収穫がひと段落すると妻のベリルと旅行に出かける。昔は家族旅行もしていた。ここ数年は一人旅もするようになり、その最中に出会ったのが、アタカマ・カーネスという旅人だった。
「オードにいるらしいぜ、いいな」
ふたりは家の中に入る。ダイオはソファでくつろぐターコイに絵葉書を渡した。ターコイは年齢の割に白髪はなく、ダイオと同じブルネットの髪をしていた。
「ただいま。カーネスさんから」
「おお!ありがとう」
ターコイは読んでいた雑誌を置いて、絵葉書を読む。
「今度はオードに行っているのか……」
父のつぶやきを背にダイオは二階に上がる。スタウロはキッチンでクッキーを作っている母親に告げた。
「やっぱり本売ったのダイオだった。農具を買う金のためだってさ」
ベリルは生地を混ぜる手を止め振り向く。黒髪のボブで毛先に毎月パーマをあてにいく。そしてカチューシャを毎日忘れずにつける。エプロンはレースが付いたふりふりだ。
「あらまあ、そういうこと。やるわね。それで日記あった? 」
ベリルは息子の勝手な行動を咎めなかった。
「分からないってさ。けどおばあちゃん恨んで出るんじゃないか? 遺言破ったんだから」
「そうね。我が親ながら色々うるさい人だったからね。ほら、お父さんに届くカーネスさんからの手紙を凄く嫌がってたじゃない。勝手に捨てたこともあったし。あと、お父さんと結婚した時も、女は絶対産むなってしつこかったし。それで結果、男がふたり。きっと魔術をかけたのよ。あの人」
「魔術って」
ダイオは苦笑いをする。
「けどなんであれだけ男にあることに固執したのかしら。あのヘマおばあちゃんの日記も、時々読み返しててね。見せて言っても見せてくれなくて。ある日こっそり見ようとしたら頬を叩かれたわ。あれが最初で最後。それから指一本触れてない」
その話はスタウロもダイオも何度も何度も聞いた。
「忌々しい日記とも言っていたし。それならいっそう捨てればいいじゃないって私いったのよ。そしたらそんな簡単な話じゃないって、怒られて。死ぬ間際に捨てる選択をしたみたいだけど」
ルコは先月死んだ。心臓を悪くし、発作を起こしそう時間がかからずに眠りについた。発作を起こした時に、たまたまベリルがそばにいた。ルコはベリルに支えられながら言った。
(棚の、本をすべて捨てなさい。あの、日記も、必ず)
「苦しいともがくより先に死んだ後の指示をすぐ出したのよ。瞬時に自分の死を悟ったの。冷静よね。我が親ながらあっぱれだわ」
「なにが書いてあったんだろうな」
「ヘマばあちゃんの恋じゃないかしら。ほら、ひいおじいちゃんって戦死したから誰も知らないし」
「確かにおばあちゃんの恋物語を孫には見せたくなかったのかもな」
「兄貴―」
階段からダイオに呼ばれスタウロはキッチンを後にする。
「どうした? 」
階段をちょうど降りたダイオは親指で玄関のドアを指した。
「イーリスが来るぜ。二階の窓から見えた。出てやれよ」
スタウロは何とも言えない顔をした。チャイムが鳴る。ダイオはスタウロの背中を押す。スタウロは玄関のドアを開けた。
そこには黒髪を後ろにまとめた女の子がいた。スタウロの顔を見て少し戸惑い目を逸らし、顔を赤らめた。
「こんにちは。イーリス」
「こ、こんにちは」
イーリスの声は小さい。
「どうしたんだい? 」
スタウロは優しく尋ねる。イーリスは紙袋を差し出した。
「ルルのお裾分けを貰ったので、よかったら」
「ありがとう。ちょうど母がクッキーを作っているからよかったよ」
スタウロの微笑みにイーリスは頬を押え、俯いた。
「なら、良かったです。お邪魔しました! 」
イーリスは逃げるように帰って行った。ダイオが口笛を吹く。スタウロはドアを閉めながら眉間に皺を寄せた。
「からかうな」
「村中知ってるぜ、イーリスが兄貴が好きなの」
イーリスは父親がおらず、母親と共に日用雑貨屋をしていた。ベリルに頼まれ食パンを買いに行っていたスタウロをイーリスは好きになってしまったのだった。
「だから可哀想だろう。みんなにからかわれて。まだイーリスは十五歳だぞ」
「近所の優しいお兄さんに初恋。すごくいいじゃない?」
「おい」
「からかい過ぎたね、お兄ちゃん。はいこれ、ルコばあちゃんの」
ダイオはスタウロに本を売った金が入った封筒を渡した。予想より厚みが太くスタウロは驚いた。
「けどまあ、イーリスはいい子だからいいと思うけどね。いいお嫁さんんいなるよ」
「馬鹿言うな。十以上離れているんだぞ」
「けど何が起こるか分からないよ? 」
「イーリスと結婚することはないよ。もししたら、お前の車のローン全部払ってやるよ」
「残りのローンの支払いよろしくね、お兄さま」
五年後。スタウロとイーリスはスイド家の庭で結婚式をした。イーリスは村の人々に囲まれている。少し離れたところでそれを見守っていたスタウロのそばにリーゼントのダイオはそっと来ると五年前の約束を果たせと催促にきた。
「何の話だよ」
スタウロははぐらかす。ダイオは持っていたグラスを上げると、声を出した。
「皆さん、ここらでもういっちょ、乾杯しましょう!せっかくめでたい日なので沢山乾杯して、ガンガンうまい酒をのみましょう!」
客がどっと笑う。スタウロは呆れながら、イーリスは照れながら夫婦は目を合わし、笑いあった。ダイオが高く上げたグラスに太陽の光に輝く。
「幸せな未来に乾杯!」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
転生皇女セラフィナ
秋月真鳥
恋愛
公爵家のメイド・クラリッサは、幼い主君アルベルトを庇って十五歳で命を落とした。
目覚めたとき、彼女は皇女セラフィナとして生まれ変わっていた——死の、わずか翌日に。
赤ん坊の身体に十五歳の記憶を持ったまま、セラフィナは新しい人生を歩み始める。
皇帝に溺愛され、優しい母に抱かれ、兄に慈しまれる日々。
前世で冷遇されていた彼女にとって、家族の愛は眩しすぎるほどだった。
しかし、セラフィナの心は前世の主・アルベルトへの想いに揺れ続ける。
一歳のお披露目で再会した彼は、痩せ細り、クラリッサの死を今も引きずっていた。
「わたしは生涯結婚もしなければ子どもを持つこともない。わたしにはそんな幸福は許されない」
そう語るアルベルトの姿に、セラフィナは決意する。
言葉も満足に話せない。自由に動くこともできない。前世の記憶を明かすこともできない。
それでも、彼を救いたい。彼に幸せになってほしい。
転生した皇女が、小さな身体で挑む、長い長い物語が始まる。
※ノベルアップ+、小説家になろうでも掲載しています。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる