【R18】虐げられ皇女は冷帝陛下の腕に捕らわれる

紅城えりす☆VTuber

文字の大きさ
8 / 11

苦い夜

しおりを挟む
「どうも、ここまで無防備だとかえって調子が狂うな」

 長い、長い、宴会が終わりクラウスが寝室に戻ると、天蓋ベッドの中でリズベッタがすぅすぅと寝息を立てながら眠りについていた。

 そっと髪に触れる。
 サラサラとしたリズベッタの髪は、触っていて心地が良かった。いくらサラサラとしていたところで、毎晩の淫らな行為によって、しっとりと濡れてしまうのだが……。

 クラウスはニンマリと笑いながら、今度はそっとかけ布を剥がす。やはり目覚めない。
 指先に唾をつけ、ネグリジェの下に腕を滑り込ませ、リズベッタのクリトリスを撫でる。

「んんっ……」

 今まで穏やかに寝息を立てていたリズベッタの口から甘い声が漏れた。クリトリスを執拗に撫で、時々引っ掻いてやると段々蜜壷から愛液が溢れ始めた。

「あ、んっ、んん……っ!」
 
 どんどん濡れてゆくシーツを見てクラウスは愉快そうであった。

 今まで散々クラウスによって犯されてきた場所に指を一本くわえさせると、あっさりと男の侵入を許す。
 差し込んだ指でナカをかき乱すたび、クチュクチュと水音が響いた。

「あ、ぅ、んん……っ!」

 リズベッタの両足を開き、顔を埋める。
 舌先で秘部の入口を何度も引っ掻くように舐めてやると、リズベッタの体はいとも容易く達してしまった。
 もう既にクラウスはリズベッタの体を隅から隅まで知り尽くしていた。的確に快楽を与えてイかせる方法も、絶頂に達さないギリギリの快楽を与えて苦しませる方法も。
 微睡みながらも、異変を感じ取ったらしいリズベッタはそっと目を開けた。

「クラウスさま……どうかされ……」

 リズベッタは起き上がった途端、悲鳴をあげた。
 慌てて、甘い香りがする液体に濡れたスカートを押さえようとする。

「おはよう。もうすぐ終わるから寝ていても構わないぞ」
「え、えっと……無理です……」

 リズベッタはクラウスの言葉は冗談なのかと、疑問に思った。これだけの快楽に襲われて眠るなど到底不可能だ。

「ほら、手を離して。足を開いてないとダメだろ。良い子にしていればすぐに終わるから」

 クラウスはリズベッタをうつ伏せに寝かせて、耳を甘噛みした。

「あんっ……」

 リズベッタの口から甘い声が漏れる。
 全身に衝撃が巡り、息が段々と荒くなる。

「今日こそ、どこを触られるのが好きなのか教えてくれ。全て、余すことなく」

「どぉこ、きも、ち、ぃか、わかっ、あ、て……いまぁ、すよね?」

「お前の口から直接聞きたいんだ」
 
 幸福感に包まれると共にリズベッタは、体の違和感に気づき始めた。
 
「あっ、あの……く、くぅ、クラウス様……一度やめっ、て……」
「やめろと言ったところで俺を煽るだけだと分かっているだろう?」
「ちっ、ちがい……ます……」

 妻のただならぬ様子に気づいたのか、クラウスはリズベッタの耳から口を離した。
 体を起き上がらせたリズベッタは苦しそうに「うぅ……」と声を漏らし、クラウスの胸に体をよりかからせた。

「体が変なんです……お腹が痛い。吐き気がします……」

 状況を察したクラウスは、リズベッタの背中をさすりながら語りかける。

「医者を呼ぼう」
「また、迷惑をかけてしまい……」
「だから謝るなと何度言わせたら分かるんだ。さぁ、ひとまず着替えた方がいいだろう」

 クラウスはそう言いながら、ネグリジェのスカートに触れる。

「脱がせてやるから手を上げてくれ」
「ひ、ひぇ……!」

 リズベッタの頬が紅潮する。

「なんだ、生娘じゃあるまいし。恥ずかしがる必要ないだろう?」

 生娘ではなくなった要因を作った張本人の言葉に、リズベッタは目を逸らしながら「はい」と答えた。
 
  

  

 
  
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

×一夜の過ち→◎毎晩大正解!

名乃坂
恋愛
一夜の過ちを犯した相手が不幸にもたまたまヤンデレストーカー男だったヒロインのお話です。

憐れな妻は龍の夫から逃れられない

向水白音
恋愛
龍の夫ヤトと人間の妻アズサ。夫婦は新年の儀を行うべく、二人きりで山の中の館にいた。新婚夫婦が寝室で二人きり、何も起きないわけなく……。独占欲つよつよヤンデレ気味な夫が妻を愛でる作品です。そこに愛はあります。ムーンライトノベルズにも掲載しています。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

結婚式に結婚相手の不貞が発覚した花嫁は、義父になるはずだった公爵当主と結ばれる

狭山雪菜
恋愛
アリス・マーフィーは、社交界デビューの時にベネット公爵家から結婚の打診を受けた。 しかし、結婚相手は女にだらしないと有名な次期当主で……… こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載してます。

処理中です...