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苦い夜
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「どうも、ここまで無防備だとかえって調子が狂うな」
長い、長い、宴会が終わりクラウスが寝室に戻ると、天蓋ベッドの中でリズベッタがすぅすぅと寝息を立てながら眠りについていた。
そっと髪に触れる。
サラサラとしたリズベッタの髪は、触っていて心地が良かった。いくらサラサラとしていたところで、毎晩の淫らな行為によって、しっとりと濡れてしまうのだが……。
クラウスはニンマリと笑いながら、今度はそっとかけ布を剥がす。やはり目覚めない。
指先に唾をつけ、ネグリジェの下に腕を滑り込ませ、リズベッタのクリトリスを撫でる。
「んんっ……」
今まで穏やかに寝息を立てていたリズベッタの口から甘い声が漏れた。クリトリスを執拗に撫で、時々引っ掻いてやると段々蜜壷から愛液が溢れ始めた。
「あ、んっ、んん……っ!」
どんどん濡れてゆくシーツを見てクラウスは愉快そうであった。
今まで散々クラウスによって犯されてきた場所に指を一本くわえさせると、あっさりと男の侵入を許す。
差し込んだ指でナカをかき乱すたび、クチュクチュと水音が響いた。
「あ、ぅ、んん……っ!」
リズベッタの両足を開き、顔を埋める。
舌先で秘部の入口を何度も引っ掻くように舐めてやると、リズベッタの体はいとも容易く達してしまった。
もう既にクラウスはリズベッタの体を隅から隅まで知り尽くしていた。的確に快楽を与えてイかせる方法も、絶頂に達さないギリギリの快楽を与えて苦しませる方法も。
微睡みながらも、異変を感じ取ったらしいリズベッタはそっと目を開けた。
「クラウスさま……どうかされ……」
リズベッタは起き上がった途端、悲鳴をあげた。
慌てて、甘い香りがする液体に濡れたスカートを押さえようとする。
「おはよう。もうすぐ終わるから寝ていても構わないぞ」
「え、えっと……無理です……」
リズベッタはクラウスの言葉は冗談なのかと、疑問に思った。これだけの快楽に襲われて眠るなど到底不可能だ。
「ほら、手を離して。足を開いてないとダメだろ。良い子にしていればすぐに終わるから」
クラウスはリズベッタをうつ伏せに寝かせて、耳を甘噛みした。
「あんっ……」
リズベッタの口から甘い声が漏れる。
全身に衝撃が巡り、息が段々と荒くなる。
「今日こそ、どこを触られるのが好きなのか教えてくれ。全て、余すことなく」
「どぉこ、きも、ち、ぃか、わかっ、あ、て……いまぁ、すよね?」
「お前の口から直接聞きたいんだ」
幸福感に包まれると共にリズベッタは、体の違和感に気づき始めた。
「あっ、あの……く、くぅ、クラウス様……一度やめっ、て……」
「やめろと言ったところで俺を煽るだけだと分かっているだろう?」
「ちっ、ちがい……ます……」
妻のただならぬ様子に気づいたのか、クラウスはリズベッタの耳から口を離した。
体を起き上がらせたリズベッタは苦しそうに「うぅ……」と声を漏らし、クラウスの胸に体をよりかからせた。
「体が変なんです……お腹が痛い。吐き気がします……」
状況を察したクラウスは、リズベッタの背中をさすりながら語りかける。
「医者を呼ぼう」
「また、迷惑をかけてしまい……」
「だから謝るなと何度言わせたら分かるんだ。さぁ、ひとまず着替えた方がいいだろう」
クラウスはそう言いながら、ネグリジェのスカートに触れる。
「脱がせてやるから手を上げてくれ」
「ひ、ひぇ……!」
リズベッタの頬が紅潮する。
「なんだ、生娘じゃあるまいし。恥ずかしがる必要ないだろう?」
生娘ではなくなった要因を作った張本人の言葉に、リズベッタは目を逸らしながら「はい」と答えた。
長い、長い、宴会が終わりクラウスが寝室に戻ると、天蓋ベッドの中でリズベッタがすぅすぅと寝息を立てながら眠りについていた。
そっと髪に触れる。
サラサラとしたリズベッタの髪は、触っていて心地が良かった。いくらサラサラとしていたところで、毎晩の淫らな行為によって、しっとりと濡れてしまうのだが……。
クラウスはニンマリと笑いながら、今度はそっとかけ布を剥がす。やはり目覚めない。
指先に唾をつけ、ネグリジェの下に腕を滑り込ませ、リズベッタのクリトリスを撫でる。
「んんっ……」
今まで穏やかに寝息を立てていたリズベッタの口から甘い声が漏れた。クリトリスを執拗に撫で、時々引っ掻いてやると段々蜜壷から愛液が溢れ始めた。
「あ、んっ、んん……っ!」
どんどん濡れてゆくシーツを見てクラウスは愉快そうであった。
今まで散々クラウスによって犯されてきた場所に指を一本くわえさせると、あっさりと男の侵入を許す。
差し込んだ指でナカをかき乱すたび、クチュクチュと水音が響いた。
「あ、ぅ、んん……っ!」
リズベッタの両足を開き、顔を埋める。
舌先で秘部の入口を何度も引っ掻くように舐めてやると、リズベッタの体はいとも容易く達してしまった。
もう既にクラウスはリズベッタの体を隅から隅まで知り尽くしていた。的確に快楽を与えてイかせる方法も、絶頂に達さないギリギリの快楽を与えて苦しませる方法も。
微睡みながらも、異変を感じ取ったらしいリズベッタはそっと目を開けた。
「クラウスさま……どうかされ……」
リズベッタは起き上がった途端、悲鳴をあげた。
慌てて、甘い香りがする液体に濡れたスカートを押さえようとする。
「おはよう。もうすぐ終わるから寝ていても構わないぞ」
「え、えっと……無理です……」
リズベッタはクラウスの言葉は冗談なのかと、疑問に思った。これだけの快楽に襲われて眠るなど到底不可能だ。
「ほら、手を離して。足を開いてないとダメだろ。良い子にしていればすぐに終わるから」
クラウスはリズベッタをうつ伏せに寝かせて、耳を甘噛みした。
「あんっ……」
リズベッタの口から甘い声が漏れる。
全身に衝撃が巡り、息が段々と荒くなる。
「今日こそ、どこを触られるのが好きなのか教えてくれ。全て、余すことなく」
「どぉこ、きも、ち、ぃか、わかっ、あ、て……いまぁ、すよね?」
「お前の口から直接聞きたいんだ」
幸福感に包まれると共にリズベッタは、体の違和感に気づき始めた。
「あっ、あの……く、くぅ、クラウス様……一度やめっ、て……」
「やめろと言ったところで俺を煽るだけだと分かっているだろう?」
「ちっ、ちがい……ます……」
妻のただならぬ様子に気づいたのか、クラウスはリズベッタの耳から口を離した。
体を起き上がらせたリズベッタは苦しそうに「うぅ……」と声を漏らし、クラウスの胸に体をよりかからせた。
「体が変なんです……お腹が痛い。吐き気がします……」
状況を察したクラウスは、リズベッタの背中をさすりながら語りかける。
「医者を呼ぼう」
「また、迷惑をかけてしまい……」
「だから謝るなと何度言わせたら分かるんだ。さぁ、ひとまず着替えた方がいいだろう」
クラウスはそう言いながら、ネグリジェのスカートに触れる。
「脱がせてやるから手を上げてくれ」
「ひ、ひぇ……!」
リズベッタの頬が紅潮する。
「なんだ、生娘じゃあるまいし。恥ずかしがる必要ないだろう?」
生娘ではなくなった要因を作った張本人の言葉に、リズベッタは目を逸らしながら「はい」と答えた。
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