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46 わたしの秘密
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「先生っ、もうやめましょう! こんな戦い無意味です! 仲間同士なのに傷つけ合って……みんなも!」
クラーアの悲痛な叫び。
クヌーズ先生だけじゃなくて、こっち側にも向けられている。
わたし達だってこんな状況はゴメンだ。
でも、あっちが皇帝側に味方してるんだから止めようがない。
ここでわたし達が皇帝を止めないと、ロスキレの民衆が苦しむ事になる。
一時はせっかく帝国を追い出して平和になりかけていたのに。
「クヌーズ先生、クラーアの言うとおりです。それにウルリク達はもう倒しました。あなただけではもう勝ち目はありません」
わたしも説得に参加。できるなら戦わないで終わらせたい。
だけどクヌーズ先生は魔力を込めた杖を振るのをやめない。
うう、また空から魔法弾が雨のように降り注ぐ。
みんなダメージを負って包囲の輪が崩れた。
「権現崎かなめ。あなたの目的は皇帝陛下を倒す事なのですか。なぜそれが平和に繋がると信じているのです」
クヌーズ先生の突然の問い。
わたしは特技【慈雨】でみんなの体力を回復させながら答える。
「戦争を起こしたのは皇帝。ロスキレの王族を殺したり、圧政で民衆を苦しめたのも帝国が原因でしょう。このロスキレを完全に手中に収めたあとはイェリングを併呑しようとしているのは明らか。そこでまた多くの血を流させるわけにはいきません」
自分でもびっくりするぐらいスラスラと王女っぽいセリフが出てきたね。
いやー、たとえ偽者でも長く王女様やってるおかげかな。
だけどクヌーズ先生の反応は軽く溜息をついたぐらいのものだった。
「わたしも初めはそう思っていましたよ。しかし、そうではない。あの方の苦悩を知ったとき、わたしはそれを否定する事は出来なかった。もはや国や民がどうこうという話ではないのですよ」
どこか投げやりなクヌーズ先生の言葉。
あれほどロスキレの民の事を考えて奔走していた人物が。
皇帝と会って何を言われたのだろうか。
「さあ、次は本気でいきますよ」
さらなる魔力が杖に込められている。今まであれで手加減していたっていうのか。
まずい、今度こそ全滅させられるかもしれない。
防ぐには魔法防御力を高めるアイテムが必要だけど、そんなレアなもの用意してない。
「アネリーゼ姫、それとそこの方」
こんな時に呼びかけてきたのはアウネータ。
わたしとクラーアを手招きしている。
「力をお貸しください。わたくしの兵種、戦乙女の特技は魔法を使える者が3名必要なのです」
ここへきてアウネータの特技。なんだ複数の人間が必要って、そんな特技聞いたことない。いや、そもそもクヌーズ先生の魔法に対抗できるのか。
「わたくしの剣に魔力を集中させてください。急いで、時間がありません」
半信半疑だが、ここはアウネータの特技に賭けてみるしかない。
わたしとクラーアはアウネータの掲げた剣に手の平を向ける。
おおお、なんか吸い取られる感じ……。クラーアもむずがゆい顔をしている。
そしてアウネータの剣が淡く光りだしたぞ。特技が発動するのか。
ゴオオオ、とクヌーズ先生の特技【轟天】によって炎やら雷の魔法弾が空から隕石のように迫ってきている。
あれほどの広範囲……逃げ場はない! なんでもいいからアウネータ、早くっ!
パアッ、とアウネータの剣から広がった光が傘のようにわたし達を包み込む。そしてそれはあっという間に巨大化して全員を覆うほどの範囲に。
光の傘に触れた魔法弾は次々と消滅していく。すごい、これがアウネータ固有兵種、戦乙女の特技なのか。
「特技【聖円蓋】。一度だけですが、広範囲に魔法無効を張ることができます」
すげー。カルステンの特技もすごかったが、このアウネータもびっくりするような特技持っている。
あのクヌーズ先生の魔法を全部防いじゃったんだからね。あ、効果は一度きりか。だったら今のうちに何とかしないと!
だけどクヌーズ先生がさらに魔法を放つ様子はなかった。
杖を捨て、両手を上げて投降の意思を示していた。
「……あれを防がれては打つ手がありません。わたしの負けです。あとはお好きなように」
✳ ✳ ✳
決着はついた。激しい戦いにも関わらず、双方に死者が出なかったのは本当に良かった。
わたしの睡眠で眠った者や気を失っていた者も目を覚ました。
投降した者はもちろんだが、まだ戦う気がありそうなウルリクやフリーダも縄で縛ったりはしない。
全員揃っている事だし、ここでわたしはセヴェリン王子たちにも本当の事を話す。
わたしが本物のアネリーゼ姫ではない事、騙すつもりではなかった事。元いた世界でゲームとしてみんなを知っていた事……。
そして皇帝の中に本物のアネリーゼ姫がいる事。アネリーゼ姫の目的は3国を統一してこの大陸の覇者になるのが目的だって事も。
みんなうつむいて無言だ。
無理もないか。セヴェリン王子たちはわたしがアネリーゼ姫だって信じて戦ってきたんだもの。今回だってわたしが原因で仲間割れみたいな戦いになったんだ。
もしもこれでセヴェリン王子やヴィリが皇帝側についたのなら、もうしょうがない。
ここで完全にゲームオーバー。わたしの物語は終わり。あとは本物のアネリーゼ姫がこの世界の主人公ってことで天下統一とか世界制覇とかするんでしょ。
「その、ゲームというのはよく分からない話だが」
口を開いたのはセヴェリン王子。まあこの世界の人間にゲームだのSRPGだの説明しても分かんないよね。
あらかじめ、ある程度の物語は知ってたって事は理解してくれたみたいだけど。
「共に旅をし、戦ってきて間違いなく分かることは……あなたはこの世界に生きる者全てを大事に思っている事だ。今までの戦いでも敵だろうとむやみに命を奪うような事はしなかった。それこそ慈悲深いアネリーゼ姫のように」
セヴェリン王子……。
わたしはそれを聞いて涙があふれてきた。
「あなたは本物の姫のように我らを励まし、民衆の事を気にかけ、危険を顧みず戦いの場に身を置いた。見かけだけでなく、その心も王女にふさわしいものだと僕は思っている」
ヴィリたちも頷いている。みんな……ありがとう。
「本物のアネリーゼ姫が大陸統一を目論んでいるのなら、我々はそれを止めなければならない。これ以上、この国や民衆を戦乱の渦に巻き込んではいけない。彼女を止めるために、あなたも決意を固めて立ち向かうべきだ。あなたがその姿でここに立っているのは何か理由があるはずだ」
わたしがここにいる理由……考えた事もなかった。たまたま、偶然にゲームの世界に入っちゃったぐらいにしか。
ここでなるほどな、と神竜の巫女がのそりと立ち上がった。
「本物のアネリーゼ姫、司祭ミア。そしてお主。謎はこの三者が揃った時に明らかになりそうだな。城の中にはたいして多くの敵も残っておらぬようだし、グズグズせずに行くぞ」
神竜の巫女に追いやられるようにわたしは王城のほうへ歩き出す。
セヴェリン王子たちもその後からついてくるが、ウルリクやクヌーズ先生たちはその場にとどまったままだ。
「……今さら我らにどちらかにつく資格などない。ここでいかなる結果をも受け入れよう。そのあとに処罰を待つ」
沈痛な表情のウルリク。相変わらず頭の固いヤツめ。処罰なんかしないっての。
「セヴェリン王子や他の方々……その方について行くのはあまりおすすめしませんが、これも運命なのでしょう。受け入れられる覚悟があるかはまた別の話ですが」
クヌーズ先生が意味深な事を言っている。わたしの秘密はもう喋ったのにどうにも様子がおかしい。やたら悲観的というか。クラーアも声をかけられないでいる。
ラグンフリズ、エイナル、ホルガー、フリーダもその場に残った。
わたし、セヴェリン王子。アウネータとカルステン。ヴィリとギオルグ。アグナーとクラーア、神竜の巫女で王城を目指す。
諜報兵の半数はウルリク達を見張り、半数は先行して王城付近の偵察へと向かった。
クラーアの悲痛な叫び。
クヌーズ先生だけじゃなくて、こっち側にも向けられている。
わたし達だってこんな状況はゴメンだ。
でも、あっちが皇帝側に味方してるんだから止めようがない。
ここでわたし達が皇帝を止めないと、ロスキレの民衆が苦しむ事になる。
一時はせっかく帝国を追い出して平和になりかけていたのに。
「クヌーズ先生、クラーアの言うとおりです。それにウルリク達はもう倒しました。あなただけではもう勝ち目はありません」
わたしも説得に参加。できるなら戦わないで終わらせたい。
だけどクヌーズ先生は魔力を込めた杖を振るのをやめない。
うう、また空から魔法弾が雨のように降り注ぐ。
みんなダメージを負って包囲の輪が崩れた。
「権現崎かなめ。あなたの目的は皇帝陛下を倒す事なのですか。なぜそれが平和に繋がると信じているのです」
クヌーズ先生の突然の問い。
わたしは特技【慈雨】でみんなの体力を回復させながら答える。
「戦争を起こしたのは皇帝。ロスキレの王族を殺したり、圧政で民衆を苦しめたのも帝国が原因でしょう。このロスキレを完全に手中に収めたあとはイェリングを併呑しようとしているのは明らか。そこでまた多くの血を流させるわけにはいきません」
自分でもびっくりするぐらいスラスラと王女っぽいセリフが出てきたね。
いやー、たとえ偽者でも長く王女様やってるおかげかな。
だけどクヌーズ先生の反応は軽く溜息をついたぐらいのものだった。
「わたしも初めはそう思っていましたよ。しかし、そうではない。あの方の苦悩を知ったとき、わたしはそれを否定する事は出来なかった。もはや国や民がどうこうという話ではないのですよ」
どこか投げやりなクヌーズ先生の言葉。
あれほどロスキレの民の事を考えて奔走していた人物が。
皇帝と会って何を言われたのだろうか。
「さあ、次は本気でいきますよ」
さらなる魔力が杖に込められている。今まであれで手加減していたっていうのか。
まずい、今度こそ全滅させられるかもしれない。
防ぐには魔法防御力を高めるアイテムが必要だけど、そんなレアなもの用意してない。
「アネリーゼ姫、それとそこの方」
こんな時に呼びかけてきたのはアウネータ。
わたしとクラーアを手招きしている。
「力をお貸しください。わたくしの兵種、戦乙女の特技は魔法を使える者が3名必要なのです」
ここへきてアウネータの特技。なんだ複数の人間が必要って、そんな特技聞いたことない。いや、そもそもクヌーズ先生の魔法に対抗できるのか。
「わたくしの剣に魔力を集中させてください。急いで、時間がありません」
半信半疑だが、ここはアウネータの特技に賭けてみるしかない。
わたしとクラーアはアウネータの掲げた剣に手の平を向ける。
おおお、なんか吸い取られる感じ……。クラーアもむずがゆい顔をしている。
そしてアウネータの剣が淡く光りだしたぞ。特技が発動するのか。
ゴオオオ、とクヌーズ先生の特技【轟天】によって炎やら雷の魔法弾が空から隕石のように迫ってきている。
あれほどの広範囲……逃げ場はない! なんでもいいからアウネータ、早くっ!
パアッ、とアウネータの剣から広がった光が傘のようにわたし達を包み込む。そしてそれはあっという間に巨大化して全員を覆うほどの範囲に。
光の傘に触れた魔法弾は次々と消滅していく。すごい、これがアウネータ固有兵種、戦乙女の特技なのか。
「特技【聖円蓋】。一度だけですが、広範囲に魔法無効を張ることができます」
すげー。カルステンの特技もすごかったが、このアウネータもびっくりするような特技持っている。
あのクヌーズ先生の魔法を全部防いじゃったんだからね。あ、効果は一度きりか。だったら今のうちに何とかしないと!
だけどクヌーズ先生がさらに魔法を放つ様子はなかった。
杖を捨て、両手を上げて投降の意思を示していた。
「……あれを防がれては打つ手がありません。わたしの負けです。あとはお好きなように」
✳ ✳ ✳
決着はついた。激しい戦いにも関わらず、双方に死者が出なかったのは本当に良かった。
わたしの睡眠で眠った者や気を失っていた者も目を覚ました。
投降した者はもちろんだが、まだ戦う気がありそうなウルリクやフリーダも縄で縛ったりはしない。
全員揃っている事だし、ここでわたしはセヴェリン王子たちにも本当の事を話す。
わたしが本物のアネリーゼ姫ではない事、騙すつもりではなかった事。元いた世界でゲームとしてみんなを知っていた事……。
そして皇帝の中に本物のアネリーゼ姫がいる事。アネリーゼ姫の目的は3国を統一してこの大陸の覇者になるのが目的だって事も。
みんなうつむいて無言だ。
無理もないか。セヴェリン王子たちはわたしがアネリーゼ姫だって信じて戦ってきたんだもの。今回だってわたしが原因で仲間割れみたいな戦いになったんだ。
もしもこれでセヴェリン王子やヴィリが皇帝側についたのなら、もうしょうがない。
ここで完全にゲームオーバー。わたしの物語は終わり。あとは本物のアネリーゼ姫がこの世界の主人公ってことで天下統一とか世界制覇とかするんでしょ。
「その、ゲームというのはよく分からない話だが」
口を開いたのはセヴェリン王子。まあこの世界の人間にゲームだのSRPGだの説明しても分かんないよね。
あらかじめ、ある程度の物語は知ってたって事は理解してくれたみたいだけど。
「共に旅をし、戦ってきて間違いなく分かることは……あなたはこの世界に生きる者全てを大事に思っている事だ。今までの戦いでも敵だろうとむやみに命を奪うような事はしなかった。それこそ慈悲深いアネリーゼ姫のように」
セヴェリン王子……。
わたしはそれを聞いて涙があふれてきた。
「あなたは本物の姫のように我らを励まし、民衆の事を気にかけ、危険を顧みず戦いの場に身を置いた。見かけだけでなく、その心も王女にふさわしいものだと僕は思っている」
ヴィリたちも頷いている。みんな……ありがとう。
「本物のアネリーゼ姫が大陸統一を目論んでいるのなら、我々はそれを止めなければならない。これ以上、この国や民衆を戦乱の渦に巻き込んではいけない。彼女を止めるために、あなたも決意を固めて立ち向かうべきだ。あなたがその姿でここに立っているのは何か理由があるはずだ」
わたしがここにいる理由……考えた事もなかった。たまたま、偶然にゲームの世界に入っちゃったぐらいにしか。
ここでなるほどな、と神竜の巫女がのそりと立ち上がった。
「本物のアネリーゼ姫、司祭ミア。そしてお主。謎はこの三者が揃った時に明らかになりそうだな。城の中にはたいして多くの敵も残っておらぬようだし、グズグズせずに行くぞ」
神竜の巫女に追いやられるようにわたしは王城のほうへ歩き出す。
セヴェリン王子たちもその後からついてくるが、ウルリクやクヌーズ先生たちはその場にとどまったままだ。
「……今さら我らにどちらかにつく資格などない。ここでいかなる結果をも受け入れよう。そのあとに処罰を待つ」
沈痛な表情のウルリク。相変わらず頭の固いヤツめ。処罰なんかしないっての。
「セヴェリン王子や他の方々……その方について行くのはあまりおすすめしませんが、これも運命なのでしょう。受け入れられる覚悟があるかはまた別の話ですが」
クヌーズ先生が意味深な事を言っている。わたしの秘密はもう喋ったのにどうにも様子がおかしい。やたら悲観的というか。クラーアも声をかけられないでいる。
ラグンフリズ、エイナル、ホルガー、フリーダもその場に残った。
わたし、セヴェリン王子。アウネータとカルステン。ヴィリとギオルグ。アグナーとクラーア、神竜の巫女で王城を目指す。
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