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春一番
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「奏斗ありがとう。雪に謝る機会を作ってくれて。おかげで、ちゃんと気持ち伝えられたよ。あとは、奏斗の時間だね。ってことで俺たちは退散するとしますか!じゃーねー雪ちゃんまた明日!」
「じゃーねー!お昼とか一緒に食べれたら食べよ―ねー!」
「ありがとな雪。またな。」
そう言って、3人は教室を去っていった。さっきまであったあの騒がしさが嘘のようにシーンと静まり返った。静寂が二人を包む。それを破ったのは奏斗だった。
「雪、ありがとう。3人と話してくれて。俺の大切な友達だから、すっごく嬉しい。それと、ごめんね。あの日嫌な思いさせちゃって。改めて、俺からも謝らせてほしい。」
頭を下げる奏斗をじっと見つめる。奏斗は雛や翼や雄馬らと話しているときに、会話に入り込んでくることなく、ずっとこちらを見守っていた。雪と彼らが話しやすい雰囲気を作り、そのあとは会話に入ることなく、ただ優しく見守っていた。時折、驚くような仕草を見せたり、安心しているようなまなざしをおくっていた。そんな奏斗の存在に助けられていた。おかげで、安心して、本心をさらけ出すことができた。彼らと向き合うことができた。
「頭下げなくていい。奏斗は何も悪くない。俺だって、悪いこと言っちまったのは事実だし。俺も悪いから。それに、このことはもう終わりだ。奏斗のおかげで、ちゃんと話せた。逃げずに向き合うことができた。ほんとにありがとう。」
雪は言葉を続ける。
「奏斗が機会を作ってくれたおかげで、俺も謝れたし、言いたいことも言えた。もし、奏斗が俺にメールくれなかったら、ずっと迷ってたままだっかもしれない。逃げたままだったかもしれないから。いつも、俺の気持ちを救ってくれてありがとう。」
今度は雪が頭を下げて心からのお礼を告げる。奏斗の存在がどれほど雪を支えていたか。奏斗がそこにいるというだけで、どんな恐れも迷いも断ち切れるような気がした。だから、昔の雪だったら考えもつかないことが言えたし、行動もできた。
「そっか。雪がそう思ってくれてるならよかった。安心した。いい奴らだから、きっと雪も好きになると思う。俺が保証する。話してくれてありがとう。悪いところをちゃんと指摘して、許して、気持ちを伝えてくれてほんとにありがとう。雪には、すごく勇気のいることで怖かったと思うから。特に、自分に悪意を向けてきた人と向き合うなんて、相当だったろう。ほんとに辛い思いをさせてごめんね。そして、何度も言うけどありがとう。」
どうして、奏斗という人はこんなにも温かい人なのだろうか。人のことをここまで考えて、言葉にできる人がどれほどいるだろうか。奏斗は選択肢を与えてくれた。逃げてもいいし、まっすぐぶつかってもいい。どちらの選択をしたとしても、彼はきっと雪を受け入れただろう。そういう人なのだ。だからこそ、いつまでも甘えていてはいけない。この人の優しさにつけこみ、それを言い訳にして生きていたくない。自分を認められるように、せめて自分が好きな自分でいられるように、この人に恥じない自分でいられるように、俺は今日人生で最大の壁をぶち破る。
「奏斗、メールで伝えたいことがあるって書いてたよな。」
「うん。もし雪がよかったら、俺にも少し時間が欲しい。聞いてくれる?」
「あぁ。俺からも伝えたいことがある。あのときの答え、見つかったから。」
奏斗の目が開く。驚きと、少しばかり焦りが含まれるような目をしていたが、すぐにいつも通りに戻った。
「そっか。よかった。」
いつもの優しい微笑を雪に向ける。
「ははっ。すごい覚悟が決まった眼差しだね。雪、いいよ。教えて。雪の気持ち。」
「いいのか?でも、奏斗から……」
「いいんだよ。何となく、今この機会を逃したら、雪の真剣な気持ちを取り逃しちゃう気がするから。今、聞きたいな。」
「ありがとう。」
それが合図かのように空気が静まる。
まず何から伝えよう?何て言おう?どう伝えるのがいい?今までの出来事が走馬灯のように駆け巡る。以前もそうだった。悩んで悩んで、悩んだ末に残ったもの。
「好き」
たった二文字。しかし、その二文字がもつ意味は壮大だ。口からこぼれ出た言葉を、今度は目を見てはっきりと言う。
「好きなんだ」
目を見開いて驚く奏斗。彼にしては珍しく、冷静さを取り乱している気がする。雪は続ける。
「気持ち悪いとか、不快な気持ちにさせたらごめん。でも、これだけはどうしても伝えたくて。俺はずっと自分の存在についてよく分からなかった。何で俺はいるんだろうって。そこにいるだけで、人を不快にさせてるんじゃないかって。昔、人から悪口とかたくさん言われてきた。俺は何もしてないのに、ただひたすらに気に入らないみたいだった。所詮人間なんてそんなもんだって諦めてた。誰かの悪口を言ってないとやってられない、一人をのけ者にして、それを話題に関係をつないでる。そんなのくそくらえって思ってた。そんな奴らと関わりたくなかったし、無視されるなら別にそれでいいと思ってた。寂しさなんてとうに捨ててた。」
奏斗は真剣な眼差しのまま、雪から決して目を離さないでいた。時折相槌をいれながら、話しやすいような空気を作っていた。それに心ほぐれ、想いの丈を口にし続ける。
「家族からも、まるで俺がいないみたいな扱いされてて、でももう慣れたんだ。寂しいとか、悲しいとか、そんなの一々感じてたら身がもたないから。だから、俺は俺が原因だと思おうとした。俺のせいで人に嫌な思いをさせる。俺が不快な思いをさせてるから、俺と同じ空間にいるのが嫌なんじゃないかって。そして、辛さや寂しさを封じてた。だって、俺が全部悪いから。そんな感情抱く資格すらないはずだから。そうしてたら、本当にいつの間にか苦しさが消えてた。あぁ、そういうもんなんだって。」
そこで、雪は止まる。奏斗の表情は苦しそうに歪んでいた。黙って聞いていたが、抱えていた重さに胸が苦しくなった。どれだけのことを一人で背負ってきたのか。痛いのは雪なのに、奏斗の胸も痛かった。
雪は奏斗から視線を外し、何かを思い浮かべているような表情を見せる。そして、再び視線を奏斗に戻し、何かを決心したかのような顔つきで話し出す。
「それを変えてくれたのは、奏斗なんだ。俺は、奏斗のおかげで……人として大切な感情を取り戻せた。奏斗と話すようになって、今まで考えてこなかった家族間の寂しさとか、人に疑いをもっちまう辛さとか、仲良くなりたいっていう気持ち、羨望、嫉妬、色んな感情に気づけた。奏斗のおかげで、今まで自分にかけてきた封印を解くことができた。今も、昔も、俺を見てくれてる人はちゃんといて、その存在を見ないふりしてたのは俺自身なんだって。傷つくのが怖くて、のばされた手を払ってきたのは俺なんだって。それに、家族のことも……嫌な面しか見えていなかったけど、あの人たちにはあの人たちなりに出来得る限りのことをしてたなって。愛情があるかどうか聞かれると頷くことはできないけど、でも、それでも俺をここまで育ててくれたし、今も学校に通わせてもらってる。そこにどんな理由があれ、俺は今生きてる。」
「奏斗に出会えたから向き合うことができた。奏斗を好きになったから、気づけたんだ。気づいたけど……ほんとは、最初はどうしようか迷ってた。伝えていいのかどうか分からなかった。俺のせいで、奏斗が人から負の感情を向けられるんだったら、俺だけが我慢すればいい。だから、すっげー迷った。でも、ある人に言われたんだ。俺の気持ちはもう決まってるんじゃないかって。どうしたいか悩んでるふりして、心の奥底ではもう明確に定まってるんじゃないかって。俺はまた、そこで助けられた。いつも、どんなに考えても、結局最後に残る気持ちは一つだった。奏斗が好きだってこと。」
雪は奏斗から目を離さずに言葉を紡いでいく。最後にちゃんと目を合わせて、一番伝えたいことを言うんだ。泣くな、俺。気合をいれろ。深く息を吸う。
「好きだ。俺が出す答えを、ずっと待ってくれてありがとう。俺と出会ってくれて……あの日、俺に声をかけてくれてありがとう。」
「じゃーねー!お昼とか一緒に食べれたら食べよ―ねー!」
「ありがとな雪。またな。」
そう言って、3人は教室を去っていった。さっきまであったあの騒がしさが嘘のようにシーンと静まり返った。静寂が二人を包む。それを破ったのは奏斗だった。
「雪、ありがとう。3人と話してくれて。俺の大切な友達だから、すっごく嬉しい。それと、ごめんね。あの日嫌な思いさせちゃって。改めて、俺からも謝らせてほしい。」
頭を下げる奏斗をじっと見つめる。奏斗は雛や翼や雄馬らと話しているときに、会話に入り込んでくることなく、ずっとこちらを見守っていた。雪と彼らが話しやすい雰囲気を作り、そのあとは会話に入ることなく、ただ優しく見守っていた。時折、驚くような仕草を見せたり、安心しているようなまなざしをおくっていた。そんな奏斗の存在に助けられていた。おかげで、安心して、本心をさらけ出すことができた。彼らと向き合うことができた。
「頭下げなくていい。奏斗は何も悪くない。俺だって、悪いこと言っちまったのは事実だし。俺も悪いから。それに、このことはもう終わりだ。奏斗のおかげで、ちゃんと話せた。逃げずに向き合うことができた。ほんとにありがとう。」
雪は言葉を続ける。
「奏斗が機会を作ってくれたおかげで、俺も謝れたし、言いたいことも言えた。もし、奏斗が俺にメールくれなかったら、ずっと迷ってたままだっかもしれない。逃げたままだったかもしれないから。いつも、俺の気持ちを救ってくれてありがとう。」
今度は雪が頭を下げて心からのお礼を告げる。奏斗の存在がどれほど雪を支えていたか。奏斗がそこにいるというだけで、どんな恐れも迷いも断ち切れるような気がした。だから、昔の雪だったら考えもつかないことが言えたし、行動もできた。
「そっか。雪がそう思ってくれてるならよかった。安心した。いい奴らだから、きっと雪も好きになると思う。俺が保証する。話してくれてありがとう。悪いところをちゃんと指摘して、許して、気持ちを伝えてくれてほんとにありがとう。雪には、すごく勇気のいることで怖かったと思うから。特に、自分に悪意を向けてきた人と向き合うなんて、相当だったろう。ほんとに辛い思いをさせてごめんね。そして、何度も言うけどありがとう。」
どうして、奏斗という人はこんなにも温かい人なのだろうか。人のことをここまで考えて、言葉にできる人がどれほどいるだろうか。奏斗は選択肢を与えてくれた。逃げてもいいし、まっすぐぶつかってもいい。どちらの選択をしたとしても、彼はきっと雪を受け入れただろう。そういう人なのだ。だからこそ、いつまでも甘えていてはいけない。この人の優しさにつけこみ、それを言い訳にして生きていたくない。自分を認められるように、せめて自分が好きな自分でいられるように、この人に恥じない自分でいられるように、俺は今日人生で最大の壁をぶち破る。
「奏斗、メールで伝えたいことがあるって書いてたよな。」
「うん。もし雪がよかったら、俺にも少し時間が欲しい。聞いてくれる?」
「あぁ。俺からも伝えたいことがある。あのときの答え、見つかったから。」
奏斗の目が開く。驚きと、少しばかり焦りが含まれるような目をしていたが、すぐにいつも通りに戻った。
「そっか。よかった。」
いつもの優しい微笑を雪に向ける。
「ははっ。すごい覚悟が決まった眼差しだね。雪、いいよ。教えて。雪の気持ち。」
「いいのか?でも、奏斗から……」
「いいんだよ。何となく、今この機会を逃したら、雪の真剣な気持ちを取り逃しちゃう気がするから。今、聞きたいな。」
「ありがとう。」
それが合図かのように空気が静まる。
まず何から伝えよう?何て言おう?どう伝えるのがいい?今までの出来事が走馬灯のように駆け巡る。以前もそうだった。悩んで悩んで、悩んだ末に残ったもの。
「好き」
たった二文字。しかし、その二文字がもつ意味は壮大だ。口からこぼれ出た言葉を、今度は目を見てはっきりと言う。
「好きなんだ」
目を見開いて驚く奏斗。彼にしては珍しく、冷静さを取り乱している気がする。雪は続ける。
「気持ち悪いとか、不快な気持ちにさせたらごめん。でも、これだけはどうしても伝えたくて。俺はずっと自分の存在についてよく分からなかった。何で俺はいるんだろうって。そこにいるだけで、人を不快にさせてるんじゃないかって。昔、人から悪口とかたくさん言われてきた。俺は何もしてないのに、ただひたすらに気に入らないみたいだった。所詮人間なんてそんなもんだって諦めてた。誰かの悪口を言ってないとやってられない、一人をのけ者にして、それを話題に関係をつないでる。そんなのくそくらえって思ってた。そんな奴らと関わりたくなかったし、無視されるなら別にそれでいいと思ってた。寂しさなんてとうに捨ててた。」
奏斗は真剣な眼差しのまま、雪から決して目を離さないでいた。時折相槌をいれながら、話しやすいような空気を作っていた。それに心ほぐれ、想いの丈を口にし続ける。
「家族からも、まるで俺がいないみたいな扱いされてて、でももう慣れたんだ。寂しいとか、悲しいとか、そんなの一々感じてたら身がもたないから。だから、俺は俺が原因だと思おうとした。俺のせいで人に嫌な思いをさせる。俺が不快な思いをさせてるから、俺と同じ空間にいるのが嫌なんじゃないかって。そして、辛さや寂しさを封じてた。だって、俺が全部悪いから。そんな感情抱く資格すらないはずだから。そうしてたら、本当にいつの間にか苦しさが消えてた。あぁ、そういうもんなんだって。」
そこで、雪は止まる。奏斗の表情は苦しそうに歪んでいた。黙って聞いていたが、抱えていた重さに胸が苦しくなった。どれだけのことを一人で背負ってきたのか。痛いのは雪なのに、奏斗の胸も痛かった。
雪は奏斗から視線を外し、何かを思い浮かべているような表情を見せる。そして、再び視線を奏斗に戻し、何かを決心したかのような顔つきで話し出す。
「それを変えてくれたのは、奏斗なんだ。俺は、奏斗のおかげで……人として大切な感情を取り戻せた。奏斗と話すようになって、今まで考えてこなかった家族間の寂しさとか、人に疑いをもっちまう辛さとか、仲良くなりたいっていう気持ち、羨望、嫉妬、色んな感情に気づけた。奏斗のおかげで、今まで自分にかけてきた封印を解くことができた。今も、昔も、俺を見てくれてる人はちゃんといて、その存在を見ないふりしてたのは俺自身なんだって。傷つくのが怖くて、のばされた手を払ってきたのは俺なんだって。それに、家族のことも……嫌な面しか見えていなかったけど、あの人たちにはあの人たちなりに出来得る限りのことをしてたなって。愛情があるかどうか聞かれると頷くことはできないけど、でも、それでも俺をここまで育ててくれたし、今も学校に通わせてもらってる。そこにどんな理由があれ、俺は今生きてる。」
「奏斗に出会えたから向き合うことができた。奏斗を好きになったから、気づけたんだ。気づいたけど……ほんとは、最初はどうしようか迷ってた。伝えていいのかどうか分からなかった。俺のせいで、奏斗が人から負の感情を向けられるんだったら、俺だけが我慢すればいい。だから、すっげー迷った。でも、ある人に言われたんだ。俺の気持ちはもう決まってるんじゃないかって。どうしたいか悩んでるふりして、心の奥底ではもう明確に定まってるんじゃないかって。俺はまた、そこで助けられた。いつも、どんなに考えても、結局最後に残る気持ちは一つだった。奏斗が好きだってこと。」
雪は奏斗から目を離さずに言葉を紡いでいく。最後にちゃんと目を合わせて、一番伝えたいことを言うんだ。泣くな、俺。気合をいれろ。深く息を吸う。
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