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8.追いかけてくる者
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何とか馬にしがみつきながら俺たちは村に到着した。皆がわらわらと出迎えに来たが今はそれどころではない。
「悪いやつに追われてる。父ちゃんが足止めしてるけど多分そんなにはもたない。おばばの薬草庫に隠れるから森に誘導よろしく。あと父ちゃんに馬届けてあげて。…マリア~あとで兄ちゃんと遊ぼうな~」
と村長たちに簡単に説明し、久しぶりのマリアと手もつなげずに後ろ髪ひかれる思いでおばばの薬草庫を目指す。
薬草庫は村の端、建国の森のすぐそばにある。そこへ2人で逃げ込んだ。
「ふぅー。ここまで来ればもう安心」
薬草くさい倉庫の床に座って休憩していると窓が薄く開き、にゅっと籠を持った手が現れた。
「水とオヤツだよ。友達と食べな」母ちゃんだ。
「気がきくぅー!ありがとう。ルドルフもどうぞ」
「悪いやつ追っ払ったらみんなで美味しい物食べよう。それまで待ってな」
と窓がスッと閉められた。
「あ!大事な事を忘れてた」
「なに?」母ちゃん特製クッキーをむさぼり食いながら俺は答えた。
「仮面…」
「あぁーそういや忘れてた。あれ?でもうちの村の奴ら誰も魅了されてなかったぞ」
「私も驚いた。『普通にリュの友達が来た』って反応だった。どういう事だ?何が…」
「シッ静かに。どうやら追手が来たみたいだぞ」
「この村にルドルフ様がいらしているのはわかってるのよ!早く連れて来なさい!」
村人に怒鳴り散らしているキンキン声が聞こえてきた。怯えてしまっているルドルフを倉庫の奥に隠し、俺は窓からそっと覗いてみた。そこまで美しい顔に執着しているヤツの顔を拝んでやろうという野次馬根性だ。
美しい顔に執着してるならご自身の顔は…って思ってたのに、彼女は意外にも年齢よりずっと若く見える冷たい感じの美人だった。しかし怒りでその顔は歪んでおり、とても綺麗とは言えない。
「うわ取り巻きがあちこち壊して探してる!あーあ馬鹿だなあ」
その声を聞いて奥からルドルフが出てきた
「これ以上皆様にご迷惑はかけられない!」
と外に出ようとするのを必死に止めて
「まあまあここで見てなよ、面白いモノ見られるから。ほら皆も動じてないだろう?」
村長が村人代表でそいつらの前に出てきた。表情はいつも通りでひょうひょうとしている。
「何をお探しか知りませんが、ここははじまりの村ですよ。お分かりでしょう」
「何よ!それが何だっていうのよ!」
呆れ顔をした村長は溜め息をついた。
「国の法律をご存知ない?建国の森を守るこの村では如何なる高位の者であっても暴力、掠奪を許しておりません。違反者は国に対する反逆罪と同罪とするとあります。それをご承知でこの様な乱暴な行為をなさってるのですか?」
キンキン声が止まり、そばにいたお付きの者にこそこそと『本当なの?』『聞いた事があるような気が…かなり古い法律ですが』などとこそこそ話している。
そんな最中うちの母ちゃんが素っ頓狂な声をあげた。
「あ!その坊ちゃん?ルドルフだったっけ?それなら森に入って行ったよ。ついさっきだから追えばまだ間に合うんじゃないかい?行ってみたら?」
どうするか話し合っていた彼女たちはそれを聞いて、渡りに船とばかりに
「全員で行くわよ!急ぎなさい!」
と森に向かった。
その後ろ姿に村長が
「壊した物の代金はお屋敷に請求書を送りますからよろしくお願いします」
声をかけたが無反応だった。
彼女たちの姿が森に消えた後、
「よし行ったと…とりあえず壊れた所を直しましょう!皆手伝って下さい。あとは…リュ!もう大丈夫だぞ。出てきなさい」と村長は声をかけた。
「はーい「ちょっと待て!」
「何だよルドルフ」
「今出たら彼女たちが森から戻った時鉢合わせするだろうが!のんびり『はーい』じゃない!今この隙に逃げないと!」
すっごい慌ててるようだが、やっぱり村の外の人たちはこの森の事知らないんだな。その様子を見ていた村人たちはどっと笑った。そしてそれに驚くルドルフ。
村人のなかから頭1つ分大きな人が出てきた、父ちゃんだ。足止めありがとう。
「あの森の別名は『迷いの森』。大昔住んでいたエルフの魔力が今なお残っているんだ。エルフは邪悪な心を最も嫌う。故に邪悪な心を持った者は一度入ったら出てこられない…」
「え?出てこられないって…死んでしまうんですか?」
ルドルフは心配そうだ。あんな目に合っても心配してやるなんて…お人好しもいいところだ。
「って言い伝えられてるけど、流石にそれはないと思う。1週間であの入り口から帰ってこれた奴もいるし、1ヶ月以上迷った挙げ句全然見知らぬ場所に出た奴もいるらしい。今まで俺が見た中で1番早くて3日で出てこれた奴がいたな。確かーー何やったんだっけ?」
「大物の獲物がないかと森に狩に入った奴らかな。今の人達みたいに物を壊したりしていないしただ狩りがしたかっただけみたいだからやんわり森に帰されたんだろうな」と村長が返した。
「ま、どっちにしろあんだけこの村で大騒ぎしたんだから1週間は出てこれないよ。何なら出口もここではない別の場所だろうな!はっはっは」
大人たちの話を聞いて何とか落ち着きを取り戻したルドルフと俺たちは壊された物を直す手伝いをした。途中村長に呼ばれ何か話していたので尋ねると
「彼女の家名と屋敷の場所を聞かれたよ。学園を通して請求書送るみたい。あと『さっき法律で決まってるって話は本当ですか?』と聞いてみた」
「なんて言ってた?」
「『ホコリ被ってるような昔の法だよ。今は運用されてないけどね』だって。なので学園に帰ったら調べてみようと思ってる」
真面目だな。大事な事忘れてるけど。
「あー!あ!忘れてた!魅了!何故ここでは誰もかからないんだ!」
「悪いやつに追われてる。父ちゃんが足止めしてるけど多分そんなにはもたない。おばばの薬草庫に隠れるから森に誘導よろしく。あと父ちゃんに馬届けてあげて。…マリア~あとで兄ちゃんと遊ぼうな~」
と村長たちに簡単に説明し、久しぶりのマリアと手もつなげずに後ろ髪ひかれる思いでおばばの薬草庫を目指す。
薬草庫は村の端、建国の森のすぐそばにある。そこへ2人で逃げ込んだ。
「ふぅー。ここまで来ればもう安心」
薬草くさい倉庫の床に座って休憩していると窓が薄く開き、にゅっと籠を持った手が現れた。
「水とオヤツだよ。友達と食べな」母ちゃんだ。
「気がきくぅー!ありがとう。ルドルフもどうぞ」
「悪いやつ追っ払ったらみんなで美味しい物食べよう。それまで待ってな」
と窓がスッと閉められた。
「あ!大事な事を忘れてた」
「なに?」母ちゃん特製クッキーをむさぼり食いながら俺は答えた。
「仮面…」
「あぁーそういや忘れてた。あれ?でもうちの村の奴ら誰も魅了されてなかったぞ」
「私も驚いた。『普通にリュの友達が来た』って反応だった。どういう事だ?何が…」
「シッ静かに。どうやら追手が来たみたいだぞ」
「この村にルドルフ様がいらしているのはわかってるのよ!早く連れて来なさい!」
村人に怒鳴り散らしているキンキン声が聞こえてきた。怯えてしまっているルドルフを倉庫の奥に隠し、俺は窓からそっと覗いてみた。そこまで美しい顔に執着しているヤツの顔を拝んでやろうという野次馬根性だ。
美しい顔に執着してるならご自身の顔は…って思ってたのに、彼女は意外にも年齢よりずっと若く見える冷たい感じの美人だった。しかし怒りでその顔は歪んでおり、とても綺麗とは言えない。
「うわ取り巻きがあちこち壊して探してる!あーあ馬鹿だなあ」
その声を聞いて奥からルドルフが出てきた
「これ以上皆様にご迷惑はかけられない!」
と外に出ようとするのを必死に止めて
「まあまあここで見てなよ、面白いモノ見られるから。ほら皆も動じてないだろう?」
村長が村人代表でそいつらの前に出てきた。表情はいつも通りでひょうひょうとしている。
「何をお探しか知りませんが、ここははじまりの村ですよ。お分かりでしょう」
「何よ!それが何だっていうのよ!」
呆れ顔をした村長は溜め息をついた。
「国の法律をご存知ない?建国の森を守るこの村では如何なる高位の者であっても暴力、掠奪を許しておりません。違反者は国に対する反逆罪と同罪とするとあります。それをご承知でこの様な乱暴な行為をなさってるのですか?」
キンキン声が止まり、そばにいたお付きの者にこそこそと『本当なの?』『聞いた事があるような気が…かなり古い法律ですが』などとこそこそ話している。
そんな最中うちの母ちゃんが素っ頓狂な声をあげた。
「あ!その坊ちゃん?ルドルフだったっけ?それなら森に入って行ったよ。ついさっきだから追えばまだ間に合うんじゃないかい?行ってみたら?」
どうするか話し合っていた彼女たちはそれを聞いて、渡りに船とばかりに
「全員で行くわよ!急ぎなさい!」
と森に向かった。
その後ろ姿に村長が
「壊した物の代金はお屋敷に請求書を送りますからよろしくお願いします」
声をかけたが無反応だった。
彼女たちの姿が森に消えた後、
「よし行ったと…とりあえず壊れた所を直しましょう!皆手伝って下さい。あとは…リュ!もう大丈夫だぞ。出てきなさい」と村長は声をかけた。
「はーい「ちょっと待て!」
「何だよルドルフ」
「今出たら彼女たちが森から戻った時鉢合わせするだろうが!のんびり『はーい』じゃない!今この隙に逃げないと!」
すっごい慌ててるようだが、やっぱり村の外の人たちはこの森の事知らないんだな。その様子を見ていた村人たちはどっと笑った。そしてそれに驚くルドルフ。
村人のなかから頭1つ分大きな人が出てきた、父ちゃんだ。足止めありがとう。
「あの森の別名は『迷いの森』。大昔住んでいたエルフの魔力が今なお残っているんだ。エルフは邪悪な心を最も嫌う。故に邪悪な心を持った者は一度入ったら出てこられない…」
「え?出てこられないって…死んでしまうんですか?」
ルドルフは心配そうだ。あんな目に合っても心配してやるなんて…お人好しもいいところだ。
「って言い伝えられてるけど、流石にそれはないと思う。1週間であの入り口から帰ってこれた奴もいるし、1ヶ月以上迷った挙げ句全然見知らぬ場所に出た奴もいるらしい。今まで俺が見た中で1番早くて3日で出てこれた奴がいたな。確かーー何やったんだっけ?」
「大物の獲物がないかと森に狩に入った奴らかな。今の人達みたいに物を壊したりしていないしただ狩りがしたかっただけみたいだからやんわり森に帰されたんだろうな」と村長が返した。
「ま、どっちにしろあんだけこの村で大騒ぎしたんだから1週間は出てこれないよ。何なら出口もここではない別の場所だろうな!はっはっは」
大人たちの話を聞いて何とか落ち着きを取り戻したルドルフと俺たちは壊された物を直す手伝いをした。途中村長に呼ばれ何か話していたので尋ねると
「彼女の家名と屋敷の場所を聞かれたよ。学園を通して請求書送るみたい。あと『さっき法律で決まってるって話は本当ですか?』と聞いてみた」
「なんて言ってた?」
「『ホコリ被ってるような昔の法だよ。今は運用されてないけどね』だって。なので学園に帰ったら調べてみようと思ってる」
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