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46.表舞台の大人たち ①
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学園からの使者が来たのは日暮間近だった。今日はルドルフが冬休みで帰省するはずだったのに、予定時刻になっても帰ってこない。心配になって手隙の使用人に街道を見てきてもらったが、それらしい馬車は無し。学園に連絡を…それともうちの警備の者を派遣して通るはずの道筋を辿らせるべきかと悩んでいたところだ。
「申し上げます。ご子息が帰省途中誘拐されました」
隣にいる妻ルイーゼの扇が手から落ちた。私の身体も震えているのがわかる。
「…しかしながら、ご学友、先生方、騎士団のご尽力により無事救出されましたのでご安心下さい」
「怪我は?ルドルフに怪我はないのですか?」震える声でルイーゼが聞いた。
使者は顔を上げて
「はい。念の為医師に診てもらいましたが大丈夫です、ご心配には及びません。ただ今学園に戻ってお休みになっております」とはっきり言った。
大丈夫そうではあるが本人の顔を見ない事には…精神的なショックも受けているだろう。
「今から私が学園に行ってルドルフの無事をこの目で確かめてきます。オリバー、馬の準備を」
「お待ちください!それはいけませんわお父様」
良く通る声に止められた。我が娘シャルロッテだ。
「もう日暮、学園に着くまでには真っ暗でお父様の方が危ないですわ。ルドルフは今学園にいるのですから落ち着いて下さい」
冷静だ…しかし、弟の事を心配していないわけではない。扇を待つ指に力が入って赤くなっている。
「…使者様、他のご用がなければ、今日はもう遅いので我が屋敷にお泊まりなって、明朝父と一緒に学園に戻りませんか?弟の為急いでいらしたのでしょう?汚れを落としお食事でもいかがですか?客室の準備をいたします。オリバー、お願いね」
よく見れば使者は土埃で薄ら汚れ、表情に疲れが見える。気がつかなかった。
「お父様、準備が出来上がるまで使者様とお茶でもおなさったら?」
誘拐や救出の詳細な状況を聞き出せという事だな。我が娘ながら良く頭がまわる。
「どうでしたか?」
使者とのお茶が終わると待ちかねた様に現れたルイーゼとシャルロッテに私は挟まれた。
「一大事だな」
ルドルフの誘拐はもちろん『我が家』にとって一大事だが、今回は『国家的』にも一大事だ。王の治世はすこぶる安定していて、当然ながら『国家転覆』や『叛逆』を起こす者などいない状態だ。皆平和ボケしていると言ってもいい。
そこへ『王家直轄の学園の学生』を『王家の紋章つきの馬車を襲って誘拐』。そして『軍事的に大事な場所に無断で建築した建物』に監禁。最終的に『騎士団まで出動する事態』になった。
どこをどうとっても厳罰は免れない。(アルバート様の話が正しければ)メヒティルト様としてはルドルフを捕まえて結婚の意思を確認したかっただけなのかもしれないが…正面きって王家に喧嘩を売った形になっており、1番重い罪ー死罪になる可能性大だ。
2人にそんな話をすると
「お父様、メヒティルト様を助ける方法はありませんの?やった事は許せませんが、死罪ではあまりにもお可哀想です」
とシャルロッテが眉をひそめながら言った。
いつも手厳しいシャルロッテにしては珍しい。
「明日ルドルフに会ってから決めるが、陛下に『助命嘆願』をしようと私も思っている。彼女だけが罰せられる分には仕方ないが、彼女の家族、領地などもただでは済まない事を考えると放ってはおけないからね。異論はないかな?」
異論はなかった。いい家族に恵まれたと思う。
やはり甘かった…ルドルフの誘拐の話を聞いてシャルロッテはほぞを噛んだ。弟を守る為王命まで出たのはありがたかったが、内容が甘かったのだと思う。
直接の接近禁止命令はいいとして、他の内容はいただけない。立ち入り禁止の地域を指定してはあるが、反面それ以外の場所には移動可能であり、その上立ち入り禁止の場所であっても彼女とその家族が入れないだけで手下の人間までは対象としていない…言わば『王家の命令が出た』という圧力をかけるだけの為の物に感じられた。
アルバート様のように(貴族的な)常識が通じる相手ならばその命令も意味があるが、メヒティルト様はそうではない。中途半端に追い詰められた彼女が何か大事を起こすのではないかと心配していたのだが、予感が的中してしまった。それにしても大事すぎて目眩がするくらい…
弟が無事だった事は幸いだったが、同時にこの後始末どうするのか?と困ってしまう。彼女が死罪になろうとも我が家に関係ないと言ってしまえばそれまでなのだが
「あのおうちに関わった方が…ねぇ」
などと陰口を叩かれ、家名に傷がつく事が手にとるようにわかる。それでなくても「呪われている」などと噂されているのに…とても不愉快だ。まぁもし傷がついても私の結婚などは私が決めるのである意味どうとでもなる(する)のだが、問題はルドルフの将来だ。彼は研究者志望で、姉の私から見てもその職業に適性があると思われるので、その素晴らしい将来に傷を付けたくはない。彼に責任がある事ならば『自分でまいたタネでしょ?』と突き放すのだけれども。
…うん、少し忌々しいが彼女の『助命嘆願』を父上にしていただこう、それがいいわ。死罪という大事にさえならなければ、この事件は月日がたつことで皆の記憶から消えていくだろう。そしてあの生真面目なアルバート様もその領地の方々に対しても少しは風当たりが弱くなるに違いない。あ、でも彼女だけはなるべく遠い地に、そして外に出られないようして欲しいと陛下にお願いしてもらわなければ!そこだけは譲れないと父に念押ししようと心に決めた。
「申し上げます。ご子息が帰省途中誘拐されました」
隣にいる妻ルイーゼの扇が手から落ちた。私の身体も震えているのがわかる。
「…しかしながら、ご学友、先生方、騎士団のご尽力により無事救出されましたのでご安心下さい」
「怪我は?ルドルフに怪我はないのですか?」震える声でルイーゼが聞いた。
使者は顔を上げて
「はい。念の為医師に診てもらいましたが大丈夫です、ご心配には及びません。ただ今学園に戻ってお休みになっております」とはっきり言った。
大丈夫そうではあるが本人の顔を見ない事には…精神的なショックも受けているだろう。
「今から私が学園に行ってルドルフの無事をこの目で確かめてきます。オリバー、馬の準備を」
「お待ちください!それはいけませんわお父様」
良く通る声に止められた。我が娘シャルロッテだ。
「もう日暮、学園に着くまでには真っ暗でお父様の方が危ないですわ。ルドルフは今学園にいるのですから落ち着いて下さい」
冷静だ…しかし、弟の事を心配していないわけではない。扇を待つ指に力が入って赤くなっている。
「…使者様、他のご用がなければ、今日はもう遅いので我が屋敷にお泊まりなって、明朝父と一緒に学園に戻りませんか?弟の為急いでいらしたのでしょう?汚れを落としお食事でもいかがですか?客室の準備をいたします。オリバー、お願いね」
よく見れば使者は土埃で薄ら汚れ、表情に疲れが見える。気がつかなかった。
「お父様、準備が出来上がるまで使者様とお茶でもおなさったら?」
誘拐や救出の詳細な状況を聞き出せという事だな。我が娘ながら良く頭がまわる。
「どうでしたか?」
使者とのお茶が終わると待ちかねた様に現れたルイーゼとシャルロッテに私は挟まれた。
「一大事だな」
ルドルフの誘拐はもちろん『我が家』にとって一大事だが、今回は『国家的』にも一大事だ。王の治世はすこぶる安定していて、当然ながら『国家転覆』や『叛逆』を起こす者などいない状態だ。皆平和ボケしていると言ってもいい。
そこへ『王家直轄の学園の学生』を『王家の紋章つきの馬車を襲って誘拐』。そして『軍事的に大事な場所に無断で建築した建物』に監禁。最終的に『騎士団まで出動する事態』になった。
どこをどうとっても厳罰は免れない。(アルバート様の話が正しければ)メヒティルト様としてはルドルフを捕まえて結婚の意思を確認したかっただけなのかもしれないが…正面きって王家に喧嘩を売った形になっており、1番重い罪ー死罪になる可能性大だ。
2人にそんな話をすると
「お父様、メヒティルト様を助ける方法はありませんの?やった事は許せませんが、死罪ではあまりにもお可哀想です」
とシャルロッテが眉をひそめながら言った。
いつも手厳しいシャルロッテにしては珍しい。
「明日ルドルフに会ってから決めるが、陛下に『助命嘆願』をしようと私も思っている。彼女だけが罰せられる分には仕方ないが、彼女の家族、領地などもただでは済まない事を考えると放ってはおけないからね。異論はないかな?」
異論はなかった。いい家族に恵まれたと思う。
やはり甘かった…ルドルフの誘拐の話を聞いてシャルロッテはほぞを噛んだ。弟を守る為王命まで出たのはありがたかったが、内容が甘かったのだと思う。
直接の接近禁止命令はいいとして、他の内容はいただけない。立ち入り禁止の地域を指定してはあるが、反面それ以外の場所には移動可能であり、その上立ち入り禁止の場所であっても彼女とその家族が入れないだけで手下の人間までは対象としていない…言わば『王家の命令が出た』という圧力をかけるだけの為の物に感じられた。
アルバート様のように(貴族的な)常識が通じる相手ならばその命令も意味があるが、メヒティルト様はそうではない。中途半端に追い詰められた彼女が何か大事を起こすのではないかと心配していたのだが、予感が的中してしまった。それにしても大事すぎて目眩がするくらい…
弟が無事だった事は幸いだったが、同時にこの後始末どうするのか?と困ってしまう。彼女が死罪になろうとも我が家に関係ないと言ってしまえばそれまでなのだが
「あのおうちに関わった方が…ねぇ」
などと陰口を叩かれ、家名に傷がつく事が手にとるようにわかる。それでなくても「呪われている」などと噂されているのに…とても不愉快だ。まぁもし傷がついても私の結婚などは私が決めるのである意味どうとでもなる(する)のだが、問題はルドルフの将来だ。彼は研究者志望で、姉の私から見てもその職業に適性があると思われるので、その素晴らしい将来に傷を付けたくはない。彼に責任がある事ならば『自分でまいたタネでしょ?』と突き放すのだけれども。
…うん、少し忌々しいが彼女の『助命嘆願』を父上にしていただこう、それがいいわ。死罪という大事にさえならなければ、この事件は月日がたつことで皆の記憶から消えていくだろう。そしてあの生真面目なアルバート様もその領地の方々に対しても少しは風当たりが弱くなるに違いない。あ、でも彼女だけはなるべく遠い地に、そして外に出られないようして欲しいと陛下にお願いしてもらわなければ!そこだけは譲れないと父に念押ししようと心に決めた。
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