300 / 461
299、腓返り
しおりを挟む入院初日の夜、今までで一番長くて激しい腓返りの痛みに悶えたウサギです。
病院と言いますと怖い話の舞台だったり、治療や検査の関係で夜眠れなかったりするのかなぁ、とドキドキしていた私。
それがまさかの腓返りで悶えることになるとは思いませんでした。
この数ヶ月、真夜中に目が覚めたと同時に始まる腓返りで憂鬱になることも多かったです……。
数十日前には両足の脹脛がツルは、右足の脛までツルはで、真夜中にも関わらずクマ太郎へと助けを求めてしまいました。
腓返りが酷いなんて理由で真夜中に起こされることになったクマ太郎ですが、痛みに悶える私の足を伸ばしてマッサージしてくれました。
真夜中に起こされたことに不機嫌に全くならずに、私の心配をしてくれるクマ太郎が大好きです!
その優しさに感謝しか有りません!
しかし入院中の身としましては、そんな優しいクマ太郎に頼ることは出来ません……。
だってクマ太郎は病院から1時間以上も離れた自宅にいますから。
流石に腓返りでナースコールを押すことも出来ず、一人で数十分悶えておりました。
いつもならガンバって足をストレッチするように伸ばせば数分で消える痛みが酷くなる一方で、体勢を間違えれば痛い部分が拡大しそうなことが恐ろしくて。
必死で痛みを紛らわせようと奮闘しました。
それにしましても、この医学が進んだ世の中で腓返りを解決する、もしくは予防する薬って何で無いのでしょう……?
重病では決して有りませんけれど、もの凄く目茶苦茶痛いのです!
もしも誰かが腓返りの特効薬を開発してくれたら、きっと腓返りで悩む人達から救世主だと崇められることでしょう!
残念ながら私にはそんな能力は備わってはいないため、1日も早く腓返りの特効薬が出来るように祈っときたいと思います!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる