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432、まさかのうっかりさん
しおりを挟む真夜中にまさかの事態が発覚して笑うしかなかったウサギです。
昨夜は微妙に暑くて寝苦しかったせいか、就寝前の時間帯が一番ご機嫌斜めだったドラ子ちゃん。
クマ太郎が抱っこしても、私があやしても泣いてばかりのドラ子ちゃんでした。
産まれてから今までで1番のご機嫌斜めでグズるドラ子ちゃん。
そのため、否が応でも私とクマ太郎の意識はドラ子ちゃんへと向いてしまいます。
何とかドラ子ちゃんを私が抱っこしてあやしつつ、クマ太郎が犬助とチュー助の眠る準備を整えてくれました。
普段よりもドタバタとした眠る前の準備となりましたし、今日が祝日だったこともまさかの事態の原因の1つだったと思います。
事態が発覚したのは何とか寝かしつけたドラ子ちゃんが目覚めた真夜中のこと。
すでに深夜0時を通り過ぎ、しばらく経っていました。
ドラ子ちゃんの泣き声に目覚めた私とクマ太郎。
クマ太郎がオムツを替えて、間髪入れずに私が授乳する。
就寝前にたくさんグズった影響か、授乳の途中でウトウトしているドラ子ちゃんにすんなりと眠ってくれそうだとホッとしました。
そして、ドラ子ちゃんが起きたときにすぐに気付けるように真横に寝ていた私に対して、クマ太郎が寝る場所の交代を提案してくれました。
前々日が寝不足だったことも有り、クマ太郎が少しでもゆっくりと眠ってと気遣ってくれたのです。
クマ太郎の優しさに感謝して、クマ太郎が眠っていた場所へと移動する私。
もともとクマ太郎が寝ていた場所の真横には犬助が眠っていました。
……本当になんとなくでした。
なんとなく……犬助を見た時にふと何かが琴線に触れたと言いますか……。
犬助を見た時にオムツからオシッコがまさか漏れてないよね?と思ったのです。
そのため「まさかそんな事ってないよねーあははー」みたいな感じで、犬助のお尻の辺りの布団を触ってみました。
……濡れてました……。
まさかの予感が大当たりという全く持って嬉しくない展開。
もう笑うしか無い展開に、クマ太郎へ声を掛けての真夜中の大騒動となりました。
この真夜中の大騒動となった原因。
それは至ってシンプルな事でした。
そう……ぶっちゃけ犬助が夜用のオムツを履き忘れただけという……!
本人曰く「わすれてた……」と眠そうに呟いてました。
そりゃあ……オムツではないのですから、普通のパンツではオネショも何も当然の結果ですよね。
明日、日付を跨いでいるので今日ですが、天気が悪いんだよね……と、ガッツリと濡れた毛布とシーツを前に現実逃避した私とクマ太郎でした。
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