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ジュウベエ君とエレベーターで地下二階に降りてくると、空気が一変した。着くなり、そこにいた全員が、こちらを値踏みするような視線を向けてきたからだ。そして俺を見ては鼻で笑い、ジュウベエ君を見ては顔を引き攣らせている。分かり易いな。
部屋には五十人以上はいるが、まだまだ収容人数としては余裕がある。そんなフロアには大きなモニターが幾つか天井から吊り下げられており、モニターでは複数の対戦がランダムにザッピングされている。この階ではフリーバトルと、一階から十階までのランクバトル用のポッドが置かれている他、このような控え室も用意されているようだ。案内標識には、更衣室やトイレの場所を示すものもある。
複数あるモニターには誰もいないバトルフィールドも映されているので、ここの誰か、ポッドのある部屋に行けば良いのに。と思うが、決闘者同士での駆け引きでもあるのだろう。
「んだよ、てめえ?」
俺が与し易しと見えたのか、ニヤニヤした顔で、何人かがこちらへやって来たが、ジュウベエ君の一睨みで退散していった。あれで決闘者を名乗れるのだろうか? 俺を妬ましげに睨んでいるので、俺がジュウベエ君の威を借りてこの場にいるとでも思われていそうだ。
「ポッドってのはどこだ?」
「奥じゃない?」
俺が指差す先は通路になっており、奥に通じている。
「よっしゃ! 早速行くぞ!」
「はいはい。更衣室とかあるみたいだけど、その格好のままで良いの?」
「は? 当たり前だろ? 常在戦場! 俺様の心はいつでも戦場にある!」
心の有り様を尋ねた訳じゃないんだけど。まあ、俺も上着のジャケット脱いだだけだし、武器はともかく、防具の差はなさそうかな。あの着物と袴が鋼糸で編まれているとか、裏地に魔法陣を仕込んでいるとかでもなければ。魔法陣はあり得るか? でも俺は防具なんて持ち合わせていない。結局はこのままやるしかないだろう。
俺たちは言葉を交わすのもそこそこに、俺たち新入りに対して、奇異な視線を向ける決闘者たちのいる控え室を抜けて、案内標識に従い通路を通り、ポッドの設置されている部屋の前までやって来た。ポッドの部屋は十二あり、そのうち十一がランクバトル用、一つがフリーバトル用のようだった。
部屋の扉のガラス窓から中を覗けば、ランクバトル用の部屋はどこもポッド待ちの人で少々混んでいるが、フリーバトル用の方は人がいない。全員ポッドに入って、まだポッドの方が余っているようだ。わざわざ金を払ってフリーバトルをする人は余りいないらしい。調整で軽く闘うにしても、ランクバトルでやれば良い。そっちなら金になる。と言うのが、ここの決闘者たちの認識のようだ。俺ならフリーバトルの方を使うけど。いや、魔法学校にもポッドってあるんだっけ? ならそっちか?
「これがポッドか?」
フリーバトル用の部屋に入ると、四十機のポッドが十機ずつ四列に並んでいた。ポッドは縦型の円筒形で、IDカードを翳さないとフタが開かない仕様となっている。
「どこを使えば良いんだ?」
「どこでも良いみたいだよ? 別に横に並んでとか、向かい合わせにポッドに入る必要もないみたい。適当なポッドに入ったら、案内音声が流れるから、それに従って対戦相手を選び、両者の合意が確認されると、意識がバトルフィールドに飛ばされる仕組みのようだね」
扉の横にある案内標識を読みながら説明する。
「ふ~ん」
俺の説明を聞きながら、近くにあるポッドを覗き込むジュウベエ君。半透明のフタを覗き込んでも、中身は空っぽだ。他に半透明のフタが黒くなって中身が見れないものもある。多分こちらは使用中なのだろう。
初めての闘技場と言う事もあり、四列のポッドをじっくり眺めながら、何となく二人で横並びになって空いていたポッドに入る。別に離れて入っても良いのだが、こう言う時って、何となく横並びを選びがちだよねえ。
などと思っているうちに前面のフタが黒く変色し、俺に向かって光が上から下へと通り過ぎていく。恐らくはこれで俺の情報をスキャンしたのだろう。
『ようこそ、闘技場へ。ここでは初めての決闘者様へ向けて、幾つかのガイダンスを行っております。説明を聞かれますか?』
一応聞いておこう。と「はい」と応えると、前面の黒くなったフタが画面となり、そこに表示された文字や図と音声により説明された(バトルフィールド以外での私闘禁止や、八百長の禁止など)。
その後、前面の画面が待機画面に移行し、選べる対戦相手が表示された。
(今、対戦しているのは五組か。四十機あるのに少ない? いや、フリーバトルは一斉に十二試合しか出来ないから、四十機全て埋まっていても、十六機のポッドはスタンバイ状態になるのか)
などと考えつつ、ジュウベエ君の名を探し、そこへ視線と意識を集中させるだけで、グレー表示だったジュウベエ君の名前が白表示へ変わる。すると向こうもこちらに気づいたらしく、
『DUEL.OK』
との表示がジュウベエ君の名前の横に光る。
『相手決闘者から、対戦が承認されました。このままバトルフィールドへ移行しても宜しいでしょうか?』
「はい」
『では、意識をバトルフィールドへ移行させます。移行まで、10、9、8、7、6、……』
カウントダウンを聞きながら、俺の意識がスーッと薄れていき、そのまま意識がブラックアウトする。
✕✕✕✕✕
次に目を覚ますと、俺は直径五十メータの円形バトルフィールドに立っていた。
(うう~ん。少し意識がフラつくか?)
初めての意識の移行に、少し酔ったような感覚を覚えながらも、頭を振ってそれを正常に戻すと、前に立っていたジュウベエ君に気付いた。その顔はとても不機嫌そうだ。
「何かあったの?」
「何かあった? じゃねえよ。フェイルーラの名前がいつまで経っても画面に映らなかったから、その間、他の奴らからガンガン決闘の誘いが来て、いちいち断るのが面倒だったんだが?」
「それは済まない事をしたね」
どうやらジュウベエ君はガイダンスを聞かずに直接待機画面に移行したらしい。ああ言う説明を聞き逃すと、後で何で説明しなかったんだ!? って噛み付いても、闘技場側には説明の意思はあったけれど、こちらがそれを無視した。と判断されて、裁判だと不利になるんだよねえ。俺は知っている。
『まもなく、決闘を開始します』
まだ言い足りなそうなジュウベエ君だったが、闘技場の案内音声はそんなジュウベエ君の意思を無視して、決闘を開始しようとする。これに眉根を寄せるジュウベエ君だったが、
『READY!』
案内音声に急かされる形で、まつりちゃんを召喚し、腰の刀を抜く。それに対して、こちらも左手グローブの空間魔法の魔法陣から、ガンブレードを取り出す。
『DUEL!!』
部屋には五十人以上はいるが、まだまだ収容人数としては余裕がある。そんなフロアには大きなモニターが幾つか天井から吊り下げられており、モニターでは複数の対戦がランダムにザッピングされている。この階ではフリーバトルと、一階から十階までのランクバトル用のポッドが置かれている他、このような控え室も用意されているようだ。案内標識には、更衣室やトイレの場所を示すものもある。
複数あるモニターには誰もいないバトルフィールドも映されているので、ここの誰か、ポッドのある部屋に行けば良いのに。と思うが、決闘者同士での駆け引きでもあるのだろう。
「んだよ、てめえ?」
俺が与し易しと見えたのか、ニヤニヤした顔で、何人かがこちらへやって来たが、ジュウベエ君の一睨みで退散していった。あれで決闘者を名乗れるのだろうか? 俺を妬ましげに睨んでいるので、俺がジュウベエ君の威を借りてこの場にいるとでも思われていそうだ。
「ポッドってのはどこだ?」
「奥じゃない?」
俺が指差す先は通路になっており、奥に通じている。
「よっしゃ! 早速行くぞ!」
「はいはい。更衣室とかあるみたいだけど、その格好のままで良いの?」
「は? 当たり前だろ? 常在戦場! 俺様の心はいつでも戦場にある!」
心の有り様を尋ねた訳じゃないんだけど。まあ、俺も上着のジャケット脱いだだけだし、武器はともかく、防具の差はなさそうかな。あの着物と袴が鋼糸で編まれているとか、裏地に魔法陣を仕込んでいるとかでもなければ。魔法陣はあり得るか? でも俺は防具なんて持ち合わせていない。結局はこのままやるしかないだろう。
俺たちは言葉を交わすのもそこそこに、俺たち新入りに対して、奇異な視線を向ける決闘者たちのいる控え室を抜けて、案内標識に従い通路を通り、ポッドの設置されている部屋の前までやって来た。ポッドの部屋は十二あり、そのうち十一がランクバトル用、一つがフリーバトル用のようだった。
部屋の扉のガラス窓から中を覗けば、ランクバトル用の部屋はどこもポッド待ちの人で少々混んでいるが、フリーバトル用の方は人がいない。全員ポッドに入って、まだポッドの方が余っているようだ。わざわざ金を払ってフリーバトルをする人は余りいないらしい。調整で軽く闘うにしても、ランクバトルでやれば良い。そっちなら金になる。と言うのが、ここの決闘者たちの認識のようだ。俺ならフリーバトルの方を使うけど。いや、魔法学校にもポッドってあるんだっけ? ならそっちか?
「これがポッドか?」
フリーバトル用の部屋に入ると、四十機のポッドが十機ずつ四列に並んでいた。ポッドは縦型の円筒形で、IDカードを翳さないとフタが開かない仕様となっている。
「どこを使えば良いんだ?」
「どこでも良いみたいだよ? 別に横に並んでとか、向かい合わせにポッドに入る必要もないみたい。適当なポッドに入ったら、案内音声が流れるから、それに従って対戦相手を選び、両者の合意が確認されると、意識がバトルフィールドに飛ばされる仕組みのようだね」
扉の横にある案内標識を読みながら説明する。
「ふ~ん」
俺の説明を聞きながら、近くにあるポッドを覗き込むジュウベエ君。半透明のフタを覗き込んでも、中身は空っぽだ。他に半透明のフタが黒くなって中身が見れないものもある。多分こちらは使用中なのだろう。
初めての闘技場と言う事もあり、四列のポッドをじっくり眺めながら、何となく二人で横並びになって空いていたポッドに入る。別に離れて入っても良いのだが、こう言う時って、何となく横並びを選びがちだよねえ。
などと思っているうちに前面のフタが黒く変色し、俺に向かって光が上から下へと通り過ぎていく。恐らくはこれで俺の情報をスキャンしたのだろう。
『ようこそ、闘技場へ。ここでは初めての決闘者様へ向けて、幾つかのガイダンスを行っております。説明を聞かれますか?』
一応聞いておこう。と「はい」と応えると、前面の黒くなったフタが画面となり、そこに表示された文字や図と音声により説明された(バトルフィールド以外での私闘禁止や、八百長の禁止など)。
その後、前面の画面が待機画面に移行し、選べる対戦相手が表示された。
(今、対戦しているのは五組か。四十機あるのに少ない? いや、フリーバトルは一斉に十二試合しか出来ないから、四十機全て埋まっていても、十六機のポッドはスタンバイ状態になるのか)
などと考えつつ、ジュウベエ君の名を探し、そこへ視線と意識を集中させるだけで、グレー表示だったジュウベエ君の名前が白表示へ変わる。すると向こうもこちらに気づいたらしく、
『DUEL.OK』
との表示がジュウベエ君の名前の横に光る。
『相手決闘者から、対戦が承認されました。このままバトルフィールドへ移行しても宜しいでしょうか?』
「はい」
『では、意識をバトルフィールドへ移行させます。移行まで、10、9、8、7、6、……』
カウントダウンを聞きながら、俺の意識がスーッと薄れていき、そのまま意識がブラックアウトする。
✕✕✕✕✕
次に目を覚ますと、俺は直径五十メータの円形バトルフィールドに立っていた。
(うう~ん。少し意識がフラつくか?)
初めての意識の移行に、少し酔ったような感覚を覚えながらも、頭を振ってそれを正常に戻すと、前に立っていたジュウベエ君に気付いた。その顔はとても不機嫌そうだ。
「何かあったの?」
「何かあった? じゃねえよ。フェイルーラの名前がいつまで経っても画面に映らなかったから、その間、他の奴らからガンガン決闘の誘いが来て、いちいち断るのが面倒だったんだが?」
「それは済まない事をしたね」
どうやらジュウベエ君はガイダンスを聞かずに直接待機画面に移行したらしい。ああ言う説明を聞き逃すと、後で何で説明しなかったんだ!? って噛み付いても、闘技場側には説明の意思はあったけれど、こちらがそれを無視した。と判断されて、裁判だと不利になるんだよねえ。俺は知っている。
『まもなく、決闘を開始します』
まだ言い足りなそうなジュウベエ君だったが、闘技場の案内音声はそんなジュウベエ君の意思を無視して、決闘を開始しようとする。これに眉根を寄せるジュウベエ君だったが、
『READY!』
案内音声に急かされる形で、まつりちゃんを召喚し、腰の刀を抜く。それに対して、こちらも左手グローブの空間魔法の魔法陣から、ガンブレードを取り出す。
『DUEL!!』
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