428 / 643
主砲
しおりを挟む
地上に戻ってきた俺たち。横ではバヨネッタさんがなんだかすっきりした顔をしている。
「楽しかったですか?」
「そうね。サングリッター・スローンでの安定した飛行も悪くないけれど、ツヴァイリッターの風を感じる飛行もまた一興よね」
左様ですか。俺の方は疲れてきているが。
「さて、残るイベントは、主砲の威力の確認かしら」
言ってツヴァイリッターから降りたバヨネッタさんは、サングリッター・スローンを、いや、その主砲を見上げた。
「主砲の試し撃ち、ここでやるんですか?」
「ここ以外のどこでやるのよ?」
いや、確かにサンドボックスは凄いけれど、ここで主砲を撃って、他の区画、ベナ草に影響が出ては問題だろう。特に今は、
『少々よろしいでしょうか?』
真っ白い空間に響き渡るオルさんの声。
『現在このサンドボックスの他区画にて、ベナ草の純粋種の栽培をしておりまして、あまり手荒な事はご遠慮願いたいのですが』
オルさんに言われて、あからさまに不機嫌な顔になるバヨネッタさん。でもオルさんが制止すると言う事は、その主砲、確実に他の区画に影響が出るレベルの代物って事か。
「その主砲って、どう言うものなんですか?」
聞くのも恐ろしいが、興味が湧かない訳がない。
「坩堝砲と言ってね……」
「はい、アウトー」
「何がよ?」
「名前からしてアウトのやつじゃないですか」
「でも威力は凄いわよ。多分」
でしょうね。多分と言うからには、まだ試射もしていないのだろう。
「坩堝砲は人工坩堝を一つ使い潰して放つ、サングリッター・スローン最強の砲撃よ」
「………………は?」
名前からして、人工坩堝を使うのだろう事は理解していたが、今、人工坩堝を一つ使い潰すって言ったよね? 貴重な人工坩堝を使い潰して放つ砲撃なんて、バヨネッタさんは向こうの世界を平らに均すつもりなのだろうか。
「まあ、百パーセントの威力で撃ったら、サングリッター・スローンが壊れちゃうんだけどね」
「駄目じゃないですか」
思わず半眼でバヨネッタさんを見てしまった。
「大丈夫よ。壊れるのは砲門だけだし、サングリッター・スローンには自動修復機能も付いているから」
わあ、そんな便利機能も付いているんだあ。ではない。なんか問題が大き過ぎて頭痛がしてきた。
「でも困ったわね。いきなり本番で使う訳にもいかないでしょう」
それは…………確かに。そんな危ないものが周囲に味方がいる時に暴発したりすれば、それだけで味方が壊滅だ。
「はあ~~~~。分かった。分かりましたよ。試射出来るようにしますから、百パーセントはやめてください」
「あら、流石は私の従僕ね。ご主人様の為とあらば、自ら的になる事も厭わないなんて」
「俺が的になるとは言っていません!」
全くもう! 俺は嘆息しながら、右手を軽く上に向ける。するとそこにバスケットボール大の青い球体が現れた。球体自体ゆっくり回っており、その周囲を光輪が回っている。
「それは?」
「『清浄星』です」
俺の発言に目を見開くバヨネッタさん。
「へえ、それが『清浄星』。小さな星と言うから、目に見えないくらい小さいのかと思っていたわ」
それは俺も思っていた。でもまあ、惑星と考えると、これは小さいだろうな。
「で、それを標的にすれば良いの? 的にするには小さいわね」
「ははは。それは勘弁してください。どうやらこの星は俺の命と同義であるらしくて、破壊されたら俺が死にます」
それを聞いてバヨネッタさんは眉根を寄せる。ではどうしろ? とでも言いたげだ。
「まあ、色々準備がいるので、それまでに主砲、その坩堝砲を撃てるように用意しておいてください」
俺の言葉に、バヨネッタさんは一度肩をすくめてからツヴァイリッターの側車に乗り込み、サングリッター・スローンへと戻っていった。あのバイク、俺がいなくてもリコピンがいれば動くんだよなあ。
さて、俺も準備をしないとな。これ、『有頂天』状態じゃないと使えないんだよねえ。と心の中で愚痴りながら、俺は右手の指輪に火を灯す。
『有頂天』状態に入った俺は、青い海だけで構成された『清浄星』に、陸地を作り、高い山を作り出す。まるで惑星開発ゲームのようだ。ちょっと楽しい。おっと時間がない。この状態で魔法を使うと、HPまで使う事になるのだった。無駄遣いは厳禁だ。
俺は「はあ」と短く息を吐き、気を引き締め直すと、体内の坩堝を丹田、腹、胸と三つ開く。これだけで身体への負荷は相当なものだ。だがここまでしなければ次へ進めない。俺はもう一度息を吐き、気合いを入れ直すと、『清浄星』に俺のLPを注ぎ込む。
すると『清浄星』が辺りを埋め尽くす眩しい光を放ったかと思えば、その姿を消し、代わりに周囲の景色が一変していた。
そこは何もない赤茶けた大地で、眼前には青い海がどこまでも広がっている。上を見上げれば空は青く雲一つなく、その代わりにあるのは、この惑星の周囲を回る大きな光輪だ。
『何、これ……』
サングリッター・スローンからこぼれるバヨネッタさんの声は、驚きで満ちていた。これだけで、してやったりと言ったところだが、この状態の『清浄星』はとんでもなくLPを消費する。さっさと坩堝砲を撃って貰おう。
「バヨネッタさん!」
俺が声を張り上げて指差す先には、赤茶けた大地と同じ色をした富士山クラスの高い山がそびえ立っていた。
「あれなら的として十分じゃないですか?」
『…………そうね。三十パーセントってところかしら』
あれ相手で威力三十パーセントなのか。
「もう、何でも良いから撃っちゃってください! この状態、三分しか保たないので!」
それを超えると死ぬ。
『分かったわ』
との声の後、サングリッター・スローンはその履帯を動かし、器用に角度を付けて山へと狙いを定めると、坩堝砲を放つ砲門が高速で回転を始め、その内部がオレンジ色に輝き始めた。俺はとてつもない事が起こる予感がして、耳を塞いでその場にしゃがみ込む。
その次の瞬間、砲門から放たれた坩堝砲の閃光が、山を貫き、その熱膨張によって、山の上半分が吹き飛んだ。
その光景に心臓がヒュンと縮み上がる。あれで三十パーセント? 富士山クラスの山が吹き飛んだんですけど?
『まあ、こんなものかしら』
と不満げなバヨネッタさんの呟きに、俺は開いた口が塞がらなかった。
「楽しかったですか?」
「そうね。サングリッター・スローンでの安定した飛行も悪くないけれど、ツヴァイリッターの風を感じる飛行もまた一興よね」
左様ですか。俺の方は疲れてきているが。
「さて、残るイベントは、主砲の威力の確認かしら」
言ってツヴァイリッターから降りたバヨネッタさんは、サングリッター・スローンを、いや、その主砲を見上げた。
「主砲の試し撃ち、ここでやるんですか?」
「ここ以外のどこでやるのよ?」
いや、確かにサンドボックスは凄いけれど、ここで主砲を撃って、他の区画、ベナ草に影響が出ては問題だろう。特に今は、
『少々よろしいでしょうか?』
真っ白い空間に響き渡るオルさんの声。
『現在このサンドボックスの他区画にて、ベナ草の純粋種の栽培をしておりまして、あまり手荒な事はご遠慮願いたいのですが』
オルさんに言われて、あからさまに不機嫌な顔になるバヨネッタさん。でもオルさんが制止すると言う事は、その主砲、確実に他の区画に影響が出るレベルの代物って事か。
「その主砲って、どう言うものなんですか?」
聞くのも恐ろしいが、興味が湧かない訳がない。
「坩堝砲と言ってね……」
「はい、アウトー」
「何がよ?」
「名前からしてアウトのやつじゃないですか」
「でも威力は凄いわよ。多分」
でしょうね。多分と言うからには、まだ試射もしていないのだろう。
「坩堝砲は人工坩堝を一つ使い潰して放つ、サングリッター・スローン最強の砲撃よ」
「………………は?」
名前からして、人工坩堝を使うのだろう事は理解していたが、今、人工坩堝を一つ使い潰すって言ったよね? 貴重な人工坩堝を使い潰して放つ砲撃なんて、バヨネッタさんは向こうの世界を平らに均すつもりなのだろうか。
「まあ、百パーセントの威力で撃ったら、サングリッター・スローンが壊れちゃうんだけどね」
「駄目じゃないですか」
思わず半眼でバヨネッタさんを見てしまった。
「大丈夫よ。壊れるのは砲門だけだし、サングリッター・スローンには自動修復機能も付いているから」
わあ、そんな便利機能も付いているんだあ。ではない。なんか問題が大き過ぎて頭痛がしてきた。
「でも困ったわね。いきなり本番で使う訳にもいかないでしょう」
それは…………確かに。そんな危ないものが周囲に味方がいる時に暴発したりすれば、それだけで味方が壊滅だ。
「はあ~~~~。分かった。分かりましたよ。試射出来るようにしますから、百パーセントはやめてください」
「あら、流石は私の従僕ね。ご主人様の為とあらば、自ら的になる事も厭わないなんて」
「俺が的になるとは言っていません!」
全くもう! 俺は嘆息しながら、右手を軽く上に向ける。するとそこにバスケットボール大の青い球体が現れた。球体自体ゆっくり回っており、その周囲を光輪が回っている。
「それは?」
「『清浄星』です」
俺の発言に目を見開くバヨネッタさん。
「へえ、それが『清浄星』。小さな星と言うから、目に見えないくらい小さいのかと思っていたわ」
それは俺も思っていた。でもまあ、惑星と考えると、これは小さいだろうな。
「で、それを標的にすれば良いの? 的にするには小さいわね」
「ははは。それは勘弁してください。どうやらこの星は俺の命と同義であるらしくて、破壊されたら俺が死にます」
それを聞いてバヨネッタさんは眉根を寄せる。ではどうしろ? とでも言いたげだ。
「まあ、色々準備がいるので、それまでに主砲、その坩堝砲を撃てるように用意しておいてください」
俺の言葉に、バヨネッタさんは一度肩をすくめてからツヴァイリッターの側車に乗り込み、サングリッター・スローンへと戻っていった。あのバイク、俺がいなくてもリコピンがいれば動くんだよなあ。
さて、俺も準備をしないとな。これ、『有頂天』状態じゃないと使えないんだよねえ。と心の中で愚痴りながら、俺は右手の指輪に火を灯す。
『有頂天』状態に入った俺は、青い海だけで構成された『清浄星』に、陸地を作り、高い山を作り出す。まるで惑星開発ゲームのようだ。ちょっと楽しい。おっと時間がない。この状態で魔法を使うと、HPまで使う事になるのだった。無駄遣いは厳禁だ。
俺は「はあ」と短く息を吐き、気を引き締め直すと、体内の坩堝を丹田、腹、胸と三つ開く。これだけで身体への負荷は相当なものだ。だがここまでしなければ次へ進めない。俺はもう一度息を吐き、気合いを入れ直すと、『清浄星』に俺のLPを注ぎ込む。
すると『清浄星』が辺りを埋め尽くす眩しい光を放ったかと思えば、その姿を消し、代わりに周囲の景色が一変していた。
そこは何もない赤茶けた大地で、眼前には青い海がどこまでも広がっている。上を見上げれば空は青く雲一つなく、その代わりにあるのは、この惑星の周囲を回る大きな光輪だ。
『何、これ……』
サングリッター・スローンからこぼれるバヨネッタさんの声は、驚きで満ちていた。これだけで、してやったりと言ったところだが、この状態の『清浄星』はとんでもなくLPを消費する。さっさと坩堝砲を撃って貰おう。
「バヨネッタさん!」
俺が声を張り上げて指差す先には、赤茶けた大地と同じ色をした富士山クラスの高い山がそびえ立っていた。
「あれなら的として十分じゃないですか?」
『…………そうね。三十パーセントってところかしら』
あれ相手で威力三十パーセントなのか。
「もう、何でも良いから撃っちゃってください! この状態、三分しか保たないので!」
それを超えると死ぬ。
『分かったわ』
との声の後、サングリッター・スローンはその履帯を動かし、器用に角度を付けて山へと狙いを定めると、坩堝砲を放つ砲門が高速で回転を始め、その内部がオレンジ色に輝き始めた。俺はとてつもない事が起こる予感がして、耳を塞いでその場にしゃがみ込む。
その次の瞬間、砲門から放たれた坩堝砲の閃光が、山を貫き、その熱膨張によって、山の上半分が吹き飛んだ。
その光景に心臓がヒュンと縮み上がる。あれで三十パーセント? 富士山クラスの山が吹き飛んだんですけど?
『まあ、こんなものかしら』
と不満げなバヨネッタさんの呟きに、俺は開いた口が塞がらなかった。
10
あなたにおすすめの小説
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる