幼馴染と9日戦争

ぷるぷる

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第参章

KEY DAY -ある女の計画-

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私はいつも1人。

なぜかって?

だって可愛くないから。

不細工だと相手にされないの。

友達もできないの。

悲しいね。

寂しいね。

でもこんな私でも

恋してもいいよね?




私はいつも1人。

嫌いじゃないよ?

だって楽だから。

孤独も悪いものじゃないの。

何かとの別れもないの。

自由だね。

楽しいね。

でもこんな世界

なくなってもいいよね?







いいよね?






それじゃあ、ポーンをeの4へ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「最近あの2人仲いいよね~。」

「ほんと。なんかあったのかな??」

「それが私知ってるんだよねー!」

「え?なにを??」

「だーかーら、あの2人が仲良くなった理由っ!」

「え!なにレイナ!教えて!」

「内緒にしてよねー?実はねー。ゴニョゴニョ。。」

「うっそ!」

「やばくない?!あのシスコン歴史バカのことだから妹取られたら、すごいことなっちゃうかと思ってたけど、まさか仲良くなるとはねー?」

「でもそーなるとさ!あの2人ってゆくゆくは義理の親子みたいな関係になっちゃう??」

「やっば!それやばいよ!」

「ね!ネクラン並みにやばい!」

「ちょっと声でかいって!可哀想でしょ?」

「ごめんごめん。今、席で本読んで引きこもってるんだからそっとしてあげなきゃね!リアルに戻してあげたら可哀想。。」

「なにそれー。絶対可哀想って思ってないじゃん。」

「そんなことよりさ!レイナあの2人に毎年バレンタインのチョコ渡してたじゃん?悔しくないんですかー?スズカとユキに嫉妬とかしないんですかー?」

「してませんー。まあ推しメンではあるけど、他にも男いるし?それにチョコはそういう目的で渡してないし?」

「なにそれ。やっぱモテる女は違うね~。」



モテる女か。

いいよねあなたは可愛くて。

私の苦しみ知らないくせに。

適当なこと言っちゃって。


「あ、レイナこの後遊び行かない?美味しいケーキのお店見つけちゃったんだー!」

「ほんと?でもごめんけど平日は。。今週の土日とかならいけるけどだめ?」

「でしょうねー。いいよ!じゃー土曜にしよっ!今日は適当に男連れて遊ぶことにする。」

「あら。あなたって可愛い顔してるだけあって魔性な子よねー。」

「いやいやー。レイナさんには負けますよー?」

「ふふっ。じゃー私帰るね?」

「うん。まったねー!」



いいよね。

簡単に男の子と遊べて。

私も遊びたいなあ。

こんな顔じゃなければなあ。

放課後だって楽しいだろうに。

でも1人の方がやっぱ楽か。

本の世界に浸れば自分を忘れられる。

ヒロインを味わえる。

さ、早く帰ろ。

外の世界はエネルギーの消費が激しいから。






ナイトをeの2へ。

やっぱりまだ動かないか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「お二人さんこれどーぞ!今年も自信作!」

「毎度悪いな。」

「ありがとう。」

「ちゃんと食べてよね?明日味の感想聞くからね!」

「…わかった。」






「あーレイナ性懲りも無く今年も渡したんだー。」

「あったりまえじゃん!」

「スズカとかにジェラシー買っちゃわない??」

「いーのいーの。本命チョコとかじゃないから大丈夫でしょ。」

「まあ義理チョコならセーフか。」

「んー義理チョコって感じでもないけど。」

「じゃあ何?」

「んー、間って感じかな。私は将来のためにあげてるの!」

「何それっ!タチ悪いー!てかそれ本命みたいなもんじゃん!」

「まあ今は誰からも妬まれないでしょ?」

「わからないよー?スズカとユキ以外にもいるかもよー?ネクランとか!」

「なんでクラさんなの。てかクラさんって誰かにチョコ渡したりすんのかなー?」

「渡さないでしょー。それにネクランからチョコもらったりしたら。。」

「なに??」

「みんな迷惑でしょ。不細工からチョコなんて死んじゃうよ!名付けて爆弾チョコ!」

「ちょっとちょっとそれはひどすぎ。」




ほんとにひどい。

可愛くないとチョコもあげれないの?

みんな同じ人間なのに。

なんでこんなに違うの?

なんで私は不細工なの?

もう嫌。

こんな世界。

やっぱ無くしちゃおう。

幸い私は魔法を使える。

壊しちゃおう。

こんな世界。

うん。

きめた。

いらないよね。

じゃあ本格的に準備しよう。

今までよりも

もっと本格的に。

可愛い子も

不細工な子も

ぜーんぶ消しちゃおう。

そしたら悲しくない。

みんな一緒。

平和だね。




ナイトをeの2へ。

まだダメなの?じゃあもう少し量を多くしないとね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「最近さー、クラさん来ないよね。」

「え?レイナ知らないの??」

「なにが?」

「ネクラン学院やめたらしいよ!」

「え?ほんと?」

「うん。突然。ちょっといじめすぎちゃったかな?はんせいっ!」

「全然反省してなさそう。」

「まー逃げちゃったものは仕方ない。謝りようもないし?てか私のせいでもないでしょ。」

「…。まあこれからはあんまり悪口とか控えた方がいいよ?自分のためにも。」

「自分のため?」

「うん。私がクラさんだったら、もしかしたら復讐してやろーと思うかもだもん。」

「こっわ!やめてよレイナー!てかまたお菓子作ってきたの??好きだね~。そんなにあげてたら本当にスズカたちに………」

















ナイトをeの2へ。


流石にこのナイトたちは意志が強くて物にしづらいわね。







さあ、チェックメイトまで後どれくらいかな?
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