20 / 20
魔力
つづく
しおりを挟む
〈そろそろいいね〉
ギキィッ!
僕はお花畑に突き落とされた。
「お、おい!なんで!」
『もちろんお前の体があれば、世界はわいが支配できるからだよ!』
声が聞こえる。
はっきりと。
『わいがこんなところに閉じ込められていて、わいだって愛されたい!』
「待って…僕でどうするつもりだ…」
『わいが好きなように使わせてもらう。そこに一生いろ』
は…?
声が聞こえなくなった。
僕は…愛されたかっただけ…だ。
多分もう誰も助けに来てくれない。
数年たっただろう。
僕はお花畑から出れなかった。
だけど、僕は何でもできるようになった。
あれ、このとびらは…?
僕はお花畑の近くにあった扉を開いた。
ひゅおおおおおおおおおおおお!!!!!!
強い風が来る。
あれは…温かい家族が見える。
うらやましい。
ぼくもそっちにいきたい。
僕の目に僕と同じようなことになっている少年が写った。
その子の手には僕のうさぎさんが握られていた。
きっとぼくといっしょなんだ。
その瞬間、僕は扉に飛び込んだ。
〈何が起こったか知りたい?〉
しあわせにしてあげる。
かわりに、からだをちょうだい。
ギキィッ!
僕はお花畑に突き落とされた。
「お、おい!なんで!」
『もちろんお前の体があれば、世界はわいが支配できるからだよ!』
声が聞こえる。
はっきりと。
『わいがこんなところに閉じ込められていて、わいだって愛されたい!』
「待って…僕でどうするつもりだ…」
『わいが好きなように使わせてもらう。そこに一生いろ』
は…?
声が聞こえなくなった。
僕は…愛されたかっただけ…だ。
多分もう誰も助けに来てくれない。
数年たっただろう。
僕はお花畑から出れなかった。
だけど、僕は何でもできるようになった。
あれ、このとびらは…?
僕はお花畑の近くにあった扉を開いた。
ひゅおおおおおおおおおおおお!!!!!!
強い風が来る。
あれは…温かい家族が見える。
うらやましい。
ぼくもそっちにいきたい。
僕の目に僕と同じようなことになっている少年が写った。
その子の手には僕のうさぎさんが握られていた。
きっとぼくといっしょなんだ。
その瞬間、僕は扉に飛び込んだ。
〈何が起こったか知りたい?〉
しあわせにしてあげる。
かわりに、からだをちょうだい。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
勝手にしろと言われたので、勝手にさせていただきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* ショートショートです。あっさり終わります
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
女神に頼まれましたけど
実川えむ
ファンタジー
雷が光る中、催される、卒業パーティー。
その主役の一人である王太子が、肩までのストレートの金髪をかきあげながら、鼻を鳴らして見下ろす。
「リザベーテ、私、オーガスタス・グリフィン・ロウセルは、貴様との婚約を破棄すっ……!?」
ドンガラガッシャーン!
「ひぃぃっ!?」
情けない叫びとともに、婚約破棄劇場は始まった。
※王道の『婚約破棄』モノが書きたかった……
※ざまぁ要素は後日談にする予定……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる