飢餓

すなみ やかり

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後悔

18.

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「どうしたの?」

僕は親戚の服の裾を引っ張る。

「自分の部屋にいなさい!」

「え」

突然のことに驚いた。

「早く!」

そう言って奥に行こうとしたとき、警官に腕を掴まれた。

「確かに似ている…ちょっと来てくれるか?」

警官は僕の腕を引いたが、怖くなって僕はそれを振り払った。
きっと、街に行ったせいで僕が脱獄犯だとバレたんだ。
僕は早足で自分の部屋に駆け込み、ドアを閉めた。
だからおじいさんまで…
僕はベッドに入り込み、布団に包まる。
罵倒が奥から聞こえる。
だが、その罵倒はすぐに収まった。
そして、僕の部屋に向かって足音がする。

怖い…怖い怖い怖い怖い!

かちゃとドアが開いて、入ってきたのは親戚だった。

「大丈夫?」

「来て」

そう言って親戚は僕の腕を引く。

「!」

「いいから。大丈夫」

そう言って僕を警官の眼の前に連れてきた。

「どうぞ」

親戚が僕を床に座らせると、警官が僕の手を握った。

「?」

僕の手のひらと持っていた紙を虫眼鏡で交互に確認している。
警官が顔を上げて、頷いた。

「…!!ごめんね…」

親戚の人は僕の名前を呼び、頭をなでた。

「??」

「行くぞ」

そう言って僕は警官に連れて行かれた。

「なんで!?どういうこと!?」

叫ぶ僕を警官は引きずっていく。

「大丈夫か」

おじいさんが声をかけてくれた。
やっぱり、捕まっちゃったんだ。

「処刑にはならないだろうから安心しろ」

そう言われて僕は黙って警官のあとについて行った。
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