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神殿の生活 咲良視点
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「お疲れ様です、咲良様」
そう言って部屋でジェルドが迎えてくれる。
「ジェルド、その、咲良様ってのやめて欲しいな、どこかよそよそしくなるっていうか……」
「ではなんとお呼びすれば?」
「咲良でいいよ」
「それでは咲良、お疲れ、今日も大変だったね」
「いきなりフレンドリーになったわね……」
「その方が気が楽だろ、俺は咲良の気にいるように振る舞うだけだから」
もう……気が楽とかそんなのどうでもいいけど……
「それで食事はどうする、一応、作ってるけど……」
「わ~ お腹は空いてる……」
「じゃあ、食事にしよう」
ジェルドの作った料理は普通に美味しかった……見た目もかっこいいし、料理もできて……多分モテるんだろうな……
「それで咲良、今日はどうする、セックスするかい?」
「ぶぅ~! ゴホッゴホッ……いきなり何言い出すの! しないわよそんなの!」
「そうか……聖女にはセックスは大事なんだけどな……」
「そ……そういうことは好きな人とするもんです! 聖女云々なんて関係ないわよ!」
「そうか……それじゃ、咲良が俺のことを好きになるようにすればいいんだね」
「そんなの……私はね、好きな人がいるの、その人に初めてはあげるって決めてるから、どんなにあなたが頑張っても無理だからね」
「そうか……でも、俺は諦めが悪いから……頑張ってみるよ」
もう……ここの人たちはみんな……大事な私の処女をなんだと思ってるのよ……」
それからジェルドには裏に戻ってもらって、私はお風呂に入りに行くことにした……神殿のお風呂は大浴場だ……広々いしたお風呂はそれだけで気分がいい。
「はぁ~いいお湯……」
「咲良、どう、ここのお風呂……」
「すごくいいお湯よ……て……きゃー!! ジェルド! どうしてあなたがいるのよ!」
「どうしてって……お風呂に入りたかったからに決まってるだろ」
「だ……だけどここって女湯じゃないの?」
「女湯? そんな湯はここにはないよ、男も女も同じ湯に浸かるからね」
「うわ……混浴なんだ……」
「嫌なのかい?」
「そりゃ男と一緒になんて嫌に決まってるよ……」
「そうなんだ……お風呂はお風呂だと思うけどね……別にセックスするわけでもないし」
「そりゃそうだけど……」
「ほら、こっちにきて乳首を見せてごらんよ」
「なにってるのよ……見せるわけないでしょ!」
「お風呂なのに……裸を隠すなんて変わってるな~」
「変わってて結構です!」
もう……流石に疲れてくる……こんな生活いつまで続くのか……
そう言って部屋でジェルドが迎えてくれる。
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「ではなんとお呼びすれば?」
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「それでは咲良、お疲れ、今日も大変だったね」
「いきなりフレンドリーになったわね……」
「その方が気が楽だろ、俺は咲良の気にいるように振る舞うだけだから」
もう……気が楽とかそんなのどうでもいいけど……
「それで食事はどうする、一応、作ってるけど……」
「わ~ お腹は空いてる……」
「じゃあ、食事にしよう」
ジェルドの作った料理は普通に美味しかった……見た目もかっこいいし、料理もできて……多分モテるんだろうな……
「それで咲良、今日はどうする、セックスするかい?」
「ぶぅ~! ゴホッゴホッ……いきなり何言い出すの! しないわよそんなの!」
「そうか……聖女にはセックスは大事なんだけどな……」
「そ……そういうことは好きな人とするもんです! 聖女云々なんて関係ないわよ!」
「そうか……それじゃ、咲良が俺のことを好きになるようにすればいいんだね」
「そんなの……私はね、好きな人がいるの、その人に初めてはあげるって決めてるから、どんなにあなたが頑張っても無理だからね」
「そうか……でも、俺は諦めが悪いから……頑張ってみるよ」
もう……ここの人たちはみんな……大事な私の処女をなんだと思ってるのよ……」
それからジェルドには裏に戻ってもらって、私はお風呂に入りに行くことにした……神殿のお風呂は大浴場だ……広々いしたお風呂はそれだけで気分がいい。
「はぁ~いいお湯……」
「咲良、どう、ここのお風呂……」
「すごくいいお湯よ……て……きゃー!! ジェルド! どうしてあなたがいるのよ!」
「どうしてって……お風呂に入りたかったからに決まってるだろ」
「だ……だけどここって女湯じゃないの?」
「女湯? そんな湯はここにはないよ、男も女も同じ湯に浸かるからね」
「うわ……混浴なんだ……」
「嫌なのかい?」
「そりゃ男と一緒になんて嫌に決まってるよ……」
「そうなんだ……お風呂はお風呂だと思うけどね……別にセックスするわけでもないし」
「そりゃそうだけど……」
「ほら、こっちにきて乳首を見せてごらんよ」
「なにってるのよ……見せるわけないでしょ!」
「お風呂なのに……裸を隠すなんて変わってるな~」
「変わってて結構です!」
もう……流石に疲れてくる……こんな生活いつまで続くのか……
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